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妻に先立たれた夫の生活 https://juicyfragrance.livedoor.blog/

2021年6月に妻がトルソー症候群で亡くなりました。まだ40代半ばでした。 トルソー症候群について皆さんに知っていただきたいと思いこのブログを始めました。 妻の闘病記や、その後の生活、自分の気持ちをありのままに綴っています。

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2021/07/02

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  • 続々・自己健全化計画

    昨年9月より開始した自己健全化計画、いわゆるダイエットは今も継続できている。過去、これだけダイエットか継続できていたことは無いのではないか。方法は変わらず、エアロバイクとフィットボクシングの二本立て。結果、これまでに20㎏痩せた。95→75kg。95㎏というのがそ

  • ごった返すゴールデンウイーク

    世間はゴールデンウイーク。ニュースで流れる渋滞の映像、観光客でごった返す駅、空港、観光地…自分には関係ない。天気も良いがどこへも出かけず、屋内の掃除や庭の草むしりに勤しんでいる。せいぜい近所に買い物に出かけるくらいが関の山。しかし、書いてて思ったけど、「

  • 人間ドックの結果

    先月受診した人間ドックの通知が郵送されてきた。結果はおおむね良好で、全てAかB判定になっていた。これまでの健康診断でD、E判定が多かったことを考えると、大幅な改善だ。おそらく、一昨年から始めたダイエットが功を奏したのだろう。しかし、こんな結果は気休めにしか過

  • 初の人間ドック

    人生初の人間ドックを経験してきた。会社から指定された病院は、妻が手術を受け、その後入院していた病院だった。妻に付き添い、色々な科で診察や検査を受けたことを思い出す。受付を済ませ、検査着に着替えてしばし待つ。血圧を測定し、検尿、採血、眼の検査。この眼の検査

  • ここにある彼方

    私は昔から音楽が好きだ。ポップス、クラシック問わず色々な曲を聴いてきた。しかし妻が旅立ってから、明るく楽しい曲が聴けなくなってしまった。その代わり、死別を扱った曲、いわゆる「死別ソング」ばかり聴くようになった。死別ソングは大きく2種類に分けられる、と思っ

  • 大雪と雪掻きと私

    先週末は、久しぶりの大雪となった。朝から降り始めた雪は一日中降り止まず、結局45センチ程積もった。降った日が金曜日だったことが不幸中の幸いか。これが他の平日だったら翌日の通勤時間帯は地獄絵図となる。この日も会社からの帰路は大変なことになった。会社の計らいで

  • 久しぶりの映画鑑賞

    会社の後輩と、久しぶりに映画館で映画鑑賞。観たのは「THE FIRST SLAM DUNK」。あの伝説のバスケ漫画、「スラムダンク」初の映画化。冒頭から、涙が止まらない。あの、井上雄彦先生の漫画が。あの、湘北バスケ部のメンバーが。映画になって、躍動している、という感動。原作

  • 松本城

    先週末は久々に松本へお出かけ。国宝松本城でレーザーマッピングなるイベントを開催しているとのことで、見に行ってきた。2年目の開催!国宝松本城レーザーマッピング「松本城〜氷晶きらめく水鏡〜」12月〜2月公開。11月23日(水・祝)午後6時より報道関係者向けに先行公開い

  • 年賀状はもう出したくない

    昨年末は年賀状を自分からは一通も出さなかった。一昨年末は喪中はがきを出した。もう、年賀状を自分から出す気にはなれない。それでも、知人から年賀状はそれなりに来た。何も反応しないのは失礼と思い、出してくれた方には返信した。自分でデザインして印刷する気が起こら

  • 訃報

    悲しいお知らせが来てしまった。会社の後輩の奥さんがくも膜下出血で急逝されたとのこと。まだ30代の若さで…何ということか。1年半前の自分を思い出す。妻も脳の血管の病気が直接の死因だった。後輩は今どんな気持ちか。きっと当時の私と同じだろう。彼の不憫を想うと同時

  • 厄年なんてどうでもいい

    年が明けた。私にとってはもう目出度くも何でもない日なのだけど、周囲からは決まりきったように「明けましておめでとうございます」と声を掛けられる。とりあえず「今年もよろしくお願いします。」とだけ返す。これを言うとだいたい年齢がバレてしまうのだけど、今年は厄年

  • お前はもう痩せている

    気付けばもう年の瀬。独りで迎える年末年始はこれで2回目。昨年は喪中はがきを書いて出したが、今年は年賀状を一切書いていない。書く気が起きない。頂いた年賀状に返事をだせば良いと決め込んでいる。そんな中、寂しさのせいか何なのか、勢いでこんな物を購入してしまった

