フルーツビアらしい風味。甘すぎず、ビールの麦芽感もしっかり残るというか主体となる印象で、フルーツ風味のビールという感じ。意外と食事とも合わせられる
お酒(主にウイスキーとビール)の感想をアップしています。興味のあったもの、好みだったものには★~★★★印を付けています(ウイスキーよりも安価&入手難易度が低いビールの方が★が付きやすい傾向あり)。
ジェームズ エディ 15年/James Eadie 15yo
芯がありつつ熟成感があり上品で飲みやすいブレンデッド。ダフトミルらしさがしっかり感じられる。これならダフトミルを飲んだ方が良いが、ブレンデッドとしてのバランスは良い。£135という価格を考えると買うのは少し躊躇するか。
スペイツ ゴールドメダルエール/Speight's Gold Medal Ale
程よいコクと発酵感ある麦汁や黄色いフルーツ。特別感は無いが、飲みやすい癖の少ない風味。普段飲み用だが、淡白な食事だと邪魔かもしれない。
アラン 7年 プロヴィナンス/Arran 7yo Provenance
コースタル感ある塩気を纏ったスモークにピリッと刺すようなスパイシーさ、甘さはシンプルなリンゴやオレンジ、余韻にかけてクリーミーなカスタード。バランスは良いがまだ粗削り。
クリスマスエールではあるが一般的なクリスマスエールとは少し毛色が違い、むしろクアドルペルに近い。ジュニパーらしいベリー感はあるがそこまで特徴的ではない。悪くは無いが印象に残らない味。
スタンダードでクセがなく、穀物も程よくコクあるラガー。結構良い。度数も低く特に食事との相性がとても良く、普段飲みのビールとしては優秀。少し★を付けるか迷った。
タムナヴーリン 10年 2013 #373073 (ジェームズ・イーディ)/Tamnavulin 10yo 2013 #373073 (James Eadie)
★フレッシュなリンゴのフルーティさ、蜂蜜やマーマレードのねっとりした甘さ、奥にバニラ、しっかり骨太な麦芽感や藁っぽいスモーキーさと、全体のバランスと風味の移り変わりが良い感じ。
デ フェルボーデン フルフト (ヒューガルデン)/De Verboden Vrucht (Hoegaarden)
★★甘さはまったり濃厚で複雑だがしつこくなく、しっかりとしたモルティさが主体。スパイス感も程よく、度数ほどはアルコールの棘は感じない、飲み心地の良いストロングエール。
ク・ボカン クリエーション 6/Cù Bòcan Creation 6
ねっとりしたスモーキーさとややはっきり目の原酒感。ラムの風味もしっかり感じるが、正直個人的に短熟ウイスキーとの相性は悪いと思っていて、原酒の悪い癖も増強されている印象。ハーブ感とスモーク感の組み合わせが好きな人なら行ける。
★度数を感じさせないスッキリしたながら、ベルギービールらしいフルーティさとフローラルさはしっかり感じられる。余韻のハーバル感が強く、グルートらしさを味わえる。インフェルノという名前とは対照的に上品なバランス。
飲みやすいアンバーエール。かなりサッパリした風味で飲み疲れない反面、個人的にはもう少し飲みごたえやパンチが欲しい。
ガーヴァン 1993 30年 (ウッドロウズ・オブ・エディンバラ)/Girvan 1993 30yo (Woodrow's of Edinburgh)
★素朴な麦芽中心の骨太な骨格をしっかり残したまま、熟成感は程よくあってクリーミーなバニラの甘みもちょうど良い。特別良いわけでは無いが安心できる風味。★0.5くらい。
ゴードン スコッチエール/Gordon Scotch Ale
★~★★ほどよいスモーク感とキャラメルや黒蜜、やや強めのイチゴジャムのような甘さ。とは言えスモーク感とも調和していて下品な甘さでは無い。飲み心地がよく、かなり好みの風味。
アップルパイのような香ばしさもあるフルーティさと程いいスモーキーさは調和している。メロン的な青いフルーティさやスパイシーさもピート香との相性は良い。特にこれと言った個性が無いのが残念ではあるが悪くはない。
ウィトカップ パテル トリプル/Witkap Pater Tripel
穀物感が強く、そこに黄色いフルーティさと酵母のフローラルさが広がる。少しコーンっぽい軽さも感じられる。余韻は柑橘ピールのビターさが強く続く。元祖だから当たり前と言えば当たり前だが、ベーシックな風味のトリプル。
オクトモア アイラ 7.3/Octomore Islay 7.3
★★しっかりした熟成感と複雑さが合いまった旨いオクトモア。ボディも分厚くパンチ十分。樽感はバーボン樽がメインで、奥にワイン樽を感じる程度。少しピークを過ぎた印象もあるが、変な癖は出ておらずまだまだ。
ティマーマンス ランビカス ペシュ カルダモム/Timmermans Lambicus Pêche Cardamome
