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客電の落ちた劇場の客席にひっそりと引きこもるのが好きな人による舞台鑑賞記録。「エリザベート」「モーツァルト」「レベッカ」などのウィーンミュージカルや、「レ・ミゼラブル」「ビリー・エリオット」などのロンドンウエストエンドミュージカルが好み。
【2024年】ハートフルな温かい作品『SongWriters』
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【2024年】テンポの良さが小気味いい『グラウンドホッグ・デー』
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【2024年】ラップとダンスシーンが見もの『イン・ザ・ハイツ』
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【2024年】既視感と新しさと『Death takes a holiday』
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【2024年】日米合作 ブロードウェイミュージカル『RENT』
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【2024年】どこまでもエレガントな道化『音楽劇 ライムライト』
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【2024年】真実・美しさ・自由・愛『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』
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舞台鑑賞愛好家が身分証として小型特殊免許を取得した話【2024年7月】
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【2024年】脚本刷新!2024年バージョン『モダン・ミリー』
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【2024年度版】ミュージカルファンがチケット購入のために持つべきクレジットカード
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【2024年】優しいフィルターを通してみる世界『この世界の片隅に』
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【2024年】コケティッシュな悪魔『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』
前回が2022年6月の上演だったので、2年を待たずに再演された当作品。 今回は、1回限りの観劇。 Wキャストの、ニコロ・パガニーニは木内健人、アーシャは有沙瞳、アルマンドは畠中 洋で観劇。 Conte
【2024年】ボブ・フォッシーの『CHICAGO the musical』
マシュー・モリソン来日!ということで、ポスターからして大盛り上がりな雰囲気を見せていた、2024年の『CHICAGO the musical』。 マシュー・モリソンも、期待を裏切らない素敵さであること
私は、「自分の年齢マイナス10年」ほど主にミュージカルを見続けている、自称舞台愛好家である。 しかし、この古典の名作『王様と私』は実は見たことがなかった! あの有名なナンバー、シャルウィーダンスは聞い
【2024年】実は血なまぐさい『マシュー・ボーンのロミオ+ジュリエット』
「ロミオとジュリエット」ではなく、『マシュー・ボーンのロミオ+ジュリエット』である。 マシュー・ボーンについては、ロンドンのサドラーズウェルズで『くるみ割り人形』もみたし、あの話題作『白鳥の湖』にいた
2020年4月に公演が中止になってしまったこの作品。 私のチケットも返金された。 その後、2020年9月に3日ほど、5公演上演されたが、そちらへは日程が合わず、私は観劇ならず。 その作品が、キャストは
涼風真世の歌声をミニシアターで聴けるのか!?と思い、チケットを押さえておいたこの作品。 しかし、なんとも残念なことに、主演の涼風真世が体調不良にて降板。 かなりがっかりしたのだが、その代わり、主演のホ
