これはすごい。 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/2750/files/enryocenternenpo11_037-05…
この方の壮絶な半生は、何度か聞いていた。 その都度、壮絶という場面が追加されるので、今回もそうだった。 けれど、悲惨なだけではない、長い苦境の合間に彼女が出会…
阿弥陀如来は、私などご存じないですよね? いいえ、あなたを誰よりも深く知っておられます。 どうしてですか?他にも多くの人がいるからお忙しいでしょう? 物理的な…
奇跡というと、得てして超常現象に紐づけられがちだけれど、 どれだけ願っても手の届かないことを言うなら、 今の普通の日常が、奇跡の時間というようになってゆくのだ…
ご法話メモ あたりまえなことかも知れませんが、お浄土に入るのに 選抜試験とか入学試験というようなものはありませんよ。 誰も入ってくるなとは言わない。 安らかな…
爪を切って、申し訳ないことはない。 散髪して、床に落ちた毛を勿体無く思わない。 病巣を摘出して、返してほしいという人はいない。 衣類を脱いですぐに、それをまた…
仏教に限らず、伝統宗教、文化、習慣、そういったものが、 影響してこんにちの社会や人々の生活、価値観を形成していて、 同時に、現代に生きる人にとっては、伝統だけ…
物理的にないものが見えるという人がいる。 他の誰もが見えないものが見えるという。 実はこの「見える」という意味が、素人にはわからない。 一流の人が「見える」そ…
桜が今年もまた咲き乱れ、季節の到来を告げてくれる。 そのように感じるのは人の感じ方であって、桜は見せも告げもしていないのだろう。 法則の通りに、DNAの通りに…
いろんなご法話の中で出てくる無分別智という言葉。 これは本来、人間の認知レベルを超えた菩薩以上の智慧とされる。 従い、人が概念で把握する物事は、実は何も把握で…
同じことを言うのに、言う人によってインパクトが違う。 自分の名前を呼ばれるのに、母が自分を呼ぶ名前は特別な響きを持っている。 子供心から焼き付けられた命に編み…
小さい時から、自信がなく、怖がりで、弱かった。 当然のように陰湿なイジメ、無体な暴力の対象にもなった。 魂が強さを望んだのか、格闘技にのめり込んだ。 日本拳法…
真宗の教えをしっかり学んでゆくと、正信ということの重みがわかってくる。 くだらない迷信に振り回されることもなく、何かしら考えに揺るぎない芯を持つ。 15年ほど…
筋トレも、ダイエットも行動が伴わねば結果が出ない。 フィットネスの本を読んでも効果は出ない。 論理思考の本を読んで理解しても、論理思考が習慣づかねば意味がない…
いつか聞ける人がいたら聞きたいと思うことの一つ。 「回向はどうはたらくのか」 正解はないかもしれないが、答えはできる。 ここにこう書いてある、という感じの回答…
梯和上のご生前のご法話から。解説ではない、ホンモノのご法話。 法話 信心はひとつである梯實圓師(2013年)youtu.be 自分もそうだけれど、聴衆は全身を…
若い時は、足し算が人生のほとんどだった。 昨日できなかったことが、今日できるようになった。 知らなかったことを、知ったら次々に分かるようになった。 時々、掛け…
自分という者を、いまだに本当のところをわかっていないが、 どこまで行っても、何者でもない。 世の中には、人が作り出した偉人というカテゴリのような人々があって、…
お西さん梯和上、晩年のご法話から。 「智慧海の如くならん」というが、智慧海とはまさにこのような方と思う。 海だから広い。狭くない。浄土真宗しか知らないならこう…
親なりに子供へ残す説教は、こころがまえだけ。 阿弥陀如来のために生きるのではないですよ。 阿弥陀如来の本願力が働いて生かされているのですよ。 生かされた以上、…
バージニア大学医療センターの50年以上に及び研究結果から。 生まれ変わりと臨死体験についての事例研究。 Is There Life after Death? …
天国では言葉はいらない。気持ちが通じるから。 地獄では言葉は通用しない。話ても通じないから。 どちらも同じことを言っている。 この天国も、地獄も、この世界での…
精神科医のキュブラー・ロスの生前の声。 Elisabeth Kubler Ross "Life, Death and Life After Death"A t…
観無量寿経にある韋提希の悲嘆というのは、遠い昔の伝説というよりも、 時代悪、社会悪に晒されどうにもできない人間の姿を代弁しており、 現代という時代においても、…
