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2024/05/30

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  • 今ここを生きれば生と死は同時にある

    ◎私は今死につつあり、私は今、生きているクリシュナムルティは、時間すべては今であると唱えた。それにまつわる説明。過去も現在も未来も、今であるということ。クリシュナムルティの説明。『ですから、知識はありません。冥想はありません。修練はありません。あらゆるものごとは止まります。問いを異なったように言ってもよいでしょうか。たとえば仮に、私は、自分が死のうとしていることを知るとします。今と死との間に時間の間隔があります。すなわち、私は一月一日に死ぬでしょう。(私は現実には一月一日に死ぬことにはならないでしょう!)医師たちは私に話したのです―私には末期の癌があり、そして一月一日までしか生存できない、と。ですから、私は死ぬまで二箇月程あります。時間すべては今であるなら、私は〔今〕死につつあるのです。ですから、私は時間...今ここを生きれば生と死は同時にある

  • 小雪のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

    ◎目のかすみ、うすら貧血、嚥下のひっかかり、痰のからみ、呼吸が浅くなる対策としての上半身運動晩秋の気配は感じられるものの、まだ樹々の紅葉は進んでいない。最高気温が連日25度を下回るようになってから、ほぼ一か月半、外での散歩60分を30日ほど続けたが、全身で踏ん張るという力はつくものの、膝の力はむしろ弱まり、また目の弱り(視神経がすぐ疲れる、バランスの悪化)も進んだので、外での散歩は20分に短縮し、OliviaLawsonのwalkingやstandingを20分×2に切り替えた。竹脇まりなの室内ウォーキングは、上半身の動きがあまりなく、その点でOliviaLawsonの方がはるかに優れている。この結果、膝回りの肉がついてきて、中腰中膝の姿勢が楽になり始めた。walkingやstandingでふくらはぎがぱ...小雪のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

  • NAOKIMANと日月神示の仲矢伸一の対談

    ◎古史古伝、生成AI、日月神示、みろくの代Youtubeを何本か見たのだが、非常に考えさせられるものがあった。一本は、NAOKIMANと日月神示の仲矢伸一の対談(秘密結社NaokimanShow日本最強予言書『日月神示』を解読した男とは?!https://www.youtube.com/watch?v=7ovGVsk7ZSg)。これは、なんと144万回視聴。大体知っている話が多かったのだが、竹内文書などの神代文字の古文書のことに言及があり、一度は文書を見ているのだなと思った。確かに古史古伝系は重要で、神代文字は多くの種類があるものの、所詮古い時代の予言であり、その将来像は多くは古いがゆえにズレが大きいのだろうと思う。というのは出口王仁三郎は古史古伝への重視はあまり唱えなかったからである。現代は、わが身この...NAOKIMANと日月神示の仲矢伸一の対談

  • みろく三会とは神人合一した人間の姿

    ◎万代の常夜の闇も明けはなれみろく三会のあかつき清し出口王仁三郎が、第二次大本事件後、裁判長にみろく三会の説明をする。『一審での庄司裁判長と王仁三郎との息づまる対決は?その行方は?――「昭和三年三月三日のみろく大祭の祝詞奏上の後でお前は『万代の常夜の闇も明けはなれみろく三会(さんえ)のあかつき清し』という歌を詠んだそうではないか」「ハア、詠みました」「みろく三会とは、天のみろく・地のみろく・人のみろく、この三つが1つになるということだそうだネ」「さようです」「この歌によると、地球上でお前が一番偉いという意味になるのではないか」「それは、私の宗教上の悟りです。宗教上の悟りを法律上で解釈されては叶いません。釈迦でも天上天下、唯我独尊と言うているが、宗教を開く者はそれ位の悟りの自覚がなくては、宗教が開けるはずの...みろく三会とは神人合一した人間の姿

  • 次の日本の敗戦から至福千年への道

    ◎次の掃除も外国の手によって大正時代の第一次大本事件(大本教に対する大弾圧)は、第二次世界大戦時の日本の運命の先行モデルとして位置づけられた。昭和10年の第二次大本事件は、第一次大本事件に比べ激烈で徹底したものだったが、日本の将来の運命としてはまだ実現していない。この経緯を踏まえて、出口王仁三郎の終戦直後の予言。『マッカーサーが日本に進駐してくると王仁三郎はその意義を家の大掃除にたとえて説き明かす。「世界を1軒の家にたとえると、日本は家の中の神床にあたる。ところがその神床が非常に汚れ塵埃がたまっているので掃除せねばならぬが、日本の神床を日本人自身にやらせると、血で血を洗う騒ぎをくり返すばかりでできはせぬ。そこで神は、マ元帥という外国出身の荒男をつれてきて掃除をさせられるのや。ところが神床はもともと神聖な所...次の日本の敗戦から至福千年への道

  • 世界情勢とわが立居振舞

    ◎人間を生きづらくする政治は問題だが、神仏に近づかない自分の方がもっと問題旧ソ連崩壊で、アメリカ独覇時代が続いて略30年。その当時には想像もつかなかった荒涼とした風景が、日常と世界に広がっている。典型的な豊かな個人の日常生活と言えば、1950年代のアメリカ市民の暮らし。旧ソ連崩壊で、鉄のカーテンの冷戦も終わり、西側も東側も、リッチで少々ゴージャスな生活がこれからはできるのではないかと、当時は、夢想していた。それ以前は、西側が善玉で東側が悪玉という世界の見方だったから、それも当然。ところが、日本は中国に対し実質的な戦時賠償の意味合いも込めて、資金も人材もノウハウも技術も豪雨のように投入し、中国が世界第二位の製造大国、経済大国となることを大いにサポートし続けた。その結果、日本の政治家は、あの手この手で籠絡され...世界情勢とわが立居振舞