井上芳雄は定期的に、”非ミュージカル”に出演している。 そういうわけで、今回もこちらの作品をみることになった。 ちなみに、「ミュージカル界のプリンス」と言われた井上芳雄が、定期的に”非ミュージカル”に
最初から「こんな展開だろうな」という期待を裏切られなかった作品。 ・・・とはいえ、予想以上のドラマが含まれていた、ということも確か。 鑑賞後は、誰かにやさしくしたくなるような、そんな作品だった。 リン
ブロードウェイミュージカル『カムフロムアウェイ』の日本初演。 2001.9.11の事件にまつわるストーリである、ということ、それとキャスト全員プリンシパルクラスである、という前知識のみで観劇した。 す
前回の公演が2022年2月(東京公演)だったので、それほど間隔をあけずに再演になった当作品。 今回は1回のみの観劇となったが、センターブロックで非常に見やすい席での観劇だった。 なお、主演のレイチェル
私は劇場が好きだし、劇場に行くなら、映画ではなくライブの舞台芸術が見たい。 ・・・とはいうものの、「舞台芸術」と「映画」ならどちらが好きか?と言われれば「舞台芸術」である、というだけで、「映画」も好き
デヴィット・ルヴォーがアングラを日生劇場へ! イギリス人のデヴィット・ルヴォーが、故人である日本人演出家、寺山修司の言葉やその生涯から着想を得てつくった、彼の死の前日を舞台にした物語。 その経緯からし
日生劇場では、寺山修司を主人公にした舞台が上演されているさなか、新国立劇場小劇場では、寺山作品が稲葉賀恵演出で上演されていた。 キャストに渡邉蒼の名前を見つけたので、観劇することに。 Contents
【2024年】開けてびっくり玉手箱『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』
舞台は一期一会、と、毎回思う。 この作品は、開幕2日前に一部公演が中止になる、それも制作側の都合で(?)という珍しいパターンのトラブルに見舞われた作品。 ちなみに、私は、当初、本作は観劇する予定がなか
何度も再演されているらしいこの作品、なぜもっと早く観ていなかったんだろう。 今回、初めて観劇した。 優しくてあったかい、でも、深く考えさせられる作品。 今回は、「白猫チーム」「黒猫チーム」の2組のキャ
トッツィー、日本初演、山崎育三郎主演。 その他キャストも豪華で、日本側の制作陣の意気込みも感じられた作品。 まったく裏切られることなく、完成度の高いコメディミュージカルであった。 なお、Wキャストのマ
新作の日本オリジナル作品。 ロック調の音楽でストーリーを綴るところは、年末に見た『赤と黒』にもちょっとテイストが似ているなぁ、などと思いつつ鑑賞。 今回はすべてのプリンシパルがシングルキャスト! 2回
【2024年】運命ふたたび『ベートーヴェン』 (名古屋・御園座)
東京は、日生劇場で3回ほど観劇したが、名古屋は御園座でも観劇。 東京公演は、チケット争奪戦が予想されており、思ったようにチケットが取れないかも?と思ったのであらかじめ地方公演もチケットを取っておいたの
トッツィー、日本初演の初日を観劇してきた! トニー賞11部門ノミネートのブロードウェイ作品だ。 ダスティン・ホフマン主演の映画(1982年)でもよく知られている。 なお、Wキャストのマックス・ヴァン・
【2024年】年初にほっこり『Yuichiro & Friends -Singing! Talking! Not Dancing!-』
2024年最初の劇場通い。 往年の大スターゆうさまと、そのお友達が歌い、話すという、ほっこりする舞台。 ちなみに”Not Dancing"とあるが、ちょこっと踊りもあり。 なお、ゆうさまのF
ミヒャエル・クンツェとシルヴェスター・リーヴァイの作品。 本国ドイツや、ウィーンでは、クラシックをエンタメにするのはNGとのことで、アジアをマーケットにして作られた作品なんだとか。 2023年1月に韓
【2023年】二人のジョンに育てられたジェン『ジョン&ジェン』
小さなホールでの2人ミュージカル。 今回のキャストは、2役ともダブルキャスト。 すべてのキャストを観たが、組み合わせとしては、森崎×新妻、田代×新妻、田代×濱田の3パターンで鑑賞。 森崎×濱田のみ見逃
【2023年】クールでスタイリッシュなフレンチロックミュージカル『赤と黒』
