藤棚。
2022 年の締めくくりとして、今年撮った写真で印象に残ったもの 50 枚を挙げていきます。
特に困りごとも無いのにカメラ機材関連の情報を集めるのって何だろうな、って考えたのですが、家に居て PC やスマホ見ながら出来ることだからだろうな、って思いました。
視覚的な心地よさの個人的な追求っていうのをやっているのだと思うけど、それは、一般的な意味での写真が上手くなるとか多くの人に写真を見てもらえるというのとは違うんだろうなと思ってます。
あと数日で今年が終わるのに、撮った写真を振り返る的な準備は出来ていないですね。来年に持ち越したとて誰に咎められるわけでもないですが、他に区切りとなるタイミングも思いつかないのでやっといた方がいいんでしょうね。
持って帰った撮影データに、自作のフィルム風の仕上げを適用すると、WB や露出は若干要調整ではあるものの、最終的にはハマった!という手ごたえを感じることが多いです。何度か DxOFilmPack + DxOPhotoLab を試しつつも NX Studio + 自作仕上げに戻ってきます。
冬が来るたび撮ってる気がする、鴨川を背景にした銀杏(ぎんなん)の実。 ベンチマーク的な写真を撮る気は無かったのですが AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G のボケの滑らかさが際立っています。F2 まで絞っています。
無題 #81 - 写凡珠
以前は難しいと思っていた、絞り開放で撮る被写界深度浅めのボケボケの雰囲気写真について撮り方が分かってきたような気がしてきました。 一度ハマると飽きるまで続けるタイプなので当分開放が続くと思います。。
カメラやレンズを手元に揃えるにあたって、使わない機材が存在すると限られた資金を効率よく運用できないという考えもあり、役割の被る機材は持たないというポリシーでながらくやってきました。 なので 50mm のレンズを何本も持っているとかどちらかというと共感できない方の人間でした。
山茶花咲く神泉苑を AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G で
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G で山茶花の咲く神泉苑を撮ってきました。 山茶花と百日紅とイチョウは、街中で植えられているところが多く楽しめる期間も長いためか、美しさの割には、桜や紅葉などに比べるとあまり目を向けられない被写体のような気がします。
無題 #80 - 写凡珠
無題カルテット #38 - 写凡珠
カメラやレンズの沼にはいろんな方向性があると思うのですが、今年 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G を再入手して撮影してみて、それまで自分の関心が弱いというか、そもそも目が利かない領域であるレンズの描写の違いにも、自分なりのレベルではあるものの興味を持つようになりました。この方向でいろいろ探求してみたいな、と思いつつも、それならばマニュアルフォーカスのレンズも毛嫌いせず使えるようになった方がよいよね、とも思ったり。
寒くなって来ましたね。
2022年買って良かったカメラ機材 #買って良かった2022
お題「#買って良かった2022」 1位 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G (と FTZ II) ニコンのデジタル一眼レフ時代のレンズとそれを付けるミラーレス向けのマウントアダプターですね。ボケにこだわって設計されたレンズとして有名です。
釣りとかチェスも「スポーツ」の一種らしいので、そういうゆるい枠の中なら写真撮影も「スポーツ」かなあと思っています。少なくとも自分の楽しみ方はそれに近いかな。
あるところに撮影に行ったのですが、天候不順で光がもう一つだったのでボツ扱いにすることにしました。その帰り道でこういうのが撮れたりするので、写真撮影趣味はなかなか止められないですね。
紅葉はシーズンとしてはまだ続いているのだけど、自分の中で飽きが来ていて、とはいえ何を撮ろうかと考えて、単焦点レンズで冬の斜光を撮っていくという結論になりました。
秋のシンボルの中に冬の始まりを感じる。
