chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
fpdの映画スクラップ帖 https://fpd.hatenablog.com/

名作に進路を取れ!をサブタイトルに、外国映画・日本映画の新旧作品の感想をアップしています。映画を劇場で見始めた1970前後の映画には思い入れが強いです。NetflixのCC(英語字幕)で、英語表現などのヒアリング力アップに挑戦中です。

fpd
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/04/23

arrow_drop_down
  • 【ドラマ】「極悪女王」(全5話、Netflix)を見る。女子プロレスのヒール・ダンプ松本の知られざる物語。

    「極悪女王」(全5話、Netflix)を見る。女子プロレスブームを巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語をゆりやんレトリィバァの主演で映像化。ド派手でグロいバイオレンス。 白石和彌総監督は「僕がこだわったのは実はビューティ・ペア、ジャッキー佐藤なんです」と証言。このドラマの原点となる存在だったようだ。 女子プロレスラー・ダンプ松本がプロレスに引き込まれる要因になったのがまさにジャッキー佐藤だった。 舞台は、男女不平等や女性蔑視が問題視されず、当たり前だった時代の日本。女子プロレスが空前のブームを巻き起こし、正統派プロレスラーとしての成功に憧れながらもクビ寸前だったダンプ松本が、悪役に転身し“日…

  • 【映画祭情報】第37回東京国際映画祭、10月28日~11月6日(10日間)開催。オープニング作品は「十一人の賊軍」。

    第37回「東京国際映画祭」(2024)が10月28日(月)~11月6日(水)まで10日間、開催されます。上映スケジュールなど詳細は下記からダウンロードできます。 2024.tiff-jp.net ■オープニング作品:「十一人の賊軍」(白石和彌監督) www.youtube.com 飛び交う銃撃 轟く砲弾の最中、11人の凶悪な犯罪者たちによる夢と自由を賭けた壮絶な死闘が始まる!為す術もなく、理不尽な現実に翻弄される男たちの魂の叫び。出演は山田孝之、仲野太賀ほか。11月1日公開。 ■クロージング作品:「マルチェロ・ミオ」(クリストフ・オノレ監督) www.youtube.com タイトルのマルチェ…

  • 【訃報】イギリスの名優・マギー・スミス(「ミス・ブロディの青春」「ハリー・ポッター」シリーズ、死去。89歳。

    「ミス・ブロディの青春」(1969)のマギー・スミス イギリスの名優、デイム・マギー・スミスが27日亡くなった。89歳だった。 1934年12月にイギリスで生まれたマギー・スミス。17歳から劇場やテレビに出演。オックスフォード大学演劇科で学びながら、在学中の1956年にスクリーンデビュー。 1960年代には王立国立劇場にて、ローレンス・オリヴィエ主演のシェイクスピア劇「オセロ」で妻のデズデモーナを演じている。 イギリス演劇界の大女優であると同時に、近年ではドラマ「ダウントン・アビー」や映画「ハリー・ポッター」シリーズで世界的に知られていた。 デイム・マギー・スミスは映画「ミス・ブロディの青春」…

  • 映画「フェイブルマンズ」(原題:The Fabelmans、2022)スピルバーグ監督の自伝的映画。

    「フェイブルマンズ」(原題:The Fabelmans、2022)は、監督のスティーヴン・スピルバーグの自伝的作品。 自伝だが、虚実混交ともいわれ、どこまでが脚色かわからない。映画評論家・町山智浩によると、スピルバーグは「嘘つき」(笑)だそうだ。スピルバーグ自身が「この映画はたとえ話ではなく私の記憶なのです」と語っている。作品は、ゴールデングローブ(GG)賞で作品賞(ドラマ部門)と監督賞を受賞。 主人公のサミー・フェイブルズマンは、スピルバーグの7歳から18歳くらいまでの子供時代を反映。小学校低学年で、映画館に響き渡る列車の激突シーンをを見て衝撃を受け、恐怖を覚えるが8mm映写機に映したものな…

  • 映画「東京湾炎上」(1975)を見る。タンカーをシージャックするパニックムービー。

    「東京湾炎上」(1975)を見る。1970年代以降流行ったパニック映画の1本。監督は「喜劇 三億円大作戦」「父ちゃんのポーが聞える」の石田勝心。 石油を満載したタンカーをシージャックしたテロリストやその脅威にさらされた乗組員たちの人間模様と、事態を秘密裏に解決するために情報操作を行う政府関係者を描いたパニック映画。 1970年代半ばは「日本沈没」(1973)や「ノストラダムスの大予言」(1974)などのパニック映画が流行していた。そのうえ、前年に発生した第十雄洋丸事件などの石油タンカー爆発事故が相次いでいたため、これらに影響を受けて製作されたのが原作が田中光二の「爆発の臨界」。主題歌は「あなた…

  • 【大相撲】大の里の大関昇進、満場一致で決定。初土俵から所要9場所で昭和以降最速!