『赤と黒』はいわずと知れたフランスのスタンダールの、超・超・超有名作品。 大昔、映画で見たことがあったのだが、なんか暗くてドロドロした話だったかな、という記憶しかなかった。 今回はその作品をフレンチロ
【2023年】ミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』
小池修一郎の新作、それも宝塚「以外」で、ということで、どんな作品になるのかと思っていたが、観てびっくり。 あら?私、東京宝塚劇場にいるの?と時々錯覚するような舞台だった。 キラキラして美しい、そしてと
初めて EX THEATER ROPPONGIに足を運んだ。 作品については、英国人劇作家による作品、ということ以外は、前知識ゼロで観劇。 Contents1 観劇メモ1.1 演目名1.2 会場1.3
【2023年】新生『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』
昨年に引き続き、今年も秋に『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』 が上演。 昨年は、全キャスト見るつもりでチケットを用意していたが、中止になった公演があり、あえなく1回きりの観劇であった。 今年
【2023年】ほんのりビターな青春物語『ビロクシー・ブルース』
舞台は第二次世界大戦中の新兵訓練所、だというので、そんなに笑える話じゃないんじゃないの?と思ったが、本作品の作家はあのニール・サイモン。 私はニール・サイモンをそれほど多く知っているわけではないが、ニ
日生劇場は1963年10月20に開場したのだとか。 #日生劇場開場60周年記念 日生劇場は1963年10月20日に開場し、おかげ様で開場60周年を迎えました! 杮落としのドイツ・ベルリン・オペラ来日公
ドストエフスキーの「罪と罰」の舞台を、大胆にも、幕末の日本に設定してアレンジされたこの作品。 10年ぶりの再演とのことだ。 実は私は、野田秀樹作品に対しては、若干の苦手意識があったので、本作見送ろうか
つい最近海宝直人を見たような気がしていたのだが(7月に『ダ・ポンテ』で見てるからだ!)、『アナスタシア』でまた海宝直人。 当公演は、2020年3月に上演で、私もチケットを数枚持っていたのだが、数回のみ
【2023年】実力派クリエイターたちのパワー結集『ラグタイム』
人種差別、移民問題・・・私たち日本人には、あまり馴染みがないテーマ。 だからこそ、見終わった後に真っ先に出てきた感想は、素晴らしい作品だったが、この作品を定番として上演するのは難しいのではないか、とい
休憩なしの100分。 サイコパスな二人の青年と、たった一台のピアノで繰り広げられる緊迫した時間。 今回、役者とピアニストは3組あったが、木村達成(私役)×前田公輝(彼役)、ピアニストは落合崇史で鑑賞。
【2023年】ヨーロッパ映画を見ているよう『アンドレ・デジール 最後の作品』
日本オリジナル作品、初演。 舞台は1960年代パリ。 和製作品なのに、なぜか丁寧に作りこまれたヨーロッパ映画を見ているような錯覚すらおぼえた不思議な作品。 なお、今回は、エミール・マルタンをウエンツ瑛
本作品は、今期は1回限りの観劇となった。 これまでと少し演出も変わったように思えたし、素晴らしい作品だったので、あと数回リピートしたかったな、というのが正直なところ。 1回限りだったので、みられるキャ
日本初演。 本当は2020年に上演されるはずだった作品。 2003年にアメリカで映画として制作され、2015年にイギリスでアンドリュー・ロイド・ウェバーによってミュージカル化された作品。 売れないロッ
【2023年】ゴージャスでセクシー!『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』
ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル、日本初演、2023年の6月末にプレビュー公演が始まり、8月末までの2か月弱の公演期間、私は全部で8回観劇することができた。(本当は9回の予定だったが、2023/8
シアタークリエという小さめのハコで見るのにピッタリな作品。 とくに前から3列目のかぶりつきの席で見ていたので、高梨家を覗き見している気分で観劇できたのは楽しかった。 "新しい家族の形&quo
