客電の落ちた劇場の客席にひっそりと引きこもるのが好きな人による舞台鑑賞記録。「エリザベート」「モーツァルト」「レベッカ」などのウィーンミュージカルや、「レ・ミゼラブル」「ビリー・エリオット」などのロンドンウエストエンドミュージカルが好み。
【2023年】ギフテッド少女から見る世界?!『マチルダ』【初日!】
『マチルダ』はかつて休暇で渡英した際に、どこかの劇場で上演されているのを知って、見に行こうと思ったのだが、結局スケジュールが合わなくて見に行かなかった作品。 よって、まったく前知識なし、先入観なし、の
あの有名な女性科学者を題材にした韓国ミュージカル。 そして主演が愛希れいかだ、ということで観に行ってきた。 私は割と韓国ミュージカルの雰囲気が好きなので、この作品もすぐに受け入れることができた。 【🎥
ミュージカル『おとこたち』、なんの予備知識を持たず、とりあえず吉原光夫が出てる、という理由で見に行った。 ちなみに、当日、この作品はもともとストレートプレイであったものを。ミュージカル化したものだと知
【2023年】官能的なジャスミンの風!『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』
この作品には、エジプト・イスラエルの和平とか、異文化との出会いとか、そういうテーマもあると思うのだけれど、私的にはとりわけ、ひたすら生々しくて官能的!という印象を持った。 休憩なしのミュージカル作品で
ポジティブでキラキラしたエネルギーが感じられる舞台だった。 なおWキャストのエフィ役は村川絵梨で観劇。 Contents1 観劇メモ1.1 演目名1.2 会場1.3 観劇日2 想像した通りのエネルギッ
【2023年】キャスティングが見事!『MEAN GIRLS』
ミュージカル作品としては、あまり好みの部類に入る作品ではないので、1回のみの鑑賞にしたのだが、今回すべての演者が、役にぴったり当てはまっていたり、「こんな役者がいたんだ!」という驚きもあり、もう一回見
2023年1月のスケジューリングには非常に悩んだ。 博多ではエリザベート、東京ではキングアーサーが上演されるからだ。 結局、博多座エリザベートは初日に近い日程(1月中旬)で遠征し、1月の後半は東京でキ
【2023年】スタイリッシュ&コミカル『ファースト・デート』
1時間40分、休憩なしのノンストップミュージカル。 スタイリッシュで良質なコメディー。 たまたま前楽の回を見ることになったが、できることなら何度かリピートしたかった。 Contents1 観劇メモ1.
【2023年】華やかなルネッサンスここにあり『チェーザレ 破壊の創造者』
ルネッサンス期のイタリアを舞台にした作品で、かつ漫画が原作の和製ミュージカル。 ルネッサンス期のイタリアというからには、華やかな舞台を想像していたが、想像にたがわず、目にも耳にも華やかな舞台だった。
楽曲がアンドリュー・ロイド=ウェバーだということ以外は、何の予備知識も持たずに観劇した。 そう、どんなストーリーかも知らずに観劇したのだ。 幕が上がって最初は、「ん?これは私の苦手な、リア充若者がスポ
最初、「マヌエラ」という演目名を聞いたとき、あれ?どっかで聞いたことがある、と思った。 それもそのはず、「マヌエラ~燃える上海 恋する女」というタイトルの舞台を、私は見ているのだ。 主演は天海祐希と、
2022年10~11月に、東京の帝国劇場で観劇した『エリザベート』。 東京で観劇してもなお、博多へ出向いた関東圏の観客は多いことだろう・・・なぜって黄泉の国の帝王トート閣下のうち井上芳雄は、博多にしか
【2023年】アップテンポの掛け合いが粋で面白かった『宝飾時計』
2023/1/7の初日を観劇した『チェーザレ 破壊の創造者』につづいて、新年2回目の観劇が、根本宗子の『宝飾時計』。 こちらも初日に観劇。 根本宗子が高畑充希のために書いた作品、らしい。 だからなのか
本作品も2020年に全公演中止となり、2022-2023にかけて上演がかなった作品。 割と珍しい、出演者が全員男性という舞台で、3人登場する女性はすべて、男性が女装をして演じる。 なお、今回はアーサー
【2022年】あっという間にクリスマスの季節!『スクルージ ~クリスマス・キャロル~』
気づいたらクリスマスも目の前だった・・・ 前回の上演が2019年12月なので、3年ぶりである。 市村正親はやっぱり、スクルージや『オリバー』のフェイギンで見ると安心する。 今年の夏の『ミス・サイゴン』
