精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。
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◎三昧で感覚を鋭敏にして神を見るOSHOバグワンの“ヨガ:アルファとオメガ、第9巻第3章瞬間的な認知”のチャクラの説明。パタンジャリのヨーガスートラ経文(太字は経文)【認知力、本性、エゴイズム、遍在性、機能を利用してサンヤマ(三昧)を行うと、感覚器官の習得がもたらされます。】※三昧で感覚を鋭敏にして神を見るとは、クンダリーニ・ヨーガの行き方である。ポイントは、以下。1.まず理解すべきことは、あなたには感覚はあるが、感受性は失われているということです。あなたの感覚はほとんど鈍くなり、死んでいます。2.人類全体への何千年にもわたる抑圧と、身体に反する条件付けとイデオロギーがあなたを不自由にさせてきました。したがって、最初に行うべきことは、感覚が本当に生き生きとして敏感になることです。3.身体は神殿であり、とて...OSHOバグワンの感覚を鋭敏にする
プレゼンテーション資料みたいですが、いくつかアップしました。冥想による神仏への秘密の7ステップ完全版ジェイド・タブレット自序ジェイド・タブレット01出生と乳児の時期ジェイド・タブレット02-01三歳ジェイド・タブレット02-02黒人掃除婦の三歳になる息子ジェイド・タブレット02-03芭蕉、三歳の捨て子に会うジェイド・タブレット02-04郭巨が三歳の子を捨てに行くジェイド・タブレット02-05三歳の全能感と神の喪失の始まり英語もTheSevenSecretStepstoDeitiesThroughMeditationExplanationversionTheSevenSecretStepstoDeitiesThroughMeditationジェイド・タブレットのYouTube増えてます。
◎究極の合成はサハスラーラで起こるOSHOバグワンの“ヨガ:アルファとオメガ、第9巻第3章瞬間的な認知”のチャクラの説明。※OSHOバグワンがシャクティパットの説明を思い切ってしている。※王、皇帝、君主、女王が王冠をしている件で、彼ら俗人が悟っているかのような誤解を与えがちだが、まずそんなことはないと思う。達磨と武帝の問答(寄進しても無功徳)、花園天皇と大燈国師の問答(仏法は不思議、王法と対坐す)など、そういった例は多い。※チャクラには、なにかあるような説明をしているが、コーザル体にはチャクラはないし、ニルヴァーナにはまだ遠い。ここで何を言おうとしているのか。ポイントは、以下。第三の目(アジナー)の中心で右と左が出会い、ピンガラとイーダが出会い、スシュムナーになります。脳の2つの半球は第三の目で交わります...OSHOバグワンのアジナーからサハスラーラまでの説明
◎人は愛を受け取るばかりでなく、愛を与えるまでに成熟せねばならないOSHOバグワンの“ヨガ:アルファとオメガ、第9巻第3章瞬間的な認知”のチャクラの説明。※この段では、人々は受け取るばかりで、与えていないことが懇切丁寧に述べられている。だが与える時に、見返りをもらおうとちらりとでも思ってはいけないことや、人前で与えないことという作法に言及されていないことに注意。※イエスは、マタイによる福音書第六章で、どのようなことが善行であるかを説明している。「自分の義を、見られるために人の前で行わないように注意しなさい。もしそうしないと、天にいますあなた方の父から報いを受けることがないであろう。だから施しをする時には、偽善者たちが人にほめられるため会堂や町の中でするように、自分の前でラッパを吹きならすな。よく言っておく...OSHOバグワンのヴィシュダ・チャクラの説明
◎行法をスタート地点のチャクラで表現OSHOバグワンの“ヨガ:アルファとオメガ、第9巻第3章瞬間的な認知”のチャクラの説明。※ここでは、ムラダーラからアナハタまでを再説。それぞれのチャクラにおいて新たな統合やマッチングの歓びが起こるが、そこに留まっていては、進歩が止まる。※タントラはムラダーラからスタート。ラオ(不詳)はスワジスターナからスタート。ヨガはマニピュラからスタート。バクティヨガ、献身と愛の道、スーフィーなどはアナハタからスタートと、スタート地点のチャクラで表現している。どういう意味なのだろうか。ポイントは以下。1.セックスセンター(ムラダーラ)では、外側と内側の間で統合が起こります。もちろんそれは瞬間的なものです。女性が男性と出会う、または男性が女性と出会うのは、外面と内面が出会い、混ざり合い...OSHOバグワンのチャクラと統合