カナダにある国際仏教観音寺の観成法師(Venerable Guan Cheng)の講義から。 19世紀に梵字の阿弥陀経を英語に翻訳したフリードリヒ・マックス・…
ヒーリングといえばEnyaをずっと聞いてきた。30年ぐらいになるか。 仏教に関係したチャント(読経)というか、マントラミュージックで、 飽きずに聴けるチャンネ…
阿弥陀仏の本願とされる第十八願。 設我得仏 十方衆生 至心信楽 欲生我国 乃至十念 若不生者 不取正覚 よく指摘される矛盾として、阿弥陀様は既に正覚を得…
何十年かぶりに、漫画王手塚治虫の「ブッダ」を読んだ。 かすかに記憶のある場面がよみがえる。 伝記に留まらず創作を加えて、ストーリーを組み立てる構成力。 悪魔以…
ほとんどの仏教の宗派では、三法に帰依することを説いてきた。 南無帰依仏、南無帰依法、南無帰依僧。 朝夕の勤行の際、念仏と共にこれを三度声にする。 おじいさんか…
真宗会館から、お彼岸法要のご案内をいただいた。 『「ほんとうの世界」からの問いかけ』と春季彼岸会のテーマがある。 正確には永代経法要 浄土真宗には、追善供養が…
キアヌ・リーブスがシッダールタで演じたリトルブッダ。 誕生から悟りまでを物語に織り交ぜて映像化した。 般若心経に伝わるマントラ。この部分は漢訳されず音写され…
仏教においてよく聞く言葉で、得てして目的とされる言葉。 「悟り」 サンスクリットでBodhi。まさに菩提と音訳された言葉。 もう迷いのない境地。真理の体得。開…
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これはすごい。 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/2750/files/enryocenternenpo11_037-05…
兵庫県の作用というところに播州一の宮大工といわれたお爺さんがいた。 姫路城昭和大修理の棟梁として、大仕事を成し遂げ名を残した一職人。 昨年の夏、作用に行ってお…
この人にとっては、「真実(まこと)か真実でないか」だけが全てであった。 正しいかどうかではない、利益があるかどうかでもない、助かるかどうかでもない。 真実なの…
歎異抄のすごいところは、真宗の信者でなくとも、国内外の別宗教や無宗教の人でさえ 多くの知識人に極めて高い評価を受けている事実があって、むしろ自分自身はおそらく…
真宗聖典にある親鸞の声は、古今多くの人々が語り継いできたし、 ご法話でも何度も聞くことであり、知識としても断片的ながら理解した気でいる。 それが良いも悪いもな…
12月31日、神社にゆく。お祈りも、お願いもしない。 ありがとうございました、とだけ小さく柏手を打ってお礼を言う。 1月1日。初日の出を拝みに桟橋にゆく。いつ…
全ての結果には原因がある。例外なく因と果が連綿と続く、と。 だが、結果になって初めて原因と言われる。 今の状態も原因があっての結果であるのだ。 今の自分という…
信じると言っても、かなり意味が違う。 お金を信じる、他人を信じる、組織を信じる、仲間を信じる、 何を信じるかで、自分が決まる。この時の信じるというのは、信用す…
なんぞ、目当てがあって仏教だの念仏だのに縋るのは、それは違う。 それは全部、自己都合や。解決とか救済とかの秘法にあやかろうという根性では 当てが外れたら、別に…
ご法話で「あんた、南無阿弥陀仏て何て聞かれてどう答える?」と問われた。 阿弥陀仏に南無します、では答えになっていない。 だから南無は、信じるとか、難しく言えば…
200年ほど前の山口県の小島に「おかる(阿軽・於軽)」という妙好人がおられたという。 こうも聞こえにゃ 聞かぬがましよ 聞かにゃおちるし 聞きゃ苦労 今の苦…
推しの仏様を選ぶようなことをしてはいけないよ。 大日如来より阿弥陀如来が良いとか、いやいや釈迦如来が一番偉いとか、 人間レベルで決めることではないよ。 例えば…
昨日は報恩講に出仕して面白い話を聞かせていただいた。 日本の幽霊の絵は、たいていパターンがあって子供が絵を描いても 手を前に垂らし、足はなく、長い髪が後ろに伸…
本願寺派の梯先生のご法話で紹介された鹿児島の正覚寺さんが サイトに「輝くいのち」を公開してくださっていた。 https://www.syougakuji.co…
アニメ化した「チ。ー地球の運動についてー」には、宗教というものの恐ろしさを 天動説を絡めて描写しているが、リチャード・ドーキンス教授は、そういう集団心理は 中…