RAW 現像ソフトについて自分が求めているのは「カタログを作らない」「複数画像を一括処理しやすい」「機敏な動作」「ノイズ処理が優秀」「シャープネスが優秀かつ上品」「画像個別の調整とは別に複数画像に一貫したトーンを設定できる」で逆に「空を置き換えられる」「光芒を足せる」「マスクが賢い」「レイヤー処理」みたいなレタッチよりの機能は求めていない。 で、沼にハマるまでもなく Silkypix あたりが正解なんじゃないかなーと。もうちょっと調べてみますけど。 何を求めているのか言語化するのは大事。
無題 #74 - 写凡珠
一週間以上前なのですが、相国寺の境内と方丈庭園で紅葉を楽しんできました。時期と天候が良かったのもあると思いますが、紅葉の鮮やかさが際立っていました。 今年の紅葉記事はこれが最後か、あるとしてももう一度ぐらいになると思います。 京都の紅葉の名所は非常に多く、毎年新たな場所を開拓しているのですが、次の年に宿題を残す形でシーズンを終えることになります。奈良や滋賀でも行ってみたい所があり紅葉シーズンの楽しみは尽きることが無さそうです。
58mm での撮影の続き。前回はポジ風でしたが今回はネガ風で。
久しぶりに AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G を持ち出しました。ボケのつながりの滑らかさが際立っていますね。
定期的にやってくる自分の考え整理の長文チラ裏記事です。興味ない方は閉じていただいた方がよい奴です。
妙覚寺の庭園で敷き紅葉を楽しんできました。
北野天満宮でライトアップされたもみじを観てきました。 技術的なことを書いておくと、ブラックフライデーで手に入れた DxO PhotoLab 6 という RAW 現像ソフトの DeepPrime XD という強力なノイズ処理機能を使っており、手持ちのズームで撮った夜景(ISO2000から4500ぐらい)でもクリアに仕上げられています。
ストックはまだかなりあるのですがひと休み。
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藤棚。
御霊神社のイチハツ。
新緑に散り広がる山桜の花びら。 大人の自由研究課題がピクチャーコントロールや NX Studio である私なので、イメージングレシピやフレキシブルカラーピクチャーコントロールについていろいろ試して研究してみたいのだけど、じっくり取りくめる時間も無く。 方法論に進歩は無くとも手元にカメラとレンズがあり季節が変わり外に出かければ写真は撮れる。
ヒラドツツジ。
キリシマつつじ
久しぶりにスナップで持ち出しましたが NIKKOR Z 40mm f/2 は味のあるボケが良いですね。
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 と NIKKOR Z 85mm f/1.8 S をお迎えしました。NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 は二度目 NIKKOR Z 85mm f/1.8 S は三度目のお迎えになります。そしてお別れもあります。
無題カルテット #271 - 写凡珠
Z5II が発表されましたね。Zf 使いとしては、グリップありのモデルにしてもいいんだよ、と今一度選択の機会を与えられているような気がしましたが、グリップが浅くてもやっぱり外観が好みの Zf を使い続けようと思いました。Z5II もいいデザインだと思います。
Zf のファームウェア2.0来ましたね。 長らく待っていたフレキシブルカラーピクチャーコントロールへの対応が入りました。最近はホワイトバランスを色温度直指定して色味調整するのがマイブームなのでこいつが落ち着いたらまたフレキシブルカラーピクチャーコントロールを触ってみようかなと思ってます。 [半押し拡大解除(MF)] が使えるようになったのでこれまで食わず嫌いだったマニュアルフォーカスのレンズもちょっと触ってみようかなと思いました。 他にも全体的に細かい所で使いやすさの増すアップデートになっていました。
京都府庁旧本館。
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 について撮影記事が 100 を越え、自分の中でどういうレンズなのか定まってきましたので、レビューを残しておこうと思います。 photordinary.hatenablog.com NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 については一言で「優秀な散歩の友」と表現したいと思います。以下、根拠などを挙げていきます。
近衛邸跡の糸桜。
一条戻り橋の河津桜。
風に揺れる河津桜。