◎人は究極の悟りを得れば、物事を物質化することも非物質化することもできるようになるが、その時はそうしようなどと思わない。OSHOバグワンの“ヨガ:アルファとオメガ、第9巻”のクンダリーニの説明。※人は、超能力、霊能力を得て、うまいことをやろうと思う人もいるが、そうはうまく運ぶまい。ポイントは以下。1.この経典には、「粗大で、一定で、微妙で、全体に浸透し、機能的な状態に対してサンヤマ(三昧)を行うことは、パンチャブータ、つまり五つの要素を支配することになる。」と書かれている。パタンジャリは、もしあなたが観照するという自分の本当の性質を理解するようになり、集中すればどんな事柄でもサンヤマをもたらすことができ、それを出現させたり消滅させたりすることができる、と言っている。物事は無から生まれてくるので、あなたは物...OSHOバグワンのオーダワレタス(エネルギーの上向きの旅)
OSHOバグワンの上方3チャクラの説明と自分が肉体でも微細身でもないこと
◎自分が肉体でも微細身でもないことを知っている人OSHOバグワンの“ヨガ:アルファとオメガ、第9巻”のチャクラの説明。ヴィシュダ・チャクラとは、喉のことであり、上方3チャクラの一つ。ヴィシュダ・チャクラのポイントは以下。心は愛を感じて、アナハタは愛を吸収し、愛になります。ヴィシュダ・チャクラは表現、コミュニケーション、共有、他者に与えること。そして、他人に愛を与えると、サードアイセンター(アジナー)が機能し始めます。与え続ける人は、どんどん高くなっていく。5つのボディ、5つのマハブータ(地水火風空)、5つのセンター(スワジスターナ、マニピュラ、アナハタ、ヴィシュダ、アジナー)と2つのブリッジ(ムラダーラ、サハスラーラ)。これが枠組みであり、地図。以上が、前提となる基本認識の叙述であり、ここからパタンジャリ...OSHOバグワンの上方3チャクラの説明と自分が肉体でも微細身でもないこと
OSHOバグワンのマニピュラ・チャクラとアナハタ・チャクラの説明
◎上方3チャクラと下方3チャクラがアナハタで結合し六芒星となるOSHOバグワンの“ヨガ:アルファとオメガ、第9巻”のチャクラの説明。マニピュラ・チャクラとは、臍のことであり、下方3チャクラの一つ。マニピュラ・チャクラのポイントは以下。スワジスターナ・チャクラで死ぬと、死は消え、マニピュラ・チャクラが見える。そして、マニピュラ・チャクラは最もエネルギーを節約する中心で、エネルギーの宝庫。※「スワジスターナ・チャクラで死ぬ」とは、丹田を極めて死ぬということで、代表的なのは、禅なら隻手の公案。アナハタ・チャクラのポイントは以下。1.アナハタ・チャクラは、低いものと高いものを分ける。最初は性中枢(ムラダーラ)、次にハラ(スワジスターナ)、次にへそ(マニピュラ)、そして心臓中枢(アナハタ・チャクラ)が続く。その下に...OSHOバグワンのマニピュラ・チャクラとアナハタ・チャクラの説明
◎段階のない禅に段階を作る水平の道と言えば、禅であって十牛図。十牛図の絵柄と言えば、まず相国寺の周文の、そしてOSHOバグワンの十牛図がよくネットで使われている。原作者の廓庵(かくあん)は中国宋代の禅僧だが、作った時は、段階のない禅に段階を作るなという批判もあったに相違ない。それもあるのか、十牛図の作例は意外に少ないので、著作権を気にしながらネットでアップしていたものだ。そういうわけで、一日かけて十牛図動画を作りました。日本語の人工音声は、まだ漢字をちゃんと読めないのは悪しからず。改めて思うのは、第三見牛は見性であって、見ている自分が残るのは、牛が描かれている第六騎牛帰家まで。第七忘牛存人では牛がないので神人合一で、見ている自分もなく、体験している自分もない。第八人牛倶忘は、なにもかもなし、言葉で表現でき...十牛図の動画作りました
◎セックス(ムラダーラ)から死(スワジスターナ)へ、そして復活OSHOバグワンの“ヨガ:アルファとオメガ、第9巻”のスワジスターナ・チャクラの説明。スワジスターナ・チャクラとは、丹田のことであり、下方3チャクラの一つ。ポイントは以下。1.生のエネルギーがセックス(ムラダーラ)を超えた瞬間にそれが死のセンターであるハラ中枢(スワジスターナ・チャクラ)に触れるので、人々はセックスを超えていくことを恐れる。それが、人々が愛に深く移行することを恐れる理由である。なぜなら、愛に深く移行すると、セックス中枢が大きな波紋を生み出し、その波紋がスワジスターナに入り、恐怖が生じるから。2.セックスに深く入っていくと、ムラダーラ・チャクラがよりダイナミックになり、より大きなエネルギーフィールドを作り出し、それがスワジスターナ...OSHOバグワンのスワジスターナ・チャクラの説明