★★しっかりしたピーチの甘さとカルダモンのスパイシーさとミント感、ランビックらしい酸味のバランスが良く、素晴らしい飲みやすさ。出来の良いビアカクテル。余韻に少しビールらしさはあるが変なえぐみは無い。かなり好み。
えぐみはそこまで出ていないが、少し荒さが悪目立ちする。青いフルーツや草っぽい風味が中心で、甘さは下品では無いが余り調和は取れていない印象。
ヴィヴェン スモークド ポーター/Viven Smoked Porter
★~★★アイラモルトっぽいどっしりとしたスモーキーさと麦芽の深い風味、コーヒー系のビターさが織りなす落ち着いた風味。変にベタベタした甘さも無く、飲んでて安らぐ。個人的に好きな風味で★1.5くらい。
(1)特徴 (2)テイスティング (1)特徴 ・クワレモント ブロンド/Kwaremont Blond ・デ・ブラバンデール醸造所(ベルギー)/Brouwerij De Brabandere ・6.6% ・ブロンドエール デ・ブラバンデール醸造所はベルギーのウェスト=フランデレン州にある1894年設立の家族経営の醸造所。BavikやPetrusブランドのビールも生産しています。 今回テイスティングしたクワレモント ブロンドは、ベルギーの有名な自転車レースであるツール・デ・フランドルのオフィシャルビールです。商品名もツール・デ・フランドルの難所「オウデ・クワレモント」から取られており、オウデ・ク…
キルホーマン ロッホゴルム 2024/Kilchoman Loch Gorm 2024
例年よりも少し磯感が強めな印象で、ねっとりした風味。シェリー感は穏やか。個人的な好みとしてはやや劣るが、完成度の高さは相変わらず。
穀物の前面に酸味ある柑橘系のフルーツ感が複雑に広がり、余韻にはハーブやフローラルさが上品に広がる。IPAだが鋭い棘は無く、バランス良く飲みやすい。
ストラサーン バッチ1/Strathearn Batch 1
アップルパイっぽい煮込んだリンゴの甘さとデニッシュ生地の香ばしさがしっかり。少し若い原酒らしい粗さやえぐさはある。
バリスタ チョコレートクアッド (キャスティール)/Barista Chocolate Quad (Kasteel)
★★濃厚なブラウニーのようなチョコレート系の甘さはかなり強いが、それに負けない深煎り麦芽の風味と飲み心地を良くする柑橘感。こういうこってり系にしては個人手に好みなバランスの良さ。
ザ・ヒーラック アイル・オブ・ハリス リリース 2/The Hearach Isle of Harris Whisky Release 2
フローラルさと穏やかなスモーキーさ、青竹感を含む原酒の若さは多少はあるが嫌みはほとんどなく飲みやすい。口あたりも柔らかい。熟成年数の割には悪くない。1番目のリリースは若さ全開の3年熟成ではなく5年くらいは寝かせた方が安全だなと実感した。
ペトルス トリプル (デ・ブラバンデレ)/Petrus Tripel (De Brabandere)
しっかりしたボディと穏やかながら強いビターさ、全体的に穀物が強めフルーティさや甘さは控えめ。トリプルとしてはスタンダードな出来。
カリラ 2016 7年 (アデルフィ)/Caol Ila 2016 7yo (Adelphi)
シェリー感はそこまで強くない。しっかり目の塩気とスモーク、スパイシーさに柑橘系のフルーツと、シングルカスクの割にバランスがとても良い。若い原酒の刺々しさはそこまで気にならない。もう少し熟成感が欲しいが、年数の割にはとても良い。
ウィンター ウォーマー エール/Winter Warmer Ale (Hall & Woodhouse)
柔らかい口当たりの濃厚な麦芽感にローストした柑橘やクローブ系のハーブが調和した、まろやかで落ち着いた風味。多少温度高めで飲んだ方が美味しいと思う。
スピリット・オブ・ヨークシャー 2018 5年 (アデルフィ)/Spirit of Yorkshire 2018 5yo (Adelphi)
香りは流石アデルフィと言った上品さ、風味も上品な甘さが心地いいが、短熟らしい原酒感も強く感じる。頑張ったけど限界を感じる風味。
デュベル バレルエイジド バーボン バッチ No.4/Duvel Barrel Aged Bourbon Batch No.4
★★パンチが更に強く、風味はフルーティさやバニラ感が複雑に折り重なっている、少し厚化粧をした魔性の風味。通常のデュベルとは違う魅力。シメイブルーのようなダークエールでの熟成物は良くあるが、こういうゴールデンエールでの熟成もフルーティさの種類が違い非常に魅力的。
ポートシャーロット 2003 20年/Port Charlotte 2003 20yo
★少し荒さもあるが、スモーキーさや樽由来のねっとりしたボディは分厚く、クリーミーで旨味が強い。ポートシャーロットらしさがしっかり表れた一本。★1~1.5くらいだが、一緒にテイスティングしたポートシャーロットよりは少し好みでは無かった。
