昼の自立(色鉛筆作品紹介747)と「 芋車」のはなし
左上に文字が書きつけられていて、「昼の自立」とあり。2008ともあり、その頃に描かれたと思われる。アトリエのすみの空間に隠れるように貼られていました。その空間を見つけた時、摩訶不思議な気持ちと同時に、「可愛らしいな。」と思ってしまいました。それが、今回の絵を選んだ理由になります。使われている紙は、木炭紙なので、ぎゅうぎゅうと色鉛筆を力強く擦り付けていますが、余分な粉をはじく紙なので、黒板にチョークで描いたような風合い。普通は、木炭紙に色鉛筆を使うなんて大抵の人は選択しないと思うのですが、武内は実験派なのでするのです。強引に仕上げた感がある作品です。「可愛らしいな。」と見た理由には、この絵を見ると、子供の時の遊戯をしていた感触を思い出し、その頃の空気や心情がよみがえりました。年齢は、幼少でしょう。3~5才ぐ...昼の自立(色鉛筆作品紹介747)と「芋車」のはなし
2023/09/25 17:13