  • 迫るコロナウイルス

    遂に、勤務先でもコロナウイルス陽性者が出てしまった。感染が爆発している今では、遅かれ早かれ陽性者が出ることは覚悟していたが。先週の三連休初日のこと。珍しく会社の総務から入電。「〇〇さんが陽性になった。先週末に一緒に会議してたよね?大丈夫?」こんな電話を受

  • 除去した粉瘤の検査結果

    先日、首にできた粉瘤を除去していただいた病院から連絡があった。「検査の結果が出たので聞きに来院してください」とのこと。ちょっと待て、検査に出すなんて聞いてない。慌てて聞き返すと、今回に限らず粉瘤を除去した時は検査に出すのだという。それならそうと事前に言っ

  • スマホを新しくしました

    スマートフォンを新しくしました。妻が亡くなってから一番高額な買い物かもしれません。【限定ギフトBOX】 OPPO Reno7 A ドリームブルー 5G SIMフリー版 OPPO Reno7 A +EncoBudsセットOPPO2022-06-23私のスマホ歴は以下の通り。今回で通算7台目です。Sony Xperia arc (2011)

  • しこりの除去手術

    数年前から、後頭部、髪の生え際にしこりのようなものが出来始めた。最初に気付いてくれたのは行きつけの美容室の美容師さん。怖くて放っておいたものの、徐々に大きくなり目立つように。遂に家族からも「なんかできてるよ!早く病院に行きなさい!」と言われる羽目に。意を

  • 妻の一周忌

    妻の一周忌。あれから1年。もう1年なのか、まだ1年なのか、よくわからない。この1年間とにかく色々なことをしてきたし、色々な感情が起こった。この日は晴れ女を自称していた彼女らしい快晴。実家のお寺で法要を行った。和尚さんの読経を聴いていると改めて妻を喪った喪

  • 会社の後輩の結婚式

    今日は会社の後輩の結婚式にお呼ばれ。挙式と披露宴会場は妻の弟さんが挙げた場所とまったく同じという偶然。昨日の雨から一転、今日は晴天。汗ばむくらいの暑さとなった。一人、車で式場となる神社へ向かう。指定された集合時間より30分ほど早く着いてしまった。神社の境内

  • 妻の大切な友達

    昨日、妻の大学時代の友人が集まって墓参りに来てくれた。彼らは皆県外在住で、それぞれ仕事も家庭もあり忙しいのに全員欠けることなく集まり、こんな田舎まで足を運んでくれた。ありがたい。最寄りの駅で合流し、駅前でレンタカーを借り、私の車で先導して妻が眠る墓へ向か

  • 献血、そして生活指導

    今日は勤務先に献血車が来た。以前から定期的に来ていたのだが、妻が病気になってからは必ず献血に協力するようにしている。というのも、妻が治療中に何度も輸血でお世話になったから。それまでは、正直献血を1回もしたことなかった。当然輸血に関する知識も無く、外科手術

  • GWが明けて

    私史上最も長いGWも遂に終わりを迎えた。久しぶりの仕事場は初日から課題が山積み。なんとかこなした。もうすぐ妻が亡くなって1年になる。一周忌の準備も進めなければいけない。1年前のことを思い出すとつらくなる。妻の笑顔、泣き顔、闘病生活、とりとめのない会話、色々

  • GW9・10日目

    ゴールデンウイーク最終盤。この2日間も天気に恵まれ、五月らしい爽やかな陽気。9日目。この日は学生時代から趣味にしている麻雀の仲間に声を掛けていただき、コロナ禍以降初めて卓を囲んだ。コロナ対策のため、コロナ禍以前に足しげく通っていた雀荘には行けなくなってい

  • GW7・8日目

    GWも終盤。7日目は唯一の出勤日。朝から一日働いてました。この日は普段の業務とは違う、お客様に直接応対する業務を担当。ゴールデンウイークとあって、家族連れで賑わっている。楽しそうにお喋りしながら買い物を楽しむ夫婦、親子…。ほんの2年前までは自分もそっちの立場

  • GW6日目

    今日も好天。朝は涼しかったが昼間は夏日。今日は妻の実家でバーベキューを開催するとのことで伺った。私は酒が全く飲めないが、妻の家族は基本飲む。というか凄く飲む。妻が自宅に保管していた酒の数々を持参した。日本酒とワインが多い。自分で買ったのか、頂き物なのか、

