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  • 398 パウエル議長の憂鬱

    最大の憂鬱は、 参照 2023年12月16日 363 2023年12月13日FOMC 妄想 長すぎる政策金利の据え置きのリスク 利上げに遅れたうえに、利下げにも遅れ大惨事を起こし、史上最悪の議長と言われるリスク 利下げへの転換が早すぎるリスク かつてのバーンズ議長のように利下げへの転換が早すぎて手を付けられないような火事(インフレ再燃)を起こし、史上最低のFRB議長」と言われるリスク 目標は、ソフトランディング、つまり、景気後退を伴わず、物価を沈静化させることだ。 現状は、 物価(目標はコアPCE価格指数前年同期比上昇率が安定的に2%) 12月時点では、 %。まだ目標には遠い

  • 397 妙に円安に進んでいる背景

    ドル円為替相場は、短期的には米日金利差(または、米国金利)の影響を強く受ける。 しかし、ここのところの円安はそれだけではない要素で動いている。それは何か?

  • 396 米雇用統計予想

    2024年1月19日 387 米国雇用市場は依然堅調 のupdate 雇用市場を占う新規失業保険申請件数は毎週発表になる。1月19日までのデータが発表になった。そこから、1月の非農業部門雇用者前月比増加数を推計すると、

  • 395 FX必須情報#031 為替相場と金利差 変化が起きているが?

    ・米国の利下げ期待は明らかに強すぎる。FRBは利下げの根拠として実質FFレートが高くなり過ぎないようにとしか言っていない。それで今年6回も利下げを期待するのはありえない。(景気後退になるなら別だが) ・日本の利上げ期待も強すぎる。植田総裁は2%の物価安定目標の実現には①賃金と物価の好循環、②サービス価格上昇率の高まりが必要で、それが確実だと思える時に利上げと言っていて、今回の会合で「実現する確度は少しずつ高まっている」という見方を示したが、あくまで少しずつで、そんなに簡単に実現することはない。 こういう市場と当局で思惑が違うもとで、相場は複雑に動いている。しかも、それだけではない。米

  • 394 金利の動き

    CMEのFF先物から計算したFFレートの予想は次の通り。 参照 CME FedWatch Tool - CME Group の Probabilities 今後の利下げペースが過去に比べて特段早いわけではない。しかし、景気後退に陥っているわけでもないのに、その原動力は何か? 一応、実質FF金利が高くなり過ぎないように、コアPCE価格指数前年同期比上昇率の低下に沿って動くということである。 しかし、Fedはそんなに早くインフレ鎮静化が起きるとは考えておらず、市場予想に行き過ぎ感はある。 この2年ほどの経験からは、結局、Fedの考えている通りになる。今後はどうなのか? 1年債利

  • 何が違ったか

    今回の米日株価堅調については見誤ったプロの投資家、ストラテジストは多い。

  • PMI

    S&Pグローバルが24日発表した米国の製造業・サービス業を合わせた1月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は、7カ月ぶり高水準となった。受注の伸びが堅調さを増し、企業の間で需要見通しへの自信が強まった。 https://www.pmi.spglobal.com/Public/Home/PressRelease/e378d753625f446d9d4ef29b3f71a1c4 これを受けて、米金利上昇、ドル高、金価格下落、株高。

  • 393 続 植田総裁記者会見 2024年1月23日

    私の解釈と市場の解釈が違うようなので、追記。 植田総裁の記者会見で話題になった (1)2%物価目標達成の「確度は少しずつ高まっている」 (2)「大きな不連続性が発生するような政策運営は避けられる」 の解釈がよくわからない。 (1)2%物価目標達成の「確度は少しずつ高まっている」発言は、単に認識を示しただけで、タイミングを意識したものではないと捉えたが、 市場では、早期(3月19日または4月26日の日銀決定会合で)のマイナス金利政策の解除観測が強まっている。 市場は例の「チャレンジング」発言を曲解したこともあり、市場の観測はいい加減なものと思っているが、私が間違っているかもしれない。

  • 392 植田総裁記者会見 2024年1月23日

    植田和男 日銀総裁会見 金融政策決定会合後(2024年1月23日) - YouTube 斜め聞きした。 テレビ東京の大江麻理子アナ、植田日銀への良い質問でドル円を円高方向へ動かす 大江さんの質問に植田総裁が答えているときに、30銭ほど円高に動いた。 注目点は二つ。 その大江さんも質問していたように、注目は「サービス価格」。 日銀の物価目標の対象は「生鮮食品を除く総合」だが、今の日銀の目標は「賃金と物価の好循環」だ。そして、賃金上昇の為にはサービス価格の上昇が必要だと考えている。輸入原油の価格が上昇しても、賃金上昇にはむずびつかないからだ。 誰かが「物価は2%を越えている。去年利上