  • 現代社会は巨大なカルトのようなもの

    ◎何か牢獄に暮らしている感じアメリカでは、ゾンビ映画やドラマが隆盛で、たまには目にすることもある。だが、ゾンビというのは、ほとんど思考力をなくした現代人のようなものだと思ってぞっとすることがある。さてカルトでは、勧誘してきた若者たちを集め、彼らに信仰を注入しようとする。同様に現代社会では、彼らに社会常識や金儲けや商品知識や異性との出会いの手ほどきなど無数の情報を入れ込もうとする。カルトでは、長時間にわたって説教や講義を繰り返し、教学書や聖典の朗読のyoutubeを聞かせる。食事中も、トイレに入っている間もそれを止めない。さらに、神仏や教祖を賛美する歌を延々と歌わせたり、聖なるマントラを唱えさせたりする。しかも、これが続く間、ほとんど休みを与えず、食事や睡眠を満足にとらせないのだ。同様に現代社会では、テレビ...現代社会は巨大なカルトのようなもの

  • ヤコブ・ベーメの決定的な15分間

    ◎隠された自然の最も内奥の根底へ(2017-02-05)ヤコブ・ベーメは、1575年にボヘミアに近いドイツの小村アルトザイデンベルグに農家の五人兄弟の4番目として生まれた。彼は靴職人として靴屋に徒弟として入り、24歳で親方になり、結婚もした。靴屋の遍歴修行時代の18歳の頃、彼は魂が輝かしい安息に導き入れられ、神的光に包まれて七日間の間、神の観照と大歓喜のうちにあった。そしてベーメ25歳のときに決定的な15分間の体験とは言えない体験が起こる。彼は再び神的な光に捉えられ、錫の容器にしばらく見入るうちに、彼のきらめく魂の霊とともに隠された自然の最も内奥の根底あるいは中心へと導き入れられたという。残念ながらこの時起きたことを彼は語るすべなく、そのことが文章に昇華されたのは12年後の37歳の時であり、それがアウロー...ヤコブ・ベーメの決定的な15分間

  • ダニエル書の予言、日本の世界統一

    ◎日本が諸々の国を打砕き世界を統一する旧約聖書のダニエル書第二章に日本の勃興と世界統一が予言されている。ネブカドネザル王が巨人の夢をみた。その巨人の像は、首は金で、胸と両腕は銀、その腹と腿とは銅で、その脛は鉄、そして脚と趾とは一部は鉄で一部は泥で出来ていた。そして一個の石が人手を藉(か)りずに山よりけずれ落ち、その巨像の足を撃ったと思うと、たちまち巨像は夏の禾場(うちば)の糠の如く粉砕して風に吹払われ、これを撃った石は大なる山となって全地に充ち拡がった。ダニエルはこの夢の密意を解いて、その巨像こそ治乱興亡の世界歴史を示すものであって、最後に人手を藉らずしてある国が現はれて、諸々の国を打砕き世界を統一することを予言した。出口王仁三郎の解説では、金の国バビロン、銀の国ペルシヤ、銅の国ギリシヤと相次いで倒れ、鉄...ダニエル書の予言、日本の世界統一

  • メルクリウスの水の作り方

    ◎正しく理解してさえいれば、賢者の石は短時間でできあがる『錬金術師の入門式については、いくつかおもしろい話がある。見たところ実話のようだが、実際にはほとんど寓話だろう。歴史家はよく、エルヴェシウス(ヨハン・フリードリッヒ・シュヴァイツァー)の話を引用する。というのも、錬金術の達人との出会いをありのまま語っているように見えるからだ。『金の子牛』から、その物語を要約してみよう。一六六六年十二月二十七日のこと、見知らぬ男がハーグにあるエルヴェシウスの家に現われた。男は「小さなクルミくらいの大きさで、透きとおった青白い硫黄の色をした」物質のかけらをいくつか見せ、「哲学者の石」だと言った。ほんのひとかけらもエルヴェシウスにくれようとしなかったが、石を貴石に変える方法と、霊薬や「清らかで澄んだ、蜂蜜よりも甘い水」(お...メルクリウスの水の作り方

  • ヤコブ・ベーメ

    ◎怒りの水銀、神の水銀(2006-12-10)ヤコブ・ベーメは、1575年生れの北ドイツのゲルリッツの無学な靴職人。その著作の一つであるシグナトゥーラ・レールムの次の文を読むと、錬金術の述語である水銀、黄金、肉体、キリストなどの用語が、自らの体験を裏付ける表現として用いられていることがわかる。『(人間は)黙って横たわった。既に形は崩れ、獣のような醜い姿になっていた。とても天使には見えない。ましてや天国に迎え入れられるとは思えない。悪魔の原石のようだ。そこに含まれた金は、じっと身を潜め、沈黙している。至福の姿は彼にあってなきが如し、目には映らない。肉体は毒の中でまだ生きのびてはいたが、まるで悪臭を放つ死体のようだ。それはまた邪悪の茨の茂みのようでもある。けれどもそこからは清らかなバラの莟が、いばらを超えて顔...ヤコブ・ベーメ

