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  • 2021年の大晦日に寄せて。

    (波頭飛沫く@七里ヶ浜)あっという間の2021年の大晦日でございます。いやあ、あっという間って言ってるけど、最近はホントに一年が過ぎるのがあっという間になってしまった。歳を取るごとに一年が早く感じてしまうのは、「人生におけるパーセンテージ理論」によって表されると個人的には思ってまして、それは何なのかってーと、ほら、10歳にとって1年ってそれまでの人生の10%じゃないですか。んで、50歳になると、1年って人生の2%しかないんですよ。そりゃあ早い訳だよ、と一人で納得している。平日を悶々として週末を待つような過ごし方していると余計にね。まあそれだけ自分の趣味のスタンスが確立しているという事なのかもしれないけどな。それこそ10代の時の5分の1くらいの感覚で、一年がパッパカパッパカと走馬灯になって行く。時と共に早くなる体...2021年の大晦日に寄せて。

  • 霜月/平木 師走/とうきょうスカイツリー

    (霜月・讃岐の古豪よ永遠に@高松琴平電気鉄道・平木~学園通り間)11月。コロナの感染者数が各都道府県で指に数えられるくらいまで減少して、世の中が随分と落ち着いていたように感じる時期。まあ、ここでもついこないだまで話していた内容なのでちと重複感は否めませんが、ハローブリッジ号で一年半ぶりに渡った四国。コロナ禍で延ばし延ばしにされていたことでんレトロ車両のラストランは、全国のファンの願いが通じたのか見事なまでの秋晴れに恵まれ、大勢のファンがその別れを讃岐路に惜しんだのでありました。私は朝の長尾線の往復を撮影しただけで松山に行ってしまったのだけど、その後の夕方の琴平線運行もそれはそれは見事な光線に恵まれて素晴らしいラストランだったそうです。そうと聞けば、羽床あたりの甘食山と絡めて撮影したかったな・・・なんて後悔もして...霜月/平木師走/とうきょうスカイツリー

  • 長月/中伏木 神無月/大平台

    (長月・秋風に、コスモス揺れて@万葉線・六渡寺~中伏木間)9月の富山行。地鉄を中心にしながら、日中は高岡に足を伸ばして万葉線沿線を探訪したり。駅前から米島口までと、そこから先の区間の印象が結構変わって面白い路線でしたね。吉久の路地にある非常地帯の電停とか、秋風にコスモスが揺れる中伏木と六渡寺辺りのどこかいなたい工場地帯の風景とか・・・旧型の単車と最新型のトラムのマリアージュ。次は何が来るのかも面白く、実質沿線に居られた時間は2~3時間だけでしたけど、もう一度掘り下げてみたい路線でした。(神無月・石造りの隧道を照らして@箱根登山鉄道・出山信号場~塔ノ沢間)神無月。以前に増して週末の雨が多く、それに大したことのない野暮用が重なってあまり撮れ高が上がらず。ちょこっとヒマを見付けてカメラを出した箱根登山鉄道。2月の10...長月/中伏木神無月/大平台

  • 文月/佐野のわたし 葉月/鎌倉高校前

    (文月・上州高崎、佐野橋で。@上信電鉄根小屋~佐野のわたし間)例年通り暑い夏。7月の休日に、全くの思い付きで上州方面へ。訪問するのは久し振りでしたが、上信電鉄で夏の一日を過ごしました。いつの間にかJR107系のお古ばっかりになった車両のラインナップに驚いたり、古参の自社発注車6000系を追っ掛けたり、下仁田で「一番」のタンメンとギョーザに舌鼓を打ったり、大島鉱泉で静かに湯あみを楽しんだり・・・と思い付きの割には非常に楽しかったですね。朝に訪れた佐野橋。烏川にかかる木橋から新型車の7000系を。富岡製糸場の世界遺産認定に伴い、輸送力増強のために県の補助金にて投入された車両ですが、上信は細々とながらでも自社発注車の命脈が繋がれているのが嬉しい。(葉月・夏は湘南@江ノ島電鉄・鎌倉高校前駅)夏は完全にコロナの第5波の中...文月/佐野のわたし葉月/鎌倉高校前

