エロいといえばエロいんだけど…

補助線のひとつに金星帯というのがあります。下図のように人差し指と中指の間から、薬指と小指の間にかけて弧を描いて描かれる線をさします。途中が切れていたり、点線のようになっていたりすることもあります。 【金星帯】この線を日本では「エロ線」とも名付けているようです。この名称はある程度正解だと思います。確かに、官能的な手をしている人がこの線をもつと、肉体的欲求を過剰に高めるようなのです。しかし、これはあく...

どういうつもりでそんな名称にした？

世間的に有名になった手相の名称で「KY線」というのがあります。KYとは「空気が読めない」をイニシアル化した言葉で、これもまたよく知られるものです。下図のように生命線と知能線の視点が離れていることをさします。 【KY線】聞いた話なんで、事実かどうかわかりませんが、この「KY線」のせいで嫌な思いをした人がいらっしゃるそうです。この線があることが周囲に知られて、友人や知人からいじられて困る、という声があったとい...

親指の長さが意味するもの

前回は、手相鑑定における親指の重要性をお話ししました。では、親指の形態が表すことについて具体的に記しておこうと思います。親指の観るべき形態は様々ですが、今回は長さに焦点を当てて述べてみましょう。 下図のように、指間を閉じて指を伸ばした状態のときに、人差し指の4分の1、第3関節の半分ぐらいまで親指先端が達している場合、標準的長さになります。 標準より明らかに長い場合、その人は自己規律、ねばり強さ、自...

西洋手相家の誰もが認める親指の重要性

西洋の手相家のほぼ全員が、手相鑑定における親指の重要性を認めています。だから、親指を外して鑑定することはまずありえません。日本でも指を観る手相家はいますが、親指をまじまじと観る人がどれくらいいるのかわかりません。感触として、少ないように思えます。 現代西洋手相術ではなぜ親指を重視するのかというと、その人全体の縮図みたいなものだからです。指の長さや形、柔軟性、つき方、それらをじっくり見ると、その人の...

指の分析は意外に複雑

現代西洋手相術では、必ず指を観ます。観ない手相家はおそらくいないでしょう。それだけ指によって得られる情報は重要、かつ豊富だということです。 では、実際に指の何を観るのかというと、長さは言うに及ばず、鑑定依頼者が手を見せるとき、指がどうなっているかにも注目します。鑑定者に手のひらを見せるとき、指をまっすぐにのばしているか、指と指との間を離しているか、といったことも分析のために考慮します。 さらに、指...

ご自身を分析するための鑑定です。

ココナラで手相鑑定を出品しています。出品内容の概略を説明すると、あなたの手相から自己分析し、ご自身を客観的に眺めるための鑑定です。自分自身を外側から眺め、理解すれば、将来をよりよいものに変化させることができます。自分の弱点や短所を知り、それらを正すようにしたり、自分の優れたところがわかれば、そこに自信をもち、さらに伸ばすようにしたりします。手相によって、「本当の」あなたを知ってください。↓ ↓ ...

水星線が財運になぜかかわるのかという不思議

掌線のなかで補助的役割をもつ代表格が水星線です。この線は多くの人の手のひらに表れており、日本では財運線などと呼ばれています。 【水星線（財運線）】「財運」と名がついていることから、金運に関わる線と容易に想像できます。この線がある人は、お金を増やして貯める運が強いと、日本の手相家は言っています。 現代西洋手相術では、水星線はお金でなく、健康に関する線とみなしています。特に神経系にかかわるものとして、...

財布の中身を豊かにするおまじない

お金持ちになるように、財布はどのようなものがいいか考えている方は多いと思います。長財布がいいとか、色は黒がいいとか、よく聞く話です。財布の中にお守りを入れるというのもあります。 今回ご紹介するのは、財布の中身を豊かにするおまじないです。豊かにするといっても、億万長者まではいかないかもしれません。でも、おいしいものを食べる、仕事帰りに一杯やる、趣味でちょっとしたものを買う程度のものであれば、効果が期...

手相を操作することの効果はどれほどか

手相を学び始めた頃、ペンで理想の手相を描くとよいと聞いたことがあります。それを勧めている手相家は今でもいるようです。 で、これは効果があるのかどうか。たとえば、金運に関連する線を描いたら、金運がきちんと舞い込むのか。みなさん気になると思います。 こういった手相操作は「効果があるかどうかは不明」です。「効果がない」とも「ある」とも言えない状態です。しかし、西洋の手相家で、手相操作を提唱した人は、今の...

手相鑑定＝運勢判断、とみなすことについて

日本の手相サイトを見ると、手相をこれからの運勢を判断するものの手段として解説しているものが多いようです。たとえば運命線ですと、「職業を含めた人生の流れが今後どうなるかを示す線」などと定義づけられています。  現代西洋手相術では、手に刻まれた線や印を、今後の運勢を示すものと扱うことはまれです。むしろ、「今」どうであるか、どうすべきかを見ようとしています。これは非常に重要なことだと私は考えています...

強い補助線がいい意味をもつとは限りません。

手のひらに現れる線は、大きく主要線と補助線に分かれます。主要線とは、下図のように生命線・知能線・感情線・運命線の4つをさします。これら以外は補助線と考えます。有名なものとして、結婚線・太陽線・水星線などがあります。 【主要線】この補助線のなかで、よい意味をもつものとして、たとえば、太陽線が挙げられるでしょう（下図）。この線がある人は人気があり、人望が厚いことで幸福を得る人とみなされます。さらに、線...

流年法について

手相鑑定技術のひとつとして、「流年法」と呼ばれているものがあります。有名なものは生命線の流年法です。下図のように、起点を0歳とし、終点に向かって年齢が上がっていきます。生命線に印がある場合、その印があるところの年齢に印が示す出来事が生じると読み解くのです。 【流年法】日本ではこの流年法を未来予測として用いています。「○○歳ごろに結婚ができる」「○○歳に体調に変化が現れる」「○○歳に開運できる」などを判断...