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Mの軌跡~ジェンダーをめぐる幻想・妄想 https://mloger.blog.fc2.com/

50代女装(MtX)ブロガーです。身体は男だけど、中身は女。小さい頃から「男らしさ」を押し付けられることに強烈な違和感を感じてきました。ジェンダーギャップをめぐる想像・幻想・妄想を思いつくままにつづります。美術、小説、音楽、クルマ好き。

あおい
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2022/11/20

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  • 「言い間違い」はなぜ起きるの?

    何年か前のことですが、タレントの三宅裕司さんがある番組で、こんなお話をされていました。三宅さんの奥さまですが、たまに言い間違いをなさる、との話題です。掃除機をかけている時にね、「どいてよ」と言うつもりが「抱いてよ」だって。口げんかになった時、「それはこっちのセリフでしょ」が「それはそっちのセリフでしょ」だって。笑いながら、「ああそうだよ」って返しましたけど。聞いてて思わずほっこりしてしまいますよね...

  • 忘れたい記憶ほど忘れられないのはなぜ?

    自分の書いた記事を読んでいると、過去、特に10~20代に悩んだこと、感じたこと、考えたことをいまだに引きずっていることに気づきます。なんか、昔の記憶を振り返るブログみたいになりつつありまして。。。まあ「終活」として始めたブログなので、それはそれで当然でもあるのですが。われながら、何十年も前のことをなんで? と思うのだけれど、結局、忘れたつもりでちっとも忘れていない。今の自分は当時の自分の延長だから、仕...

  • ゲシュタルト崩壊 こわい

    (写真:CanStockPhoto)ゲシュタルト崩壊(Gestaltzerfall)ってご存じでしょうか。wikiによると、「全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象。たとえば、同じ文字を長時間注視していると、その漢字の各部分がバラバラに見え、その漢字が何という文字であったかわからなくなる現象」と説明されています。ほとんどの方は「ふ...

  • 今の若者たちは、とってもたのもしい!

    いまの若い人の発想は独創的で、さまざまな気づきにあふれ、柔軟な思考のできる方が増えている、そう思います。なぜかというと。今日、こちらのサイトにお邪魔しました。100BANCH さんです。~常識にとらわれない野心的な若者たちと共に「100年先を豊かにする未来」を創造すること。 その象徴ともいえる「GARAGE Program」を通じて、エネルギー溢れる若者達が集まり、昼夜を問わず活動を繰り広げています。 多種多様な実験を、10...

  • 加賀乙彦さんの記憶

    (写真:日本経済新聞)本日、悲しいニュースがありました。カトリック作家の加賀乙彦さんが逝去されました。朝のニュースで聞いた瞬間、「えっ」という感じでした。精神科医でもあった加賀乙彦さんは、東京拘置所で精神科医官を務めていた若き日々、さまざまな死刑囚に差しで向き合いました。死刑判決を受ける犯罪を犯した者たちですから、もともとが海千山千だし、拘禁反応で人格崩壊寸前の囚人もいるわけで、そんな人間たちの面...

  • ろうそくの光の魔力と魅力 ~ ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

    悔い改めるマグダラのマリア(ワシントン国立美術館 蔵)ろうそくの光って、とても神秘的だと思いませんか。最近は停電とかキャンプでもない限り、ろうそくで灯りをとることはほとんどなくなってしまいましたが。闇夜を照らすろうそくの光は、やわらかくて、情緒的で、人の心を優しく解きほぐし、包み込んでいく不思議な魔力と魅力がありますね。じっと見ていると、次第に魂が吸い込まれていくような感じになりませんか。かすかな...

  • ポール・デルヴォーの幻想世界

    (ローマの道 1979年 油彩 ポール・デルヴォー財団蔵)シュリレアリスム(超現実主義)の芸術家というと、スペインのサルバドール・ダリ、ベルギーのルネ・マグリットなどが真っ先に思い浮かびますね。わたしは生来のへそ曲がりのせいか、教科書に出てくるセザンヌやゴーギャンといった正当派の古典的な画家よりは、シュルレアリスムの奇妙な絵画が昔から好きでした。シュルレアリスムの神秘的でミステリアス(同じ意味?)な雰...

