父の家族との関係に深く悩んでいた母は、幸福な家庭を築く方法について強い関心を示し、数回長老が再訪問した後、年配の開拓者の姉妹にバトンタッチしその後研究を始めたのだった。 その頃は父の実家に同居していたのでなかなか集会に参加するには至らなかったのだが、しばらくして父に転勤の辞令が出て我が家は東北地方へ引っ越すこととなった。 エホバの証人と接触する前に転勤の辞令が出て、父の家族との同居が解消されれば母がこの宗教と関係を持つこともなかったのだろうか・・・とも思うが、いずれにせよどこにいても訪問は来るわけで、どこかのタイミングで母は関心を示したのではないかとも思う。人生とは本当に難しい。 引っ越し先に…
私は東海地方の一都市で生まれた。 長男であり、その後弟や妹が誕生することはなかった。 誕生した時はまだ両親ともにエホバの証人(以下JW)とは全く関わりなく、その存在すら知らなかったようである。 誕生後しばらくして両親は父の実家に移ることに決めたのだが、思えばこれがJWとのかかわりを生んでしまう決断であった。 父の実家には父の両親(祖父・祖母)と弟(叔父)がおり、御多分に漏れず母は折り合いに大層苦労したようである。 さらに祖母は金銭的に奔放な人で、ある時には家族が関知しない消費者金融の請求書が発見され大騒動になったことすらあった。 その苦労から時々母は、幼い私を道連れに命を絶とうとすら考えたと後…
2023年は、二世として組織の中でずっと生きてきた私がエホバの証人(以下JW)を辞める決断をしてちょうど10年になる節目の年になる。 同時にバプテスマを受けて20年になる年でもある。 この年に、今までにないような大規模なJWに関する各種媒体での報道がなされるのは感慨深いものがある。 10年経っても人間の記憶は恐ろしいもので、集会や奉仕の夢を見ることがある。最近は段々と頻度は減ってきてはいるものの寝覚めの悪い朝を迎えることがあることは変わらない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…
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