  • 391 雇用統計のマジックナンバー

    たまたまグラフが出てきたので、忘れないうちに、チョット書いておく。 非農業部門雇用者前月比増加数のマジックナンバーは

  • 390 最近の市況 2024年1月19日

    年始からの動き ・長期金利:米金利上昇、世界的にも上昇 ・為替:米金利上昇からドル高 特に、円に対して強い ・株価:日本だけが突出して強い。中国は軟調、他はほぼ横ばい(先週末だけ上昇)。但し、前年末に米国は上昇、日本は停滞していた。 長期金利について、年始までの市場の見方は、「2024年1月5日 379 現在及び今後の経済・金融状況の市場の見方」ということだったので、異なる展開になっている。 その理由は、早期・急速な利下げを見込み過ぎていたのを修正。そもそも、FRBのドットチャートでも今年3回の利下げ見通しなのに、市場は6回と見込んでいた。 最初は、特に理由もなく、修正が始まった

  • 389 最近の円安の背景

    勿論、米国金利の上昇が主だ。しかし、円が特に安い。

  • 388 フィラデルフィア連銀景気指数は普通に低水準

    先日発表になったニューヨーク連銀景気指数は異常に低い数値となったが、より信頼性の高いフィラデルフィア連銀景気指数は、1月はISM指数で47程度に相当する低い数値(▲10.6)だった。▲10以下はリセッション水準なので、異常に低くはないが景気後退時並みに低い数値である。 それより、気になるのは、半年後の景気見通し指数である。完全にリセッションに入ることを示唆している。但し、今回は違う可能性もあるので、その点には注意である。 また、価格指数は落ち着いてきてはいるが、景気を示す業況指数ほどは低下していない。 ISMなどの景況感指数と雇用統計やGDP統計などとは乖離が見られる。FRBはあ

  • 387 米国雇用市場は依然堅調

    今の米国金融政策は、非農業部門雇用者前月比増加数を10万人程度に抑制し、賃金の上昇を抑え、消費者物価を2%に抑え込むことだ。 雇用減少となると、景気後退になり、金利は低下、ドル安になるが、株価は下落。FRBも景気後退は望まない。雇用の前月比増加数が15万人以上だと、賃金の低下につながらないだろう。つまり、インフレ抑制は難しい。結局、ソフトランディング(景気後退を伴わずにインフレが鎮静化すること)の為には、雇用増が5~10万人程度が望ましいだろう。 雇用市場を占う新規失業保険申請件数は毎週発表になる。1月12日までのデータが発表になった(18.7万件)。そこから、1月の非農業部門雇用者

  • 386 NY連銀製造業景気指数は1月に急落

    最初に、米国10年金利については矢印のように予想、ドル円もそれに沿って144.5~145円と考えていたので大外れしている。 理由は、早期利下げ観測の後退ということだ。ある程度はわかっていたことだが、タイミングが早すぎるような気がする。どうも、私も市場に振り回されているようだ。ここは、じっくりと考える必要がある。 さて、米国金融市場は殆ど反応しなかったようだが、 1月kotomoaru(ニューヨーク・エンパイアステート製造業指数)は1月にマイナス43.7に低下し、2020年5月以来の低水準となり、同州の製造業活動の急激な落ち込みを示唆した。 新規受注は-11.3、出荷は-6.4から-4

  • 385 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年1月9日時点

    前回記事 2023年12月25日 374 temp 投機筋の為替ポジション 2023年12月19日 367 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 最初に、いつものように、念のため、 相場は投機筋のポジション動向で決まるわけではない。むしろ、彼らも相場の後追いをすることが多く、彼らもしばしば間違う。 しかし、投機筋の情報収集力は凄く、それに基づいてポジションを張っているので、投機筋の動きは参考になるときがある(いつも参考になるわけではない)ということだ。 では、為替先物における投機筋の円、ユーロ、豪ドルのポジションを見てみよう。また、投機筋のポジションと日米金利差の関係も見てみ