  • 名画にトマトソースをぶっかける人たち

    ロンドンのナショナル・ギャラリーで、ゴッホの代表作「ひまわり」にトマトスープをかける騒ぎがあり、環境活動家2人が逮捕されました。絵画はガラスに覆われていたため無事でした。現地メディアの映像には、2人の女が、手にそれぞれトマトスープの缶を持ち、中身を一気に絵画にかける様子が映っていて、このうち1人が「絵画と、地球と人々の命を守ること、どちらが大切なのか」などと叫んでいたということです。まわりの人が急に...

  • 藤原新也さんが捉えた小保方晴子さんの「涙」

    記者会見に臨む小保方晴子さん(藤原さんの写真ではありません)世田谷美術館で開催中の「祈り・藤原新也」を見に行くに際して、事前に注文していた写真集が、今日届きました。50年間の作品をまとめた、「壮大な旅」の記録です。お値段高めだったけど、これは是非とも手元に置いて何度でも見返したかったので。さっそく、ひととおり見させていただきました。何度も見てきた写真も、初めて見る写真も、どれもとても素晴らしくて、な...

  • 2023年初女装です

    2023年、あけましておめでとうございます。今年初めての女装です。めっちゃ仲のいいお友達の舞ちゃんから、お洋服をいただきました。早速、袖を通してみました。とっても着心地がよくて、嬉しいです。舞ちゃん、ありがとう💛 見てくれているかにゃ?いろいろ考えることの多い一年でした。自分にとってのジェンダーとは何かを考えるに、突き詰めれば、結局、自分とは何かという問題に回帰していかざるを得ないわけですね。い...

  • セルフモニタリング⑥ 自分の中の「女」とどう折り合いをつけるか

    (Photo AC)男性に生まれながら、自分の性別違和の意識が決定的になってしまったとき、自分の中の「女」とどう向き合い、折り合いをつければよいのでしょうか。子どもの頃から心の片隅に曖昧に巣くい続けていて、還暦直前の今になっても、いまだ答えが見つかりません。問題への向き合い方を大雑把に整理してみると、①突き進む②妥協する③忘れるの3択になるように思います。...

  • セルフモニタリング⑤ バウンダリーでHSP卒業

    (illustlation by Freepok)バウンダリーとは、心理学でいう「境界線」、つまり、自己と他者を隔てるボーダーを意味します。心の境界線と呼ばれます。精神的に自立している人は、バウンダリーがしっかり構築されていますが、依存性の強い人、精神的に未熟な人、挫折して落ち込んでいる人などは、バウンダリーが低下し、他者と自己の境界線が曖昧になってしまいやすい。こうなると、ちょっとヤバい状態です。統一教会みたいな集団...

  • 高橋三千綱さんの遺した言葉

    若かりし頃の高橋三千綱さん(写真:新潮社)高校生の頃、「PHP」という薄い月刊誌を読んでいた時期があります。今でも書店の雑誌コーナーの片隅でちらっと見かけることがありますね。ああ、あれねって皆さんが思う、あれです(笑)。要するに、いかにも青くさい高校生、だったわけですね。ある時、当時人気のあった作家の高橋三千綱さんがPHPに書いていた文章を読みました。高橋さんは「九月の空」で芥川賞をとった小説家で、眼光...

  • セルフモニタリング④ HSPと性別違和感

    (https://psychologenie.com/highly-sensitive-person-traits)わたしが中高生の頃はHSPなんて概念はなかったけど、みなさまはHSPの意味をご存じでしょうか。Highly Sensitive Person の頭文字をとったもので、特に日本語的な呼称はありません。一言でいえば、生まれながら感受性が高く、ものごとに(過度に)敏感な気質な人。大昔のクレッチマー的分類でいうと、典型的な分裂病気質に該当しそうな人です。しいて名前をつけるな...

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