これはすごい。 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/2750/files/enryocenternenpo11_037-05…
念仏は戯論(けろん)を抑制する手段というより、 結果として抑制さることがあるということかと思う。 戯論制御を期待して念仏すると、また道が外れていく。 念仏は感…
論語・為政に有名な以下のくだりがある。 子曰く、吾十有五にして学に志す、 三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、 六十にして耳順う、七十にし…
バカという言葉は、いい意味ではそれ一筋、悪い意味ではそれしか知らない、 ということの表現として言われる。 コンサルとかいうのも、得てして自分の知っていることし…
表層意識は日常生活のあらゆる思考、決断、焦り、心配、あらゆる煩雑事で、 これだけで100%となっても生きて行けるが、 結局は意識が浅い、精神など関係ないという…
田坂広志先生の最新刊「死は存在しない〜最先端量子科学が示す新たな仮説〜」(光文社新書) を読み進め、同時に西恩寺同朋講座(2022/10/4)池田勇諦師の…
寡黙な父親が肺癌で亡くなる半年ほど前、死期をはっきり悟り 「オシマイや」と言ったことがあった。無念というのか、恐怖に苛まれていると直感した。 専門の主治医に「…
無量寿経を読む時、アーキテクチャという言葉が浮かぶ。 アーキテクチャ(建築)。例えば、国の最高学府である大学のキャンパスは、 学生や研究者が、限りなく思索でき…
心というのは制御ができないと言われる。 心とは思考のことではないから。 思いたくないことを思う、感情を抑えたいのに抑えられない、 気持ちを切り替えても、心が重…
あいつが悪い、社会が悪い、政府が悪い、日本が悪い、 正義は我にあり、不平等を許せない、なぜ私だけがこんな目に。 実際そうなのだろう。大変なことになった原因は外…
阿弥陀如来は、どうあっても生きなさいと言うておられる。 生きるのは苦しいこともある、楽しいこともある。 一方だけが永続しないようになっておる。 しまいには死ぬ…
生物は、遺伝子のはたらきによって細胞複製を 種と個体の限度まで繰り返す。栄養補給が途絶えたり、細胞が破壊されたり、 異常をきたすと生体システムが維持できない。…
仏になりたいか、と言われて、実感を伴ってなりたいと言えない。 けれど、よくよく突き詰めてみれば表現のありようで違和感を抱いていて、 法身に戻りたいか、と言われ…
西恩寺池田勇諦師ご法話ノート(つづき) 生まれ変わるのは生きているうちだ。 それを往生という。本当の自分に生まれわかることだ。 暁烏先生が、往生ということを更…
2022年10月16日午後、了善寺報恩講にて。西恩寺池田勇諦師ご法話から。 講題「親鸞聖人の願われた浄土を聞こう」 浄土というが、観念としての他界であったり、…
今、想像でしか死とかいうのを理解していないというか、 実際にその時にならねば理解ができないことと思う。 ずっと、生きることしか考えずにいて、それでよかった。 …
報恩講に向けて、色々聞いてみたいことをメモ。 答えが欲しいのではなく、自分の答えと照合したい. 1.無分別というのになぜ善人悪人というのか? 悪人正機説でもあ…
業、と言われて理屈では分かったような気になっていたけれど、 自分の業として思い至るのは、想像を超える積み重ねてきた我執の傾向で、 ものごころついた頃には、既に…
浄土真宗のあらゆる教えは、主語が何かをよく注意しないと誤解する。 ちょくちょく、それ主語は自分ではなくて、阿弥陀如来ですよ、みたいなことでハッとする。 本願も…
清沢満之全集第六巻〜仏教の革新〜に願生偈として掲載されている(P161)が、 流石にググっても出てこない。 「三河大浜西方寺にて明治廿三年八月廿日書之 満之」…
「信心をいただかれますように」と言われて、 普通なら抵抗感や違和感が起こると思う。 あなたが信じているのは何か知らないが、同じものを信じろというのか、と。 現…
老いたら、老いとうまく付き合い、 病になれば、病とうまく付き合い、 死ぬ時が来たら、死とうまくつき合えれば いいのだろうけれど、 若いままでいたい、健康を取り…
困った時の神頼み、という。 困らなければ、頼むことなどない。 困って頼んだところで、なるようにしかならない。 頼めみごとを待っている相手などないから。 困った…
