新年度っていつからカウントするんだろう。一番初めに所属した公的機関は多分保育所。覚えてるのは泣きながら母親から離されたような記憶。あれはきっと保育所なんだろうなあ。昔の記憶を振り返るとちらほら蘇る。父親の後ろで新聞紙を広げて読んでるふりをしてること。鍵がない母親の鍵を見つけたこと。刺身醤油が初めて出てきたこと。きっと昔ならもっとたくさんの昔を覚えてたけど時が経つにつれて些細な昔は忘れていってるんだろうなあ。その分新しい何かを手にしてるんだろうけどって、そんな都合よく記憶は塗り替えられない。保育所からをカウントすると多分30回目くらいの新年度。あ、あと永谷園のお茶漬けを食べる力士のCMを保育所のみんなで見たのも覚えてるなあ。とまあ、細やかな幼少期を少しずつ忘れながら目の前を追いかけていく日々です。令和7年度...お茶漬けで流れよ!