  • GW5日目

    今日は快晴。しかし朝は寒い。なんと気温2℃。車には霜が降りていた。今日は車で実家へ。普段は閑散としている高速道路も今日は終始渋滞。一般道も県外車が多いこと。妻の眠るお墓へ直行すると、両親が墓掃除をしてくれていた。一緒に掃除をする。心を込めて墓石を磨いた。

  • GW4日目

    長いゴールデンウイークも中盤。今日は気持ちよく晴れた。ゴールデンウイークに入ってから晴れと雨を繰り返している。庭の掃除は一昨日実施したものの、改めて庭を見渡すと粗が目立つ。仕上げの意味も込めて、再度庭の掃除を実施した。ついでに、放置していた使用済み植木鉢

  • GW3日目

    昨日の快晴から一転、今日は雨、しかも寒い。やはり春の気候は不安定だ。今日はかねてより親交のある楽器仲間、というより大先輩に曲を習いに伺った。車で40分程かけて先輩宅へ。先輩とは明確な師弟関係では無いものの、定期的に曲を教わっている。私がやっている楽器は流派

  • GW2日目

    ゴールデンウイーク2日目。今日は昨日と打って変わって快晴。その割に気温も高すぎず、外での作業日和。ということで、まずは電動ビーバー(草刈り機)で庭の草刈り。その次に、電動バリカンで庭木の剪定。さらには、庭の芝の手入れと除草処理。しばらく放置し雑然としてい

  • GW1日目

    今年のゴールデンウイークは最大10連休。当社はこれまで基本的にカレンダー通りの勤務日程なので飛び石連休になるものと思っていたら、なんとその10連休になるという。どうしたことか。その連休初日。午前中は件のワクチンの副反応が収まらずぐったりしていた。お昼頃にその

  • 3回目のワクチン接種と副反応

    先日、3回目の新型コロナウイルスワクチンを接種してきました。私の場合は、ファイザー→ファイザー→ファイザー。1、2回目は注射を打たれたこともわからないくらい何も感じなかったのに、今回に限っては針の刺さった痛み、液体が体内に押し込まれていく違和感が半端なか

  • 大切な友達の話

    私の数少ない親友の一人に先日10年以上ぶりに再会した。今日はその親友の話をしたい。彼女とは、中学校で同じクラスになって知り合った。私の地元の学校はいわゆる「クラス替え」がなく、卒業までの3年間同じクラスで過ごした。とても明るく可愛らしく、ピアノもできて、ス

  • 本当の友達とは

    たびたび思うことがある。自分には「親友」と呼べる人、居るのかなぁ…と。親友の定義は人それぞれだと思うんだけど、何でも話せるとか、その人のために力や時間を費やすことを惜しまない人、みたいな。とはいえ、その人と「俺たち、親友だよね?」って確かめ合うこともでき

  • 続・自己健全化計画

    昨年9月から始めたダイエット。健全に痩せるために、スマートウォッチ、スマート体重計、エアロバイクを購入した。結果として、半年で10kg痩せた。春の健康診断で体重を測っていた方に「どうしたんですか!?何か心当たりありますか?」と問い詰められた。「ダイエットした

  • ここ最近の平日の生活

    朝6時頃、起床。妻の仏壇の水、ご飯を供え、線香をあげる。ペットに餌をやる。朝ご飯を食べる。だいたいご飯、納豆、みそ汁、野菜ジュース。朝7時過ぎ、車で出勤。夜8時頃、帰宅。妻の仏壇に線香をあげる。ペットに餌をやる。晩御飯を食べる。だいたい蕎麦、おかず1品、

  • Twitter

    妻との死別後、しばらくしてからTwitterのアカウントを作った。リアルの知人に死別の悲しみはなかなか伝わらないし、自分の中に抱え込み続けていてもおかしくなってしまいそうだし、誰に読んでもらいたい訳でもないけど、気持ちを吐き出したい、そんな理由から。特に誰をフォ

  • 確定申告

    ご無沙汰しております。私はサラリーマンなので毎年確定申告はしません。今年は昨年1年間に支払った医療費を申告することになりました。昨年の1月から妻が亡くなった6月までの病院の領収書を整理。医療費は限度額適用を受けていましたが、トータルで70万ほど支払ってい

  • 喪中はがきの反応

    先日投函した喪中はがきが届き始めたようだ。妻が亡くなったことはごく一部の方にしか知らせていなかったため、このはがきで初めて知った知人も多いのではないか。妻の死を悼むメール、電話、手紙をいただいた。手紙を添えて花やお線香を送ってくれた方もいた。直接自宅に訪

