あっぱれ!優良図書『ぼくたちのいばしょ~亀島小 多国籍探偵クラブ~』(蒔田 浩平)
つまり、ぼくらの仲を裂いていた犯人は、意外と単純だったってこと。「お互いを知らない」、いわゆる「無知」ってやつだ。(本文より) 10歳前後の子どもに薦めてみたくなる 雑誌『日本児童文学』で激賞されてた本。 副題が「亀島小多国籍探偵クラブ」だし チャラついたストーリーかと思ってたが それは大間違いでじっくり読ませんだわ。 なにせ海外ルーツの子とどう向き合うか 真っ正面から描き切った作品だからよ~。 著者はこれが2作目で出題実績はないと 思うけどこの本は後半がやや使えそうだ。 たぶん14章が問題にはベストだろうな。 素材文適性は以下の順になりそうな感触。 14章『運命に負けない』・・・〇 ホームル…
2023/11/29 21:17