フェニックス IPA (モンテース)/Phoenix IPA (Monteith's)
軽いボディのIPA。主張しすぎず食事に合わせやすい風味。ホップ由来のフローラルさやフルーティさはしっかり出ているので、IPA入門としては良い気がする。
ブルックラディ ベアバーレイ 14年/Bruichladdich Bere Barley 14yo
★★非常に上品でフローラルで複雑。完成度がめちゃくちゃ高いブルックラディ。シングルカスクの良さがしっかり出ている。個人的にはクラシックラディは特にそこまで好きでは無いが、シングルカスク系になるとフローラルさや甘さの輪郭がはっきり感じられてかなり好み。このサンプルもそのうちの一つで、好みでかつ完成度が高い美しい風味でした。
M&S ベルジャン チェリー ウィートビア (ヒューグ)/M&S Belgian Cherry Wheat Beer (Huyghe)
★すごく飲みやすいが甘すぎではない。スーパー向けに作られたビールだが、流石ヒューグと言えるバランス良さ。チェリーカクテルっぽい。
ねっとりした飲み口のオクトモア。フルーツも熟したねっとりした感じで、良くある素朴な風味のオクトモアとは少し毛色が違う印象。ピート感はしっかり強いが、200超えという程のパンチの強さは無い気もするが、逆に言えばそれくらい馴染んでいる。
バランス良いラガー。サッポロ赤星やキリンラガーぽい雰囲気が感じられる。可も不可もないスタンダードな一本。
キルホーマン 100% アイラ 2023/Kilchoman 100% Isaly 2023
かなりフローラルさが出たキルホーマン。塩気やピート香はかなりしっかり目、フルーティさはかなり控え目。素朴と言えば素朴だが、結構癖があるので好みは分かれそう。
デア ブラウエ パーゲ (テーゲルンゼー)/Der blaue Page (Tegernseer)
少しこってりした甘さが強いボックで、余韻はやや強めのビターさ。ボディは分厚く飲みごたえがかなりある。
トーモア 2010 #8238275 (ダンカン テイラー)/Tormore 2010 #8238275 (Duncan Taylor)
しっかり目の塩気とスモーク、シェリー感も強いがえぐみは無くて飲みやすい。オクタブにしてはバランスが取れている印象。
デスパラドス オリジナル/Desperados Original
度数の割に飲みやすい。シャンディガフぽい軽快な飲み口。テキーラ感はあると言えばあるが、どちらかというとトニックウォーターのようなニュアンスを強く感じる。
グレンギリー 2012 オクタブ #4638243 (ダンカン・テイラー)/Glen Garioch 2012 Octave #4638243 (Duncan Taylor)
グレンギリーらしいフレッシュな燻製感やバーボン樽の甘さ、トップにシェリー樽のフルーティさ。飲みごたえのある骨太な一本。
ファストルフ ペール (ハンプティ ダンプティ)/Fastolf Pale (Humpty Dumpty)
バラエティに富む柑橘感がしっかりある飲みやすい風味。少し発酵感もある。泡立ちもとても良い。普段飲み用。
タムデュー バッチストレングス 008/Tamdhu Batch Strength 008
パンチが強いが嫌な要素も含めて強くなってるので、余り飲み心地が良くない。特に余韻が少し青臭いというかアルコール臭い。各要素は悪くないので少し残念。
悪魔のビール ホワイトエール (黄桜)/Devil's Beer White Ale (Kizakura)
シャープで軽快な小麦ビール。後味のキレが特に良い。小麦ビールで定番の柑橘やハーブの風味が中心で、そこまで複雑さは無い。
ラガヴーリン 2016 ジャズフェスティバル/Lagavulin 2016 Jazz Festival
★★熟成感はそこまで無いが、美しいバランスのラガヴーリン。甘さとスモーク、ボティの力強さと口あたりの滑らかさが絶妙。かなり好みで、長熟ラガヴーリンとは違う良さがあった。
サッポロ ラガービール/Sapporo Lager Beer
ボディ感あるやや重めの地味目な風味に、そこそこキレの良い余韻。変な小細工をしていないシンプルな香味。現在流行りの華やかなビールとは逆方向。しっかりしたラガーを飲んだなという満たされた感が強い。
タムデュー ディスティンクション III/Tamdhu Distinction III
輪郭がはっきりした風味。甘さもしっかり、オーク感はやや行き過ぎ感もある強さ。悪くは無いが、少しまとまりが無い印象を受けた。
オリオン 75BEER ホワイトエール/Orion 75BEER White Ale
さっぱりした軽快な小麦ビール。複雑さはやや欠けているが、その分邪魔な風味は無く食事とも合わせやすい印象。