【2023年】クスクスと笑える楽しいコメディ『SHOW BOY』
この作品を見るのは、たぶん二回目なんだけれど、以前も休憩なしの2時間半の上演だったっけ???と思った。 途中、休憩が欲しい気もしないことはなかったのだが、いっきに見てしまっても疲れることのないコメディ
【2023年】まさに海宝直人劇場~ 音楽劇『ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~』
まさに海宝直人劇場、といった感じの音楽劇であった。 同時期に日比谷の帝国劇場では『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が上演されていたため、心はムーラン・ルージュ一色になりそうだったが、こちらはこち
【2023年】プレビュー公演速報『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』
ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル、日本初演、プレビュー公演を、2023/6/27に見てきた。 プレビュー公演は、帝国劇場の二階のセンターブロックから、全体を見渡すように見てきた。 一言でいうなら、
【2023年】最善にして最悪の選択『ダーウィン・ヤング 悪の起源』
韓国の大ヒット作が日本初演。 しかも主演に、ダンスと歌のために韓国留学していた渡邉 蒼がキャスティングされているではないか。 渡邉 蒼の歌唱力については、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』で
【2023年】『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』
2019年に観て、すごくよかった!と感動した作品。 しかし、今回なんと東京公演が、たったの11公演。(うち1回は貸し切り公演) よって、何回かリピートしたかったのだが、今回は1回のみの観劇。 Cont
実は上演直前までノーチェックだったこの作品、出演者を見て、「見ておこうかな」と思ったので、おけぴでチケットを調達して見てきた。 ちなみに、この作品、出演者はほぼ男性で、愛加あゆのみが女性の出演者という
【2023年】良質なおとぎばなしができるまで『ファインディング・ネバーランド』
ホッと心が温まるような、そんな良質な作品だった。 子供向け作品ではないけれど、ストーリーに恋愛要素がほぼなく(メアリーが夫に隠れてキャナン卿とコソコソデートはしているが)、過激な描写等もなく、小学生か
【2023年】女性なら観るだけでテンションあげあげ『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT』
原題は"War Paint"だそう。 それがなぜこの邦題になるのかとちょっと残念な気もするのだが(だって長いし・・・)、舞台美術や衣装の美しさ、それと、移民の女性実業家の苦悩と、彼
Nomad SIM(ノマドシム)は、いわゆる50GBや100GBという大容量プランのsimである。 リアルなNomad SIM(ノマドシム)の利用者として、どんな人に向いていて、どんな点がメリットなの
子供が主役のグランドミュージカルで、かつ東京公演も約1か月半と比較的長い作品だったため、あらかじめ数枚チケットを押さえておいた。 なぜか? 子供はすぐに大きくなる。 だから「いま!」しかみれない奇跡が
【2023年】Musical meets Symphony 2023 ”DIVA"
東京文化会館大ホールへは久しぶりに来た。 パンデミックが始まって以来、海外カンパニーのバレエを見る機会が減ってしまったので、おそらく直近でこのホールに足を運んだのは、2021年7月の世界バレエフェステ
前知識なく観劇してきた。 終演後に調べたところ、前回の日本公演が1991年なので、なんと32年ぶりの日本再演ということを知った。 そして最初に思ったのが、この作品、こんなに面白いのになぜ日本での上演回
【2023年】魅力的なヒロインが印象的『ザ・ミュージック・マン』
私的には、坂本昌行主演の舞台は久しぶりだった。 さらに、日生劇場のグランドサークル階での観劇も久しぶりだったが、ことのほか快適で、やっぱり日生劇場って居心地いいなぁ、と改めて思った。 さて、今回は、W
