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2021/01/30

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  • 銅にも色々

    補足ネタに脱線を続けていましたが、改めてご質問でお尋ねに与っていた点に戻ってまいりましょう。 既に何度も引用コピペさせてもらっていますが、以下のアンさんよりいただいていたご質問ですね。 銅についてですが、 銅イオンもやっぱり液体の中でしか存在せず、コレっていう(私がわかるレベルの)ものはパッとは出てこないというのはわかりました。 例えば10円玉もそうですし、銅そのもの(固体)っていうのは、銅イオンと何らかの陰イオンが手を繋いでいるということですが、「何らかの」陰イオンと書かれているように、陰イオンはたいして重要でもない感じなんですかね?陽イオンである銅イオンの方をとって銅というくらいですし。(…

  • 金属もつながっているよ

    前回はイオンが水に溶ける仕組み、水和についてチラッと見ていましたが、そちらに逸れた結果ご質問が途中状態だったため、ご質問内容に戻るところから早速参りましょう。 銅についてですが、 銅イオンもやっぱり液体の中でしか存在せず、コレっていう(私がわかるレベルの)ものはパッとは出てこないというのはわかりました。 例えば10円玉もそうですし、銅そのもの(固体)っていうのは、銅イオンと何らかの陰イオンが手を繋いでいるということですが、「何らかの」陰イオンと書かれているように、陰イオンはたいして重要でもない感じなんですかね?陽イオンである銅イオンの方をとって銅というくらいですし。(逆に銅の陽イオンだから銅イ…

  • そういえば、イオンはなぜ水に溶けるのか…?

    ここ何回か見ていた石灰ネタから引き続いて、今回は以下の記事で見ていた銅の話に対して、改めていただいていたご質問ですね。 con-cats.hatenablog.com こちらももちろんアンさんより賜ったものになります、大変触れ甲斐のある面白いポイントのご質問、いつも誠に感謝の限りにございます!! 銅についてですが、 銅イオンもやっぱり液体の中でしか存在せず、コレっていう(私がわかるレベルの)ものはパッとは出てこないというのはわかりました。 例えば10円玉もそうですし、銅そのもの(固体)っていうのは、銅イオンと何らかの陰イオンが手を繋いでいるということですが、「何らかの」陰イオンと書かれているよ…

  • 乾燥剤としても使えるよ

    前回は石灰からジェットボックス弁当に話が転がり、せっかくなので熱化学方程式の問題を長々と解いてみるなどしていました。 あ、次の質問に移る前に、前回のご質問であまりにも長くなってしまったため保留していた部分がひとつあったので、まずそこから参りましょう。 それが、「個包装のお菓子なんかに入っている乾燥剤みたいなやつ、開封すると熱くなりますよね?それも恐らく、化学式に熱ですね?笑」という部分ですが、これはまさにその通りなんですけれども、乾燥剤の種類によっては吸湿しても発熱しないものもある感じですね。 僕はその辺の化学の専門家ではないですが、高校化学でも、「シリカゲル」については習い、これはケイ素(ケ…

  • お弁当を温めよう!

    今回も引き続き、アンさんよりいただいていたご質問を見ていく形ですね。 こちらは、石灰ファミリーに触れていたこちらの記事(↓)へのコメントです。 con-cats.hatenablog.com 早速参りましょう。 石灰ファミリーについては、石灰はカルシウムっていうぼんやりした知識しかなく、違いについては全く認識していませんでしたが、登場していた4つの石灰って、ファミリーというくらいなので、まぁ当然っちゃ当然なのかもしれませんけど、、 生石灰と水で消石灰、消石灰と水で石灰水、石灰水と二酸化炭素で石灰石、 みたいに横に繋がった感じなんですね。(縦かもしれませんけど笑) 『「石灰石にうすい塩酸をかける…

  • ブリキ…トタン…メッキ!!

    まだまだいただいていたナイスご質問の途中でした、早速続きに参りましょう。 今回は酸化還元についてチラッと触れていたところについてですね。 酸性の洗剤と塩素系の洗剤を混ぜると塩素が発生するということは、そして「塩素系洗剤から単体の塩素が発生する」という表現になるということは、、えぇと…あれですよね…?酸化と還元は同時に起こる、酸化は酸素がくっついて起こる、もしくは水素が離れて起こる、みたいな感じだったはずなので、、塩素系の洗剤は酸性の洗剤の酸素をもらって(酸化して)、塩素が発生するということ??だとしても、塩素系の洗剤が必ずアルカリ性というわけでもないように、酸性の洗剤が必ずしも酸性ではない…っ…