  • 岡本天明が出口王仁三郎に会いに行く

    ◎二度目の面会チャレンジも失敗(2015-05-22)岡本天明は、日月神示のシャーマン。依代の常として、降りた神示の解釈は、岡本天明自身が行うことはできず、通常は審神者が行うもの。日月神示は、昭和19年6月から岡本天明に降りて、自動書記した。天明は、神示を降ろしている神は、出口ナオに関係する神霊らしいと考えて、天命は、日月神示の審神を受けに亀岡に向かった。しかし、中矢田農園に居る出口王仁三郎に2度に亘って面会を試みたが、結局出口王仁三郎に会えずじまいだった。二度目の面会チャレンジも失敗におわり、口をきいてくれた倉田地久の前で、天明は男泣きに泣いたという。(以上出典、岡本天明伝/黒川柚/ヒカルランド)出口王仁三郎は戦後も数年存命であったが、その後存命中にも審神を受けたことはなかったのだろう。日月神示は、出口...岡本天明が出口王仁三郎に会いに行く

  • どうしてもロシアを核戦争に引きずり込みたい勢力

    ◎臆病者は戦いを避けさえすれば、いつまでも生きられると思っている2024年11月20日、ウクライナは、英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めてロシア領に向けて発射した。前日の米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS」に続き、2日連続で西側諸国から提供された長距離弾を使用しロシアを攻撃。また北欧のバルト海で海底の通信ケーブルが切断されたり損傷したりしているのが相次いで見つかり、沿岸のスウェーデンなどの当局が捜査を始め、11月19日、ロシア将校が船長を務める中国船「イーペン3号」が、バルト海の2本の重要な海底通信ケーブルの破壊に関与したとして、デンマーク海軍の船「Y311ソーローベン」に拿捕された由。どうしてもトランプ就任前に、ロシアを核戦争に引きずり込みたい勢力がいるようだ。『荒野に火の玉が燃え...どうしてもロシアを核戦争に引きずり込みたい勢力

  • ヤコブ・ベーメ、予兆と召命

    ◎洞穴で黄金を発見するヤコブ・ベーメは、靴屋の職人だったが、後に光明を得た。『ある日、ぼくは羊の群を追って山にいた。ふと、赤い大きな岩のつみかさなったかげに、地中へおりていく入口があいているのに気がついたぼくは、ふらふらと地下へおりていくと、樽いっぱいにつまった金の山がぼくの目を射るではないか。突然われにかえったぼくは、おそろしさに無我夢中で穴から逃げ出し、あとで友達をさそっては何度もその場所へ行ってみたが、洞窟の入口などかげかたちもなかった。』(ヤコブ・ベーメ開けゆく次元南原実/〔著〕哲学書房P26-27から引用)これは、窮極を黄金として垣間見た。中国なら洞天福地、壺中天。『ぼくが親方のうちに丁稚となって仕事を習っていたある日、みなりはいやしいがどことなく威厳のある男がひとり店に入ってきて、靴を一足買い...ヤコブ・ベーメ、予兆と召命

  • 地震兵器考

    ◎日本人は逃げる(2011-03-20)今回の東北北海道大震災の震源が10キロと浅いことから、これが地震兵器によるものではないかと疑いを持つ人たちがいる。現状では、地震兵器の実在は確認されていないが、存在するならば、非人間的な兵器である。非人間的な兵器は他にもあって核兵器もそうである。地震兵器は、謀略論好きで空想たくましい人たちのいわば想像の産物に過ぎないかに見えるのだが、必ずしもそうとも言えないところがある。出口王仁三郎のつぶやきによれば、東洋全体に火の雨を降らすことを研究している手合いがいるそうなので、そんなことが人力で可能ならば、地震兵器などはそれに比べてはるかに簡単にできるのではないかと思われるからである。出口王仁三郎は、大本事件の時に大勢の信者が逃げたように、日本魂が腐っているから、いざという国...地震兵器考

  • SNSの自由と規制と虚偽報道

    ◎何が真実で何が嘘かわからなくなった末路テレビ、新聞、雑誌は、長年重要なテーマにおいて実質的な虚偽報道を繰り返し、自ら視聴者、購読者の信用を失い続けて来たがゆえに、今の斜陽産業となったと思う。SNS隆盛は、確かに原因の一端だが、むしろ重要なテーマや事件において、決定的な世論操作報道を繰り返していたことがマスコミ退潮の主因である。新聞販売店が溜まった古新聞を回収する日が時々あるが、昔はほとんど全戸古新聞が出ていたのに今では体感15%といったところだろうか。これでは、全国新聞は遠からず1~2社になってしまうのではないか。テレビもネットの普及で視聴者離れが言われる。テレビ番組は、精神年齢8歳から12歳向けに作られていると言われているが、洗脳効果のより強烈なスマホにマインド・コントロールの主戦場が移った結果がそれ...SNSの自由と規制と虚偽報道