◎何も変わっていない(2021-03-21)オウム真理教事件があってから、世に宗教勧誘と聞けばそれだけで拒否反応を起こされるケースが多くなり、ヨーガ教室や能力開発セミナーなどの形で、カルトの勧誘は地に潜ったと言える。いまや半島系などの新興カルト信者も、家庭を作り子供を持ち、二代目信者三代目信者ができてきており、時々社会面をにぎわす事件報道として出ることがある。カルトの世襲の時代ということになる。日本では政教分離。国家神道が国家総動員、治安維持、戦争遂行の重要なエンジンとして機能した時代の教訓から政教分離となったのだが、某政党が公然と政教分離していないのは、これまではアメリカの意向があったのだろう。これからは知らない。カルトでは、百パーセント終末思想(世の終わり、末法)で人を脅し、十中八九現世利益で人を釣り...地下鉄サリン事件26年とオウム真理教
◎オウムの闇は日本の闇(2021-03-28)『オウム真理教事件とは何だったのか?/一橋文哉』。この本は、麻原が最初から宗教詐欺のカモを集めるためという意図も持って組織宗教を立ち上げ、最後は、教団がどうなっているかを描き出した衝撃の本。著者が問題にしているのは、百億円単位とされる資金と、製造されたり、輸入されたりした大量の武器と薬物、そして細菌兵器とレーザー砲、核兵器の行方である。これらは、本来の宗教とは、全く関係のない部分だが、この教団が、立ち上げ以前から暴力団と関係を有し、1995年の最盛期もその後もその関係は切れていないらしいこと。ロシアのエリツィン政権とは、深い関係を有していたこと。教団武装化の過程で、ロシア、欧州、アジアの闇商人との関係があり、特に北朝鮮との関係があること。ただこうした大きな構図...オウム真理教事件とは何だったのか?/一橋文哉
◎疾風に勁草を知る(2019-08-25)1950年代後半生まれの人々にはグランド・クロス(大十字)がある場合が多い。海王星(天秤座か蠍座)、天王星(蟹座か獅子座)、これが90度であってグランド・クロスの材料となる。これに更に反対側に十字型に惑星が入るとグランド・クロスが完成する。グランド・クロスを持つ人物は公私ともに結構なプレッシャーを受けながら暮らしていくものだが、世代全体として、それはどういうことを意味するのだろうかと昔から疑問に思っていたものだ。いま、精神世界オタク、スピリチュアルヲタクとして馬齢を重ねてみると、それはこのようなことであったと思う。1.カルトその1朝鮮系新興宗教の勧誘が盛んに行われ、その対象となった中心世代であって、「青春を返せ」裁判まで引き起こしたカルト全盛の時代。この宗教の関係...グランド・クロスの世代
◎出家信者たちが描いた疑念(2018-12-01)『オウム真理教を検証する/井上順孝/責任編集春秋社P121-129』に出ている、信者が脱会するきっかけになった情動(出家信者たちが描いた疑念のパターン)の分類をまとめると、以下。1.度が過ぎている。暴力容認、殺人など手段を選ばないなど。2.嘘、矛盾、言行不一致人は、嘘、矛盾、言行不一致があると、その師やその組織に疑いを持ち始めるものだ。3.宗教者としての麻原や幹部たちの能力への疑念麻原には空中浮揚などの超能力、予言能力、神通力があるとされていたが、空中浮揚写真はあっても、麻原は空中浮揚を人前で実演することはなかった。スパイが誰かを見抜けなかった。予言は外しまくり。4.一部の人だけ特別扱い教団内で性行為を禁止していたが、特別扱いされる人たちがいた。まとめは以...疑いなき、清よ明き心
◎同床異夢(2010-05-03)一連のオウム事件で感じたのは、若者のまともなスピリチュアリズムへの渇望であった。事件の総括もあるのだろうが、当時盛んに論じられた「どうして若者がまともでない新興宗教(カルト)に惹きつけられるのか」という点の総括については、必ずしも結論めいたものが社会の共通認識としてできたとは思えない。若者をとりまくその状況は、悪化しこそすれ、ほとんど変わっていないのではないか。『オウムを生きて「元信者たちの地下鉄サリン事件から15年」/青木由美子編/サイゾー』では、松本死刑囚の娘や信者たちの体験談など盛られている。一連のオウム事件が起きて、宗教界からの反省もあって、もっと情報公開しなければならないということで特にチベット密教関係の書籍が沢山出版された一方で、真言密教や天台密教で著作が増え...地下鉄サリン事件から15年
