旧統一教会(家庭連合)の元信者・信仰二世。この教団に長く身を置いてしまったことを悔いています。統一教会とは何なのか。なぜ信じたのか。そして統一教会はこの国にどんな影響を与えたのか。問い続けたいと思います
韓日祝福の理想と実際(後編): ‘背教者’が読む「潜入 旧統一教会」4
こちらの記事の続きとなります。 旧統一教会の韓日祝福については、宗教学者の中西尋子氏によって既に調査研究がなされており、その本質部分に迫られた内容になっていると思います。1 今回は「これだけは知っておきたい旧統一教会問題」中西氏執筆部分の第
韓日祝福の理想と実際(前編): ‘背教者’が読む「潜入 旧統一教会」3
第4章「合同結婚式で渡韓した『日本人妻』たち」の部分に関する感想です。 旧統一教会(家庭連合)における合同結婚式では、韓国人男性と日本人女性のカップルを「韓日祝福」と言います。本書では韓日祝福で嫁いだ日本人女性にもインタビューがなされており
【要約版】発言録から探る「文鮮明氏のビジョンもしくは思惑」―日本政界を中心に―
日本語未翻訳の文鮮明氏発言録を読み解き、彼がどんなビジョンもしくは思惑をもって日本政界に関わろうとしたのか探ってみました
発言録から探る「文鮮明氏のビジョンもしくは思惑」―日本政界を中心に―
2024年2月、自民党の閣僚級政治家と旧統一教会との関係が再び取り沙汰されています。 安部元首相銃撃事件以来、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と接点のあった政治家について「ズブズブ」等という言葉とともに報じられる局面がありますが、なぜここ
24.2.6朝日スクープを受けて―「み旨」としての選挙支援活動
2024年2月6日、朝日新聞のスクープ記事です。 ついに出た!と思った反面、教団を知る元信者の感覚としては、ちょっと「意外だな」と思ったのも事実。 旧統一教会信者の信仰マインド というのは、基本的に「私たちのおかげなのに」という発想は、旧統
誰でも入れない「博物館」「聖地」――’背教者’が読む「潜入 旧統一教会」2
今回は、教団聖地への'潜入'部分を中心に綴っていきたいと思います。本書「潜入 旧統一教会」の「はじめに」~第2章の内容となります。 この部分は、著者が教団の世界本部より特別に許可を得て「取材NG最深部」「不可侵領域の施設」に'潜入'し、そこ
気になっていた本「潜入 旧統一教会」読了しました。 なぜ'背教者'が読むのか 旧統一教会の2世元信者、しかも教団に批判的な立場を取る私が、この本をどうしても読んでみたいと思った理由は、ひとえに家庭連合(旧統一教会)現役信者の方が概ね絶賛して
日本の宗教界に考えていただきたい事―統一教会・2世元信者として
思い切って、日本の宗教界について思うところを書いてみました。 2023年11月24日に開催された衆議院法務委員会において、世界平和統一家庭連合(以下「統一教会」)の財産保全を含む被害者救済法案についての質疑応答が行われました。 この時、牧原
日本の宗教界に考えていただきたい事―統一教会・2世元信者として
思い切って、日本の宗教界について思うところを書いてみました。 2023年11月24日に開催された衆議院法務委員会において、世界平和統一家庭連合(以下「統一教会」)の財産保全を含む被害者救済法案についての質疑応答が行われました。 この時、牧原
2023年11月17日(金)、統一教会問題に関する第62回野党国対ヒアリングが開催され、2世元信者という立場で私も参加させていただきました。(関連報道記事はこちら) まず何より、今、多くの方が統一教会の被害者救済のためご尽力いただいているこ
解散命令請求の「先」②「普通の人間関係」――NHKクローズアップ現代(2023.10.18放送)
こちらの記事の続きです。 NHK「クローズアップ現代」(2023.10.18放送)に出演された有識者のコメントから、統一教会(世界平和統一家庭連合)問題の今後について考えています。 先回は、教団側の課題として挙げられた「共生の作法」について
解散命令請求の「先」①「共生の作法」――NHKクローズアップ現代(2023.10.18放送)
決して「解散命令請求を出したから終わり」ではない―― 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に解散命令請求が発出された翌週、NHK「クローズアップ現代」で、解散命令請求の後に立ち現れる「難題」について取り上げた番組が放送されました。 教団・社会
家庭連合現役信者の方による山上徹也・鈴木エイト両氏に関するSNS投稿について
解散請求がなされた直後のタイミング(2022.10.15)で、家庭連合(旧統一教会)現役信者の言動に苦言を呈するのは良くないかも知れません。ですが…… 両氏ご家族の気持ちを慮ってほしい Twitter上において「ジャーナリストの鈴木エイトさ
「宗教2世」がメディアに出演する場合、匿名・顔出しなしの場合がほとんどです。 報道に接する一般の方や、取材・編集に当たるメディア関係者の方の中でも、どうしてなのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 これは「宗教2世」独特の事情による
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