モートラック 1989 33年 (アデルフィ)/Mortlach 1989 33yo (Adelphi)
★★★文句無しの出来。モートラックに求める全ての良さがある。年数や度数の割にパンチもしっかり残っているのが良い。個人的には、アデルフィの30周年ボトルの中では1,2位の出来だった。
ラ ファン デュ モンド トリプル (ユニブルー)/La Fin du Monde Tripel (Unibroue)
香りはトリプルに良くある華やかな黄色いフルーツ感が心地良いが、味は特に余韻にベタっとしたビターさが悪目立ちしてる気がする。悪くは無いが進んで飲みたい特別感はやや欠ける印象。
アードナムルッカン 9年 2014 (アデルフィ)/Ardnamurchan 9yo 2014 (Adelphi)
香りはもっと長熟に感じる上品なシャープさ、味は短熟らしいシャープさが前面に出ている。アデルフィらしい雑味の無い上品な短熟。悪くは無いけど良くも無い。やっぱりアードナムルッカンはピーテッドの方が良いと思う。
カピテル ワトゥ ウィンター/Kapittel Watou Winter
酸味あるベリーの風味がかなりハッキリ。甘さよりビターさが前面に来る余韻も、ウィンターエールとしては少し変わり種な印象。
ボウモア 1997 26年 (アデルフィ)/Bowmore 1997 26yo (Adelphi)
★★ 絶妙な旨さ。ボウモアの長熟にしては少し荒さも感じられるが、それがむしろ良い感じのパンチの強さになっている。★2.5くらい。
フィロウ (キャスティール)/Filou (Kasteel)
★ 暖かい印象のあるトリプル。ボディはかなり分厚く飲みごたえが十分。フルーティさは香りは華やかだが、飲むとそこまで派手ではなく、穀物感が中心の堅実な旨さ。
スペイ ローヤルチョイス/SPEY Royal Choice
少しオクトモアっぽい無骨なオーキーさ、スモーキーさは流石にオクトモアよりはずっと軽いが傾向は近い。それでいて変なえぐみは無く心地いい。Chairman’s Choiceより好み。
★濃厚で滑らか、ラガーとエールの中間のようなバランスの良さ。どっちつかずにはなっておらず、黄色系のフルーツと麦芽の香ばしさが心地いい。
5 IPA シトラ モザイク (ブリュー・バイ・ナンバーズ)/5 IPA Citra Mosaic (Brew By Numbers)
★甘さ強めのIPAで、穀物感やパンチの強さもしっかり。ただし後味はキレよく、食事との相性も良いライン。普段飲みとしては優秀な一本だと思う。
キルホーマン ペドロヒメネス 2023/Kilchoman Pedro Ximenez 2023
★かなりバランスのいいキルホーマン。ちょうどいい甘さと塩気とビターなウッディさ、やや控えめなスモーク感も風味の邪魔をせず良い塩梅。余韻の柔らかいスモーキーさも良い。間違いのない一本。
★ 厚みあるボディと程よい甘さ。飲み進めていくと結構甘さが強く感じてくるが、クリーミーな香ばしい穀物のボディ感が負けておらす、バランスの良い旨味と飲み心地。
デイドリーム (スプリングバレー ブルワリー)/Daydream (Spring Valley Brewery)
★ クリーミーでフレッシュ、バランス良く軽快。特に柚子やすだちのような柑橘感は上品で柔らかく、なかなか海外のビールでは無い面白い風味。ホワイトビールとの相性もとても良いと思う。
★~★★ 香りは絶品な上品さ、味は力強さと上品さが同居したバランス良い分厚い風味。感動するような旨さでは無いが、高レベルで安定している。★★と言うより★1.5位の印象。オフィシャルのコアレンジとしては十二分な出来だと思う。
★ 凛としたフレッシュな柑橘と穀物、ヒノキっぽいかは分からないが余韻にやや青臭さのあるウッディさやハーブは感じられる。なかなか楽しい現代的な風味。
箕面ブリュワリー W-IPA/Minoh Brewery W-IPA
★ホップのしっかりとしたビターさとフルーティさ、それに負けない麦の濃厚さが合わさったIPA。パンチは強いが、意外と食事と一緒に飲めるバランスの良さ。
★心地良いシェリー熟成ボトル。えぐみ無く上品なフルーティさと程よいスモーク。12年と18年物の直線状にしっかりあるのが面白い。普段飲みとしてとても良いボトルだと思う。
アサヒ プレミアム生ビール 熟撰/Asahi Premium Jukusen
クリーミーで滑らか、穀物の香ばしさのまとまりが良い風味。フルーティさは酸味ある柑橘系が中心で、余韻にはホップのフローラルさが広がる。上品な出来。確かに飲食店との相性は良いと思う。
グレンロセス 2013 9年 (ダンカン・テイラー)/Glenrothes 2013 9yo #4939514 (Duncan Taylor)
