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2022/05/09

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  • パタパタ乾湿計

    乾湿計を使って湿度は測れますが、それを温度計1本で測定する実験です。 まず、スタンドにつるした温度計で気温をはかった後、濡らしたガーゼをつけます(湿球ですね)。 そして、みんなで下敷きをなどをパタパタして、温度計に風を当て続けると、温度はどんどん下がっていきます。 これ以上下がらない温度が分かったら、湿度表を使って、湿度を求めます。 まー、乾湿計と同じことをやっているだけなんですけどね。 でも、ただ乾湿計を見るのではなく、風を送って温度を下げる活動を入れた方が、おもしろいし、生徒の記憶に残るんじゃないかと思います。 気化熱の学習にもなりますしね。

  • 水と砂、暖まりやすいのはどっちだろう?

    海陸風や季節風が起こる原因として、陸地と海との暖まりやすさの違いがありますが、それを確かめようとしたのが、この実験。 水と砂が入った試験管に、しばらくの間(5~10分)太陽の光を当て、上昇した温度を調べるだけです。 できるだけ温度が上がるように、黒い画用紙を巻いて実験しました(写真では、デジタル温度計を使っていますが、もちろん普通の棒温度計でもOKです)。 水と砂の比熱を比べる実験とするならば、質量を同じにして行うのが正しいと思うのですが、適当な量で実験しても、暖まり方の違いはしっかり確認できました。 説明だけで終わる授業よりも、簡単な実験でも取り入れた方が、生徒は理解しやすいんじゃないかと思…

  • 満天の星

    天体の授業をしていると、「夜空に広がる満天の星を実際に見ながら、学習して欲しいな」といつも思います。 しか~し、町に住んでいる限り、夜空に見えるのはいくつかの明るい星だけです。町の明るさのせいで、満天の星なんて無理ですね。 そこで、ほんの少ししか星が見えなくても、本当はたくさんの星があるんだよ、ということがよく分かるのが、このナショナルジオグラフィックの動画です。 www.youtube.com カリフォルニア州の様々な場所での、星空を撮影したタイムラプス動画です。日本語ではないので少し説明が必要ですが、とても分かりやすいです。 BGMもグッドです(少々ドラマチックすぎますが)。 おすすめの動…

  • 合力、分力の作図

    合力や分力の作図が苦手な生徒がいます。 苦手な理由は、三角定規を使って平行四辺形(平行線)をうまく書けないことです。 この平行四辺形(平行線)の書き方は、どうやら小学4年生の算数で習っているようです(生徒はよく覚えていないですが)。小学校の時に、よく分からないままにしておくと、7年後の中学3年の理科で苦労することになります。 もし、この文章を読んでる小学校の先生がいたら、このことをぜひ伝えてほしいと思います。 ところで、私はこの力の平行四辺形の法則の発見者を、ずっと知りませんでした。有名な方だったんですね。 ja.wikipedia.org

  • 気圧でアルミ缶をへこませる

    気圧の学習では、例のアルミ缶をへこませる実験を、ぜひ生徒にさせたいです。 しかし、火を使う実験は、ガスバーナーなど用意する物がいっぱいあって、面倒くさいところがあります。 火を使わずに、ポットで沸かした熱湯を使っても少しはへこむし、水で冷やせばもっとへこみますが、何か物足りないです。やはり、ただ置いておくだけで、アルミ缶が気圧でボコボコにへこむ様子を生徒に見せたいです。 そこで、ホットプレートを使うことにしました。 まず、ポットでお湯を沸かしている間、アルミ缶をホットプレートで加熱しておきます。お湯が沸いたら、アルミ缶に少し入れて、さらにホットプレートで加熱します。 湯気が出てきたら、しっかり…

  • 電磁誘導とハブダイナモ

    前回の続きです。 自転車の後輪にハブギアがあるならば、前輪のハブにはいったい何が入っているのでしょうか。 正解は、ハブダイナモ(発電機)です。ここでライト用の電気を作っています。 昔ながらのこういうダイナモを使っている自転車もありますが、生徒達の通学用自転車は、ほとんどハブダイナモでした。電池式のライトは使っていないんですね。 このハブダイナモは、電磁誘導の授業の導入に使えそうです。 「自転車のライトの電気って、どこからやってくるんだろう」 「ハブダイナモの中には、何が入っているんだろう」 残念ながら、ダイナモの中を見ることができませんが、電磁誘導の実験にうまくつながりそうです。 ところで、ハ…