    25日、大の里の大関昇進、満場一致で決定した。日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)の番付編成会議と臨時理事会を開き、秋場所で、13勝2敗で2度目の優勝を果たした関脇・大の里(二所ノ関)の大関昇進を正式に決めた。 大いちょうの結えない”ちょんまげ大関”の誕生は史上初となった。 大の里は恵まれた体格を生かした前へ出る相撲が光り、秋場所では初日から11連勝。千秋楽を待たず14日目に優勝を決め、昇進目安とされる「三役で直近3場所合計33勝」を上回る34勝を挙げた。 大の里はアマチュア強豪の日本体育大で活躍し、昨年夏場所、幕下10枚目格付け出しでデ…

  • 映画「ラストマイル」(監督・塚原あゆ子、脚本家・野木亜紀子、2024)を見る。

    映画「ラストマイル」(2024)を見る。MOVIX さいたまにて。タイトルは、物流サービスの用語で「荷物を顧客に届ける最後の区間」のこと。邦画の実写映画ですでに50億円突破の大ヒット。 テレビドラマの「アンナチュラル」と「MIU404」でタッグを組んだ監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子によって描かれたノンストップ・サスペンスエンタテインメント。この2作と世界観を共有する”アベンジャーズ感”があるシェアード・ユニバース作品。 大手ショッピングサイトの関東センターから出荷された荷物に次々と爆発物が仕掛けられる謎の連続爆破事件が発生。そのセンター長に着任したばかりの舟渡エレナ(満島ひかり)が未曽有…

  • 映画「日本誕生」(稲垣浩監督、円谷英二特撮監督、1959)を見る。東宝1,000本記念として製作。

    「日本誕生」(1959)を見る。東宝1,000本記念として製作。目標は壮大なスケールの「十戒」(1956)のような映画だったといわれる。 阿蘇山にて400名のスタッフでロケを敢行。東宝のオールスターキャストで描くスペクタクル。日本”沈没”映画は新旧含めて何度も見たが、日本”誕生”映画は初めてかもしれない。日本神話の一つ、国生み(くにうみ)神話を描いているようだ。 日本神話のイザナギ(伊雅那岐)、イザナミ(伊邪那美)と、アメテラスノオオミノカミ(天照大御神)、スサノウ(須佐之男、素戔男尊)、ヤマトタケルノミコト(日本武尊)などが登場し、物語は、小椎命(日本武尊)を主人公としつつ、合間に太古の神々…

  • 【米大リーグ】大谷翔平「53-55」に到達。53号&2盗塁/4安打で打率3割復帰。

    ドジャース・大谷翔平が「本塁打53-盗塁55」に到達した。大谷翔平は「1番DH」で先発出場。9回に53号ソロ、盗塁も2個を決め「53-55」を達成した。 5打数4安打で打率も3割1厘とし8月10日以来43日ぶりに3割復帰。ついこの間までは2割9分だったが、一気に1分もアップさせた。残り6試合で「3割50発50盗塁」の超トリプルスリーを目指す。 ドジャースは9回裏、大谷の同点弾で追いつくと続くベッツが19号を放ち逆転サヨナラ勝ちした。一方、山本由伸投手は3回5安打4失点で降板。復帰後初勝利はならなかった。 「40-40」を達成したときも驚いたが、さらに上を行く「50-50」にも到達。そして「55…

  • 【連続ドラマW】宮部みゆき「ソロモンの偽証」(全8話、2021)を見る。

    WOWOW開局30周年記念「ソロモンの偽証」(全8話、2021)を見る。宮部みゆきのミステリー巨編を上白石萌歌主演で連続ドラマ化。上白石萌音の妹・萌歌の主演デビュー作で、鋭い観察力と頭脳で真相に迫る姿が印象に残る。 映画版は、2015年に2部構成(前篇:事件、後篇:裁判)で上映され、2015年度の邦画では衝撃作だった。 ドラマ版も「裁判をしませんか。わたしたちで」。同級生の転落死をめぐり、前代未聞の学校内裁判が描かれる。 そもそもタイトルの「ソロモン」の意味は? 「ソロモン」は古代イスラエルの国王のこと。ソロモン王は、賢い裁きをする人の象徴、知恵の象徴として引き合いに出される。本来、賢い裁きを…

