[Ⅷ303] 世の変革者(3) / 社会という怪物と戦え
【怖れるべきだが愛してはいけない社会、避けることはできないが頼ってはいけない社会、私を利用することはあっても私を援けない社会、義の者を葬り去る社会、無辜の者を虐げる社会、私はこのような社会という怪物に対しては、戦うことはあっても和睦することはない。私は社会を救済する者又は社会を教導する者としての覚悟を持っており、社会から保護される者(※原文「被保者」)又は社会に服従する者としての考え方は持ってはいない。私は社会から制裁を加えられることを求めず、むしろ私から社会に制裁を加えようとする決心を持つべきだと思う。私自身が社会より強く且つ大きな存在にならなければ、社会の改革者・先導者となることはできないのは言うまでもないことだ。‥‥かの園遊会(注:明治13年に始まった天皇皇后主催の観菊会が端緒。対外的な文化・世論工...[Ⅷ303]世の変革者(3)/社会という怪物と戦え
2024/07/26 16:19