  • 根源に帰一する

    ◎昭和初期の中国道教のレベル英国人プロフェルドは、昭和8年から14年の7年間中国の道士を訪ね歩き放浪した。ある道観の住職とプロフェルドの会話。『住職は笑った。「通常の儀礼は抜きにさせていただきます。あなたのおっしゃる「名誉ある宗教」は、むしろ儒教もしくはキリスト教にふさわしい言葉でしょう。私どものは宗教ではなくて、「道」に到る道なのです。また、名誉あるものでも、なんでもありません。そもそも、その種の美辞麗句とはいっさい無縁だからです。「あなたの場合も同じでしょうか、私どもの瞑想と修行は心を清静にすることから始まります。心が静止すれば、我々の内と外、上と下に『道』の存在することが理解できるでしょう。「第二に、私どもは活力を養い、長生きできるように努めます。精神の陶冶に必要な時間をかせぎ、より高度な目標に到達...根源に帰一する

  • 導引と厳しい食糧事情

    ◎人間は肉体なしで悟れない11月の声を聞くと例年不調の日が何日かあって、白隠がやったという軟酥の観という観想法によって全身の調整をやったりする日があるものだった。今年は、最近まで最高気温が30度になる日があったせいかそこまで不調になる日はないが、むしろ老化による不調を感じさせられる。導引と言えば八段錦が有名。八段錦は、数分で行える八種類の気功風体操。毎朝すでに40年くらい八段錦を継続しているが、その効能については、病気らしい病気をしなかったことか。ダンテス・ダイジの八段錦は速かった。八段錦を教えられて後中国へ行き、中国で気功・八段錦が広く行われているのは、その健康維持という表面の目的の背後に、ダンテス・ダイジの指摘のように食糧事情が厳しいゆえであることが実感された。これは1980年代のことだが、当時中国で...導引と厳しい食糧事情

  • 真人の道-出口王仁三郎-2

    ◎娑婆即寂光土の真諦真人の道の続き。『至善、至美、至真の行動を励み、善者または老者を友とし、これを尊み敬い、悪人、愚者、劣者を憐み、精神上にはたまた物質上に恵み救い、富貴を羨(うらや)まず、貧賤を厭わず侮らず、天分に安んじ、社会のために焦慮して最善をつくし、富貴に処しては、神国のために心魂を傾け、貧に処しては、簡易なる生活に感謝し、我欲貪欲心を戒め、他を害せず傷つけず、失敗(つまづ)きたるも自暴自棄せず、天命を楽しみ、人たるの天職をつくし、自己の生業を励み、天下修斎の大神業に参加する時といえども、頭脳を冷静に治めて周章(あわてず)ず騒がず、心魂洋々として大海のごとく、天の空(むな)しうして百鳥の飛翔するにまかせ、海の広大にして魚族の遊踊するにまかすがごとく、不動にして、寛仁大度の精神を養い、神政成就の神業...真人の道-出口王仁三郎-2

  • 真人の道-出口王仁三郎-1

    ◎真心とは大神と神人合一した心真人の心が真心だが、出口王仁三郎は、当時の時代の趨勢を受けて、次のように控えめに述べる。『真心とは、天地の先祖の大神の大精神に合致したる清浄心である。』大神と神人合一することを説くのではなく、「大神の大精神に合致したる清浄心」と心理、心に矮小化せねば、国家神道の最盛期で天皇の人間宣言以前の時代には世を渡っていけなかったのだろう。本当は、真心とは大神と神人合一した心なのだろうと思う。また悟った人の特徴としては、正直であること、フランクであること、悪いことをしない、善いことだけをするなどわずかな特徴だけが知られているだけだが、以下は参考になるだろう。基本線は、悟りは人格的成熟とは関係ないということ。また以下には、大神すなわち見神あるいは神人合一者の特徴がいくつか散りばめられている...真人の道-出口王仁三郎-1

  • 無と空-メモ-3

    ◎般若心経のネタバレ空(空性)は、一般的に諸々のものは実在性を欠いており、中身は風船のように空であるということ。龍樹は、空において言葉は止滅しているという。つまり空を体験するためには、言葉のない場所に居なければならない。空は、サンスクリット語では、シューニャであって、中味がないということ。そこは、肉体も自分も宇宙も言葉も無いところ。そこに何が残っているかを龍樹も彼の後継者たちもはっきりとは言ってない。般若心経では、『色即是空空即是色』とある。これは、あらゆる現象には実体はなく、実体がないのがまたあらゆる現象であるということ。つまりあらゆるものが実体がないというポイントから先には出ていないが、それが智慧の完成だと般若心経は主張している。実体が無いという無は空だが、空という体験とは言えない体験において、一歩進...無と空-メモ-3

  • 親鸞は妻を観音菩薩の化身と見た

    ◎ダンテス・ダイジの性愛冥想から芸能界や世間で、菩薩、マリア様と呼ばれる女性は、時に貞操がゆるい女性の代名詞だったりする。親鸞が妻を観音菩薩の化身と見たのは、別のこと。親鸞の妻は二人。最初の妻は九条兼実の娘・玉日だが、亡くなって二番目の妻恵信尼と再婚した。以下ダンテス・ダイジの性愛冥想から。『インドのサーキャ哲学の系統を引いた左道タントリズムには、すべて交合する相手の女性をプラクリティーと見なす立場がある。プラクリティーとは簡単に言えば、現象世界一切を意味し、サーキャ・ヨーギは、そのヨーガ行を通じて、現象一切を滅尽してモクシャ(解脱)なるプルシャの独存に到達する。プルシャとは、不変不滅の絶対観照者であり、プルシャに到って、人間のあらゆる苦悩は消滅する。しかし、もともとのサーキャ・ヨーガの原義は、あくまでも...親鸞は妻を観音菩薩の化身と見た