  • 【限定品DVD】「四丁目」ギドラさんから「ダンディー少佐」「秦・始皇帝」「日本誕生」など届く。

    「四丁目」のギドラさんから年間ポイントによる特典DVD(四丁目限定品)が昨日届きました。ギドラさん、ありがとうございます。 郵便配達の誤配があり19日到着のはずが「3日遅れの便り♪をのせた」到着となりました。不着で郵便局とやりとりをしていたら、近所に同姓の家があり間違えたといつもの配達員さんでしたが恐縮していました。 それはともかく、今回お願いしたのは、三船敏郎など東宝オールスターキャストでありながら未見だった「日本誕生」や、最近「キングダム」シリーズなどを見て中国史も興味があったので「秦・始皇帝」。ほかにオードリー・ヘプバーンの「おしゃれ泥棒」丹波哲郎の「東京湾炎上」チャールトン・ヘストンの…

  • 【大相撲秋場所】三賞決定!大の里が「敢闘・技能賞」W受賞、若隆景が「殊勲賞」、錦木が「敢闘賞」受賞。

    14日目で優勝を決めた大の里(懸賞金の束が重い) 2024年秋場所の三賞選考委員会が開かれ、2度目の優勝を決めている関脇大の里が「敢闘賞」と「技能賞」をダブル受賞した。敢闘賞は3場所ぶり3度目、技能賞は2場所ぶり3度目の受賞。 14日目に優勝を決めた点と前に出る攻撃的な相撲が評価された。三賞受賞は新入幕から5場所連続となった。 11勝を挙げ、14日目結び前の時点で優勝の可能性を残していた西前頭13枚目の錦木(34=伊勢ノ海部屋)が「敢闘賞」。殊勲賞を受賞した昨年名古屋場所以来7場所ぶり2度目の三賞受賞となった。 同じく11勝挙げている東前頭7枚目の若隆景(29=荒汐部屋)は「殊勲賞」。優勝した…

  • 【大相撲秋場所】関脇・大の里が2度目の優勝。大関昇進を確実に。

    関脇・大の里が、結びの一番で大関・豊昇龍を下し、13勝1敗で、千秋楽を待たずして2度目の幕内優勝を決めた。来場所の大関昇進を確実にした。 初土俵から所要9場所での大関昇進は、羽黒山(元横綱)らの12場所を抜き、昭和以降では最速となる。 大相撲夏場所(5月場所)で、初土俵から所要7場所の史上最速優勝を飾った大の里。この秋場所でも圧巻の強さを見せつけた。 十二日目、前頭七枚目・若隆景に土をつけられたものの、そのほかの取組では危なげない相撲で、ファンのみならず関係者にも強烈なインパクトを与えた。 十四日目に大の里が取組を行った豊昇龍は、過去の対戦成績が1勝3敗。今年初場所での初対戦から3場所連続で対…

  • 【ミニシアター】”街の小さな映画館” 酒蔵跡地に生まれた「深谷シネマ」(NPO法人運営)

    先日、テレビで深谷市に唯一あるミニシアター「深谷シネマ」が紹介されていました。 全国の映画館数がピークを迎えた1960年の時点では、深谷市の映画館は豊年座、ムサシノ館、電気館の3館が存在していました。1970年代初めまでにはこの3軒の映画館がすべて閉館。映画を見るためには、隣の熊谷市や、群馬県の高崎市に行くしかなかった。 その後、深谷市には映画館が30年間もなく、2002年に映画好きの人がNPO法人によりミニシアター「深谷シネマ」を誕生させた。その後、2010年4月、300年の歴史を持つ「七ツ梅酒造」跡へ移転しました。 ここは酒蔵が大きな倉庫になっていて、映画の撮影でよく使われています。全国で…

  • 【快挙】大谷翔平 、前人未到メジャー史上初「50-50」(51-51)の歴史的大偉業達成!