  • バッファーとは…

    一連のアンさんよりいただいていたご質問コメントシリーズ、今回は、こちらの記事(↓)で触れていた、酸性食品・アルカリ性食品の話に関してですね。 con-cats.hatenablog.com 早速参りましょう。 あと、酸性食品とアルカリ性食品のお話が出ていましたが、 梅干しは酸性だけどアルカリ性食品であるというのはもうそれでいいとして、酸性食品が健康に良くないというのは、胃の中やビオレと同じような理由で説明できる感じなんですか?体内はアルカリ性だから、とか…?わかりませんけど笑 …と思いましたが、よく読んでみたら、周りの環境繋がりではなく、酸性が悪者ではないというところから、梅干しは酸性だけど、…

  • ピューラックスは偉大

    それでは今回も、アンさんからいただいていたご質問コメントの続きを見ていく感じですね。 補足しておきたかったポイントのナイス質問提起、毎度感謝の限りにございます…! (なお、こちらは最近の記事に対してではなく、もう割とずっと前の記事にいただいていたものであるため、その後の記事で解説していた話と被る部分もあるかもしれませんが、それは単に話の順番でそうなっているだけとでもいいますか、アンさんが理解せずに同じことを質問されているわけではない、ということにご注意いただければと思います。) 『食塩はNaClであるため、何をどう頑張ってもpHに影響を与えることができません。』 ということですが、では、水に溶…

  • 逆浸透!

    今回も早速、アンさんからいただいていたご質問を見ていこうと思います。 こちらは……ちょうど、↓の、真水について触れていた記事にいただいていたものですね。 con-cats.hatenablog.com 早速参りましょう。 H2Oが水であることは間違いないけれど、水といっても H2Oであるとは限らないということですかね?その考え方だと。 「何かが溶け込んでいても関係ねぇ、H2OはそのままH2Oなんだ」 ということは、 「そのグラスに水が入ってる」と言っても、もしかしたら食塩が混入しているしょっぱい水という可能性もあるということですよね? んなアホな。笑 と言いたいところですが…これ、私が思ってい…

  • 塩とは…

    引き続き、アンさんよりお尋ねいただいていたご質問コメントに触れていこうと思います。 っていうか、まず「塩(えん)」って何やねん!くらいのレベルですが、、 これまた、読んでみても何だかさっぱりわかりませんね笑 水に溶かしたらアルカリ性のものも酸性のものも中性のものもある、塩そのものにも「酸性塩」「塩基性塩」「正塩」がある、そして「酸性塩」のものを水に溶かしても酸性とは限らない、、とまぁ、書いてみただけですけど笑 強弱は読んでいるとなんとなくわかりそうな気配があるものの、わからなくても良さそうなニオイがプンプンしてます笑 ⇒これも地味にややこしいポイントでしたね(笑)。 しかもよりクソなことに、頑…

  • 酸とは…

    プラズマクラスター ⇒ HEPAフィルター ⇒ hepat-みたいな医学用語の接頭辞接尾辞…といった流れで脱線し続けていましたが、また以前の記事に対していただいていたご質問の方に戻っていこうと思います。 質問はもちろん、おなじみアンさんよりいただいたコメントからの抜粋ですね。 毎度非常に広げがいのあるナイスご着眼点のポイント、心より拝謝申し上げます…! そもそも、酸性と塩基性は対等ではないという感じなんですかね? 『塩基は「酸と反応して塩(えん)を生じる物質」』ということは、酸とアルカリが反応すると塩ができると言えそうですが(塩(えん)は「酸と塩基が反応して、結果として生じる物質」ということで…

  • 医学英語の接頭辞・接尾辞まとめ

    前回の記事で、HEPAフィルターについて触れていましたが、記事タイトルにした「ヘパと…」ってのを自分で読んで、「これじゃ肝臓じゃねーか(笑)」と笑えていました。 そう、hepat(o)-というのは、医学用語で「肝臓の」を意味する接頭辞であり、何となく病気の名前で聞いたことがあるのではないかと思われる「C型肝炎ウイルス」なんてのは、しばしばHCVと略されますが、これはhepatitis C virusの頭字語なんですね。 …と、今回はまたご質問の方を見ていく予定でしたが、この手の接頭辞は意外と面白いというか目にすることもあって有用なので、ちょっとそちらをまとめてみようかなと思い立ちました。 検索…

  • ヘパとピンセットと

    今回はちょっとべらぼうに時間がなさすぎたため、前回の記事で「あ、この補足ぐらいはしておいてもいいかな」と思えたものの結局触れずじまいになっていた脱線ネタに触れさせていただくといたしましょう。 前回はプラズマクラスターの除菌効果なんかを本当にチラッとだけ垣間見ていたわけですが、「まぁ、その主張が正しいのかは何とも僕には判別がつかないですけれども…」みたいにゴニョってたわけですけど(まぁゴニョる時点で否定してるも同然なのですが、「ここがおかしい!」みたいに早口で捲し立てることはしなかった、って感じですね)、では本当に効果がある空気清浄機は何なのか…? 否定するからには、よりいいものがあるってことだ…

  • プラズマクラスター!