◎価値観の転換の効用(2010-06-06)『革命か戦争か』(野田成人/サイゾー)の著者は、元オウムの幹部だった人で、またも東大物理の人。この方は資本主義ではないなんらかの価値観への転換で、時代がなんとかなるといまだに思っていらっしゃる。価値観もイデオロギーも思想も、本当にぎりぎりのところでは誰も救済できやしない。でもこの方は思想や価値観以外の何かがあるとは気づいていないようである。思想や価値観以外の何かとは、もちろん霊能力や超能力や霊言や終末予言でもない。『では麻原が真剣に仏教等の実践に励みながら、そこからなぜ道を踏み外してしまったのでしょうか?私は、麻原が「空」についての理解をしそこなったからではないか、と考えています。麻原自体、大乗仏教の「空」について研究していたことは間違いありません。しかし「空」...革命か戦争か
◎求道のモチベーション(2010-04-07)さよならサイレント・ネイビーは、地下鉄サリン事件でサリンを地下鉄にまいた豊田容疑者の友人が書いた本。豊田容疑者は東大の物理の人。結局豊田容疑者がどのように洗脳されたかは、はっきり書いていなかったし、かれがどのようにオウムに入信したかもはっきり書いていなかったが、ほぼ拉致同然に教団施設に連れて行かれ、麻薬と視聴覚による洗脳を受けてああなってしまったらしい。事件から15年以上たつが、豊田容疑者は洗脳から抜けたが、洗脳から抜けていない幹部も少なくないのは、洗脳の恐ろしさを十二分に物語る。悟りは心理ではないとはいえ、それに至る道程は心理なのだから、道程を誤れば人生全体を台無しにする。ところがその道程は正師によってしか示されないのだから師匠選びは重要だ。しかし、その師匠...さよならサイレント・ネイビー
◎虹の階梯は物質科学レベルのものではない(2021-03-23)オウム関連書籍は、どうしても存命中の死刑囚や元信者の証言を元に構成するので、早々と暗殺されたオウム真理教ナンバー2の村井秀夫への印象は薄くなりがちだ。村井秀夫と言えば、TVカメラの動いている前でオウム真理教本部前において刺殺され、その際に『〇〇〇にやられた』と言ったことが現場にいたマスコミから伝えられている。村井秀夫の役割を大きく評価しているのが、心理学者のリフトン。リフトンは、朝鮮戦争後に米兵の多数が中国共産党の独特の思想洗脳にやられていることを指摘した人物。まさかリフトンがオウム事件に関する研究をするのかと、彼の「終末と救済の幻想オウム真理教とは何か/ロバート・J.リフトン/岩波書店」が出て来た時は、驚いたものだった。この本で示す村井秀夫...オウム真理教村井秀夫
◎組織宗教の悪しき面の露見(2016-10-29)「私にとってオウムとは何だったのか/早川紀代秀川村邦光/ポプラ社」は、オウムの主要幹部早川紀代秀の回顧録。オウム信者の回顧録は何冊も出ているが、不幸な生い立ちだったり、数奇な事件に遭遇したのがきっかけで入信した人物が多い中、早川は順風満帆な人生を送りながら純粋な求道心により入信してきた人物であるところは珍しい。地下鉄サリン事件発生時に、彼は国外にいて事前謀議には加わっていないものの、坂本弁護士一家殺人事件の実行犯でもあり、教団内の多くの犯罪に関与してきたことを明かしている。どうしてもオウム本は地下鉄サリン事件をピークに描くのだが、本書はわりに教団内で行われていた各種修行が体系的に記述されているので、そこについて気のついた点は次のようなところになる。まず食事...私にとってオウムとは何だったのか
◎従順な仔羊信者たちの悲劇(2017-07-16)最近オウム関連本を何冊か読んだ。1.未解決事件オウム真理教秘録NHKスペシャル取材班/編著文藝春秋2.オウム事件17年目の告白/上祐史浩/扶桑社3.検証・オウム真理教事件/瀬口晴義/社会批評社オウム関連本をまとめて読む人はそう多くはないだろう。というのは一冊一冊が刺激が強すぎて、一冊読めば他のことも想像できるみたいな気分にさせられるからである。特に気になったことは2点あり、その一つは、LSD(と覚せい剤)入りドリンクを信者に大量に飲ませたが、その影響からか、サティアンでは統合失調みたいになった人を時々見かけたという点。教団内では、こうした人たちに十分なケアは与えられなかっただろうから、この人たちはその後どうなったのだろうか。もう一つは、ニューナルコと呼ばれ...オウムの薬物乱用と記憶抹消
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