三条大橋の河津桜。 空の色を青緑っぽく撮りたい場合、実は色相を触る必要は無い。太陽が登って少し経って日の光が暖色に転ぶと青に黄色が足されて自然に青緑になってる。 デジタルカメラのオートホワイトバランス (AWB) はこの暖色への転びを中和してしまうので、ホワイトバランスは 5500 K あたりで固定にするのがいい。
一つ前の記事で Zf のフレキシブルカラーピクチャーコントロール対応はまだか!的なことを書いたのですが、その3日後に発表された CP+2025 ニコンイベントのニコンブース情報に「Zf最新ファームアップ先行体験 / ZfがNikon Imaging Cloudに対応、イメージングレシピを使った撮影が体験できるブースをご用意」というのがありました。もうすぐフレキシブルカラーピクチャーコントロール対応が入るみたいですね。
京阪宇治駅 Zf のフレキシブルカラーピクチャーコントロール対応のファームアップがなかなか来ないので、フレキシブルじゃないカスタムピクチャーコントロール REALITY-8TH-CPC っていうのを作りました。
ご無沙汰しております。最近撮影に行けておらず… 2024 年が終わる前に個人的ベストショットをまとめておきます。
無題カルテット #241 - 写凡珠
無題カルテット #240 - 写凡珠
無題カルテット #239 - 写凡珠
無題カルテット #238 - 写凡珠
前々から撮りたいと思っていた洛南浄化センターの巨大タンクたち。
紫陽花。
植物園で出会った様々な緑。 昨日 2024 年 6 月 26 日に NIKKOR Z 35mm f/1.4 が発表されました。 今すぐではないですが、いつかは手に入れたいですね。グリップの薄い Zf との相性は気になりますが… ラインナップが揃ってしまったのでもう純正のレンズで欲しいのは出ないかもと思っていた矢先の出来事でした。ニコンさんは商売上手ですね。
アガパンサス、またの名を「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」。 「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」といっても「紫蘭(しらん)」は関係ないみたいですね。 ヒガンバナ科に属するらしくて心なしか撮り方のコツも彼岸花に似てる気がしました。紫蘭けど。
半夏生。 Z6III が 6 月 18 日に発表されました。凄い性能でしたね。動画クリエイターの方々もニコン Z を使うようになってユーザーのすそ野が広がるように思いました。 写真撮影中心で連射もしないユーザーである私としては Zf の性能があれば十分、と思いました。お金があったら Z6III も、なんなら Z8 も欲しいは欲しいですけどね。 Z6III から初搭載のフレキシブルカラーピクチャーコントロールの機能は求めていたドンピシャの機能でした。感動のあまりカスタムピクチャーコントロールを作って配布してしまいました。ぜひ Zf でもアップデートで使えるようにしてほしいです。
ササユリ。この一つ前の記事から PROTO-TONE-FCPC というフレキシブルピクチャーコントロールを使ったカスタムピクチャーコントロールを当てています。一種類のピクチャーコントロールでどこまでいけるか試してみます。 以前から Capture One を買おうと考えていたのですが、フレキシブルピクチャーコントロールの設定項目が充実しているので、買わなくても済みそうです。これは良い進化。
ヤマボウシ。
過去に F1.8 の単焦点がいいとか、F1.4 の単焦点がいいとか F2.8 通しのズームがいいとか言っていたのに、昨日は F2~F2.8 の単焦点でいいとか、ズームは F4 通しで良いとか言っていました。いま読み直してもそれぞれの記事には嘘はなく自分の気持ちの中でも矛盾も無いと思っています。
カメラ界隈でよく言われる「レンズは絞り開放で撮れ」について、「必要に応じて絞ったらいいんじゃないか」と思い、今一つ腑に落ちないところがありました。
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 のボケは 50mm で f/2.8 ということでポートレートで人物を浮かび上がらせるほどの量は無いですが、スナップで立体感を演出できるぐらいは十分あると思います。 被写体が分からなくなるほどのボケでは無い分むしろちょうどいいかも。
伏見港スナップ。
無題 #234 - 写凡珠
平安神宮神苑の花ショウブもいっかい。
平安神宮神苑の花ショウブ。
平安神宮神苑。
平安神宮神苑の睡蓮(スイレン)