    ちょうどイオンの辺りの話に関していただいていたご質問に触れている所です。 今回も早速、アンさんよりいただいていたコメントにございましたご質問の方を見てまいりましょう。 あぁ、、マイナスイオン、陰イオンのことが後半に少し書かれていましたね。ヘアドライヤーでマイナスイオンが作られているかどうかは置いといて、もしもマイナスイオンであったとしたら髪の毛がしっとりするというのは理論的に説明できるものなんですか?(これが1番知りたいかも!笑) ⇒マイナスイオンについて……これも、前回同様↓の記事で触れていた話ですが… con-cats.hatenablog.com …まま、これは実際、消費者庁の命令だかを…

  • まぁ当てにすんな、酷すぎる借金…

    今回も引き続き、以前の記事にいただいていたご質問コメントを順に見ていこうと思います。 改めて、ご紹介させていただくコメントはどれもアンさんよりいただいたものですね。 ここの補足をしておきたかった・片手落ちだった…的なポイントのご指摘ご質問、本当に深謝の極みにございます…! 水素イオンはキャッチできない、陸地に上がれば(水の中でなければ)イオンでなく分子になってしまう、っていうのはちょっとだけイメージできました。水素イオン(陽イオン?)は水から上がると空気中のなんらかの陰イオンと反応して水素分子になるということですよね?なんらかの陰イオンって、例えば何ですか?具体的に、というか現実的にというか、…

  • Hを出さない液体もあるよ

    原子に関するベーシックな話を一通り見終えて、ご質問の方に触れていくターンに入っていました。 早速、アンさんよりいただいていたご質問の続きに参りましょう。 毎度大変素晴らしい着眼点からの面白いポイント、感謝感激雨霰にございます…! 水でない液体(例えばエタノール?)の場合も、pHがあって、水素イオンが存在して、その水素イオンの量によって酸性とアルカリ性があって…ということなんですよね? 水素イオンでない陽イオンが存在する液体というのもあるとしたら、そこにはpHや酸性アルカリ性というものは( pHが水素パワーなら当然水素イオンでなければpHとは言わないと思われるので)無いとして、それらに変わるもの…

  • 交換してピュアに

    原子の話を少し細かく見るために、その構成要素である陽子・中性子・電子についてのベーシックなポイントをここ何回かの記事でまとめていていました。 まぁ、共有結合とかイオン結合とか、ぶっちゃけあんまどうでもいいんですけどね(笑)。 一応、原子同士の結合というのは、電子のやり取りがその本質なのである、みたいなイメージを持てば十分という話かなと思います。 とはいえせっかくなのでちょっと補足しておくと、前回「共有結合は非常に強い結合」と書いたものの、例えば水分子内のO-H間の結合は共有結合なわけですが、普通に水分子の中には水素イオンと水酸化物イオンに分かれるものもいるわけで、何があっても絶対に離れないほど…

  • やっぱり共有(シェア)することが最強なんだ

    前回は、周期表をはじめとして色々見てきた原子の話のまとめとして、電子が微妙に余ってるやつが、電子が微妙に足りないやつに電子を与えることで、陽イオン・陰イオンとなった両者が肩を寄せ合って化合物を形成する、いわゆるイオン結合の作り方を見ていました。 前回お借りしたWikipediaのGIFアニメ画像はフッ化ナトリウムのものでしたが、イオン結合性物質の代表といえばもちろん塩化ナトリウム、NaClの食塩ですね。 イオン結合は、(絶対にそうではないものの基本的に)「電子余り」の原子が「電子不足」の原子に電子を与えることで形成されますから、電子余り=周期表の左側=金属元素と、電子不足=周期表の右側=非金属…

  • 与えて、もらって、仲良くくっつく!

    ここ最近の記事では、元素の周期表に着目して、その順番やら覚え方やらをペラペラ語っていました。 今回も、もうちょろっとだけ周期表と絡めてベーシックな原子や電子の話を見ていくといたしましょう。 改めて、表があった方が便利なので、Wikipedia記事からお借りした周期表の画像を再掲させていただこうと思います。 https://ja.wikipedia.org/wiki/周期表より こないだの周期表シリーズ最初の記事(周期表と仲良く(ネオンは貴ガス))で触れていた話からおさらいしておくと、一番右端の18族、貴ガスと呼ばれるこいつらですけど(最後下の2つは貴ガスに分類はされませんが)、このグループの特…

  • 英語だと周期表はどうやって覚えるんだろう?