  • 月食とマクドナルド

    今日は部分月食。月を覆う雲も無く、きれいに鑑賞できた。月をじっと見ていたら、「今日はマクドナルドにするか」と思い立つ。おそらく、月食→月見→月見バーガー→マクドナルドという思考回路なのだろう。月見バーガーの季節でもないのだが、マクドナルドに行こうと決めた

  • 妻の車の相続

    今日は会社に午後休みを頂き、車の相続手続きへ。おそらく最後の相続手続きになると思う。車で1時間ほどの、地域の自動車検査登録事務所へ。車に乗り始めて長いが、初めて利用する施設場所である。着いてみると、平日の昼間にも関わらず車や人でごった返している。人は多い

  • 喪中はがきの準備

    喪中はがきを出すのはおそらく人生で初めてだ。初めて出す喪中はがきが妻のものになってしまうとは、思いもしなかった。喪中はがきデザインのサイトで、妻の好きそうなデザインを探す。文面に、妻の名前、年齢、亡くなった日を入力する。はがきを出す相手は妻が亡くなったこ

  • 妻の銀行口座を解約した

    会社に半日有休を頂き、妻の銀行口座の解約をした。妻の持っていた口座は3つ。遺産分割協議書、戸籍謄本、印鑑証明書、実印、通帳、カードなど、解約に必要な物を揃えて銀行へ向かった。いずれの銀行でもスムーズに手続きは行われた。こちらが用意した書類をコピーし、通帳

  • 結婚記念日に泣く

    寒くて雨の降る朝。今日は結婚記念日。去年までの結婚記念日は、二人で結婚式を挙げた軽井沢へ行き、二人がお気に入りのフレンチレストランでディナーを楽しみ、翌日は軽井沢の街をブラブラして帰るのがお決まりコースとなっていた。今年は一人。あらためて寂しさがこみ上げ

  • 妻の好きなチョコレート菓子

    妻は以前から明治の「ガルボ」が好きだった。入院生活が始まったとき、私はすぐに「ガルボ」を差し入れた。コロナ禍で直接面会はできなかったため、妻からメールが来た。「ガルボ美味しい」私は嬉しかった。辛い入院生活の中で、少しでも癒しになればと思い、それから定期的

  • 1ヶ月経過報告

    自分を変えるためにエアロバイクを購入して1ヶ月が経過した。その間、ワクチンの副反応が強く出た1日を除き、毎日40分を継続した。その結果、開始前から体重が3kg減った。これまでの人生で、1ヶ月毎日運動するなんて初めての経験。続けられたのは、やはり何かしながら運動

  • 妻に会いに来てくれた後輩

    急に冷え込んだ週末。会社の後輩が「お線香をあげたい」と我が家に訪ねてきてくれた。彼女は旦那さんの転勤の都合で、今月末に退社することになっている。引っ越し先が遠方なので、その前に来てくれたのだ。妻の仏前に手を合わせたいという、その想いだけでも本当に嬉しい。

  • 脱穀の手伝い

    先週末は、脱穀を手伝うために実家へ。実家へ帰る途中に、妻の墓参り。秋らしい快晴で脱穀日和。はぜに掛けて天日干しした稲を取り外して脱穀機へと送る。稲を刈り取ってすぐに脱穀するコンバインを使用する方法に比べ、はぜ掛け米は手間がかかる。しかし、手間をかけた分、

  • 妻の好きな酒

    妻は酒が大好きだった。ビール、焼酎、日本酒、ワイン、ウイスキーあたりを好んで飲んでいた。妻が美味しそうにお酒を飲むときの顔が好きだった。特に日本酒とウイスキーは、高そうな物をよく買い集めていた。「置いておいてもしょうがないんだから、飲みなよ」と私が言って

  • ワクチン副反応からの快復

    ワクチン接種から2日目。昨日の発熱、頭痛、全身の倦怠感がまるで嘘であったかのように、気持ちよく目覚めた。一応体温計で確認するも、確かに平熱。昨晩の酷い症状から一切後を引かずに、一晩で快復してしまうとは。風邪やインフルエンザとは全く違う、初めて経験する症状

  • ワクチン接種2回目の副反応がキツい

    ワクチンの2回目の接種から1日。普段より早い時間に目が覚めた。頭がイタい。ガンガンする。体中が筋肉痛になったような痛みあり。体温を測ると、37.5℃。会社に連絡を入れ、今日はお休みさせてもらった。その後も頭痛、発熱、倦怠感は収まらず。体温はその後も上がり

  • ワクチン接種してきました(2回目)

    今日、2回目の新型コロナウイルスワクチンを接種してきました。会社を中抜けし、予約した接種会場の接骨院へ。受付から接種、解放までは1回目とまったく同じ流れ。接種直後の腕にじわっと来る違和感は、1回目とほぼ同じ。その後会社に戻り、仕事をしてから帰宅。今のとこ