  • 皐月/善光寺下 水無月/栃屋

    (皐月・鯨をかつての姿に見立てて@長野電鉄・善光寺下駅)今年のGWは、泊まりはナシで信州へ行って来ました。残り僅かになった長電3000系ことマッコウクジラを撮影。後輩である日比谷線の03系がやって来て、そろそろお役御免が近付いて来た雰囲気もあり、騒がしくなる前に捕鯨活動を。朝五時の須坂発湯田中行きから、山ノ内線内での機織り運用、そして昼過ぎに須坂へ入庫してしまうまでの半日を楽しみました。昼の入庫運用は折角なので地下区間の善光寺下駅で。かつての日比谷線時代を彷彿とさせる姿をモノクロームでやっつけました。(水無月・棚田に瑞穂整然と。@富山地方鉄道・浦山~栃屋間)6月は富山へ。栃屋駅前の棚田は、地鉄の中でも好きな風景で何度も訪れている。朝一番の宇奈月からの上り電車が、朝靄に煙る黒部の扇状地をゆっくりと。今年は2・6・...皐月/善光寺下水無月/栃屋

  • 弥生/桜木 卯月/勝沼ぶどう郷

    (弥生・ある春の日に@天竜浜名湖鉄道・桜木駅)ある春の日に、ふらりと訪れた天竜浜名湖鉄道。元々の国鉄二俣線を1986年に3セク転換してから、早くも35年の月日が流れた鉄道。今年は天竜二俣駅が「エヴァンゲリオン」の映画のモチーフになったなんてトピックスがありましたが、普段はそこまで耳目を集めるわけでもない、失礼ながら地味な路線かなと。それでも、私はこの沿線の風景や、歴史を感じる駅舎や設備なんかが結構好きで、折に触れて訪れております。掛川から三つ目の駅・桜木。国の登録有形文化財にも登録された、昭和初期の開業当時からの木造駅舎。芝桜咲く駅に、静岡らしい暖かな空気が流れていました。(卯月・夕映えに桜舞う@中央東線・塩山~勝沼ぶどう郷)春は桜。桜の時期はどこで撮ろうか、一日ごとに気もそぞろとなってしまう季節ですが、今年は...弥生/桜木卯月/勝沼ぶどう郷

  • 睦月/秦野 如月/西台

    (今年はどんな年でした?@小田急ロマンスカーミュージアム)11月に訪問した四国の話をつらつらと書き連ねていたら、あっという間に年末になってしまった。年末と言えば恒例のカレンダー企画、去年のこの企画で「来年は今年以上にさらに行動の範囲は狭まる可能性が考えられるので、そもそもこうやって12ヶ月の歳時記を綴る事が出来るのだろうか」なんて言っていたのだけど、何とかかんとかこの一年コロナにも罹らず、ワクチンも打ちという事でそこそこの活動は出来たのかなあと言う気がするようなしないような。しかしながら、コロナ禍に陥って早や2年、度重なる緊急事態宣言と生活様式の変化によって、公共交通機関と観光サービス業の打撃がいよいよのっぴきならない様相を呈して来ました。行動制限→需要減退→利用者減→巨額損失→減便ダイヤ→設備投資抑制という分...睦月/秦野如月/西台

  • 旅立ちの 伊予の松山 蒼い時。

    (暮れなずむ港@高浜港)僅かな滞在時間だった興居島への船旅。フェリーで高浜の港へ戻る頃には、既に太陽は瀬戸内の海の向こうに消え、残照が空を照らしていました。前日は雲多めだった高浜の夕暮れですが、この日は雲も少なく、薄紅色に染まる空と海が港を包んでいます。島から本土へ戻る人、そして島へ帰る人が交錯する港の風景。かつては柑橘類の生産と漁業で栄え、最大で7,000人程度が居住していた興居島ですが、現在の住民は1,000人程度と最盛期の7分の1。フェリーから降りて来る小学生の姿。島の人口減少に伴う生徒数の減少もあり、教育振興の一環として、島の学校へ四国本土から通っている小学生もいるそうです。高浜駅から駅前通りに繋がるスロープ。何時まで開いているのやら、高浜駅の売店。コンビニエントなもののあまり見当たらないしもた屋然とし...旅立ちの伊予の松山蒼い時。