    50号を打った瞬間 雄たけび ドジャースの大谷翔平(30)はこの日のマーリンズ戦で序盤に2盗塁を決めてシーズン51盗塁とすると、6回に第49号、そして7回にはシーズン50本目となる本塁打を放ち、メジャー史上初となる「50-50」を達成した。 この日3連続ホームランで「51-51」に到達。 この日のマーリンズ戦「1番・指名打者」で先発出場した大谷は初回からエンジン全開。この日6打数6安打3本塁打10打点2盗塁の大爆発。 (途中経過は省略。笑)。 たった1日で…。 「48」+「49」→「51」+「51」 7回表のドジャースの攻撃。2死二、三塁という場面で打席が回ってきた大谷は相手投手のバウマン(2…

  • 映画「少年時代」(1990)脚本山田太一、篠田正浩監督作品。日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞など6部門受賞

    映画「少年時代」(1990)は、脚本山田太一、篠田正浩監督作品。第14回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞など6部門の最優秀賞受賞をはじめとした多くの映画賞を30部門以上受賞。 戦局が悪化の一途をたどる昭和19年(1944年)。東京から富山に縁故疎開することになった小学5年生・進二の田舎体験記。子供たちが「二十四の瞳」のようにいきいきと描かれている。 出演は主人公シンジの両親に岩下志麻、細川俊之、駅長に大滝秀治、校長に芦田伸介、シンジの叔父に河原崎長一郎などベテランがわきを固める。ちょい役で大橋巨泉、高畑淳子なども顔を見せる。 力で相手をねじ伏せるガキ大将、強きになびき弱きをいじめるデ…

  • 映画「ミッシング」(吉田恵輔監督、2024)石原さとみ主演。

    「ミッシング」(2024)は吉田恵輔監督、石原さとみ主演によるオリジナル脚本で撮りあげたヒューマンドラマ。 幼女失踪事件を軸に失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す。娘の失踪で徐々に心を失いこわれていく母親を石原さとみが熱演する。記者・砂田を中村也倫也、倫沙織里の夫・豊を青木崇高が演じる。 自分の娘のことで頭が一杯で、ヒステリックになり、まわりのことが見えなかった母親も、他人の娘が行方不明になり一緒に探すうちにその娘が戻ってきたときに初めて他人のことにも気が配れるようになり喜ぶ姿が描かれる。 ・・・ 静岡県沼津市に住む森下沙織里(石原さとみ)の娘・美羽(みう…

  • 【エミー賞】ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」が作品賞・主演男優・主演女優など最多18冠。

    エミー賞の歴史を塗り替える出来事が起こった。 アメリカの優れたテレビ番組などに贈られるエミー賞の授賞式で、俳優の真田広之がプロデュースと主演を務めたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」がドラマ部門の作品賞を受賞した。 真田広之自身が主演男優賞を受賞したほか、アンナ・サワイが主演女優賞、フレッド・トーイ監督が監督賞。すでに受賞が決定していた撮影賞や編集賞などと合わせて、ひとつのシーズンの作品としてあわせて18の賞を受賞しエミー賞で最多の受賞記録を打ちたてた。 ■真田広之のドラマ部門の作品賞の受賞スピーチ: 「時代劇を継承して支えてきてくださったすべての方々、監督や諸先生方に心より御礼申し上げます…

  • 映画「シティーハンター」(佐藤祐市監督、2024) 鈴木亮平のアクション。

    「シティーハンター」(2024)は、北条司の単行本の累計発行部数が5000万部を突破の大人気コミックの実写化となるアクションエンタテインメント。監督は「名も無き世界のエンドロール」の佐藤祐市。 Netflixで2024年4月25日から配信され海外でも人気を獲得。一部劇場にて2024年9月27日から2週間限定公開される。 東京の大都市・新宿の裏社会で起こる様々なトラブル処理を請け負う、超一流のスイーパー(始末屋)である主人公・冴羽リョウの活躍を描く。 鈴木亮平がかつて演じた「HK 変態仮面」を凌ぐキレキレのアクションと拳銃さばきを見せている。怒涛の銃撃戦の迫力は映画「ジョン・ウィック」を彷彿とさ…