  • 「仕事の原理」とハブギア

    「仕事の原理」の例として、自転車のギアチェンジについて話をしていた時です。 ギアを変えることによって、ペダルが重くなったり軽くなったりすることを、図で示しながら説明していたのですが、生徒はみんなポカンとした顔をしています。 生徒「僕の自転車には、ギアなんてないですよ」 私「じゃあ、変速しないの?」 生徒「いや、しますよ」 私「じゃあ、後ろのタイヤにギアが何枚かついているでしょ」 生徒「いや、そんなのは無いですよ」 さっぱり、話がかみあいません。 その理由が、自転車置き場に行って、やっと分かりました。 なんと、生徒の通学用自転車のほとんどは、変速用のギアがタイヤのハブの中に収納されている内蔵ハブ…

  • ダンゴムシ観察迷路

    発売されたのはもうだいぶ前のようですが、セリアでこれを見つけた時は、本当にビックリしました。 こんなマニアックでニッチな商品が、100円ショップで売っているなんて! だいたい、このダンゴムシの交替制転向反応を知っている人なんて、そんなに多くはないと思うのですが、それを商品にしてしまうとは!! よく見ると、スタートとゴールも書かれていて、なかなかしっかりとした造りになっています。 自由研究にもってこいですので、売り切れる前の今のうちに、来年の夏休みに備えて買っておくのがよさそうです。 ところで、この迷路。ダンゴムシ以外の生物にも使えそうです。 たとえば、このイグノーベル賞を受賞した粘菌の迷路の実…

  • フリクションペンと摩擦熱

    摩擦熱の説明をした際に、身近な例としてフリクションペンを取り上げました。 ペンについているラバーと紙との摩擦で発生した熱により、60℃以上になると、特殊なインクが透明になるのです。 それじゃあ、アイロンやドライヤーで熱しても、透明になるんじゃないの? ということで、実際にやってみました(熱風を集中させるために、ドライヤーにペットボトルがつけてあります)。 結果、インクはきれいに消え、生徒は納得顔でした。 これはおもしろい。

  • エネルギー保存則実験器

    皆さんの学校に「エネルギー保存則実験器」はありますか。理科準備室に眠ってないですか。 スタートとゴールの高さが同じ2つのコースがあって、鉄球を転がすとどちらが先にゴールするかを調べる装置です。 この「エネルギー保存則実験器」は、理科の先生になって初めて出会いましたが、理科で扱う実験装置の中で、不思議さNo.1です。 もし無いなら、すぐに購入しましょう。消耗品としては高すぎるので、備品として請求ですね。 授業では、まず個人で5分、グループでの話し合い10分と、たっぷり時間をとって予想をしてもらってから、いざ実験です。 結果に、生徒はびっくり。 この実験は、倫理的な思考ができて理科が得意な生徒ほど…

  • 「仕事」と吹き矢

    「仕事」って、教えにくくないですか。 教科書では、「仕事」の定義や公式、例などが出てきますが、どうもいきなりな感じだし、「生徒にはピンとこないだろうな~」と思いながら教えています。 少しでも興味をもってもらおうと、「仕事」の授業の導入に、吹き矢の問題を出してみました。 短いガラス管と長いガラス管を使って、マッチ棒を飛ばします。 長いガラス管を吹くと、マッチ棒は教室の後ろまで勢いよく飛んでいって、たくさん「仕事」をしたな(もしくは、されたな)、というのがよく分かります。 ガラス管の内径とマッチ棒の大きさががちょうど良いんですね。ガラス管を好きな長さにできるのも、グッドです。 それにしても、「仕事…

  • 黒檀の切れ端

    理科の教師って、「これ授業に使えるかも」と思った物を、つい買ってしまうクセがないですか。 近所のホームセンターに立ち寄ったときに、見つけたのがコレ。黒檀の切れ端です。 細長い物が110円、もう1つが220円でした。 比重が1.16もあるので、水に入れると沈みます。木材は必ず水に浮くと思っている生徒の興味をひくことができます。 密度や浮力の授業に使っています。 ちなみに黒檀は英語でエボニー。「エボニー&アイボリー」(古!)のエボニーです。

  • 水に浮くボーリングボール

    こちらのサイトを参考に、浮力の学習においてボーリングボールの浮き沈みを見せました。 と言っても、マイボールは持ってないため、メルカリでケース付のボールを2つ手に入れました。1つ1500円です(メルカリ万歳!)。 黒いボールが、重さ9ポンド(約4kg)で、水に浮きます。カラフルなボールは重さ14ポンド(約6kg)で、沈みます。 重たいボーリングボールでも、水に浮くというのは、生徒にとって驚きだったようで、浮力が実感できたようです。

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