  • 妻が好きだった23区

    妻は23区というブランドの洋服が好きだった。結婚してから買うことは滅多に無かったけど、結婚前に買っていた服が沢山あった。何でこんなことを書いているかというと、今日流れていた「セブンアンドアイ」のBGMにスティービーワンダーの「overjoyed」という曲が使われて

  • 妻の所有物

    今でも妻の所有物はほぼ手つかず、そのままにしてある。保存の効かない飲食関係は少しづつ片づけてはいるが、それ以外の物が沢山。服、化粧品、文房具、車、楽器、ゴルフグッズ…どうしたらいいものか。いずれは片づけなければならないとは分かっているのだけれど。思い切っ

  • 妻のLINE

    妻が旅立ち、葬儀などが一段落した後、妻の携帯を解約した。とはいえ、各アプリのアカウントや各種データはそのまま残っている。当然、LINEアカウントも。妻が元気な頃はLINEのアカウントを持っていなかった。周囲の皆から作成を勧められても頑として作ろうとしなかった。し

  • 自己健全化計画

    エアロバイクを購入して1週間。今のところ毎日継続できています。毎日40分。唯一の問題点は、乗り終わったときにお尻が痛いのと、大事な部分が痺れること。いきなり変な話ですいませんが、この痺れが何とも言えないのです。きっと、男性にしかわからない感覚。調べてみると

  • 納骨しました

    昨晩の強い雨も止み、今日は快晴。晴れ女を自称していた妻らしいお天気になった。今日はいよいよ妻の遺骨を墓に納める。妻の遺骨を助手席に乗せ、シートベルトをしめ菩提寺へ出発。久々の二人でのドライブとなった。我が家の菩提寺は、奈良時代に建立された長い歴史を持つ浄

  • 好きなコマーシャル2つ

    最近見るAmazonのこのコマーシャル、好きなんですよね。基本的に夫婦ものや家族もののコマーシャルって見るだけで悲しくなってしまうんだけど、このコマーシャルは、いい。まず北村有起哉が俳優として好きってのがある。ドラマ「アンナチュラル」の記者役がハマってた。しか

  • 秋のお彼岸

    妻がいなくなって初のお彼岸。今年の秋のお彼岸は9月20日から9月26日(日)までの7日間。中日の23日、いよいよ遺骨を墓に納める。今までお彼岸というものを深く考えたことが無かった。ご先祖にご挨拶する期間、という程度の認識。インターネットでお彼岸の意味を調べてみた。

  • 買い物はつらい

    もともと物欲はあまりなかったが、妻がいなくなってから拍車がかかってしまった。それでも生活に必要な最低限の物を買いそろえるため、近所のスーパー、ドラッグストアを巡る。買い物は、つらい。数か月前まで、妻に必要なもの、妻が喜びそうなものを血眼になって探していた

  • 納骨前の連休

    3連休2日目。台風一過、久しぶりの快晴。気温も暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい一日。午前中は地元の子供たちへ和楽器の指導。始めたばかりなのでまだ上手く音は出せないけど、皆一生懸命練習している。音を出す感覚を掴むのがとても難しい楽器で、ここが序盤にして最も大

  • 自分を変える第一歩

    突然ですが、エアロバイクを購入しました。評判が良さそうなこちらを購入。FITBOX LITE 第3世代フィットネスバイク スピンバイク ダイエット器具 メーカー1年保証 組み立て簡単 静音 トレーニング トレーニングバイクフィットボックス(FITBOX)組み立ては比較的簡単で、1人で

  • ワクチン接種してきました(1回目)

    今日、1回目の新型コロナウイルスワクチンを接種してきました。会社を中抜けし、予約した接種会場の接骨院へ。受付で問診票とクーポン券を提出し体温測定。そのまますぐに医師から簡単な問診を受け、隣の部屋へ。隣の部屋では看護師さんが待っていた。ベッドに座らされ「ど

  • 妻が夢に出てきてくれた(3回目)

    連日で妻が夢に出てきてくれた。こんなに短期間で2回も妻が夢に出るのは初めてのことだ。今までで一番現実的な夢だった。生前の勤務先で仕事している様子。その後、会社近くの美術館に一緒に行く。イベントがあるのか、キラキラの紙で派手に飾り付けられていた。暖簾を分け

  • 妻が夢に出てきてくれた(2回目)