★~★★ 甘さ、スモーキーさ、穀物感、ビターさのバランスが非常に良く、嫌味なく各要素の良さを楽しめる。年数相応の若さはあるが、嫌味は無く、むしろ程よいパンチに繋がっている。好みの風味。★1.5位。
コクの神髄 プレミアム/Beer Surpise Koku no Shinzui
ボディしっかり目の飲みごたえある風味。通常のラガーと比べると麦芽感が濃いめで柑橘系の甘さも強い。プレミアム感はそこまで無いが、ぼちぼちの出来。
キルホーマン カルヴァドス スモールバッチ No.5/Kilchoman Calvados Small Batch No.5
★カルバドス由来のリンゴ感がかなりはっきり出ていて、キルホーマンらしい麦芽やスモーキーさと良い感じに調和している。結構好き。甘すぎずえぐみも無く、バランスの良い出来だと思う。
★プレモル的な鮮烈なホップの香りも、個人的にはプレモルよりは上品でまとまりがある気がする。フローラルというよりフルーティ。度数も低めで飲みやすい。夏向けのサッパリした風味。
少し荒さは感じるが、しっかりしたフルーティさとオーク感、穏やかなスモークは心地良い。味のまとまりはやや悪い気もする。えぐみは無く、熟成年数相応ではある。
ミケラー サイドアイズ ペールエール/Mikkeller Side Eyes Pale Ale
甘さはっきり目で旨味強め。飲みごたえがあり、余韻はビターさが強めなので甘ったるいような余韻ではなくしつこくは無い。思ったより軽快では無いが、ほどよく軽快。
デリリウム ブラック バレルエイジド/Delirium Black Barrel Aged
★★★ 濃厚だがシナモン感がしつこくなく良いバランス。濃厚だが飲み飽きないし飲み疲れない。飲めば飲むほどどんどん良くなってくる。クリーミーで美しい飲み心地。デリリウムの集大成的な印象。
ハイランドパーク カスクストレングス No.4/Highland Park Cask Strength No.4
シロップ系の強い甘さの奥にしっかりヘザーハニーっぽいフローラルさも感じられる、パンチの強いハイランドパークらしい風味。スパイシーさや焦がしたオークのビターさもかなりしっかり。少し若い荒さはあるが、その分ハイランドパークの酒質は強い。
トルバドゥール インペリアルスタウト/Troubadour Imperial Stout
濃厚だが甘さ控えめでドライ。落ち着いたカカオ感強いチョコレートの風味や深煎り麦芽が中心で、プルーン系のダークフルーツの風味は後ろにほんのりある程度。インペリアルスタウトとしては飲みやすい。
トルバドゥール ウェストクスト/Troubadour Westkust
★★濃厚な麦芽感と強めのフルーティさ、後味のサッパリした余韻とハーブのバランスがとても良い。濃厚でボディは分厚いのにしつこくなく飲みやすい。とても良い出来だと思う。
アードナムルッカン カスクストレングス 2023/Ardnamurchan Cask Strength 2023
キャンディードした柑橘ピールの甘酸っぱさとビターさ、ブラウンシュガーの甘さ、しっかりした湿気気味のウッドスモークのバランスの良さは流石アードナムルッカン。短熟だが上品。
★★原点ともいえるスタンダードさにして抜群のクオリティ。変な癖はなく、旨味が凝縮されており、ボディもしつこくない強さ。ベルギービールの入門として良く紹介されているが、初心者向けという訳ではなく万人向けの完成度の高さ。素晴らしい。
パーテル リーヴェン ヴィット/Pater Lieven Wit
サッパリより飲み口の小麦ビール。特にこれと言った個性は無いが、食事とも合わせやすいし、単体でも十分穀物感を楽しめる。普段飲みには良いバランス。
スモーゲン 2013 10年 (アデルフィ)/Smögen 2013 10yo (Adelphi)
ほどよい若い力強さ、やや強めの甘さとスモーキーさ、癖はそこまで強くなくバランスの良い力強さ。やや面白みが欠けるのが個人的にはマイナス。
マウディート (ユニブルー)/Maudite (Unibroue)
ねっとりしたフルーツとフルボディに近い麦芽の重さ。デュッベルとしては重め。ハーブも八ツ橋みたいなどっしり分厚い濃厚さがあり、やや飲み疲れる。寒い時期にやや温かめの温度で飲むのに向いている印象。
アルハンブラ レゼルバ ロハ ドッペルボック/Alhambra Reserva Roja Doppelbock
ねっとり&どっしりしたボディの麦芽とフルーツの競演。すこし重すぎるので食事と合わせにくいが、癖のあるチーズなどとのマリアージュは良さそう。
レフ ビール ダイヴァー ウィンタービール/Leffe Bière d'Hiver Winterbier
★少し甘さがしつこいがウィンターエールとしては標準的かやや軽め。フルーティさはさっぱりと透明感があるので、思ったよりも腹にはたまらない。