  • 茜空 瀬戸の日暮れや 興居島へ。

    (島へ帰ろう@高浜駅)郡中線を乗り潰し、ひとまず伊予鉄全線を完乗したのが16時前。19時過ぎの飛行機で松山から帰る予定なので、市駅に戻って松山市街をブラブラするかなあ・・・なんて気持ちもあったのだけど、郡中線からそのまま高浜線に乗り換え、終点の高浜駅まで再びやって来ました。西日の当たるホームから、電車を降りた学生が目指すのは高浜の船着き場。島の子が家路に就く風景、瀬戸内の暮らしがそのまま匂い立つような停車場の雰囲気を感じながらスナップ。飛行機の時間まで、高浜港から対岸の興居島(ごごしま)へフェリーで行って帰ってくるくらいの時間は余っていました。前日は梅津寺の駅のホームで瀬戸内の夕暮れを拝みましたが、今日は船の上から瀬戸内海をサンセットクルージング。高浜港から興居島の泊(とまり)へは僅か10分足らずの船旅ですが、...茜空瀬戸の日暮れや興居島へ。

  • 緩やかに 午後の日射しの 差す駅で。

    (味が染みた100年駅舎の壁@松前駅)郡中線、市駅に戻りながらどこかで途中下車してみようという事で、線内でも一番歴史のある駅舎が残っているという松前(まさき)駅へ。松前だと「まつまえ」と読んでしまいそうですが、ここは「まさき」。前を「さき」と読む地名は国内にもいくつかありますが、ここ伊予郡松前町もその一つ。さりげなく難読ですよねえ。道後平野の西端に当たる松前町は、重信川の河口に港を持ち、古くから漁業で栄えた町です。この駅舎がいつからここに建っているのか。ハッキリした事は分かりませんが、渋焦げ色の板塀に、南予鉄道時代からの鉄路の歴史を見る。駅舎の前に並べられた自転車やバイクが少し目障りのように思えるけれど、なに、この駅と郡中線がしっかりと地元住民の足として使われている事に他ならない何よりの証拠。駅舎は大きめの本屋...緩やかに午後の日射しの差す駅で。

  • 郡中港 町家に暖簾 ひらめいて。

    (郡中線は急カーブ@松山市駅)本町線の乗り潰しを終えてから、大手町の食堂で簡単に腹ごしらえをして、再び市駅に戻って来ました。これから最後に残した郡中線に乗って行きます。この日の夜の飛行機で松山を離れる予定ですが、時間は早くも午後2時を回っています。色々と見たり回ったりしている間に、郡中線にあんまりゆっくり乗ってる暇が無くなっちゃったなあ。やはり四国で実質一泊二日は短かったかも。いよてつデパートの駐車場へ向かう通路をくぐって、急カーブを曲がりながら郡中線の電車がやって来ました。市駅の一番外側、3番ホームから折り返し発着する郡中線の列車。車両自体は高浜・横河原線と共通運用ですが、今回の旅で初めて元京王5000系(700形)が3連でやって来ました。伊予鉄の700形はモハクハの2連ユニットに増結でモハをくっつける形で3...郡中港町家に暖簾ひらめいて。

  • 土休日 暮れは休みの 本町線。

    (一応登城してみた@松山城天守閣)日本百名城の一つである松山城。松山まで来て、伊予鉄だけ追っ掛けてもしゃあないので、一応リフトに乗って登城してみました。天守の上までは時間がなかったので行けなかったんですが。道後平野の真ん中、ポコッと100mくらい高くなってる場所にあって、地形的に城にしてくださいと言わんばかりの山城。松山市街と瀬戸内海の見晴らしが素晴らしい城です。松山城から松山市駅方面。観覧車の「くるりん」が良く見える。自分が登った時はちょうど雲が湧いちゃっててあんまり光が回ってこなかった。右側の奥にあるのが「坊っちゃんスタジアム」ですね。確か一回オールスターやったよね?正岡子規の野球殿堂入りかなんかで。そう言えば、来年の2022年もオールスターは福岡ドームと松山でやると言っていたな。それまでに観客制限なんかが...土休日暮れは休みの本町線。

  • 伊予讃岐 二つの「そごう」 明と暗。

    (市駅の路地裏@石手川公園~松山市間)石手川公園の駅から松山市駅に向かってブラブラと散策。街をスナップしながら路地裏を歩いていると、何とも味のある風体をした定食屋さんが。ちょっと店のメニューを見てみると、ハムエッグ、コロッケ、唐揚げ、チキンカツ・・・とオーソドックスながらも王道の定食メニューがびっしりと並んでいました。こーいう食堂で孤独のグルメっぽいメシを味わうのも一興・・・と思ったのだけど、まだ店が開いていなかった(笑)。松山市駅から出発した横河原線の電車が、路地裏を往く。いよてつ高島屋のテナントが入る松山市駅、屋上には「くるりん」という名前の付けられた大観覧車があります。実は、自分が購入していた「ALLIYOTETSU2dayPass」には、この観覧車に1回乗れるという特典も付いていたのだけど、どうにも時間...伊予讃岐二つの「そごう」明と暗。

