聞法ノート

プロフェッショナルだった播州の妙好人

5月3日NHK BSプレミアム（103）にて再放送予定プロジェクトX4Kリストア版選▽白鷺舞え空前の解体工事～姫路城定年前の大仕事2001年9月11日に放送さ…

2022/04/30 00:00

確かに与えられていることを忘れてしまう

「法然上人行状絵図」四十八巻（勅修御伝）に、 法然上人がお叱りになったという記述がある。 下級陰陽師の阿波介という男が法然門下に入り、あるとき法然上人は弟子の…

2022/04/29 00:00

万物の理論が証明される日

数学者が追求してきたパターンの解読。 あらゆる数学ツールやメソッドを使い、加工し、見方を変えてみる。 取るに足らない偶然を追いかけているようで、 そこに深淵な…

2022/04/28 00:00

本願に出会うという個人的体験はある？

梯和上のご法話から。この大学者にして簡潔明瞭に本質をついた言葉。 【梯實圓和上】すべてはご本願のおとりつぎ…「選択の願心①」ー尊号真像銘文を通してー【第17回…

2022/04/27 00:00

宇宙はユニバースではなくマルチバース？

田坂先生 風の夜話第21話から。 風の夜話 第21話 なぜ、最先端科学が宗教的情操を高めるのか21世紀、科学と宗教は、どこに向かうのか。誤解を恐れず、一つの洞…

2022/04/26 00:00

蓮如さんの手紙にある意外なこと

蓮如上人といえば、浄土真宗を一挙に国内のメジャー宗門に持っていった立役者という イメージを持つ。御文に残る多くの名言は、新約聖書の福音「○○人への手紙」を彷彿…

2022/04/25 00:00

否定されることへのリアクション

これまで生きてきた中でも、また現在進行形の中でも、 自分を否定されることはある。誰でもあると思う。 で、思い起こしてみても、多分大切だったことは、 否定してい…

2022/04/24 00:00

「出家とその弟子」倉田百三

倉田百三の戯曲。舞台シーン設定でセリフ中心に描かれる。  自分のイメージする親鸞像というよりは、キリスト教的な印象を受ける。 フィクションなので史実性は問えな…

2022/04/23 00:00

思い通りにならないことが本当のところ

自分をがんじがらめにしているのは実はこの自分自身という。 何を以ってがんじがらめに出来るのか、というと自分が持つ概念、認知、常識、期待、価値、損得、執着、情愛…

2022/04/22 00:00

写真で追う自分の半生

実家にあったアルバム数十冊や撮り散らかしたスナップを、 丸ごとデジタル化してもらい、つらつら見ていると。 いろいろ思いが駆け巡る。 自分の小さい時、若い時、あ…

2022/04/21 00:00

ハイデガーと竜馬とお念仏

哲学のクラスでの講義録から。 実にわかりやすい。 https://archi.hiro.kindai.ac.jp/ebookfree/ebook/ebook_…

2022/04/20 00:00

正しさの食い違い

為末大さんのfb投稿にあった、正しさが食い違う論考で、 正しさというのが、個人レベルから国レベルに至るまで、 その正しさというのが、何から来ているのかを 見え…

2022/04/19 00:00

あ、この人、全然違うという感覚

日曜礼拝でお名前の出た小山貞子さんのご生前のお姿。 ご法話は、視野を広げるのに役に立つ。 聞き進めていくうちに、「あ、この人ホンモノだ」と気づく。 本物。ある…

2022/04/18 00:00

あやかりを目的にしてしまういびつな心理

田坂先生、風の夜話第20話。現代の病と言える結果を目的にすること。 風の夜話 第20話 「創造性」を身につけたいと考える「現代の病」世の中を見渡すと、「創造性…

2022/04/17 00:00

自分の役に立つからということではない

開かれた聞法というのは、単にいい話を聞けて嬉しいということではなく、 聞法して得た仏智、如来の智慧を自分の生活にどう反映するか、 どう人との関わりに生かすか、…

2022/04/16 00:00

問い続け、考え続け、分かってないことが分かる意味