  • 日本占領と火の玉

    ◎火の玉のいつ飛び出すかわからざる(2021-10-26)出口王仁三郎のいろは歌から、日本占領の企ての予言。『ねらう要所は対馬に津軽、馬関海峡其次ぎに、舞鶴軍港岸和田の、間の軍備に眼を着て、地勢要害取調べ、又も越前敦賀より、尾張の半田に至るまで、国探を放ちて探索し、一挙に御国へ攻め寄せて、総ての活動中断し、日本を占領する企み。』(いろは歌:小松林命作)※小松林命:出口王仁三郎の正守護神次に火の玉。出口王仁三郎は関西にあって、東の空の火の玉を見る。何のことだろうか。『東の空に魍魎(もうりょう)のむらがりて火の玉となり荒れ狂はんとすも』(出口王仁三郎の歌集言華P280)『火の玉のいつ飛び出すかわからざる東の空は常闇(とこやみ)なるも』(言華P282)○日本の立替と戦争『北海道は○○やなあ。東北地方は半ば占領さ...日本占領と火の玉

  • 無と空-メモ-2

    ◎心理・意識から現実への転換心理・意識から現実への転換法とは、西洋錬金術なら土くれを黄金に変成する方法であって、只管打坐なら身心脱落、真言密教なら即身成仏、臨済禅なら大死一番、ソーマ・ヨーガならあらゆるものと死ぬということ。そこでは、個たる人間である自分が死んで、宇宙全体に転換するという逆転、変換、逆立ちが起こる。世界がまったく変わってしまうのである。これを神秘家は、古代において10の次元と語ったが、人類の進化により、七つの次元と言い習わし、個から全体に変わるのは、第五次元エーテル体から第六次元アートマンに至る部分であることは知られている。ただし、初手から第七次元ニルヴァーナを望見できるわけではなく、第七次元ニルヴァーナに到達した者のみが、第六次元から第一次元肉体を俯瞰できる。この点で未悟の者すなわち第七...無と空-メモ-2

  • 大本神歌-4

    ◎降る雨里迦(アメリカ)の一時雨、木枯さへも加はりて(2021-10-31)(大意)敵であった唐国は、叢雲も砲烟弾雨も晴れ渡って一旦は日本の味方となったのだが、戦後処理の過程の中で、東の空の勢力との調整がうまく行かず、退くに退かれず結局開戦となる。戦端が開かれると、五十余億(兆?)の軍資をも一年経ぬ束の間に、烟散霧消する大惨事。巨万の死亡者が発生し、農工商の産業も、次第次第に衰えて、進退ここにきわまって、天を拝し地に伏して、狼狽して騒ぐ弱虫の、中身が外国人の身魂は自ら現はれ狂う憐れさである。青菜に塩の如く、あちこちで溜息が出るばかり。こんな時に、売国奴やら利己主義者も横行し、万時休す。日本は形としては、祖国を守りながら世界を救った姿となったが、まだまだ安心できぬと言っている最中に、アメリカから一発の暴風雨...大本神歌-4

  • 無と空-メモ

    ◎心理・意識から現実へ無と空は同義だと言っておきながら、無には、ポジティブ面とネガティブ面があると述べた。ところが冥想修行者にとっては、重要なポイントが語られていない。どこまでが心理あるいは意識状態で、どこからが現実かということ。これは、ズバリ個人が宇宙全体に逆転するのはどのポイントかということにからんでいる。タロットでも易でも西洋占星術でもよいが、どんな占いでも、心を何も映っていない鏡にするのは基本。何も映っていない鏡に占う対象を映じさせるのが占いだが、心を何も映っていない鏡にした後に何かが起こる。何も映っていない鏡は、無であって、ダンテス・ダイジなら石ころの心だが、そこから豊かに満ち満ちてあふれ出すとは、そこに心理・意識から現実への転換が起きているということ。この点について、覚者たちは逆転や変身と言う...無と空-メモ

  • 大本神歌-3

    ◎第三次世界大戦(2021-10-29)(大意)日本は、日清、日露、第二次世界大戦と経てきたが、これからは、更に何段階かの第三次世界大戦がある。初段は、「戊の、午の年」からスタート。アラスカ、シベリア、モスクワのラインから日本に侵攻開始(アメリカも入っている)。二段目は、ミサイルや軍用機が天を蔽い、東の空に舞い狂って幕が開く。(二段目は、あまりに悲惨で出口王仁三郎も詳述を避けた。)三段目になって、ようやく国の御祖神が選んだ48人の神人が、日本心を振り起し、何の猶予もなく、言霊をもって、天下の四方の国々を治めて、ようやく至福千年、千早振る神代ながらの祭政一致、常磐の御代が実現する。※瑞能神歌:『ほ日の命の現はれて、海の内外の嫌ひなく、降らす血雨の河と成り、屍は積みて山を為す、カラクレナイの敷島の、赤き心は日...大本神歌-3