    昨晩~今朝の夢、久々に妻が出てきてくれた。屋内プールの施設のような場所。水着に着替えてすぐに楽しそうにプールで泳ぐ妻。その姿を脇で見る私。知り合ってからプールに一緒に行ったことなんてないし、何なら妻の水着姿を生で見たことも無い。海外旅行の写真で見たことが

  • マイナンバーの提出

    妻が契約していたの各種保険金の支払いが完了した。自宅に届いた完了通知に「マイナンバー提出のお願い」なるものが同封されていた。法律の施行で、保険金の支払いとマイナンバーの紐づけが義務付けられたようだ。その提出方法はなんと「マイナンバーカード両面をコピーして

  • 謎の発熱…

    先週の木曜日。仕事から帰り夕食を済ませると急に妙な熱っぽさを感じた。体温を測ると、37.2℃。血の気が引いた。「これって、もしかして…コロナ?」何かの間違いだと言い聞かせ、もう一度体温を測定するも、やはり37℃越え。恐れていたことが現実となったかもしれない。色

  • 死ぬのは怖くない、けど。

    新型コロナウイルスの感染拡大が酷い。ここまで拡がってしまうと、いくら自己防衛したっていつ罹患してもおかしくない。死後の世界に妻が待っているなら、死ぬこと自体は怖くないんだけど。苦しいのは、嫌だな。コロナに感染した人の闘病記を見ていると、「今までで一番の辛

  • 虚しさだけが募る

    何だろう。新盆の法要も終わって、ひどく虚しさに襲われるようになった。妻が居てくれることが私の生きる支えだった。病気になってからはより一層。私が妻を支えてたんじゃない。むしろ私が支えられていた。妻が元気になったり、喜んでくれることが私の生きがいだった。しか

  • 大切な人の訃報

    「Kさん、亡くなったな…」今朝、会社の朝礼で代表から声をかけられ、言葉を失った。妻とともに家族ぐるみでお世話になったK先生の訃報。慌てて地元の新聞に目を通す。地元の名士だったので、「巨星堕つ」と記事が大きく掲載されていた。まさに豪放磊落。仙人のような悟った

  • 新盆を終えて

    15日は両家の親族が集まり和尚さんにお経をあげてもらう予定になっていた。しかし前日より降り続いた大雨により付近の高速道路も終日通行止め。一般道も土砂崩れによる通行止めが多発。自宅のエリアにも一部避難指示が出される事態となった。親族が自宅に来るルートが完全に

  • ものすごい雨

    新盆。12日の夜に家族が来てくれ、祭壇の飾りつけを手伝ってもらった。コロナ禍の影響でご近所の方が来ることも無く、思ったより落ち着いた新盆となっている。しかし気になるのはこの長雨。涼しいのは有り難いが、さすがに不安になる雨量。今まで経験した中で一番の雨かもし

  • 相続の手続きがややこしい

    四十九日の法要も終わり、そろそろ相続の手続きに手を付けなければいけない。まずは、勤務先の斡旋で加入していた積み立てタイプの保険。傷害保険なので保険金の支払いは無いものの、積み立て分が解約返戻金として支払われるそう。私たち夫婦には子供がいないので、法定相続

  • 趣味再開へのリハビリ

    私の趣味は、大学時代から始めたある和楽器。大学を卒業してからも続け、師範の資格を取得したり、コンクールでは全国大会にも出場しました。そんな趣味も、妻が病気になってからはやる気も時間も無く、すっかりご無沙汰になっていました。妻が亡くなってからは、より一層や

  • 不思議な出来事2件

    単なる偶然かもしれないけれど、不思議な出来事が2件立て続けに起きたんです。1つ目は、昨日の朝。起床して時刻を確認しようとしたら、壁にかかっている時計が、無い。寝ぼけてるのかな?と思いもう一度目を凝らすと、やっぱり、無い。辺りを見回すと、真下に落ちていた。

  • ショック…妻に送られてきたDM

    大変残念です。悲しい気持ちになりました。妻が愛していた某自動車メーカーのディーラーから、妻宛てにダイレクトメールが届きました。そのディーラーの担当営業マンには、妻が亡くなったことをかなり前に連絡していたのにも関わらず「ショールームへお気軽にお越しください

  • 妻が夢に出てきてくれた

    夢に妻が出てきた。普段、夢の内容ってすぐ忘れてしまうのに、今日の夢ははっきり覚えている。せっかく夢に出てきてくれたのだから、忘れないよう記しておこう。とはいえ、たいした内容の夢ではないんだけど…場所は、比較的大きな観光地。京都の円山神社前の交差点っぽい場