  • 映画「スオミの話をしよう」(2024)脚本・監督 三谷幸喜の5年ぶりの最新作。長澤まさみの七変化。

    「スオミの話をしよう」(2024)は脚本・監督 三谷幸喜の5年ぶりの最新作で「記憶にございません!」(2019)に続く9本目にあたる作品。MOVIXさいたまにて鑑賞。 サスペンスコメディで、人によって印象が変わる女性“スオミ”を中心とした「三谷ワールド」が展開される。撮影後の編集期間が1年近くあったといい、最近番宣で「最高に面白い作品ができた」と語っていた三谷監督。 導入部が、身代金の入ったバッグなどが登場する黒澤明の名作と同じ設定ではないかと思ったら、もともとその映画から着想、ヒントを得たということで納得。 ある日、大富豪の妻・スオミが突然姿を消す。彼女の失踪を知り、スオミを愛した年齢も職業…

  • 【舞台】ブロードウエイ・ミュージカル「プリティ・ウーマン」の来日公演を観る。

    ブロードウエイ・ミュージカル「プリティ・ウーマン」の来日公演を新国立劇場オペラパレスで観ました。洗練されたダンスの迫力、音楽、歌唱など、生の舞台は迫力満点。 全編セリフは英語で、左右に縦に日本語字幕が2行の長さで出る。 映画館と同様、舞台公演中は撮影、録音は禁止の字幕があり、最後にフィナーレの部分で「今から撮影ができます」とでた。ということで写真の多くは、背景のセットなどは撤去されたあとの単調な色彩となっている。 生の舞台は、演者の歌唱力などが圧倒的で響き渡り、大迫力だった。最後には、観客も一体となって、手拍子をする場面もあり、しばらくスタンディング・オベーションが続いた。 大満足の舞台だった…

  • 【温泉】「縄文の湯」(都内・府中市)閉店前に温泉サヨナラ食事会に参加しました。

    東京・府中市の府中駅前にある「縄文の湯」という大型銭湯が10月14に閉店となるということから、fpdもメンバーになっている温泉の会の有志が「縄文の湯、見送り会」という名目で参加を呼びかけ、2日前の10日に会食会が開かれ参加した。 温泉は、冷水はかなり温度が低く、サウナはやや高めの温度で、その落差で心身ともにリフレッシュできた。リクライニングコーナーは、テレビ付きで、リラックスできた。 参加した人の中には、台湾において、ある台湾人が尊敬した日本人がいるということで、その短編映画を製作した人も参加した。 ヤマちゃんや美人3姉妹(右)の中にはべべちゃんも。 また、かつてテレビのCM製作やアニメ製作に…

  • Netflix映画「レベルリッジ」(原題:Rebel Ridge、2024):社会派アクション・スリラー。

    Netflix映画「レベルリッジ」(原題:Rebel Ridge、2024)は、片田舎の警察の腐敗を描いた社会派のアクション・スリラー。 タイトルの意味は? レベルはカタカナだと基準(Lebel)と間違えやすいが、Rebel「(権力などに対する)反抗」のこと。そういえば「理由なき反抗」(1955)の原題はRebel Without a Causeだった。リッジは「ハクソ―・リッジ」と同じで「尾根、山頂」のこと。ということで「反逆者の尾根」といった意味になる。 当初は「反逆のリッジ」「反逆の稜線」といったタイトルだったようで、いずれにしてもわかりにくい。 主人公・テリー(アーロン・ピエール、写真…

  • 【訃報】米俳優・ジェームズ・R・ジョーンズ(「ボクサー」「スター・ウォーズ」)死去。93歳。

    米国の俳優で「スター・ウォーズ」シリーズのダース・ベイダーや「ライオン・キング」のムファサの声優などとして知られたジェームズ・アール・ジョーンズが9日、死去した。93歳だった。 ジョーンズは威厳や脅威を瞬時に伝える深みのある低い声で知られた。子供の頃は吃音がひどく、高校に入るまではほとんど人前で声を発しなかったという。吃音を治すために演技のレッスンを始めた。 ミシガン大学で予備役将校訓練課程に入ったが退学。除隊後に俳優となり、「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(1964)で映画デビュー。 1969年にはブロードウェイでヒットした舞台「The …

  • 映画「Mercy/マーシー 」(原題:Mercy、2023)クライム・アクション。

    「Mercy/マーシー 」(原題:Mercy、2023)は、脚本アレックス・ライト、トニー・ディーン・スミス監督、主演はジョナサン・リース=マイヤーズ、ジョン・ヴォイト、リア・ギブソン。 元軍医で戦闘能力も高い女医が犯罪者集団に乗っ取られた病院で奮闘するダイ・ハード的な映画。リア・ギブソンという女優が演じる女医がとにかく強く、FBIですら敬礼して経緯を示す。タンクトップ姿で女性版ジョン・マクレーン(「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスの役柄)そのもの。 格闘シーンで華麗なアクションを見せるので、まわりから「ワンダーウーマンか?」と驚かれる。 犯罪者集団のボスを演じるジョン・ボイト(「真夜中のカ…