  • 無の二側面と空

    ◎鏡あるいは石ころがとても素晴らしいものであると誰が思うだろうか墓に行くと五輪塔があり、一番上のスライム様の石を見かけることもあるだろう。これが空のシンボル。OSHOバグワンは、空は、ウパニシャッドでは、至福と呼ばれ、仏教・釈迦はこれを空と呼んだと説明する。OSHOバグワンは、空とは心全体が去ったゆえに、不安、苦悩、恐怖がないから至福であるとする。一方でOSHOバグワンは、無には、ネガティブな見方とポジティブな見方があるとする。曰く、無とは、からっぽのものである死のような闇のような地獄のような、喜びなく歌がなく胸の高鳴りのないもの、これがネガティブなものであるという見方。これが西洋で神が無と呼ばれない理由で、西洋では無は恐怖であった。うつろな心は悪魔の仕業などと言って。例外は、ディオニシウス、エックハルト...無の二側面と空

  • 大本神歌-2

    ◎カラ国の侵攻(2021-10-28)(大意)連合国の味方であるとこれまで尽くしてきた唐国が覇権戦略に転換し敵対開始、白露国も加わって、連合国が勝つべき戦も負け始め。西の空は暗雲漂い、ついにはインド洋も手中にする。ウラジオ、日本海と跳梁し、日本本土に侵攻し、戦勝までもう一息のところで、天火水地と結んだ大和魂の言霊のパワーにより、渦巻き猛る荒浪に、敵国の大艦小船残り無く、すべて海底の藻屑となる。敵の核ミサイル、戦闘機、爆撃機、ドローン、軍艦、潜水艦も、皆それぞれに亡び失せ、影をも止めぬ惨状に、敵連合軍もおのいて、引き続いてやってくる松と梅の至福千年は、世界を救う、神の稜威であって尊いことだ。(原文)『大本神歌(二)聯合の国の味方と今迄は、成て竭せしカラ国の、悪魔邪神が九分九厘、モウ一厘の瀬戸際に、旗を反すと...大本神歌-2

  • 大本神歌-1

    ◎世の終わりからみろくの世の始まりまで(2021-10-27)大本神歌は、出口王仁三郎のものを平素から読み慣れていないとやや読みにくいかもしれぬ。例によってこの手の文は、三様の意味にとれる言葉が並ぶものだ。全体として、大正(大正6年12月1日)から世の終わり、みろくの世の始まりまでを韻文で描いている。大意をつけてみたものの、そのとおりかどうか。(大意)世界各国は、日本以上に軍備を強化し、海中空中、地上地中に兵器を配備し、日本に昔日の軍事大国の面影はない。とりわけアメリカのミサイルについては、国民に注意を呼び掛けていたが、馬耳東風で聞く耳を持たなかった。戊の、午の春夏秋に懸け(戊午ではなくて、戊と午が分かれているところがヒントか。)、皆散り散りに潜水艦と空襲に逃げ惑う姿が哀れである。(原文)『大本神歌(一)...大本神歌-1

  • 祟り

    ◎金で長生をあがなう出口王仁三郎の随筆玉鏡から。『昔亀岡の或る家の主人が代々四十二歳になると死んだ。何かの祟りであらうと心を悩まして居た。或る時一人の修験者がやつて来て、その事を他家で聞いて、その家を尋ねて行つた。そして其修験者が「貴方の家は、何時も御主人が四十二歳になると亡くなりますね」と云つた。その家の主人は「如何してそれが分りますか」と云へば、修験者は「法力で判るのだ」と答へた。主人は是非長生したいと言うて相談した。修験者はそれには八百万の神仏を供養せねばならぬ。その為にはあらゆる日本の神社仏閣を巡拝せねばならぬから、その旅費を出せと云つたので主人は快く承諾した。そして修験者は何か書いて封じて、お呪禁と云つて高い所に掛けて置いた。其主人は九十歳位まで長生し、その又息子もそれほど長生した。其後その孫に...祟り

  • 潙山霊祐がいろりの中のおき火を見つける

    ◎これはまだ一時の分岐点に過ぎないい山霊祐(いさん・れいゆう。七七一~八五三。潙(い):さんずいに為)禅師は、福建省長渓の生まれ、十五歳で受戒、大小乗の経と律をおさめ、二三歳のとき江西に遊び百丈懐海禅師に参じてその法を嗣いだ。百丈和尚は一見して霊祐の参禅を許したという。い山霊祐は食事係で、百丈和尚のそばに侍立していた。百丈和尚が霊祐にたずねた。「いろりに火は残っているか」。霊祐はいろりの中を探って言った。「残っていません」。和尚は自ら探り、小さなおき火を見つけると言った。「これは火ではないのか」。霊祐はそれを見て大悟覚醒し、礼拝してその見解を述べると、百丈が言った。「これはまだ一時の分岐点に過ぎない。経典に、『仏性を見んと欲せば当に時節因縁を観ずべし』、とある。時節が至れば、迷いからたちまち悟るが如く、忘...潙山霊祐がいろりの中のおき火を見つける