私は『ジェーン・エア』を読んだことがない。 映画でだけ知っている。 そういう状態で本作品を見た。 なお、今回の観劇数は3回。 役替りダブルキャストは、上白石ジェーン×屋比久ヘレン、屋比久ジェーン×上白
とうとう石丸幹二の『ジキルとハイド』が最後だというのと、新たに柿澤勇人がキャスティングされた話題の作品。 なお、今回の観劇数は2回。 ダブルキャストの観劇状況は以下の通り。 ヘンリー・ジキル/エドワー
日本でも何度か上演されているこの作品、実は私は今回初めて観劇した。 また、今回の作品は休憩なしの1幕ものであったが、どうやらこれはフルバージョンのほかにもう一つ存在している「短縮版」とのこと。 よって
【2023年】ギフテッド少女から見る世界?!『マチルダ』【初日!】
『マチルダ』はかつて休暇で渡英した際に、どこかの劇場で上演されているのを知って、見に行こうと思ったのだが、結局スケジュールが合わなくて見に行かなかった作品。 よって、まったく前知識なし、先入観なし、の
あの有名な女性科学者を題材にした韓国ミュージカル。 そして主演が愛希れいかだ、ということで観に行ってきた。 私は割と韓国ミュージカルの雰囲気が好きなので、この作品もすぐに受け入れることができた。 【🎥
ミュージカル『おとこたち』、なんの予備知識を持たず、とりあえず吉原光夫が出てる、という理由で見に行った。 ちなみに、当日、この作品はもともとストレートプレイであったものを。ミュージカル化したものだと知
【2023年】官能的なジャスミンの風!『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』
この作品には、エジプト・イスラエルの和平とか、異文化との出会いとか、そういうテーマもあると思うのだけれど、私的にはとりわけ、ひたすら生々しくて官能的!という印象を持った。 休憩なしのミュージカル作品で
ポジティブでキラキラしたエネルギーが感じられる舞台だった。 なおWキャストのエフィ役は村川絵梨で観劇。 Contents1 観劇メモ1.1 演目名1.2 会場1.3 観劇日2 想像した通りのエネルギッ
【2023年】キャスティングが見事!『MEAN GIRLS』
ミュージカル作品としては、あまり好みの部類に入る作品ではないので、1回のみの鑑賞にしたのだが、今回すべての演者が、役にぴったり当てはまっていたり、「こんな役者がいたんだ!」という驚きもあり、もう一回見
2023年1月のスケジューリングには非常に悩んだ。 博多ではエリザベート、東京ではキングアーサーが上演されるからだ。 結局、博多座エリザベートは初日に近い日程(1月中旬)で遠征し、1月の後半は東京でキ
【2023年】スタイリッシュ&コミカル『ファースト・デート』
1時間40分、休憩なしのノンストップミュージカル。 スタイリッシュで良質なコメディー。 たまたま前楽の回を見ることになったが、できることなら何度かリピートしたかった。 Contents1 観劇メモ1.
【2023年】華やかなルネッサンスここにあり『チェーザレ 破壊の創造者』
ルネッサンス期のイタリアを舞台にした作品で、かつ漫画が原作の和製ミュージカル。 ルネッサンス期のイタリアというからには、華やかな舞台を想像していたが、想像にたがわず、目にも耳にも華やかな舞台だった。
楽曲がアンドリュー・ロイド=ウェバーだということ以外は、何の予備知識も持たずに観劇した。 そう、どんなストーリーかも知らずに観劇したのだ。 幕が上がって最初は、「ん?これは私の苦手な、リア充若者がスポ
最初、「マヌエラ」という演目名を聞いたとき、あれ?どっかで聞いたことがある、と思った。 それもそのはず、「マヌエラ~燃える上海 恋する女」というタイトルの舞台を、私は見ているのだ。 主演は天海祐希と、
2022年10~11月に、東京の帝国劇場で観劇した『エリザベート』。 東京で観劇してもなお、博多へ出向いた関東圏の観客は多いことだろう・・・なぜって黄泉の国の帝王トート閣下のうち井上芳雄は、博多にしか
【2023年】アップテンポの掛け合いが粋で面白かった『宝飾時計』
2023/1/7の初日を観劇した『チェーザレ 破壊の創造者』につづいて、新年2回目の観劇が、根本宗子の『宝飾時計』。 こちらも初日に観劇。 根本宗子が高畑充希のために書いた作品、らしい。 だからなのか