  • 【米大リーグ】ドジャース・大谷翔平「ホームラン46ー盗塁46」到達。毎日が記録更新。50-50も現実に…。

    ドジャースの大谷翔平選手が、自身の記録を次々に塗り替えている。大谷は1点リードの五回、46号ソロを放った。右翼ポール際への一発は飛距離137メートルの特大弾。 本拠地が騒然とする中、球審によるビデオ裁定をへて本塁打が確定した。2021年にマークした自己最多本塁打に並んだ。盗塁と合わせて「46-46」を達成し、自身の持つメジャー記録を更新した。 また、シーズン162安打で昨季の自己最多安打、さらに101打点で2021年の自己最多打点を更新。 ナ・リーグ本塁打王争いは2位オズナ(ブレーブス)に9差をつけ、打点部門でもアダメス(ブルワーズ)と並び、ふたたびトップに浮上した。 シーズンは残り19試合。…

  • 映画「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン監督、2023)アカデミー賞7部門(「作品賞」ほか)受賞。

    映画「オッペンハイマー」(原題:Oppenheimer, 2023)は今春のアカデミー賞で最大の話題になったクリストファー・ノーラン監督作品。 第96回アカデミー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィ)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr.)、編集賞、撮影賞、作曲賞の7部門で受賞した。 アカデミー賞受賞の結果を受けて、日本では3月29日に公開された。 超話題作とはいえ、上映時間が3時間(180分)と長いので劇場鑑賞を躊躇していたが、4日からGEOでレンタル開始になったのでようやく見た。 「ダークナイト」「TENET テネット」などの大作を送り出…

  • 映画「バーナデット ママは行方不明」(原題:Where'd You Go, Bernadette、2019、公開は2023)ケイト・ブランシェット主演。

    映画「バーナデット ママは行方不明」(原題:Where'd You Go, Bernadette、2019)は監督・脚本は「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」「6才のボクが、大人になるまで。」などのリチャード・リンクレイターによるコメディ・ドラマ。 タイトルに「ママ」はないほうがいい気がする(笑)。製作から4年後の昨年9月に劇場公開された。 主演は「TAR/ター」などのケイト・ブランシェットで、アカデミー賞などの常連だが、第77回ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた。 共演は「君が生きた証」のビリー・クラダップ、「オデッセイ」のクリステン・ウィグ、「アントマン」のジュディ・グリ…

  • 映画「マルコム&マリー」(原題:Malcolm & Marie、2021)登場人物は2人だけのワンシチュエーションドラマ。

    「マルコム&マリー」(原題:Malcolm & Marie、2021)は、コロナ禍の制約を逆手に取った意欲作と言われ、登場するのは役者がふたりだけ。舞台も主人公の邸宅の中だけというワンシチュエーション。一見の価値ありの映画。 二人の会話だけで物語が進行。危機に陥ったカップルの一夜をスタイリッシュにモノクロ映像(35mmフィルム/モノクロ撮影)で映し出している。 出演は「ブラック・クランズマン」「TENET テネット」と話題作が続くジョン・デヴィッド・ワシントンと「スパイダーマン」シリーズ、「グレイテスト・ショーマン」のゼンデイヤによるふたり芝居。 ジョンは、名前の通り名優デンゼル・ワシントンの…

  • 映画「怪物の木こり」(三池崇史監督、2023)サイコ・スリラー。

    映画「怪物の木こり」(2023)は、2019年第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した同名小説の実写映画化。ダークなサイコ・ミステリー。 「土竜の唄」シリーズなどを手がけたヒットメーカー・三池崇史監督が映画化したサスペンス。主演は亀梨和也。共演は菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童、渋川清彦、堀部圭亮など。主題歌はSEKAI NO OWARI「深海魚」(ユニバーサル ミュージック)。 狂気のサイコパス弁護士と連続殺人鬼の壮絶なバトルを描き、追う者と追われる者の全員がサイコパス的資質をもっているという、設定自体がぶっ飛んでいる作品。というわけで共感できる人物はゼロ。 血が飛び散り、グロ…

  • 【シネマ・コンサート】映画「砂の器」シネマ・コンサート2022(ダイジェスト)