  • 仏壇を選ぶ

    夏らしい空。オリンピックとコロナ感染拡大の話題ばかりですね。なんでしょう。妻が元気だったら、きっと憤慨していたでしょうね、この状況。私は元来スポーツをしたり観戦したりする趣味が無いので、今回の東京五輪に限らずオリンピックにはあまり興味が無いのです。先日、

  • 人生のソフトランディング

    妻が亡くなってから四十九日を迎えようとしている。4連休ということもあり初めて地元の図書館に足を運んだ。目に留まった「死」や「看取り」に関する本を沢山借り込んだ。実際に多くの患者の死に直面した経験を持つ医師や看護師が書いた本には説得力がある。妻が亡くなる前

  • 49DAYS

    今日の仕事からの帰り道。虹がほのかにかかっていた。もうすぐ四十九日。まだ妻の魂がこちらにあるなら、虹を渡って会いに来てほしいなぁ。私の好きなアーティスト、ぷにぷに電機さんの曲で『49DAYS』という曲がある。歌詞からすると、今はこの世にいない女性が好きな男性に

  • どうでもいい。

    誰が死んでも、どうでもいい。ドラマ『アンナチュラル』第1話。MARS感染により大事な恋人を亡くした女性の言葉。この気持ち、すごくわかる。大切な人の死の前には、世界で起きている他の事なんてどうでもよくなってしまう。妻が病気になってから、私の頭の中は全て妻のこと

  • サントリーのCM、勘弁してくれ

    昨日も書いたけど、妻は本当に歌が上手かった。マライアキャリー、広瀬香美、MISIAの歌も原調で歌いこなせるほど。ただ上手いだけでなく、ものまねも上手だった。ものまね芸人はたいてい歌も上手い。本物を聴いて特徴をとらえ、自分の声で再現できる能力が高いからなんだろう

  • 悲しみのトリガー

    梅雨が明けたとおもったら、30℃超えの真夏日。今日は車で1時間半ほどかけて妻の実家へ。最初の退院から亡くなる直前の約2か月間、妻と家族が過した大切な場所。妻が寝ていた部屋、食事をしたテーブル、リハビリに使った椅子、大好きだった庭。1ヶ月以上経っても昨日のこ

  • 紫陽花とヒグラシ

    今年も自宅の庭に紫陽花が綺麗な花を咲かせた。家を建てた時、妻が真っ先に植えた紫陽花。いくつか拝借して、祭壇に飾った。見てくれてるかな。雨が少し降った後の夕暮れ。この季節の、明け方なのか夕暮れなのか分からなくなる微妙な空色が昔から好き。そして今日はヒグラシ

  • 妻が好きだった乳製品

    今日は地元の有名な乳業メーカーの出張販売があったので購入。普段はこういうもの買わないんですが、奥さんが乳製品好きだったので買ってみました。特に地元の名物『牛乳パン』が好物だったので、迷わずチョイス。早速、祭壇にお供えしました。喜んでくれるといいなぁ…。お

  • 【闘病記】手術の翌日

    これは手術の翌日の記録です。脳梗塞の手術が終わったのは夜中の1時30頃。担当医の説明が終わった後2時頃に帰宅。勤務先の社長や上司に連絡。親族へ連絡。動揺が収まらず一睡もできないまま朝を迎えた。朝、会社の上司に自宅まで来ていただき妻の状況を説明する。私自身

  • 寝る前にLemonを聞いてはいけない

    米津玄師の『Lemon』。妻が亡くなってから、ほとんどこの曲ばかり聞いています。ただ、昨日は寝る前にも聞いてしまったのが良くなかったですね。聞いているうちに、妻のいろいろな表情や妻との思い出がよみがえってきて、涙が止まらなくなってしまいました。止めればいいもの

  • 【闘病記】すべての始まり~脳梗塞発症、手術、入院

    妻が初めて病気を発症した時の記録です。2020年11月初旬ふくらはぎの痛みがひどくなり総合病院で診察を受けた結果「血栓症」と診断された。血液をサラサラにする「エリキュース」という飲み薬を処方され、帰宅。足の痛みが歩けないくらいひどかったため、会社を休み療養開始

  • テレビドラマの繋がり

    妻が録画したドラマ『アンナチュラル』が素晴らしすぎて何度も見てしまう。脚本は野木亜紀子さん。Wikipediaで彼女の作品を調べていたら、最近のヒット作ばかりがズラリと並ぶ。その中に『MIU404』があった。MIU404 ディレクターズカット版 Blu-ray BOX生瀬勝久TCエンタテイ

  • 病院に行くのは気が重い

    病院から、「診断書が発行できたので取りに来てくれ」との通知が来た。病院に行くのは妻が亡くなった日以来。妻が生前6か月あまり入院した場所。何度も通院した場所。そして、最期を迎えた場所。決して嫌な思い出ばかりではない。健気に治療に励む妻、良い結果に喜ぶ妻、悪い