本作品も2020年に全公演中止となり、2022-2023にかけて上演がかなった作品。 割と珍しい、出演者が全員男性という舞台で、3人登場する女性はすべて、男性が女装をして演じる。 なお、今回はアーサー
【2022年】あっという間にクリスマスの季節!『スクルージ ~クリスマス・キャロル~』
気づいたらクリスマスも目の前だった・・・ 前回の上演が2019年12月なので、3年ぶりである。 市村正親はやっぱり、スクルージや『オリバー』のフェイギンで見ると安心する。 今年の夏の『ミス・サイゴン』
【2022年】何回見ても楽しい『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』
2014年の日本初演からずっと見続けているが、何回見ても楽しい作品。 アラン・メンケンの楽曲が気分をぐっと盛り上げる感じが好き。 ・・・が、残念ながら今回の観劇回数は1回のみ。 感染症問題で、上演され
【2022年】観客席で頭をフルスロットル~ハロルド・ピンターの『管理人』
木村達成が「血の婚礼」に続いて、またストレートプレイに出演。 私は、ストレートプレイはミュージカルほど積極的には観ないのだが、気になる出演者がいれば見るようにしている。 今回は、いつも気になっている木
2020年には、東京公演だけでなんとチケットを21枚もおさえて(狂ってるかも!)待っていたけれど、結局幕が開かなかった『エリザベート』。 2022年は、前回と異なり、チケット争奪戦で思うようにチケット
観劇においては、これといった「明文化された」ルールがあるわけではない。 よって、一般的に考えられる「良識をベースにした振る舞い」をしていれば何の問題もない、と思われる。 ・・・とはいえ、観劇歴「自分の
2020年には帝国劇場で上演されるはずだった『ジャージー・ボーイズ』。 2年の歳月を経て、日生劇場にて上演されることになった。 なお、今回もキャストは2組に分かれている。 チームBLACKとチームGR
かねてより行ってみたかった現代アートの島、直島に3泊4日で訪問することがかなった。 宿泊先は、敷地内にアートサイトを併設したベネッセハウス。 美術館の中に泊まる、というようなコンセプトの宿だ。 Con
【2022年】人間の深い闇には理由はないのかもしれない『血の婚礼』
ロルカ、『血の婚礼』といえば、アントニオ・ガデス舞踊団のフラメンコでちょっと見たことがあるだけで、実はストーリーもよく知らなかった。 南スペインの、今にもカラカラに焼け焦げそうな悲劇だったんだ、と知っ
テネシー・ウィリアムズといえば『欲望という名の電車』・・・、というかそれしか知らなかった。 『欲望という名の電車』は、どうしようもなく救いのない話であるにもかかわらず妙なカタルシスのある不思議な作品だ
【2022年】大貫勇輔ありきの『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』
あれ?ついこの前、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』をみたよね?と思ってしまったぐらい、かなり早かった再演。 なにせ、初演が2021年12月だから、ほんとうに1年も経っていない。 たったの9
2022年は台風当たり年? とにかく台風で雨に濡れたり、交通機関が心配だったり、ということが相次いでいる。 モダン・ミリー観劇日も、日比谷駅からシアタークリエに徒歩で行くほんのちょっとの間に、豪雨のた
久しぶりに新国立劇場の「小劇場」を訪れることになった。 歌で綴られるノンフィクション。 ほっこり優しくて不思議な空間だった。 なお、「ぼく」と「大切な人たち」役は、浦井健治と成河が、それぞれ入れ替わる
【2022年】舞台がとっても近くに感じた『リーディングプロジェクト』(by橋爪功)
日本の南のほうでは台風が上陸していた9月も半ばを過ぎた「敬老の日」に、雨が降りしきる中、橋爪功演出による朗読劇企画リーディングプロジェクトの第一弾公演を見に、草月ホールに足を運んだ。 この公演のことを
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小池修一郎の新作、それも宝塚「以外」で、ということで、どんな作品になるのかと思っていたが、観てびっくり。 あら?私、東京宝塚劇場にいるの?と時々錯覚するような舞台だった。 キラキラして美しい、そしてと