  • 381 オルカンとS&P500

    新NISAが始まって、投資対象としてオルカンかS&P500かと、話題になっているようだ。 市場の結論は、オルカンに軍配が上がっているようだ。 オルカンとは『MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI) (円)』をベンチマークとする投信だ。先進国23カ国と新興国24カ国の47カ国の市場で構成される。 参考  MSCI ACWI Index で、話題になっている背景は、このオルカンは47市場で構成されるが、 (1)うち、米国が 62.57%、日本が 5.4% 、英国が3.55% と、大部分が米国で占められること、 (2)残りの、約37%は他市場だ

  • 383 米国消費者物価 低下傾向にはあるが・・・

    米国の消費者物価。何をどう見ればいいのか? 投資家にとっては、それで金融政策が決まるので、そういう観点で見ることになる。 今は、パウエル議長は「実質政策金利(FFレートーコア物価上昇率)が高くなり過ぎないように、FFレートを操作する」と言っているので、そういう観点で見る。ただ、高すぎるとはどういう状態か明示していない。

  • 382 日本の消費者物価 金融政策における物価の扱いが難しい。

    金融政策における物価の扱いが難しい。 米国では、FRBの目標はコアPCE価格指数が2% とはっきりしている。 (建前上は、PCE価格指数が2%だが、実際はコアPCE価格指数が2%) 日本では、日銀は、2013年1月に、消費者物価の前年比上昇率2%を目標と定めている。実態的には「生鮮食品を除く消費者物価指数の前年比上昇率が安定的に2%」を越えることとしている。 しかし、これは奇妙なのである。エネルギー価格は日銀はコントロールできない。原油価格は日本の需要では決まらない。生産コストと世界の需要で決まる。輸入食品の価格も、日本の需要では決まらない。世界の需要で決まる。日銀の手の届かないもの

  • 381 現在及び今後の米長期金利の市場の見方

    現在及び今後の米10年国債利回りの市場の見方 長期金利動向は為替相場動向の見通しにとっても非常に重要である。 その米長期金利の先行きを市場はどう見ているか? 勿論、人によって見方は違う。予想手法も違う。 ここでは、最も一般的な方法で市場がどう見ているか示す。

  • 380 米雇用統計 2023年12月

    結論:雇用は・・・・

  • 379 現在及び今後の経済・金融状況の市場の見方

    現在及び今後の経済・金融状況の市場の見方

  • 378 日本株と米国株

    特筆すべきは、リーマンショック後15年間、日経平均とNYダウの上昇率が殆ど同じだということだ。 もっとも、円ベースで見ると、ドル高を反映して圧倒的にNY株の方が上昇率は高い。日本企業の収益は円安によって押し上げられてきたということだ。 次に、新型コロナウィルス感染拡大対策による株価反騰が落ち着いた2020年9月末からを見てみる。 利上げが始まった2022年は米国高PERの調整が大きかった。 しかし、利上げがほぼ一巡した23年に入ると、強烈に巻き戻した。神7を含むFANG+は2倍になった。 この印象が強く、2023年の米国株は無双である。 それはさておき、日経平均とNYダウを見れ

  • temp 米新規失業保険申請件数、ADP雇用統計

    2024年1月4日 2023年12月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)改定値が速報値から上方修正されたことなどを材料にユーロ買い・ドル売りが増えた。 しかし、ADPの雇用統計が堅調だったこと、失業給付申請件数が予想を下回ったこと(つまり、雇用は強い)で、ドル高に振れている。為替相場は忙しい。 方向感が見えにくい。

  • 377 米国株価の妥当値

    2023年12月21日 369 米国株の理論価格 タイトロープ の更新

  • 376 2024年 年明けの相場

    米国 昨年暮れ、市場が利下げ予想を先走った修正 ・株価は金融緩和期待がやや修正され弱含み。 ・金利も同様だが、5日発表の雇用統計待ち状態。 ・為替はドル反騰。投機筋が円買戻ししすぎていたかもしれない。 利下げ期待を先走った背景は、 今の最重要指標であるコアPCE価格指数6カ月前比の11月データが1.87%と目標の2%を下回ったこと。 しかし、

  • 375 ISM指数を投資判断にどう使うか?

    明日、2023年12月ISM製造業景況指数が発表されるが、この指標が投資判断に一般にどのように利用されているか、下記する。なお、一般的な利用のされ方ということで、独自の利用の仕方は様々あるのは勿論である。 ISM製造業景況指数が重視されるのは、発表が早いからである。先月のデータが通常、その翌月の最初の日に発表になる。そして、歴史の長さである。確か1947年(?)からデータがある。リバイズが殆どなく信頼性がある。景気や企業業績をよく反映しており、連動性が高い。

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