タリバーディン 2013 10年 (ダンカン・テイラー)/Tullibardine 2013 10yo (Duncan Taylor)
しっかりとしたウッディさと樽由来の甘さ、かなりはっきりしたオクタブ熟成らしい風味。嫌みに感じるほどの癖はそこまで無い。どちらかと言うとハイボールで力を発揮しそうなパンチのある風味。
エヒト シュレンケルラ ウォイヒセル ロートビーア/Aecht Schlenkerla Weichsel Rotbier
★★★美しいバランス。通常のラオホビールと比べると、より軽快寄りでフルーティなスモークで、麦芽の繊細な旨味も殺さない。個々のパンチは強すぎずしつこくなく、スモークビアにもかかわらず繊細な要素もかなり感じることが出来る。素晴らしいと思う。
ヴォケイション バニラ・スモークド・インペリアルスタウト/Vocation Vanilla Smoked Imperial Stout
★★クリーミーで程よい濃厚さ。複雑な工程を経て作った成果が存分に表れた旨味。こういう濃厚系ビールとしてはかなり好み。程よいティラミスやフルーティさも良い感じ。しつこくない甘さ。
ノックニーアン 5年 (ウェスティ・スポンジ)/Nc’Nean 5yo (Westie Sponge)
★フローラルさが溢れる特徴的な風味。風味もリンゴの蜜やバニラの上品な甘さで、フローラルさともよくマッチしている。そんなに沢山飲んだわけじゃないけど、ノックニーアンの短熟は上品な個性が出ていて出来がとても良いと思う。
アインジードラー ドッペルボック/Einsiedler DoppelBock
ドッペルボックらしい濃厚で落ち着いた旨味。特別な個性は無いがしみじみとした旨さが堪能できる。悪くはない。ドッペルボックとしてはスタンダードな印象。
パヌポット ビンテージ エール (ストライセ)/Pannepot Vintage Ale (Struise)
★★★バランスがとても良い。チョコレート系の甘さがねっとり濃厚ながら、程よい酸味やビターさでキレもある。酸味あるベリー系のフルーティさが特に秀逸。★3つか迷うレベルの完成度。
ブナハーブン 8年 2014 (ダンカン・テイラー)/Bunnahabhain 8yo 2014 (Duncan Taylor)
少ししつこいくらいのしっかりとした甘さと、塩気やヨードも含んだピート感。魚介っぽさがあるのが少しバレッヒェンっぽい感じ。キャラメル系のねっとりした甘さが個人的には少し強すぎる。
スプリングバレー ジャパンエール/Spring Valley Japan Ale
★軽快ながら薄くないフルーツとホップ由来の上品なフローラルさ、しっかり目のビターな余韻。全体的に上品な甘さが良いバランスで、食事と合わせやすい。MURAKAMI SEVENのホップ感は正直良く分からなかったが、飲み心地の良いエール。
★しっかりと骨太な旨味と、それに負けないながらも上品なフルーティさとフローラルさ。かなりまとまりが良く好印象で、普段飲みとしては文句のないバランスだと思う。
プルトニー 9年 (グッド・スピリッツ)/Pulteney 9yo (The Good Spirits)
プルトニーらしいねっとりしたオイリーさと練乳の甘さ、フルーティさはさっぱりしていて素朴な風味。少し酒質の若さが出ていて、粗さは感じられる。
PSB パーフェクトサントリービール/PSB Perfect Suntory Beer
普通というか、コクとパンチが少し足りないラガーと言った印象。変な癖がない第三のビールや発泡酒みたいな感じで、どこか物足りなさを感じる。
軽快だがコクもある。飲みやすいサッパリ風味。本当に全く癖のない風味が良いなら微妙にビール臭さがあるが、相当軽快。
マクダフ 10年 (ディアストーカー)/Macduff 10yo (Deerstalker)
素朴な穀物感とあっさりとした甘さ、藁を軽く燻したような柔らかいスモーク、余韻の塩気とスパイシーさ。素直でアッサリ目のハイランドモルト。
ロートハウス ヘーフェ ヴァイツェン/Rothaus Hefe Weizen
★★ベルギーぽさもある豊かなフルーティさとドイツらしい分厚い穀物感とクリーミーさ。要素が沢山詰め込まれていて、かつそれが上品に調和していて飲み心地がとても良い。
ブリュッセレイル (デ・ラ・センヌ)/Brusseleir (de la Senne)
濃厚さもありスタウトとIPAのミックスみたいな感じ。風味のバランスは良いが、IPAとしては少し中途半端な印象も受けた。
キルホーマン ファウンダーズ カスク 2023/Kilchoman Founders Cask 2023
少し甘さが下品な印象もあるが、キルホーマンらしい素朴で骨太な麦芽感に暖かいスモーキーさ。少し冷やしたりロックで飲んだ方が味が引き締まって良いと思う。
