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2022/06/20

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  • 準結晶:世界を覆した「第三の固体」

    準結晶(Quasicrystal) 金属、セラミック、プラスチック、骨、炭、氷、ダイヤモンドなど身近な固体はいくつもありますが、これらは大きく二種類に分けることができます.分類のためには、固体を原子レベルで見て、原子がどのように並んでいるかを考える必要があります. 大多数の金属において、原子は規則正しく整列しています.原子の並びには周期性があり、小さな繰り返しユニット(単位胞)が無数に集合することによって物質が成り立っているのです.こうした物質を結晶と呼びます. 一方、原子がランダムに配列している場合があります.この状態をアモルファスと呼びます.アモルファスでは原子の並びに規則性が無いため原子…

  • リチウムイオン伝導体:全固体電池を実現するための材料

    ところが、近年の材料探索の進展にともなって、液体と同等あるいはそれ以上のイオン伝導度を示す固体物質が開発されてきました.中でもリチウムイオン電池に用いるリチウムイオン伝導体の進化は著しく、報告された物質の種類も多岐にわたります.しかし、全固体電池に求められる特性は非常にシビアであり、まだまだ性能の向上が必要な段階です.

  • 電池の理論容量の計算方法 【メモ】

    電池の電極材料の容量には限界があります.この限界値、理論容量を超えるエネルギーを蓄えることはできません.無論、必ずしも理論値に達することができるわけではありませんが、限界を知っておくことは材料設計の上で役立ちます.

  • 酸化銅:錆びた銅の使い道は

    鉄とは異なり、銅は錆びにくい金属です.それでも、屋外に出しておけば酸化し、錆(酸化銅)ができることがあります.銅が酸化して形成された酸化銅は、元の銅とは色も性質も全く異なります.

  • インターカレーション:物質に新しい機能を加える反応

    インターカレーションは、物質の結晶構造に存在する「すき間」にイオンや分子を入れ込むような反応を指します.元の物質 の結晶学的特徴や材料特性を保ったまま、新しい特性を加えることが可能です.

  • 多形:名前は同じ、でも別の物質

    同じ組成を持ちながら異なる結晶構造を示す物質を総称して多形と呼びます.ほとんどの多形は互いによく似た見た目ですが、中には似ても似つかないものも存在します.

  • 強磁性体の飽和磁束密度の単位変換 【メモ】

    今回は、飽和磁束密度の単位として使われる emu/g, emu/cc, T などの単位の互いの変換方法を見ていきます.

  • 金はなぜ金色か

    金はなぜ金色か 金は、他の金属では再現できない独特の輝きを持ちます.古来より王侯貴族を魅了してやまない黄金色はどのようにして生まれるのでしょうか. 今回は、金が何故金色を示すのかという禅問答のような疑問を見ていきます. 金はなぜ金色か 周期表と金の性質 (1)ランタノイド収縮 (2)相対論的効果 色の違いとエネルギー図 参考文献 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scrip…

  • 非線形光学材料:物質を使って光の波長を操る

    光と物質の相互作用には直線的(一次関数的)なものだけでなく、二次関数的、三次関数的な高次のものが含まれることが知られていました.高次の効果を利用することで波長の異なる光を取り出すことができます.

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