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2022/07/23

  • 小津の生まれ故郷を巡る

    20240406当初の桜開花予想を大きく裏切り、遂に満開を迎えたうららの土曜日。池波正太郎も、「深川という土地は、江戸の[水郷]といってよいほどの風趣があり、『江戸であって、江戸ではない・・・』一種の別天地だったのである。」(※剣客商売)と、誉めそやした深川を恒例のオカタケ散歩で歩いてきました。東京メトロ東西線の門前仲町駅に14:00にいつものメンバー集合。本日のお題は・・・「小津安二郎の深川を歩く」です。過日、カンヌ、アカデミーでも話題を振りまいたヴィム・ヴェンダース作品「PERFECTDAYS」。ヴェンダース監督は小津へのリスペクトを公言して止まない監督として有名ですが、その小津が生まれたのがここ深川。一行は先ず「東京深川モダン館」を目指します。徒歩3分程で到着。旧東京市深川食堂の建物をリノベし、絶妙...小津の生まれ故郷を巡る

  • 山田太一を知っているかい?

    20240213去る2023年11月29日に脚本家の山田太一さんが89歳で亡くなられた。80年代後半から90年代にかけて百花繚乱だったトレンディードラマの脚本家の多くも山田太一トリビュートだったはずだ。しかし、山田さんは視聴率一辺倒の業界には背を向けるように連続ドラマ枠からは撤退をされてしまった・・・私も昭和50年代の後半は中学・高校生でいろいろ考えの多い時期だったので、とても山田ドラマを家族と一緒には見られなかった。独り別室で夢中になって「思い出づくり」や「ふぞろいの林檎たち」を観ていたのを思い出す。当時のドラマの常識を覆すような描写に加え、とにかく印象に残る音楽(サザン然りザンフィルも)が今も耳に残る。そして、オカタケ師匠も山田太一ファン(「男たちの旅路」推し)の一人として今回、急遽「追悼・山田太一本...山田太一を知っているかい?

  • 古本の香り・古本のおと

    20231215手に入れた古書に顔を近づけてみる。やがて生まれて半世紀となる本たちの、過ごしてきた空間を想像する・・・たばこの匂い上質な紙の匂い年寄りの匂いそして、それらを練り上げた古書店の匂い・・・昭和49年草風社「伝円了」平野威馬雄アウトローに生きた作家が著した、妖怪画の井上円了の伝記。そして、箱から本を抜く。程よい抵抗で本体を現す。背表紙を手で叩くと密度の高い音がする。頁をめくる音を何と表現する?「ペラリ」ではない。「サッ」でもない。「シュッ」でもない・・・適当なオノマトペが見つからない。「ㇹンシュッ」、「ポシュッ」と繰ってみる。奥付には著者検印の朱が立ちあがる。有名な料理研究家の父であり、詩人、翻訳家。青土社ユリイカ昭和57年3月号増頁特集つげ義春文学とマンガの融合。時を経ても彼を越える者は現れず...古本の香り・古本のおと

  • 海芝浦のタイムスリップコンビナート

    20231109少し日が経ちましたが、久しぶりのオカタケ散歩です。10/28(土)京浜急行本線の花月総持寺駅に集合。私の中では「花月園前」ですが、2020年に改名されていたと!因みに、「花月園」とは、大正3年~昭和21年まで当地の丘の上にあった東洋一を誇った遊園地。「西の宝塚、東の花月園」と称された少女歌劇の公演でも有名だったようです。(私ら世代ではその後の花月園競輪場が記憶に残ってます・・・)で、本日のお題は「鶴見線と笙野頼子:タイムスリップ・コンビナート」。こちらは河出文庫2007年「笙野頼子三冠小説集」。91年「なにもしてない」野間文芸新人賞94年「二百回忌」三島由紀夫賞94年「タイムスリップ・コンビナート」芥川賞前人未踏(当時)の文学新人賞三冠の作品掲載されとります。予習として「タイムスリップ・コ...海芝浦のタイムスリップコンビナート

  • 陸っぱりアジ釣り

    20231002珍し~くカミさんが釣りでも行こうかというので・・・2人仲良く(?)大黒海釣り施設にてアジ釣り。久し振りのサビキ釣りに準備も手こずって出発は15:00過ぎ。現地16:00着で夕マズ目を狙いますよ。当日は中潮、18:20の満潮がいい具合に重なります。受付氏、「このところ大黒はアジ低調で、昨日も全然ダメ。本日もほとんど出てないとのこと。サッパもサバもイワシも・・・ダメ!黒鯛は絶好調。」とのことですが、逆に空いていて釣り易いわい、ってなもんです。売店でアミコマセとサビキ購入し桟橋へ。空いてるけど丁度やり易そうなベンチのある内側真ん中あたりで。カミさんはほとんど見物人兼応援団。2人で3本竿を出します。1本は足下の底付近(鈎五号ハリス0.8号のスキンサビキ)、もう1本は足下の上層(鈎五号ハリス0.8号...陸っぱりアジ釣り

  • ドキュメンタリー映画「東京干潟」、「アリ地獄天国」を観た

    20230919先週火曜日、新百合ヶ丘のミニシアター「川崎市アートセンター」で気になっていたドキュメンタリー映画を見てきました。川崎も北の方へ来ると何や文化の香りがしますよ。実は、こちらへ来るのは二度目。↓先月はこちら近年再評価の機運が高まっているというタジキスタンのフドイナザーロフ監督の代表作「ルナパパ」。封建的な最果ての村で迫害を受けながらも、個性的な家族の愛に包まれて未来を切り開こうとする少女の物語。こう書くと何やオモシロくなさそうにも感じますが、その実は宮崎駿もビックリの荒唐無稽ファンタジーに仕上がっております。↓その時もらってきたパンフ。こちらかなり気になる作品が上映予定でして・・・遂に再訪決定。実はこの日は特別企画で、長年こちらで実施されている「3分間ビデオ制作入門講座」の記念FES。ここで講...ドキュメンタリー映画「東京干潟」、「アリ地獄天国」を観た

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