chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
古代東海道更級日記の道 https://hen-un.hatenablog.com/

1020年菅原孝標女が上総(千葉県市原市)から京へ向かった旅をたどります。「点」ではなく全行程を「線」で進みたいと思います。しかし江戸時代の東海道と違いルートは不明で半ば考古学の範疇。参考となる古墳、遺跡等調査探求の旅となりつつあります。

さすらいの古墳人
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2023/01/24

arrow_drop_down
  • 理系考古学者の卓見

    「考古学を科学する」という本(2011年 臨川書店)で中條理一郎氏が書かれている「はじめに」の内容に驚いた。 「はじめに」であるが7頁と長く、しかもその内容が考古学に関しての文科系と自然科学の考え方の大きな違いのみならず、広く学問一般に通じる問題点を指摘する一大論文になっているからだ。 「持続可能性」が社会経済制度や環境問題に広く通じる言葉になっているのと同じような印象を受ける。 一部を紹介する。以下引用 今から40年ほど前に、大学紛争で多くの大学が荒れたことがある。 その時、紛争学生の間でバイブルのように読まれた羽仁五郎の「都市の論理」という本があった。学生の考え方がわからないのでは、紛争へ…

  • 古代東海道更級日記の道 武蔵国㉖ 武蔵と相模の国境

    多摩川を渡って神奈川県に入っても律令制下における相模国になるわけではない。 相模国は現在の神奈川県西半分。現川崎市と横浜市の大半は南武蔵の南縁部に相当する。 つまり武蔵と相模の境界は横浜市西半分を南北に縦断し、関東山地から三浦半島へ続く多摩丘陵により区分される(後掲 西川修一)。 西川氏はこの高燥な丘陵地系は弥生から古墳時代の遺跡の空白地域を形成しており、相模湾岸的領域と坂東の内海(うちつうみ)としての東京湾的領域との「大きな結界」をなしているとする。 「武蔵と相模の古墳」という本を手にした(2007年季刊考古学別冊15)。広瀬和雄・池上悟が編者となっている読みやすいいい本だと思う。 東京から…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、さすらいの古墳人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
さすらいの古墳人さん
ブログタイトル
古代東海道更級日記の道
フォロー
古代東海道更級日記の道

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用