【2022年】何回見ても楽しい『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』
2014年の日本初演からずっと見続けているが、何回見ても楽しい作品。 アラン・メンケンの楽曲が気分をぐっと盛り上げる感じが好き。 ・・・が、残念ながら今回の観劇回数は1回のみ。 感染症問題で、上演され
【2022年】観客席で頭をフルスロットル~ハロルド・ピンターの『管理人』
木村達成が「血の婚礼」に続いて、またストレートプレイに出演。 私は、ストレートプレイはミュージカルほど積極的には観ないのだが、気になる出演者がいれば見るようにしている。 今回は、いつも気になっている木
2020年には、東京公演だけでなんとチケットを21枚もおさえて(狂ってるかも!)待っていたけれど、結局幕が開かなかった『エリザベート』。 2022年は、前回と異なり、チケット争奪戦で思うようにチケット
観劇においては、これといった「明文化された」ルールがあるわけではない。 よって、一般的に考えられる「良識をベースにした振る舞い」をしていれば何の問題もない、と思われる。 ・・・とはいえ、観劇歴「自分の
2020年には帝国劇場で上演されるはずだった『ジャージー・ボーイズ』。 2年の歳月を経て、日生劇場にて上演されることになった。 なお、今回もキャストは2組に分かれている。 チームBLACKとチームGR
かねてより行ってみたかった現代アートの島、直島に3泊4日で訪問することがかなった。 宿泊先は、敷地内にアートサイトを併設したベネッセハウス。 美術館の中に泊まる、というようなコンセプトの宿だ。 Con
【2022年】人間の深い闇には理由はないのかもしれない『血の婚礼』
ロルカ、『血の婚礼』といえば、アントニオ・ガデス舞踊団のフラメンコでちょっと見たことがあるだけで、実はストーリーもよく知らなかった。 南スペインの、今にもカラカラに焼け焦げそうな悲劇だったんだ、と知っ
テネシー・ウィリアムズといえば『欲望という名の電車』・・・、というかそれしか知らなかった。 『欲望という名の電車』は、どうしようもなく救いのない話であるにもかかわらず妙なカタルシスのある不思議な作品だ
【2022年】大貫勇輔ありきの『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』
あれ?ついこの前、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』をみたよね?と思ってしまったぐらい、かなり早かった再演。 なにせ、初演が2021年12月だから、ほんとうに1年も経っていない。 たったの9
2022年は台風当たり年? とにかく台風で雨に濡れたり、交通機関が心配だったり、ということが相次いでいる。 モダン・ミリー観劇日も、日比谷駅からシアタークリエに徒歩で行くほんのちょっとの間に、豪雨のた
久しぶりに新国立劇場の「小劇場」を訪れることになった。 歌で綴られるノンフィクション。 ほっこり優しくて不思議な空間だった。 なお、「ぼく」と「大切な人たち」役は、浦井健治と成河が、それぞれ入れ替わる
【2022年】舞台がとっても近くに感じた『リーディングプロジェクト』(by橋爪功)
日本の南のほうでは台風が上陸していた9月も半ばを過ぎた「敬老の日」に、雨が降りしきる中、橋爪功演出による朗読劇企画リーディングプロジェクトの第一弾公演を見に、草月ホールに足を運んだ。 この公演のことを
【2022年】コミカルでスタイリッシュなサスペンス『8人の女たち』
当初、この作品は鑑賞する予定はなかったのだが、たまたま東京千秋楽のチケットをお譲りいただく機会があったので、まだ残暑が少し残る池袋、サンシャイン劇場へGO!してきた。 Contents1 観劇メモ1.
この作品は、2015年に海外カンパニーの招聘版しか見たことがなかったので、日本でプロディースされたものを見たのは今回が初めて。(前回は2019年だったらしい) 今回は幸運なことに初日を観ることができた
2020年にはキャスト一新とのことで、チケット確保して待っていたにもかかわらず、コロナウイルス蔓延の影響で、全公演中止となったミス・サイゴン。 もうこのキャスティングで上演されることはないか?と思って
「ブログリーダー」を活用して、姉本トモコさんをフォローしませんか?