スタンダードなヴァイスビア。しっかりとした穀物感とクリーミーさ、ハーブはやや強めで柑橘とグラッシーなビターが長く続く。少しボディ重め。
クークー プィサン (デュ・ラ・センヌ)/Coucou Puissant (de la Senne)
★穀物中心で麦汁とは違う甘さが複雑に広がる。柑橘系の甘酸っぱさとの相性もよくカクテル的な雰囲気も感じられる。伝統的なベルギービールらしさを持ちつつ、個性も溢れる楽しい風味。
ベン ネヴィス 2012 10年 (アデルフィ)/Ben Nevis 2012 10yo(Adelphi)
★しっかりとローストした樽感がやや強めに出ているが、ほどよいビターさとベリー系の甘さの落ち着いたバランスは悪くない。時間をおくと甘さがしっかり出てきてなお良い。
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フルーツビアらしい風味。甘すぎず、ビールの麦芽感もしっかり残るというか主体となる印象で、フルーツ風味のビールという感じ。意外と食事とも合わせられる
★★ホップ感が絶妙、プレモルよりフローラルさやフルーティさが上品で複雑。香りで特に感じるフレッシュでジューシーなフルーティさは何とは特定しにくいが余り無い感じで面白い。
★★この年数にしては完璧に近いボウモア。スモーキーさやビターさ、赤やダークフルーツの複雑な甘さが調和し、パンチがありながら刺々しさは無く、良い要素だけが出ている印象。ボウモアらしいフローラルさも憎い限り。甘さがやや単調で複雑さと奥行きが足りない以外は完璧。好き。
★蜂蜜9%添加と多めなので香りは蜂蜜感が全開だが、飲むとそこまで強くない。甘さの種類が普段飲むビールとは違う感じで違和感を感じるが、バランスはそこまで崩れていない。ハニービールとしてのバランスは良いと思う。
安定感ある旨味も、後味の柑橘ピール感が少し青臭い印象があった。モルティさはさっぱりして程よく香ばしいので良かったが、その分余韻が少し目立って邪魔な印象。
★柔らかいスモークとシェリー樽の甘さにパフューミーさ満点の風味。間違いなく80年代ボウモアがいると分かる。40年物だが芯の太さがあり、やや枯れ気味ではあるが滑らかさと飲みごたえが両立。個人的にはパフューミーな風味は好きなので★1だが、石鹸感が嫌いな人は厳しいと思う。
シャープでパンチがあるトリプル。少しアルコール感はあるが良い感じにフルーツとモルティさのバランスが取れている。ハーバルなビターさはやや強く、アルコールの嫌なニュアンスを消してくれている印象。
柑橘中心のサッパリ癖のない風味。甘さ控えめで軽いが、パンチはそこそこあるので軽すぎではない。低温発酵の恩恵か雑味は少ない。
★少しパンチの弱くなったアードベッグ19年トリーバンっぽい感じ。シェリー感はあまりないがさっぱりしたフルーティさとバニラのクリーミーさがあり飲みやすい。芯のあるアイラモルトで悪くない。
★ベルギースタイルのストロングエールらしい濃厚な風味。ダークフルーツの甘さは甘すぎず、ロースト感も程よい。少し単調ではあるが悪くはない。複雑な濃厚さが欲しい人には物足りないかも知れない。
ギリシャらしい穀物感強い風味。穀物と柑橘のシンプルな風味で、変な癖は無く飲みやすく、滑らかで香ばしい。しつこさや重さが無く飽きにくい風味なので普段飲みにしやすそう。
かなり荒々しいスモークや塩気、焦げ感がガツンと感じられる。フルーティさや甘さは控え目で、熟成感は18年ほど感じられない。イマイチ。
香りは発酵したような癖のあるトロピカルフルーツが目立ち、飲むとやや控えめになる物のそれでもやや独特の癖は感じる。ビールらしさとフツーティさの調和は取れている。
軽快、口あたり軽いパンやワインぽい雰囲気。フランスらしいおしゃれさが感じられる夏っぽい軽やかな風味も、余韻に少しえぐみがある。
樽感がしっかり出たスパイシーでオーキーな風味。甘さはキャンディ的なオレンジやリンゴ飴、ミントやバニラアイス感も薄っすら。少しオークスパイスが強すぎる印象があるが、ほどよい甘さとボディがあって飲み心地は良い。
軽快でフローラル、穀物感は軽いがクリーミー。アルコール度数が低い事もあり、食事とともに飲むのにも最適な風味。
★小麦やオーツを含むしっかり&ねっとり感のある穀物味が楽しめるトリプル。変な派手さはないが、ベルギーエールらしいフルーティさと濃厚な旨味が味わえる。重くない程度に分厚いトリプルが好きならオススメ。
香りはバーボン樽熟成っぽい素直なスプリングバンクだが、味は結構オーク感がバチバチに来る。ケイデンヘッド社ボトリングというと半分オフィシャルみたいなもんだが、オフィシャルとは違った尖り方があって楽しい。
しっかりしたロースト感にブドヴァルらしい軽快な飲み口のバランスが良い。ダークラガーだが飲みやすく、日本で販売されているダークラガーに系統は近いが、ロースト感はしっかり強め。