    例外なくしょうもないフレーズになりがちな周期表の語呂合わせ的覚え方を紹介していたのが前回の記事でした。 もちろん僕自身が覚えている前回の語呂フレーズ以外にも、人によって様々な覚え方がある(どれも例外なくバカバカしいですけど(笑))のが周期表ですが、しかし、そういえば英語圏の人ってこういうのどうやって覚えるんだろ…?と気になったので、ちょっくら調べてみましたよ。 「periodic table how to memorize」(周期表 覚え方)で検索したらトップにヒットしてきたのがこちらの記事(↓)でしたが… www.memorize.academy 「トップ5テクニック」として紹介されているも…

  • 周期表の覚え方をまとめてみよう

    英語スラングである「basic(クッソつまらんもの・人)」からおもむろに脱線した「元素に親しもう」シリーズ(basicには「塩基性」という意味もあるため)、色々な基礎知識を経て、周期表の並びにまで話が及んでいました。 前回は最も特徴的な、右端=第18族、いわゆる貴ガス(元「希ガス」…どうしてもそっちの表記の方が好きな模様(笑))について見ていましたが、「いつの間にか第7周期に新顔が入ってきており、しかもこいつは貴ガスには分類されないのでややこしいことこの上ない…」などと書いていましたけど、せっかくなので周期表の覚え方へと話を軽く脱線してみようかと思います。 まぁ周期表の覚え方なんて基本語呂合わ…

  • 周期表と仲良く(ネオンは貴ガス)

    前回は改めて原子関連の用語をまとめていましたが、こないだ触れていた電子配置に関する話を踏まえて、今回からは原子の反応性、要は原子同士の関係なんかを見ていこうと思います。 その話をする上で大変便利なのが、例の原子が順番にズラッと並んだ周期表ですね。 以前の記事でも貼っていましたが、ウィッキー先生掲載の周期表、また再掲させていただきましょう。 https://ja.wikipedia.org/wiki/周期表より 色々な話を見てきて、各マスの数字はもうおなじみのものといえるのではないかと思います。 マス内左上の数字が原子番号で、これは陽子の数を表しているのでした。 その隣のアルファベットが当然元素…

  • 陽子と原子など、各用語の違いをまとめておこう

    水素イオンそのもの、つまり特有の性質を持つ物質の最小単位といえる陽子、そして、数が変わることで原子の体重が変わるとともに、不安定なものは放射能をもつようにもなる中性子に続き、ここ最近はもう1つの原子構成員・電子について着目していました。 前回の電子軌道うんぬんはまぁやや発展事項といいますか、「そういう話もある」程度で割とどうでもいい話ではあったのですが、関連話に戻っていく前に、ちょうどアンさんから1つ、「そうそう、その点のまとめもしておいた方がよかったね!」と思える良質問をいただけていたため、普通に他にも保留中の質問が控えている状況ですが、新しくいただいたそのご質問は最初にまとめておいた方が良…

  • spd…格納庫の中には軌道もあるよ

    前回は、原子の中の、電子が格納される部分=電子殻について簡単に触れていました。 高校で化学を選択されなかった方には確実に初見で、まあまあ小難しい感じであると思うので、簡単なおさらいから参りましょう。 まず、マイナスの電気を帯びた微小粒子である電子は、比べると遥かに大きい粒子である陽子と中性子とが集まってできた原子の中心=原子核の周りをビュンビュン飛び回っているわけですが、飛び回り方はランダムなものの完全に無秩序というわけではなく、各電子は電子殻と呼ばれる格納庫の中を飛んでいるという感じでした。 この電子殻は保有できる電子の数が決まっており、小さい方から順番にK殻、L殻、M殻…と名付けられており…

  • イオンは安定を目指す…

    陽子・電子・中性子の話を皮切りに、放射線の話から、原子の体重=原子量が中途半端な数字になるのは何故なのか?…といった話を前回までで見ていました。 ひとまず原子の構造を軽~く見終えた所で、中途半端に紹介だけしておきながら脱線状態になってしまっていたご質問コメントの方に戻って参りましょう。 アンさんよりいただいていたメッセージからの抜粋で、↓の記事で見ていたやつですね。 con-cats.hatenablog.com 大分間が空いたので、また再掲させていただこうと思います。 陽イオンとか陰イオンとか言い出すとまた更にややこしくなってくるのは明らかではありますが、記事中に「水素イオン=陽子」という記…