  • 伊予鉄を 今も見守る 明治橋。

    (橋上駅@石手川公園駅)ぽつぽつと途中下車しながら横河原線の旅。最後に降りたのは石手川公園駅。松山市駅の一つ手前。松山市街を流れる石手川と言う川の上にあります。「橋上駅舎」というのはそこら中にありますが、「橋上駅」ってのは珍しくて、全国に何個もないんじゃないかなと。駅が出来たのは1972年(昭和47年)の事らしいですが、この石手川橋梁自体は1893年(明治26年)に架橋されたものが現在でも使われており、架橋された場所のまま現存するもので日本最古の鉄道橋梁という貴重な土木遺産になります。という事で、2012年に石手川橋梁は「土木学会選奨土木遺産」として登録を受けております。形としてはポニーワーレントラスって言うのかな、トラス部分が車両の腰の高さ程度までしかない下路トラス。秩父鉄道の見沼代用水橋梁とか、近江鉄道の愛...伊予鉄を今も見守る明治橋。

  • ワンマンも 無人化もない マンパワー。

    (貴重な自社発注車@見奈良~田窪間)朝の輸送力列車その2は610系2連×2。今はどこの地方私鉄も、都会を走っていた大手私鉄のセコハン車両を使うことが多いのですけど、この610系は伊予鉄道(鉄道線)では唯一の貴重な自社発注車。2連の2本しか作られなかったので、この4両が現状の伊予鉄自社発注車の全てとなります。何でそんな半端な数の自社発注車が?という事なのですが、京王から5000系を持って来て旧型車を入れ替える際、予定していた両数が足りず、その不足分を自前で注文したのではないかという説があるらしい。610系は車体だけがアルナ工機で新造されていて、制御機器類は700形で使う中古部品。伊予鉄からのオーダーを受けた京王サイドから「すいません、もう5000系ないんです。台車とかマスコンとか部品は用意するんで、車体は伊予鉄さ...ワンマンも無人化もないマンパワー。

  • 「伊予はまだ 主力だから」と 彼女言い。

    (特徴ある三角屋根の駅舎@見奈良駅)横河原の駅から二つ戻り、行きがけに何となく駅舎の形が面白そうな見奈良(みなら)駅で下車してみました。1面2線の島式ホーム、横河原に向かって最後の交換駅。頂点の角度の鋭い見事なトンガリ三角屋根の木造駅舎。ちなみに駅を降りて周囲をロケハンしていたら、駅に勤めている初老の嘱託っぽい駅員氏に「何かお探しですか?」と露骨な警戒感を持って声掛けをされてしまった事をご報告しておきます。まあね、平日の朝に明らかに地元っぽくない風体の人間がカメラ持ってこんな場所をウロウロしているのは警戒されても仕方ないですね・・・丁度周囲の小学校の通学時間だったんで余計にね。時刻はそろそろ通勤ラッシュの時間帯。伊予鉄の郊外電車は、朝のダイヤが平日と土休日でだいぶ違いまして、横河原駅発で朝の7時台は平日5本に対...「伊予はまだ主力だから」と彼女言い。

  • 街へ行く 人影忙し 横河原。

    (終着駅@横河原駅)松山市駅から14駅、約30分で横河原線の終点・横河原駅に到着しました。雲の多いパッとしない朝です。通勤時間帯の少し前とあって、駅前は静かなもの。以前はそれこそ開業当時からの木造の駅舎があって、終着駅らしい風格を持って迎えてくれたそうなのですが、今は建て替えられたスレート葺きとサイディングの現代風の駅舎に建て替えられています。まあ、私のような門外漢が風情を語るよりも、地元の方が明るくてキレイな駅を使える方が良いのですよね。特に何を思わせぶる事もなく、ホームの先でスパッと途切れている横河原線の線路。横河原まで鉄道が開通したのは明治30年代と、愛媛県内どころか全国でも相当早い段階で鉄道が敷設された街なのですが、官営鉄道から離れて道後平野を山間部に向かう路線は沿線人口も少なく、その経営状態は長い事あ...街へ行く人影忙し横河原。

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