完全で間違いがなく、異論の余地もなく、全て真実とされるのが宗教でいう教えであり、 疑うことも、反論も許されない。 正しい教えなのだから、世の中のことは全て説明…
門徒として聴聞したり聖典読んだりしているとどうも信じなさいと言われていない事に気付く。自分で分かって行きなさい、と言われている。答えがこれだと言われずに、問い…
ああ、真実だなと思う。この解説。 Great concept that every bbusiness owner or manager should le…
私利私欲を手伝う仏はおわしません、と言われる。 その通りで、そういうメカニズムがあれば世の中おかしくなる。 けれど、人が願いごと、希望を持つのは実は極めて健全…
確かに、その勉強何の役に立つの?というようなものもあるけれど、 その「役に立つ」から勉強するだけなら、つまらないし続かない。 いつ何の役に立つか誰も知らないし…
清沢満之全集第八巻 日記扉之自誡ニ(447頁)にある英語メモ。 Act your part to-day. To-morrow is uncertain.Ne…
仏教が現代についてこれないのか。 現代が仏教についてこれないのか。 教えがあれば、なんとかなるということはない。 明治以来、日本は世界に伍するに足る軍備を整え…
かつて、カール・セーガン教授が 「驚異的な宇宙の姿を見て、あなたは神を信じるようになりましたか」 と聞かれ「どの神様ですか?人類は未だに共通した神様を持ってい…
私の阿弥陀仏と、あなたの阿弥陀仏は同じですか? この問いは、 私のお父さんと、あなたのお父さんは同じですか?といえば違う。 私に降り注ぐ日光と、あなたに降り注…
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これはすごい。 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/2750/files/enryocenternenpo11_037-05…
兵庫県の作用というところに播州一の宮大工といわれたお爺さんがいた。 姫路城昭和大修理の棟梁として、大仕事を成し遂げ名を残した一職人。 昨年の夏、作用に行ってお…
この人にとっては、「真実(まこと)か真実でないか」だけが全てであった。 正しいかどうかではない、利益があるかどうかでもない、助かるかどうかでもない。 真実なの…
歎異抄のすごいところは、真宗の信者でなくとも、国内外の別宗教や無宗教の人でさえ 多くの知識人に極めて高い評価を受けている事実があって、むしろ自分自身はおそらく…
真宗聖典にある親鸞の声は、古今多くの人々が語り継いできたし、 ご法話でも何度も聞くことであり、知識としても断片的ながら理解した気でいる。 それが良いも悪いもな…
12月31日、神社にゆく。お祈りも、お願いもしない。 ありがとうございました、とだけ小さく柏手を打ってお礼を言う。 1月1日。初日の出を拝みに桟橋にゆく。いつ…
全ての結果には原因がある。例外なく因と果が連綿と続く、と。 だが、結果になって初めて原因と言われる。 今の状態も原因があっての結果であるのだ。 今の自分という…
信じると言っても、かなり意味が違う。 お金を信じる、他人を信じる、組織を信じる、仲間を信じる、 何を信じるかで、自分が決まる。この時の信じるというのは、信用す…
なんぞ、目当てがあって仏教だの念仏だのに縋るのは、それは違う。 それは全部、自己都合や。解決とか救済とかの秘法にあやかろうという根性では 当てが外れたら、別に…
ご法話で「あんた、南無阿弥陀仏て何て聞かれてどう答える?」と問われた。 阿弥陀仏に南無します、では答えになっていない。 だから南無は、信じるとか、難しく言えば…
200年ほど前の山口県の小島に「おかる(阿軽・於軽)」という妙好人がおられたという。 こうも聞こえにゃ 聞かぬがましよ 聞かにゃおちるし 聞きゃ苦労 今の苦…
推しの仏様を選ぶようなことをしてはいけないよ。 大日如来より阿弥陀如来が良いとか、いやいや釈迦如来が一番偉いとか、 人間レベルで決めることではないよ。 例えば…
昨日は報恩講に出仕して面白い話を聞かせていただいた。 日本の幽霊の絵は、たいていパターンがあって子供が絵を描いても 手を前に垂らし、足はなく、長い髪が後ろに伸…
本願寺派の梯先生のご法話で紹介された鹿児島の正覚寺さんが サイトに「輝くいのち」を公開してくださっていた。 https://www.syougakuji.co…
アニメ化した「チ。ー地球の運動についてー」には、宗教というものの恐ろしさを 天動説を絡めて描写しているが、リチャード・ドーキンス教授は、そういう集団心理は 中…