  • 原駅の婆が白隠をひっぱたく、から自然法爾-2

    ◎自然法爾とは、恣意がなく天命を生きる生き方親鸞の末燈抄から自然法爾の部分の現代語訳を引く。『自然法爾(じねんほうに)自然法爾事自然というのは、自はおのずからということであり、われわれ人間の計らいではない。然というのは「そうさせられる」ということばである。「そうさせられる」というのは、われわれ人間の計らいではない。如来の御誓いであるから法爾というのである。法爾というのはこの如来の御誓いであるが、「そうさせられる」ことを法爾というのである。法爾はこの御誓いであったから、およそわれわれ人間の計らいのないのはこの法の徳であるから、「そうさせられる」というのである。人間は無始の古から、「そうさせられる」のであるから、今更はじめて自力の計らいを必要としないものである。そのため義なきを義とすと知るべきであると言われて...原駅の婆が白隠をひっぱたく、から自然法爾-2

  • 原駅の婆が白隠をひっぱたく、から自然法爾-1

    ◎わが身が弥陀であって、山河大地、草木叢林が、大光明を放っている『【三九】原駅の婆原の宿場に、一人の婆さんがいた。たまたま松蔭寺に来て、白隠禅師の説法を聴いた。「唯心の浄土、己身の弥陀という。我が心がお浄土、我が身が阿弥陀さまということだ。その阿弥陀さまが一たび現われれば、山河大地、草木叢林、いっときに大光明を放つ。もし、そのことを知りたければ、余事を交えず、ひたすらに自分の心に尋ねることだ。「我が心がお浄土であるからには、その浄土には特別の荘厳はない。我がこの身が阿弥陀さまであるからには、阿弥陀さまには特別な姿形はない」と」婆さんは、白隠禅師の説法を聴き、「そんなに難しいことではない」と思った。家に帰った婆さんは、日夜、寝ても醒めても、「唯心の浄土、己身の弥陀」と、参究工夫した。ある日、鍋を洗っていた時...原駅の婆が白隠をひっぱたく、から自然法爾-1

  • 日面仏月面仏 (碧巌録第三則)

    ◎寿命の長短の選り好みをしない『馬祖禅師が、にわかに病気になって、明朝には亡くなりそうな病勢である。寺の執事がやってきて、「お加減はどうですか。」と訊いてきた。馬祖、「日面仏、月面仏(にちめんぶつがちめんぶつ)」』日面仏とは、1800年もの寿命の長命の仏。月面仏とは逆に一日一夜限りの寿命の短命の仏。寿命が長かろうが短かろうが、そんなことは大した問題ではない。寿命の長短の選り好みをしないとは、生も死も大した違いはないということ。禅は生の側を極めて死の側を知る、結果的に生の側も死の側も知る。生も死も大した違いはないと言える立場は、既に大死一番した者だけ。そうした見方を裏付ける問答もある。『ある日、隠峰が車を押していると、馬祖は、その行く手をさえぎるように脚を伸ばした。隠峰は言った、「どうか師よ、脚を引いてくだ...日面仏月面仏(碧巌録第三則)

  • 清浄の行者は涅槃に入らず

    ◎極楽も地獄も超えた二重の世界甲斐の快岩古徹は、古月禅師に参じて悟った。その時、大休慧昉と同参であった。二人はおれたちほどの悟りに達したものはあるまいと意気軒昂であった。大阪に着いた二人は、淀川を上り、久世郡淀の養源寺に投宿した。その時、宿舎の壁に、〈清浄行者涅槃に入らず、破戒の比丘地獄に堕せず〉の額が掛けてあるのを見たものの、さっぱり意味がつかめなかった。なんとこれは、白隠の作だという。〈清浄行者涅槃に入らず、破戒の比丘地獄に堕せず〉頌閑蟻争い拽く蜻蜒の翼新燕並び休む楊柳の枝。蚕婦籃を携えて菜色多く村童笋を偸んで疎籬を過ぐ。(頌の大意:蟻がとんぼの羽を争って、引っ張り合っている新たにやって来たつばめが、柳の枝の上に並んで休んでいる蚕を飼う婦人は、沢山の菜の入ったかごを携え、村の子供はタケノコを盗んで、垣...清浄の行者は涅槃に入らず

  • 蜷川新右衛門の最期

    ◎来たらず去らぬ道これは一休咄に出ている話。蜷川新右衛門は、在家の修行者ながら一休に参禅し、悟りを得ていた。ほとんど寿命に達して、自宅で臥せっていると、西の空から阿弥陀三尊と二十五菩薩が出現し、近所の人々を驚かせた。これを聞いて蜷川新右衛門は息子に強弓を持って来させて阿弥陀三尊の真ん中に矢を射たところ、阿弥陀三尊と二十五菩薩がぱっと消えて、これは近所の年経たムジナの仕業だったことがわかった。蜷川新右衛門の今生最後の歌独り来て独り帰るも我なるを道教えんというぞおかしき一休の返歌独り来て独り帰るも迷いなり来たらず去らぬ道を教えん蜷川新右衛門は、個と世界全体の逆転はしていなかったので、絶望的な歌を出したが、一休は死出の旅路に、来たらず去らぬ道である、仏があることを示した。蜷川新右衛門の最期