  • 妻の録画したテレビドラマ

    妻は、特に気に入ったドラマを録画して消さずに残す癖があった。テレビの録画リストを眺めながら、妻の残り香を求めるように残したドラマを確認する。ドラマの趣味が私とは異なっていたので、お互い同じドラマを一緒に見ることはあまりなかった。今思えば、もっと一緒に見て

  • 先輩から頂いた本に救われる

    妻の葬儀を終え、1週間ほどしてから会社に復帰した。皆私にどう声をかけていいかわからない様子。無理もない。この年齢で妻と死別した経験のある人なんていない。そんな私にどう声を掛けたら慰めになるかなんて、わかりっこないのだ。私が逆の立場でも、何と声を掛けたらい

  • 妻の愛車から流れた音楽

    妻は車の運転が好きだった。車種にもこだわりがあって、某ドイツメーカーの代表的な車種を乗り継いでいた。「一度この車の乗り味を知ってしまったら、他の車には乗れない」とも言っていた。妻が亡くなり、主を失ってしまった寂しい車。「ずっと乗らないでいるとバッテリーが

  • 葬儀を終えて

    小さい箱に収まってしまった妻を自宅に連れて帰る。妻の葬儀は滞りなく終わった。とはいえ、まだやることは沢山残っている。健康保険資格喪失届、保険証の返納年金資格喪失届、年金手帳の返納運転免許の返納パスポートの返納クレジットカードの解約ETCカードの解約携帯電話の

  • 葬儀当日

    通夜から一夜明け、葬儀当日。通夜安置室にて妻と、私と、両親の4人で朝食をとる。妻が退院した後の生活と全く変わらない顔ぶれ、変わらない風景。妻が亡くなっていること以外は。霊柩車に乗せ、火葬場に向かう前に勤務先の会社に寄らせてもらった。彼女が通っていた通勤ル

  • 通夜当日

    妻の通夜当日。葬儀会社の通夜安置室に移動するため、昼過ぎに自宅を出発した。出発時は隣組の多くの方が玄関先に見送りに来てくれていた。涙をこらえながら、皆様へお礼の挨拶を済ませ自宅に戻ろうとした時、一人の奥様がこちらに近寄ってきてくれた。見るとその方は看護師

  • 通夜と葬儀の準備②

    妻がなくなって一夜が明ける。結局一睡もできなかった。梅雨入りしたというのに清々しく晴れている。晴れ女の彼女に相応しい陽気。朝になり、連絡を受けた近親者が続々と集まる。庭には妻が植えた沙羅双樹が見事な花を咲かせていた。動物、植物が大好きだった妻。自宅の庭の

  • 通夜と葬儀の準備

    妻が病院で息を引き取った後。主治医により確認が行われ、「ご臨終です」と告げられたのが23時頃。妻の身体を清め、自宅から持ってきた彼女のお気に入りの服を着せてあげました。その後、看護師に促されるまま葬儀会社へ連絡し妻を自宅に帰してもらうよう手配。大急ぎで自宅

  • 【闘病記】妻が旅立った日

    妻と過ごした最後の日。この日も朝から晩まで付き添っていました。前日から既に妻の意識はなく、呼吸しているだけという状態でした。一日中の面会は特別に許可されていましたが、コロナ対策として部屋に入れるのは同時に2名までという制限がかけられていたため、両親をはじ

  • 【闘病記】妻を看取る覚悟

    最後に一緒に写真を撮った翌日。もうこちらの呼びかけに応えることもなくなってしまった。声をかけたり、手を握ったり、体をさすったり…色々して見たが反応は無い。私にはもはや彼女に意識があるかどうかもわからなかった。先生から、延命措置をどこまで行うか尋ねられた。

  • 【闘病記】妻の最期が近い

    妻は脳卒中センター(SCU)に緊急入院となった。症状は日に日に悪くなっていて、良くなりかけていた右上下肢はほとんど動かなくなっており、また言葉もほとんど出なくなっていた。笑顔はあり、こちらの言っていることは理解している様子だったが、返事は「うん」「ううん」く

  • 【闘病記】様子がおかしい

    5月最後の土日も妻の実家で一緒に過ごす。退院後は毎週末一緒に過ごしていたが、この週末はここ最近で一番調子が良さそうだった。会話も弾み、呂律がうまく回っていなかった今までが嘘のように、マシンガンのようによく喋った。最近滞っていたリハビリも珍しく本人からやる

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