宗教というのは、考えることを放棄せよとか、 疑問を持ってはいけないというように、押し付けるものと それまで思っていたが、 どうも真宗のご法話を聞き進めて気付い…

2022/04/15 00:00

このとき、ここに、この私、を実感したことがなかった

山本仏骨和上は梯實圓和上の師と書かれていて、 確かにどこか通じるものがあり、頭ではなくて心に伝わる感じが好き。 さらに師の遠藤秀善和上、利井鮮妙和上とお西さん…

2022/04/14 00:00

機と法がひとつというご法話

お西さん山本仏骨和上の味わい深いご法話から。 機法一体という。 機は私たち。法は仏さま。これが一体という。 機は関係と仰るが、無自性としての個体である以上、 …

2022/04/13 00:00

個の尊重とアイデンティティの行き詰まり

為末大さんのfb投稿から、 多様性の中で自らのアイデンティティをはっきりさせて個を尊重する流れの中で、 カテゴリーに自らを入れるジレンマを、見事に論考されてお…

2022/04/12 00:00

まだ生まれていない自分がいる

ご法話で聞いたことで、人には三つの誕生があるという。 一つめは、この肉体の誕生で、世間一般で生まれることをいう。 二つめは、自我の誕生で、これを誕生という人は…

2022/04/11 00:00

非日常の言は日常人の耳に入らず

曇鸞大師の言葉「非常の言は常人の耳に入らず」（『浄土論註』巻下）に「日」を入れてみた。 日常人は、繰り返される毎日の生活の営みの中にいる自分自身。 得てして、…

2022/04/10 00:00

あの時代あの街角に残っている宝もの

煩悩具足の凡夫。 大きな世界の片隅に細々と生きている、一人の愚者。 身の丈の義務と責任を果たそうとしている小市民。 大言壮語することもなく、心の中に一灯がとも…

2022/04/09 00:00

馬鹿にしていい人は、いない。

自分は寛大な心の持ち主という意味ではない。 仕事でも、近所でも、趣味でも、ご同朋でも、 いろんな人がいるのは当たり前で、 自分の波長に合う人ばかりでないのも、…

2022/04/08 00:00

正解はなく与えられない、ただ向かう方向を決める

保証される未来がないから、最善の道を歩もうとする。 それでも未来をより良くするための識見は養える。 正解というのは手探りで、歩む中で見出してゆくけれど、 間違…

2022/04/07 00:00

昭和の名僧を訪ねて

昭和の名僧を訪ねて、長島一向一揆の地、桑名へ往復700キロほど走った。 西恩寺の池田勇諦師のご法話を聴聞しに行かせていただいた。 動画にアップされているご法話…

2022/04/06 00:00

品位があるのは本当は自分などではない

東洋経済のコラムから。水木しげる先生の短編からのトピックで、 品位や風格をして自らを任ずる者の、自縛のジレンマ。 現在でも、あるあるだ。 自分が待っている列に…

2022/04/05 00:00

叱る依存だけではない他人を罰したいエゴ

子供が走る車の前に飛び出そうとするとき、したとき、 親なら叱り飛ばすべき。殴ってでも止めるべき、というのが通念だろうか。 間違って命を落とさないために、という…

2022/04/04 00:00

ひとつということは、同じということとは違う

この曲について、こうも熱く語っていただけるとは。 十年以上前にグロービスで講義を受けさせていただいた荒木さんのブックカフェから。 番外編 U2「One」から考…

2022/04/03 00:00

自分の扱い方がウェルビーイングに直結する

フォローしている為末大さんのfb投稿から。 自分の扱う知識と技術が、人生のあり方ウェルビーイングを変える。 ほとんどの人が「自分の扱い方」という発想がないし、…

2022/04/02 00:00

競争も評価もない世界にある学びの本質

昭和型の画一的な大量生産モデルでの教育が、 偏差値とか、逆にゆとりとか、海外から失笑されるような紆余曲折を経て、 マニュアル文化、方法論万能思考、操作主義、正…

2022/04/01 00:00