  • 結局、体重の平均を取るのです

    ここ何回かの記事では、「原子の構造」の話から派生し、中性子の数が違う兄弟原子=同位体というものは、不安定すぎて勝手に崩壊してその時に放射線をぶっぱする困ったちゃん=放射性同位体というものがあるのです…って話から、半減期の話を中心に放射線に関する浅い話をしていました。 ここからようやく、そもそもの発端であった、「原子の体重=原子量が、なぜ小数になるのか?」という話に戻ってまいりましょう。 まず原子量は、基本的に「陽子1つを1(中性子1つも同じ1)」と考えればいい話になっているので、素直に考えると、陽子1・中性子0の水素の原子量は1だし、陽子6・中性子6の炭素の原子量は12と、整数になるんちゃうの…

  • 45億年の時を経て…

    いやワンパターン過ぎんだろ、ってタイトルで恐縮ですが(笑)、せっかくなので時間不足で前回ちょっと書き足らなかった放射線ネタをもうちょっと続けて、その後また本題の原子ネタ(そもそもいつの間にそれが本題になったんだよ、って話でもありますけど(笑))に戻っていこうかと思います。 前々回から、原子の構造の話ってんで「陽子・電子・中性子」の話にはじまり、 「中性子の数が違う原子=同位体というやつも存在する。同位体の中には、安定して永続的にそのまま存在できるやつもいれば、不安定で時間経過とともに自己崩壊してしまうやつもいる。 後者は、崩壊するときに放射線をぶっぱする、放射性同位体と呼ばれるやつなのであ~る…

  • 13億年の時を経て…

    basicな話からとことん脱線して、前回は放射性同位体の話なんかをちょろっとしていました。 その放射線関連の話について、突き詰めると下手したら大学の講義1単位分ぐらいにはなるかもしれないのでそこまで深入りはしないものの、もうちょっとだけ面白そうなポイントのみ掻い摘んで見てみるといたしましょう。 まずはそうですね……前回は水素の同位体として、普通(=陽子1・中性子0、つまり質量数1)の水素「1H」、そこに中性子が1つ増えて体重が2倍になった重水素「2H」、さらに中性子が1つ増えて、ここまで来ると物質として不安定になり、永久的にそのままの形で存在することができないトリチウム「3H」(β崩壊を起こし…

  • 放射線を、ぶっ放す!

    いただいていたご質問内容からおもむろに派生していた、「原子の構造」の話の続きですね。 前回は、最後の余白で申し訳程度に「質量数」というものについて語っていました。 またまた極々簡単におさらいしておきますと、原子というのは、原子番号と同じ数の陽子と、(原子によって決まっているもののいくつ存在するかはランダムである(原子ごとにまちまち))それとほぼ同じ大きさの中性子とが中心で「コア」を形成し(これを専門用語で原子核と呼びます)、その周りを陽子と同じ数の電子がビュンビュン飛び回り、原子全体では陽子と電子の数がイコールなので電気的には偏りがないプラマイゼロの形になっている……というお話でした。 で、「…

  • 陽子は合体できる?

    前回は、いただいたご質問からおもむろに原子の構造なんぞについての話を進めていました。 軽くおさらいしておくと、「水兵リーベ…」で覚えさせられる元素が小さい順に並んだ周期表とかいうあのリスト、あれは何順なんだというのは、実は「1つずつ陽子が増えている並び」というのがその本質だった、というのが最重要ポイントで…… さらに、原子は電気的に中性なので、陽子と同じ数の電子も含まれているということ(電子はマイナスに荷電した粒子で、クソ小さいので重さの影響は無視してOK)…… そしてもう1つ、陽子とほぼ同じ重さの中性子なる輩も原子を構成する粒であり、「原子の体重」は「陽子と中性子の個数の合計」で表される、な…

  • 陽子の体重とか…

    引き続き、いただいたご質問を見ていくことで、ベーシックなイオンやら何やらの話の理解を多少深めてまいりましょう。 最早説明ご無用、コメントはアンさんよりいただいていたものになります。 大変面白いポイントのご質問、毎度本当に感謝の極みです! 陽イオンとか陰イオンとか言い出すとまた更にややこしくなってくるのは明らかではありますが、記事中に「水素イオン=陽子」という記述があったのでふと思いました、、水素イオンに限らず、イオンには陽子と陰子があるんですか?…というか、中性子は聞きますが、陰子は聞かないような…?(陰子はiPhoneの予測変換にも出てきませんでした。)陽イオン=陽子なのかと思いましたが、陰…

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