  • 日本は原爆を発明したか

    ◎ただたふれゆく民をおもひて(2011-04-25)環境省によると、東北地方などで風力発電をさらに導入した場合に見込まれる発電量を環境省が試算したところ、最大に見積もって現在の国内での原子力による発電量を上回ることがわかったと報道されている。これでは電力供給のために安全を犠牲にして原子力発電をやっていることについての大義名分は薄いことになる。原子力発電を継続させてきた動機は、核兵器開発・保有が日本の為政者の念頭からどうしても離れなかったためだと見える。日本が世界で最初に原爆を発明したと見ているのは、出口王仁三郎である。彼は大概のことは霊眼で見ているので、マスコミで報道された事実と霊眼に映じた事実が異なることはよくあったようだ。作家の五島勉が「日本・原爆開発の真実(祥伝社)」でそのあたりに肉薄したが、日本が...日本は原爆を発明したか

  • なでしこ力(ぢから)

    ◎決意が本物かどうか(2011-08-21)日本サッカー協会には、なでしこビジョンというのがある。ひたむき芯が強い明るい礼儀正しいだそうです。如何にも体育会系のスローガンで、これだけでは何かを実現するには不足かもしれない。それを補うものが「なでしこ力」である。全員が一つになることで最大の力を発揮するのだ。佐々木監督の著書から。『選手が成長するかどうかは、技術や知識だけではなく、「決意が本物かどうか」で決まるものだと、僕は思っている。だからこそ、僕は就任当初から選手たちと一緒に目標を共有してきたし、その目標を達成し得るプロセスを導きだし、選手の長所を活かす組織を構築して、なでしこたちと一緒に戦ってきた。今、選手たちは、本気で世界一を目指すという決意に満ちている。その決意があるからこそ、彼女たちはさらに自分を...なでしこ力(ぢから)

  • 牛過窓櫺(ぎゅうかそうれい)(無門関第三十八則)

    ◎水牛が窓の格子を過ぎたが尻尾が残っている牛過窓櫺の公案。『五祖法演は言った。「例えば水牛が窓の格子を過ぎていくが、頭、角、四本の脚すべて通過し終わったのに、なぜか尻尾だけが通過できない。」』十牛図のとおり、牛は世界全体・宇宙全体。十牛図第六騎牛帰家では、人と牛は合体していないが、合体直前である。この公案では、牛も残っており、見ている自分も残っている。見ている自分こそ尻尾であり、牛人合一の逆転は起こっていない。見ている自分がなくなれば、尻尾も通過できる。一方第七図では、牛である仏と人は合一するので、第七忘牛存人であって、人が残っている。仏人合一した悟りにあるが、有が残っているのだ。(第六身体アートマン)尻尾も過ぎ去るのが、十牛図第八人牛倶忘このようなことは、その体験とは言えない体験をすれば、すぐわかること...牛過窓櫺(ぎゅうかそうれい)(無門関第三十八則)

  • 原爆の発明

    ◎神罰(2010-05-07)『○原爆の発明原子爆弾は日本の博士が発明して「日本は人道上使えぬ」といってドイツへやった。それをドイツでも使わず、アメリカに使われたのである。悪いことばかり考えるから、日本に落とされたのだ。日本人が造ったから日本に落ちた。(昭和20年9月4日)』(出口王仁三郎玉言集新月の光(下)/木庭次守編/八幡書店から引用)大物スパイであるベラスコの発言をみるとナチス製の原爆がナチス降伏後アメリカに引き渡されて、それが日本に落とされたのではないかという話が出てくる。また天皇陛下が、日本における原爆の研究のストップを命じたというような話も別の本で読んだ記憶がある。真偽はともかく、そのナチスの原爆が日本製のものだったという話はまだ世の中に出てきてはいないが、もし出てきたら大騒ぎになるだろう。そ...原爆の発明

  • なでしこJAPAN栄光の秘密

    ◎思いの純粋さが奇跡を呼ぶ(2011-07-23)東北関東大震災は人に日常意識の裂け目を見せつけたが、なでしこJAPANの予想外の栄光は、ポジティブな意味で人の最深層の願望は実現するという現実を見せつけた。これは毎日毎時、欧米流、韓流によって日本文化破壊に向けた洗脳を繰り返されている疲弊した日本人に、いにしえの大和魂を、なつかしく思い起こさせる機縁となった。スピードとフィジカルで大きな差がある日本がどうして勝てたのか?バルサばりの相手の逆をとってはショート・パスの連続での攻撃と、複数で囲い込んでボールを奪取するディフェンス、決勝のアメリカ戦での宮間選手のゴール前への詰めからの同点ゴール、そしてセットプレーからの澤選手のミラクル・ヒールキック、目に見えるプレーばかりが注目されるが、そのプレーのよってきたる根...なでしこJAPAN栄光の秘密

  • 2024MLBワールドシリーズ、ドジャースが優勝

    ◎大谷翔平の不調が、シリーズの敗因にならなかったところが、見えない力があったところ2024年MLBワールドシリーズ第5戦は、想定外の大逆転でヤンキース6-7ドジャースとドジャースが優勝をさらった。全体の印象は、ドジャース・ファンには失礼かもしれないが、2011年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝を飾った日本女子代表(なでしこジャパン)の決勝の日本対アメリカ戦を思わせるものがあった。澤穂希の奇跡のボレーのようなものはなかったが、試合の流れ全体は、目に見えないある力を受けたものであったように思う。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は、プロ野球の故野村克也監督の言葉。ヤンキースは、クリーンナップのジャッジ、チザム、スタントンがそれぞれ本塁打を打ち、4回終了時点で5-0の五点差で、ヤンキー...2024MLBワールドシリーズ、ドジャースが優勝

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