2023年1月
久保建英がバスクダービーでエラシコを披露して失敗しました。ボールが相手の膝下の内側に当たっているので、エラシコから股抜きを狙ったものと思われます。(下図)実況解説も「たぶん狙った」と言っていました。よく見ると、普通のエラシコとは違い、左足を着地させずボールを浮かしています。(下図)左足を着地させていないのでボディフェイントがかかりません。なので相手の重心はブレません。また、浮かすことによって股下の...
第17節 レアル・ソシエダ 3-2 アスレティック・ビルバオ 2023/01/14久保が珍しくゴールしました。シュート前、相手の足が揃った瞬間に仕掛けて、上手く股抜きを成功させました。(下図)しかし、シュートはGKウナイ・シモンの致命的なポジショニングミスに救われました。映像でパッと見ただけで、ポジショニングがおかしいのわかります。(下図)GKの正しいポジショニングは、ボールと2本のゴールポストを結んだ三角形の...
【検証】久保建英がアシストを主張しているシーン【オサスナ戦】
15節 ソシエダvsオサスナ 2022/12/31久保がアシストしてブライス・メンデスがゴールを決めたと言っている人がチラホラいます。ちゃんと精査できる環境にないかもしれませんが、まさか久保本人もアシストを主張するとは思いませんでした。翌週のアルメリア戦後、久保はアシストについて、「先週のはおかげさまで幻になってしまったので」と言っています。「不幸にも幻になってしまった」と翻訳する方もいます。とにかく久保は、さも...
結論から言うと、①悪癖②カッコイイと思っている③股下シュートを打つためのタイミング調整と考えられます。久保の足先だけのシザースは、相手を惑わす効果がほとんどありません。むしろ、ボディフェイントやステップフェイントで足りるところをそれより大きい動きのシザースをすることにより自身の体勢を悪くし、スピードを落としてしまうデメリットがあります。(小さい選手ほどスピードが落ちるので、ベルナルド・シウバやメッシ...
2023年1月
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