初めて EX THEATER ROPPONGIに足を運んだ。 作品については、英国人劇作家による作品、ということ以外は、前知識ゼロで観劇。 Contents1 観劇メモ1.1 演目名1.2 会場1.3
昨年に引き続き、今年も秋に『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』 が上演。 昨年は、全キャスト見るつもりでチケットを用意していたが、中止になった公演があり、あえなく1回きりの観劇であった。 今年
舞台は第二次世界大戦中の新兵訓練所、だというので、そんなに笑える話じゃないんじゃないの?と思ったが、本作品の作家はあのニール・サイモン。 私はニール・サイモンをそれほど多く知っているわけではないが、ニ
日生劇場は1963年10月20に開場したのだとか。 #日生劇場開場60周年記念 日生劇場は1963年10月20日に開場し、おかげ様で開場60周年を迎えました! 杮落としのドイツ・ベルリン・オペラ来日公
ドストエフスキーの「罪と罰」の舞台を、大胆にも、幕末の日本に設定してアレンジされたこの作品。 10年ぶりの再演とのことだ。 実は私は、野田秀樹作品に対しては、若干の苦手意識があったので、本作見送ろうか
つい最近海宝直人を見たような気がしていたのだが(7月に『ダ・ポンテ』で見てるからだ!)、『アナスタシア』でまた海宝直人。 当公演は、2020年3月に上演で、私もチケットを数枚持っていたのだが、数回のみ
人種差別、移民問題・・・私たち日本人には、あまり馴染みがないテーマ。 だからこそ、見終わった後に真っ先に出てきた感想は、素晴らしい作品だったが、この作品を定番として上演するのは難しいのではないか、とい
休憩なしの100分。 サイコパスな二人の青年と、たった一台のピアノで繰り広げられる緊迫した時間。 今回、役者とピアニストは3組あったが、木村達成(私役)×前田公輝(彼役)、ピアニストは落合崇史で鑑賞。
日本オリジナル作品、初演。 舞台は1960年代パリ。 和製作品なのに、なぜか丁寧に作りこまれたヨーロッパ映画を見ているような錯覚すらおぼえた不思議な作品。 なお、今回は、エミール・マルタンをウエンツ瑛
本作品は、今期は1回限りの観劇となった。 これまでと少し演出も変わったように思えたし、素晴らしい作品だったので、あと数回リピートしたかったな、というのが正直なところ。 1回限りだったので、みられるキャ
日本初演。 本当は2020年に上演されるはずだった作品。 2003年にアメリカで映画として制作され、2015年にイギリスでアンドリュー・ロイド・ウェバーによってミュージカル化された作品。 売れないロッ
ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル、日本初演、2023年の6月末にプレビュー公演が始まり、8月末までの2か月弱の公演期間、私は全部で8回観劇することができた。(本当は9回の予定だったが、2023/8
シアタークリエという小さめのハコで見るのにピッタリな作品。 とくに前から3列目のかぶりつきの席で見ていたので、高梨家を覗き見している気分で観劇できたのは楽しかった。 "新しい家族の形&quo
この作品を見るのは、たぶん二回目なんだけれど、以前も休憩なしの2時間半の上演だったっけ???と思った。 途中、休憩が欲しい気もしないことはなかったのだが、いっきに見てしまっても疲れることのないコメディ
まさに海宝直人劇場、といった感じの音楽劇であった。 同時期に日比谷の帝国劇場では『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が上演されていたため、心はムーラン・ルージュ一色になりそうだったが、こちらはこち
ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル、日本初演、プレビュー公演を、2023/6/27に見てきた。 プレビュー公演は、帝国劇場の二階のセンターブロックから、全体を見渡すように見てきた。 一言でいうなら、
韓国の大ヒット作が日本初演。 しかも主演に、ダンスと歌のために韓国留学していた渡邉 蒼がキャスティングされているではないか。 渡邉 蒼の歌唱力については、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』で