魚の写真集を作ろうと思っている。図鑑的なものではなく、写真集。テーマは、魚の魅力。写真は、図鑑的ではなく、その魚の面白さを伝えられる写真。例えば、ベタであれば、闘争シーン。ポートレート風なんていうのもいい。魚を飼い始めて50年、魚生活の総決算。まだまだ時間はかかりそう。魚の写真集
90年代初頭だろうか、この魚が初めて商業誌で紹介されたのは。ベタのイメージを変えるような独特のキャラクターのベタだった。一目見て惚れてしまったが高かったので買えなかった。友人が増やした魚をくれると言ってくれたが、残念ながら海外赴任が決まっていたので申し出は遠慮させて頂いた。アルビマギナータとは、アルビは、アルビノのアルビなので、白いと言う意味マギナータは、縁取りがあるという意味。白い縁取りと言う意味。ネペンテスにもアルビマギナータと言う種類がある。これも袋の口の周りに白い縁取りがある。このベタは今でもお気に入りのベタで、せっせと地味に系統維持を頑張っている。ベタアルビマギナータ
スカーレットジェムは、赤が綺麗な小型魚だが、写真の赤はきつすぎる。綺麗な色が出ているとは思うのだが、見た目に近い色にしたい。こちらの写真は、かなり見た目に近い色に仕上げた。アンダーに撮ってフォトショップでレタッチした。体に乗る薄いブルーが重要で、光が強いと飛んでしまうようだ。魚の体色は、ストロボで飛んでしまう事が多いので、フォトショップで最終仕上げしてイメージの色に落とし込むのがいいと思う。スカーレットジェムの色
水槽写真というのは、出来るだけ水槽内の余計なものは写し込みたくない。特に汚い背景は写真を台無しにする。背景を写さないようにするには、奥行きのある水槽を使うのがいい。今回、30cm水槽を横置きで使っている。この場合、正面からのストロボの光が背面のガラス面の届いてしまいそれが写りこみの原因となっている。ストロボから被写体までの距離を1とする、そして被写体から背景の距離を1とした場合。被写体に1の光りが届いたとすると、背景は、2の2乗分の1となり届く光りの量は1/4距離が増えると光りは拡散して凄く減る。ちょっとした奥行きの違いで、背景は黒く落とす事が可能になる。背景はすっきりとする。そこで今日は撮影用の水槽を縦置きに直した。写真の背景
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