念仏する、という。 見た目は、自分が「南無阿弥陀仏」と言うという行為に他ならない。 けれど、念仏は、出るもの。 自分が言うのではない、念仏がこの業にまみれた人…
薪を焚べて焚き火をする。 静かな時間。 雑念がなくなり、正信偈が出てくる。 理由もない。 自然に触れて分かること。
僧侶なら、悟るための修行をするのでしょう?と聞かれることがある。 していない、全く。 他宗のご法話でも、私たちは悟るために仏教をしているのだとかいうのを聞いた…
鴨長明「方丈記」を読んでいると、 方丈の庵に住む究極の生活は、自然に溶け込む生き方の達人のようであり 現代人が忘れがちなある種のASMR体験と想像するが、 精…
やっとあのお爺さんのお墓参りに行けた。 不思議なご縁と思う。母の生命が尽きようとしているこの時に、 お婆さんからの便りをいただいて、ようやく伺うことができた。…
当たり前のことだけれど、宗教があって阿弥陀仏があるわけでもなければ 教団があって阿弥陀仏があるのでもない。念仏は宗派の専売特許でもない。 阿弥陀仏があって自我…
仏国土は星の数ほどあると言われていて、阿弥陀仏の仏国土は浄土とも言われる。 では、この世は何という名の仏国土かといえば「娑婆(Saha)」というが、 浄土のよ…
大経と呼ばれる無量寿経は、康僧鎧訳(魏訳)において、17,421文字の漢字で書かれている。 この漢文では、サンスクリット文からいくつかの加上が見られるが、 中…
分かることと、できることは違う。これは誰でも理解はしている。 個人においても、組織においても、 今、どういう状態に置かれているのか 周囲環境はどう動いているの…
昔から言われているように、仏教は道徳とちがう。 それは道徳を排除することではないし、何らのコンフリクトもない。 人に優しく、救いの手を差し伸べ、柔和に接し、き…
日曜礼拝のご法話を聴聞して、思わされた。 介護、うつ病、壮絶な人生を生きる人がいる。思わされるのは、 自分には、誰の真似もできない。小学校に入りたての子供を轢…
無量寿経巻下を読経中、浮かんだ。 「因位の自覚を持ちなさい」 因位とか果位というのは、仏の世界で他人事のように、そうなのですかで聞くなと。 たとえ5年先のこと…
人智を超えたところに仏智がある。 説明ができることではない。 釈迦が覚者となって人に法を説いたが、 例えば、お経の内容を見るに、後年の加上があるにせよ、釈迦以…
僧侶、と一言でいうが実に多彩なのだと今更ながら思わされる。 別に国内に限ったことでもなく、現代に限ったことでもない。 自分にとって、明らかに違うと思うのは、 …
繰り返し、くりかえし現れる「あさましい」という言葉。 現代でも、あらゆるところで見聞きする。教義のことではなく人間性なのだ。 歎異抄の十八条、 まことに、われ…
歎異抄のような伝聞形式で伝わる「蓮如上人御一代記聞書」。 内容は316条と膨大な伝聞が伝わっているが、御文とはまた違った角度でその教えを味わえる。 むしろ現代…
南無阿弥陀仏の後に、阿弥陀仏と噛み締める。 同じではない。日々、読経や勤行を続けているとこの感覚になる。 理屈ではなく、音の違いでもない、明らかな違いと言える…
「アンタの南無阿弥陀仏は平和な時代の念仏やな。」 確かに、歴史を紐解くに現代ほど恵まれた時代はない。 人権のない時代に生きた人もいる、戦争に駆り出され異国で斃…
いつも、南無阿弥陀仏て言いよるな。なんでですかいな。 ワシも、よう分かりまへんねん。気がついたら口に出とるんですわ。 阿弥陀仏て、ほんまにおってですんかいな。…
無量寿経の最後あたりに慈氏(弥勒)が釈迦に尋ねるシーンがある。 阿弥陀仏の浄土で、他の仏国土から生まれてきた者たちを見たという。 蓮華の蕚(うてな)に跏趺(か…
日頃のインプットを変えてゆきなさい、と聞こえる。 一般的にいう生活習慣を改善しましょう、とかと同じなのだろうか。 日頃、見るもの、聞くもの、食するもの、飲むも…
三帖和讃浄土にある「現世利益和讃」15首には、 「南無阿弥陀仏をとなうれば」が10回現れる。 これに続く言葉に、神、鬼、龍、天、王、祇などが登場する。 不思議…
BY AGE 40 YOU SHOULD BE SMART ENOUGH TO REALIZE THIS:40になる前に気付いておくべきこと 1. Some…
昔から、戒というのがあり、戒律ということも作られてきた。 人間社会でも法律や規則はあるが、むしろ自戒という意味合いが強い。 禁止事項というよりは、十善戒という…