    映画「砂の器」シネマ・コンサート が2022年に開催され、そのダイジェスト(ハイライト)があったのでアップ。 松本清張原作、日本映画史に燦然と輝く大作「砂の器」のシネマ・コンサートは、大スクリーンでの映画全編上映 × フルオーケストラによる生演奏の音楽”、 映画のセリフや効果音はそのままに、劇中に流れる音楽パートをオーケストラが大スクリーンでの映画全編上映に合わせて生演奏。演奏は東京フィルハーモニー・オーケストラ。 www.youtube.com ■「にほんブログ村」にポチッと!。 https://movie.blogmura.com/ranking/in https://movie.blog…

  • 映画「愛に乱暴」(吉田修一原作、2024)を見る(MOVIX さいたま)。江口のりこ主演。

    映画「愛に乱暴」(吉田修一原作、2024)を見る(MOVIX さいたま)。「さんかく窓の外側は夜」の森ガキ侑大監督、江口のりこ主演。 今や名わき役の江口のりこが、徐々に平穏を失っていく“妻”を怪演、年末の賞レースに登場しそう。タイトルの意味は映画を見ていくとだんだんじわじわとその意味が汲み取れる。小泉孝太郎は、前髪を垂らしているので、言われなければわからないほど激変、別人のようだった。 誰も気にしていない、気にかけてくれない…という孤独と絶望感の中で、一人でも自分に対して「ありがとう」という感謝の言葉をかけてくれる人がいると救われる…というメッセージか。 ・・・夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”…

  • 【米大リーグ】ドジャース・大谷翔平が「本塁打43-盗塁43」史上初の偉業。「50‐50」も現実味。

    米大リーグのドジャース・大谷翔平選手が、メジャー史上初の「43本塁打、43盗塁」に到達。まだまだ通過点にすぎず「50-50」は残り27試合で7本、7盗塁は3,4試合に1本、1盗塁のペースで達成できる数字で、期待がかかる。 大谷選手の三冠王の可能性はどうか。 本塁打は2位に6本の差をつけて首位を独走、2年連続の本塁打王は決定的。 打点は96で現在2位(1位は98)で射程圏内。 打率は、2割9分4厘で、現在5位。首位はブレーブスのオズナで3割9厘。ざっと1分差。盗塁43は2位で、レッズのデラクルスの61が断然の1位。 大谷の8月の11本塁打、15盗塁は月間「10本塁打以上、15盗塁以上」でみると、…

  • 映画「劇場版 架空OL日記」(2020)バカリズム脚本、主演。

    映画「劇場版 架空OL日記」(2020)は基本のストーリーは、ドラマ版とほぼ同じ。銀行で働くごく普通の女性になりきる、お笑い芸人のバカリズムの同僚たちとの何気ないやり取り、日頃の不満の愚痴り合い、そして会社勤めの悲喜こもごもなどを描いている。会話の中身、展開などドラマ10話分をコンパクトに凝縮している。 ドラマ版には出演していない劇場版オリジナルの新キャストとして、バカリズム演じる“私”と同じ「みさと銀行」で働く同僚・ソヨン役にシム・ウンギョン(「新聞記者」)。上司となる小野寺課長役には坂井真紀(「スープ・オペラ」)。 さらに“私”の地元の友達・リエ役に志田未来(「伊藤くん A to E」)。…

  • ドラマ「架空OL日記」(全10話、2017)バカリズムの原作、脚本、主演ドラマ。

    ドラマ「架空OL日記」(全10話、2017)と映画「架空OL日記」(2020)を同時に見た。ドラマ版は、バカリズム初となる原作、脚本、主演のドラマ。 原作はバカリズムが2006年から3年の月日をかけ、ネット上にこっそり銀行勤めのOLのフリをして綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」(小学館文庫全2巻)。 ・・・ドラマの主人公「私」(升野英知、バカリズム)が朝、目覚まし時計に起こされて化粧して、口紅を塗って…というシーンから始まるので、女装して、新宿二丁目の夜のオネエ専門店にでも出かけるのかと思ったら、バカリズムが24歳の女性のOL(銀行員)を演じていてまわりの同僚女子たちの中に溶け込んで…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、fpdさんをフォローしませんか?

ハンドル名
fpdさん
ブログタイトル
fpdの映画スクラップ帖
フォロー
fpdの映画スクラップ帖

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用