★★オーツが加えられているらしさの出た滑らかでクリーミーな穀物感とフルーツ、柔らかいハーブのバランスが非常に良い。分厚いボディに旨味が濃縮されている感じ。こってり目の風味が好きな人にオススメ。
芯がありつつ熟成感があり上品で飲みやすいブレンデッド。ダフトミルらしさがしっかり感じられる。これならダフトミルを飲んだ方が良いが、ブレンデッドとしてのバランスは良い。£135という価格を考えると買うのは少し躊躇するか。
程よいコクと発酵感ある麦汁や黄色いフルーツ。特別感は無いが、飲みやすい癖の少ない風味。普段飲み用だが、淡白な食事だと邪魔かもしれない。
コースタル感ある塩気を纏ったスモークにピリッと刺すようなスパイシーさ、甘さはシンプルなリンゴやオレンジ、余韻にかけてクリーミーなカスタード。バランスは良いがまだ粗削り。
クリスマスエールではあるが一般的なクリスマスエールとは少し毛色が違い、むしろクアドルペルに近い。ジュニパーらしいベリー感はあるがそこまで特徴的ではない。悪くは無いが印象に残らない味。
スタンダードでクセがなく、穀物も程よくコクあるラガー。結構良い。度数も低く特に食事との相性がとても良く、普段飲みのビールとしては優秀。少し★を付けるか迷った。
★フレッシュなリンゴのフルーティさ、蜂蜜やマーマレードのねっとりした甘さ、奥にバニラ、しっかり骨太な麦芽感や藁っぽいスモーキーさと、全体のバランスと風味の移り変わりが良い感じ。
★★甘さはまったり濃厚で複雑だがしつこくなく、しっかりとしたモルティさが主体。スパイス感も程よく、度数ほどはアルコールの棘は感じない、飲み心地の良いストロングエール。
ねっとりしたスモーキーさとややはっきり目の原酒感。ラムの風味もしっかり感じるが、正直個人的に短熟ウイスキーとの相性は悪いと思っていて、原酒の悪い癖も増強されている印象。ハーブ感とスモーク感の組み合わせが好きな人なら行ける。
★度数を感じさせないスッキリしたながら、ベルギービールらしいフルーティさとフローラルさはしっかり感じられる。余韻のハーバル感が強く、グルートらしさを味わえる。インフェルノという名前とは対照的に上品なバランス。
飲みやすいアンバーエール。かなりサッパリした風味で飲み疲れない反面、個人的にはもう少し飲みごたえやパンチが欲しい。
★素朴な麦芽中心の骨太な骨格をしっかり残したまま、熟成感は程よくあってクリーミーなバニラの甘みもちょうど良い。特別良いわけでは無いが安心できる風味。★0.5くらい。
★~★★ほどよいスモーク感とキャラメルや黒蜜、やや強めのイチゴジャムのような甘さ。とは言えスモーク感とも調和していて下品な甘さでは無い。飲み心地がよく、かなり好みの風味。
アップルパイのような香ばしさもあるフルーティさと程いいスモーキーさは調和している。メロン的な青いフルーティさやスパイシーさもピート香との相性は良い。特にこれと言った個性が無いのが残念ではあるが悪くはない。
穀物感が強く、そこに黄色いフルーティさと酵母のフローラルさが広がる。少しコーンっぽい軽さも感じられる。余韻は柑橘ピールのビターさが強く続く。元祖だから当たり前と言えば当たり前だが、ベーシックな風味のトリプル。
★★しっかりした熟成感と複雑さが合いまった旨いオクトモア。ボディも分厚くパンチ十分。樽感はバーボン樽がメインで、奥にワイン樽を感じる程度。少しピークを過ぎた印象もあるが、変な癖は出ておらずまだまだ。
★★しっかりしたピーチの甘さとカルダモンのスパイシーさとミント感、ランビックらしい酸味のバランスが良く、素晴らしい飲みやすさ。出来の良いビアカクテル。余韻に少しビールらしさはあるが変なえぐみは無い。かなり好み。
えぐみはそこまで出ていないが、少し荒さが悪目立ちする。青いフルーツや草っぽい風味が中心で、甘さは下品では無いが余り調和は取れていない印象。
★~★★アイラモルトっぽいどっしりとしたスモーキーさと麦芽の深い風味、コーヒー系のビターさが織りなす落ち着いた風味。変にベタベタした甘さも無く、飲んでて安らぐ。個人的に好きな風味で★1.5くらい。
(1)特徴 (2)テイスティング (1)特徴 ・クワレモント ブロンド/Kwaremont Blond ・デ・ブラバンデール醸造所(ベルギー)/Brouwerij De Brabandere ・6.6% ・ブロンドエール デ・ブラバンデール醸造所はベルギーのウェスト=フランデレン州にある1894年設立の家族経営の醸造所。BavikやPetrusブランドのビールも生産しています。 今回テイスティングしたクワレモント ブロンドは、ベルギーの有名な自転車レースであるツール・デ・フランドルのオフィシャルビールです。商品名もツール・デ・フランドルの難所「オウデ・クワレモント」から取られており、オウデ・ク…
例年よりも少し磯感が強めな印象で、ねっとりした風味。シェリー感は穏やか。個人的な好みとしてはやや劣るが、完成度の高さは相変わらず。