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  • 部屋で

    「また、 誰かをこんなに愛したりすることが あるなんて…。」起き上がって呟いたS朗さんの言葉に嘘は無いと、M由だけが分かっていればいい。好きな気持ちは罪悪感と…

  • Eノ島

    電車を降りて、歩き出すともう、笑顔になる。前来た時よりも、ずっとずっと嬉しい。だけど、寂しい。海岸を歩いて、海を眺めながら、別れた時間を思い返して、振り返ると…

  • おかえりなさい

    帰ってきたS朗さんの顔を見て。嬉しかった…。いつの間にか毎日一緒に居る…ことに慣れすぎて…いて、互いに「会いたかったぁ〜。」「M由の方が 多分、S朗さんより …

  • 休日の予定

    日帰り温泉。2人で入るお風呂後ろから抱いてくれてすっぽりおさまる安心感。耳に息がかかる。「今度の連休は、 友達の別荘に行ってくるよ。」府中に住むお金持ちの友達…

  • 留学生3〜遊園地

    英会話の先生のお家には昔からホームステイの子が来ていた。「先生のお家に送ってきたの?」「そうだよ。」「突然で、ビックリした。」「明日、留学生をF士急に 僕が連…

  • 留学生2〜ステイ先

    夜にS朗さんからメールが来た。《今、家にいる?》 《うん。居るよ。》《今、M由の家の前にいる。 出てきて。顔が見たい。》《M由の家の前?どうして?》《留学生を…

  • 留学生1〜ステイ先

    代休を連休で処理して…。逢えないまま、連休が過ぎていく…。その分電話やメールは増えた。「今、ライオンズクラブの 短期留学生が来ているんだ。」「へっ?」「彼女の…

  • Y作2〜満月

    酔ってしまえば、いつの間にか、人目を気にする事は、すっかり忘れて二人きりの時間はやっぱり楽しかった。お客さんが少なくなってきて、閉店時間近くになった事に気づい…

  • Y作1〜単細胞

    乗り換えて階段を降りると先にS査H部を出たS朗さんがホームで待っていた。いつもと違う待合せ場所にS朗さんを見るのは、不思議な感じ。「こっちまで来て、遠くなかっ…

  • 電話が来るまで

    返事がなくて…何度も携帯を確認して、いつの間にか…夜になって、夜中になって、それでも、飲み会の後なら電話がくるかもって…深夜まで待ってしまう。もしお家に帰って…

  • 一つづつ*

    誕生日を覚えてしまっていたのは、同じだったから。足して10になる…誕生日。もう、大人になっている。『いつか、分かってくれるよ。』あれは、希望じゃなくて、本当の…

  • NY

    季節外れの寒さに飛行場で長袖のカーデガンを出した。自分では着ないでMちゃんに渡した。暑がりのM由には、必要無くて…。スーツケースは長期旅行用で、準備の悪いM由…

  • 『僕の部屋だ』

    『僕の部屋だ。』って、言っていた。怖かった。そんな風に期待してしまう。S朗さんの部屋なら…いいのに。(本当に、 S朗さんの部屋なら…いいのに)って思ってしまう…

  • N野

    まだ、駅前開発の話が出る前で、まだ、随分と知った居酒屋があって、学校を思い出す。(C央…線て…、縁があるなぁ…。)改札を出て強く降り始めた雨と通勤時間の人混み…

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