念仏する、という。 見た目は、自分が「南無阿弥陀仏」と言うという行為に他ならない。 けれど、念仏は、出るもの。 自分が言うのではない、念仏がこの業にまみれた人…
薪を焚べて焚き火をする。 静かな時間。 雑念がなくなり、正信偈が出てくる。 理由もない。 自然に触れて分かること。
僧侶なら、悟るための修行をするのでしょう?と聞かれることがある。 していない、全く。 他宗のご法話でも、私たちは悟るために仏教をしているのだとかいうのを聞いた…
鴨長明「方丈記」を読んでいると、 方丈の庵に住む究極の生活は、自然に溶け込む生き方の達人のようであり 現代人が忘れがちなある種のASMR体験と想像するが、 精…
やっとあのお爺さんのお墓参りに行けた。 不思議なご縁と思う。母の生命が尽きようとしているこの時に、 お婆さんからの便りをいただいて、ようやく伺うことができた。…
当たり前のことだけれど、宗教があって阿弥陀仏があるわけでもなければ 教団があって阿弥陀仏があるのでもない。念仏は宗派の専売特許でもない。 阿弥陀仏があって自我…
仏国土は星の数ほどあると言われていて、阿弥陀仏の仏国土は浄土とも言われる。 では、この世は何という名の仏国土かといえば「娑婆(Saha)」というが、 浄土のよ…
大経と呼ばれる無量寿経は、康僧鎧訳(魏訳)において、17,421文字の漢字で書かれている。 この漢文では、サンスクリット文からいくつかの加上が見られるが、 中…
分かることと、できることは違う。これは誰でも理解はしている。 個人においても、組織においても、 今、どういう状態に置かれているのか 周囲環境はどう動いているの…
昔から言われているように、仏教は道徳とちがう。 それは道徳を排除することではないし、何らのコンフリクトもない。 人に優しく、救いの手を差し伸べ、柔和に接し、き…
日曜礼拝のご法話を聴聞して、思わされた。 介護、うつ病、壮絶な人生を生きる人がいる。思わされるのは、 自分には、誰の真似もできない。小学校に入りたての子供を轢…
無量寿経巻下を読経中、浮かんだ。 「因位の自覚を持ちなさい」 因位とか果位というのは、仏の世界で他人事のように、そうなのですかで聞くなと。 たとえ5年先のこと…
人智を超えたところに仏智がある。 説明ができることではない。 釈迦が覚者となって人に法を説いたが、 例えば、お経の内容を見るに、後年の加上があるにせよ、釈迦以…
僧侶、と一言でいうが実に多彩なのだと今更ながら思わされる。 別に国内に限ったことでもなく、現代に限ったことでもない。 自分にとって、明らかに違うと思うのは、 …
繰り返し、くりかえし現れる「あさましい」という言葉。 現代でも、あらゆるところで見聞きする。教義のことではなく人間性なのだ。 歎異抄の十八条、 まことに、われ…
歎異抄のような伝聞形式で伝わる「蓮如上人御一代記聞書」。 内容は316条と膨大な伝聞が伝わっているが、御文とはまた違った角度でその教えを味わえる。 むしろ現代…
南無阿弥陀仏の後に、阿弥陀仏と噛み締める。 同じではない。日々、読経や勤行を続けているとこの感覚になる。 理屈ではなく、音の違いでもない、明らかな違いと言える…
「アンタの南無阿弥陀仏は平和な時代の念仏やな。」 確かに、歴史を紐解くに現代ほど恵まれた時代はない。 人権のない時代に生きた人もいる、戦争に駆り出され異国で斃…
いつも、南無阿弥陀仏て言いよるな。なんでですかいな。 ワシも、よう分かりまへんねん。気がついたら口に出とるんですわ。 阿弥陀仏て、ほんまにおってですんかいな。…
無量寿経の最後あたりに慈氏(弥勒)が釈迦に尋ねるシーンがある。 阿弥陀仏の浄土で、他の仏国土から生まれてきた者たちを見たという。 蓮華の蕚(うてな)に跏趺(か…
日頃のインプットを変えてゆきなさい、と聞こえる。 一般的にいう生活習慣を改善しましょう、とかと同じなのだろうか。 日頃、見るもの、聞くもの、食するもの、飲むも…
三帖和讃浄土にある「現世利益和讃」15首には、 「南無阿弥陀仏をとなうれば」が10回現れる。 これに続く言葉に、神、鬼、龍、天、王、祇などが登場する。 不思議…
BY AGE 40 YOU SHOULD BE SMART ENOUGH TO REALIZE THIS:40になる前に気付いておくべきこと 1. Some…
昔から、戒というのがあり、戒律ということも作られてきた。 人間社会でも法律や規則はあるが、むしろ自戒という意味合いが強い。 禁止事項というよりは、十善戒という…