読書にかける時間

ほんとうは2日に1冊以上、本を読みたい。でもまぁ、大抵無理だ。仕事が忙しい日は行き帰りの電車でしか読めないし、それですら怪しい日もある。結局2週間くらいかけて、少しずつ、じっくり読むことになった本が、意外に何年経っても思い返す、一生忘れられない本になったりする。一日で読み終えてしまったような本は、すごく面白かったとその時思っても、すぐ忘れてしまったりする。速くたくさん読みたい、と常に願いつつ、じっ

居心地増し増しの家

昨日は旦那さんと自由が丘へ行って、念願のソファを購入！うまい具合に意見の折りあうものに出合った。天然素材にこだわった家具屋さんで、布地も触り心地のやわらかい丈夫なもの。ネイビーの壁紙に映える、温かみのあるイェローを選んだ。到着は2月。居心地増し増しの家を目指して、探求は続く……。

時々起こる現象について

仕事納めの人も多い金曜日でクリスマス、ということで終電は激混みかと思ったが案外空いていた。今朝は5時に起きて、寒風吹き荒ぶ真っ暗闇のなかウォーキングに出かけるという意識高い系の朝を過ごしたので、夜中の1時近い深更にホカホカ温まる椅子に座ると眠気は頂点に。意識を失うように寝て、起きると席は埋まっているのに私の隣の席だけ空いていた。時々こういう現象が起こるけど、異臭を放つじじぃならわかるが、私は一体何

叫びを聞いた

昼時に商店街を歩いていたら、香川照之的なゴツさのあるサラリーマン風の男性が大声で何か叫んでいた。「知ってるか！？リストラストーカーって！聞いたことあるだろ！？」誰かに向って言っている様子だけど、商店街をすごい速さでずんずん進んでいく。「いま話題のあれだよ！気持ちわかるか！？リストラさせるためにあとつけられたり嫌がらせされるんだよ！！」男性は私のことも通り越して行く。声は大きくて叫び声みたいなボリュ

クリスマス・イヴ・イヴ

­クリスマス・イヴ・イヴの今日は、仕事帰りに渋谷Hikarieに寄ると洋菓子ブースが長蛇の列。時間が遅いため品切れも続出していた。私は仕方なく焼き菓子屋さんのプチケーキを買って帰った。今年は特にクリスマスらしい食事の予定もなくて、クリスマスツリーもないし、ゆっくり聖なる夜を祝う感じにもならなそう。投げやりな気持ちでフランク・シナトラのクリスマスソングをかけてみたら、急に雰囲気が出て良かった。音楽っ

オタク志望

オタクの女の子がモテるそうだ。オタクとは、一つのことに（ときに極度に）夢中になれる人のことだと思う。私はオタク気質を全く持ち合わせていないのだけど、それは、何か一つの人やことにそこまで没頭することに恐れがあるからだ。恐れとは、自信のなさともいう。女子のオタクな一面が魅力的にうつるのは、なにか一つのものを好きになる自分を信用している、その姿が尊いからなんじゃないかなぁ。自分のことを信頼している。人間

レディーファーストジャパン

今夜は今年唯一と言っていいほど貴重な忘年会があった。コロナ事情を考慮して、毎年集まるメンバーから人数を半分以上に絞った。きちんとした焼肉屋で、ビールのあとはボトルワイン。あるフランス文学好きの男性は「男子たるもの、ワインは女に注がせるなかれ」というような信念を持っており、いつも女性には決してお酌をさせない。フランスはさすがレディーファーストの国、と勝手に解釈していたのだが、聞けば、フランスの女性は

「思い立ったが吉日」

「思い立ったが吉日」と言うが、私の場合、思い立つ日は年に幾度もやって来る。今日はなんの吉日だったかというと、ブログを書き始める吉日だ。柄にもないテンションの文を書き散らしてあっという間に終了した数ヶ月前の投稿を仕切り直し、地に足のついた記録を残すのだ。自分の性質を考え、今回は原則的なルールを一つ設けることにした。「一度に書いてよいのは一段落だけ」。（完）