不妊治療のあれこれをイラストブログで綴ります。辛い事や怒りを覚えたこと、ブラックな感情になったことも包み隠さず書いています。現在治療歴3年、転院3院目、体外受精中です。色んなハプニングや病院によって変わる治療方法なども書いて行きます。
クリニックを転院したから、血液検査で新しく調べなおした項目や追加の項目の結果が出ました。 思いも寄らなかったのは、甲状腺の病院の紹介状を渡されたことです。 しかも、数値内なのに行けと言っている・・・ その上、病院までもう指定されている。 紹介された、甲状腺の病院で超有名なアイアイ病院は、実は知っていて、昔、健康診断で甲状腺が腫れていると疑いを指摘された時に有名な病院を調べたことがあったのです。 結局、近くの大学病院で詳しく検査してもらって、なんともないってことになったけど。 なので、そこに行かされる羽目になるとは思いもしませんでした。 しかも、ボー大学病院で
大学病院から不妊治療専門クリニックに転院して、もう一つ変わったのは、個人情報がしっかり守られているなって点でした。 診察などの順番も、モニタに映し出される番号で呼ばれるので、名前が呼ばれる事はほとんどありませんでした。 ボー大学病院ではいつもフルネーム。たまに芸能人と同姓同名の人なんかもいたりして、そうすると結構みんなキョロキョロしてました。 オタククリニックでは、あと何人で自分が呼ばれるかなども画面で確認できたので、いったいどれくらい患者がいるのかいつ呼ばれるのか、全くわからなかった大学病院と比べるとこの点も楽でした。 あと、待ち時間もかなり短くなったし。(このクリニッ
さっそく、オタククリニックでの採卵に向けての通院が始まりました。 転院して、色々変わって、もちろん良くなった点もあるけど、逆に、微妙~と思う事もいくつかありました。 まずは、刺激注射がなくなったのは単純に楽でした。ボー大学病院では痛い筋肉注射、しかも2本も打たなくてはいけなかったため、その痛みから解放されたのは、良かったのですが・・・ オタククリニックでは、注射はないものの、毎回採血がありました。 しかも、ここの採血、なぜか物凄い痛いのです。 今まで、何度も色んな病院で採血をしてきたけれど、チクっ程度には痛い時はあったものの、「いだだだ」とまで思った事はなく、でもこ
ボー大学病院から、小さなクリニックに転院して、いくつか変わった点はあったものの、一番楽になったことがありました。 それは、予約方法です!! オタククリニックでは、スマホのアプリで診察の予約が簡単にできるのです。 空いている日にちと時間をピッと触れば予約完了。これ、本当に楽でした。 と言うのは、ボー大学病院での予約がほんっとうーにめんどくさくて。 周期の通院が始まってしまえば、次の予約は先生が入れてくれるので、それに従って通院すればいいのですが、めんどくさいのは、生理二日目受診やイレギュラーで予約を入れたい時。 まずは、サイト予約なんていう便利な仕組みを作ってくれていな
個別面談の最後に、このクリニックに転院するに当たって、ボー大病院とは違うやり方があるのか聞いてみました。 今となれば、まだまだ序の口状態ではあったけど、この時2回移植が陰性に終わっていたので、違うやり方があるなら、試してみたかったのです。 まぁ、まだまだ不妊治療について勉強不足のくせに生意気です。でも、一回分でも早く妊娠したい気持ちに変わりはないので。 すると先生は、私の治療歴を見なおした後、こう言いました。 この時、私まだ「はいばんほう?」っていうレベル。本当に本当に劣等生です。 初めて聞いた初期胚、胚盤胞と言う言葉。いや、たぶんいくつか読んだブログの中では登場し
集団説明会が終わり、希望者は個別面談できることに。 あらかじめ、簡単に作ってきていたボー大学病院での治療歴と内容の紙を渡しました。 院長は凄く物腰の柔らかい感じの人で、もうずーっと笑顔。ナースさんもサービス業かのような、感じの良さで丁寧。 ボー大病院では、まるで流れ作業のようだったんで、かなりここでもポイントアップです。 早速、一番気になっていることを聞きました。 トラケの手術をしたけど、ここで不妊治療をすることを受け入れてくれるのかってことです。 でも・・・ もう、あんなこととか、あんなこととか、あれとかあれとか・・・ そんなことばっかりだったんで、
2回目の移植が陰性に終わり、ボー大病院の予約が次は4ヵ月後になるということで、転院することにしました。 私よりも不妊治療に積極的だったシロー丸(旦那)が、いくつかの候補の中から、「ここ通いやすくていいんじゃない?」と見つけてきたのがオタククリニックでした。 この時まだ、病院に対してのこだわりも何もなかった私は、まぁ近いし、シロー丸が勧めるならと思い、まずは説明会に行くことにしました。 結果、この病院は、通院中、そしてこの病院をやめた後々まで、とんでもないことが発覚するのですが、まだこの時は知らず。希望を持って転院しようとしていました。 ビル自体はちょっと古めではありました
かなり、重ーい出来事ばかりでダークな感情を綴ってしまいましたが、それでも不妊治療中にかけられて、凄く凄く嬉しかった言葉がありました。 それで、はっと気付いたことがありました。 ある日、知り合ったミャンマー人のおじちゃん、パグウーさんとお互いの健康について話をしていました。 パグウーさんのいとこが重い病気で去年亡くなってしまったそうで、なんとなく話の流れで自分の話もしたのです。 「どこのガン?婦人科系?」「うん、そうなの。」で、察してくれたパグウーさんは、続けて、聞いてきました。 まぁ、子宮を手術した → 結婚しているの?の疑問は、どこの国でも一緒なのかもなぁ。 で
愚痴のつもりで書いたけど、かなりどよーんとなってしまっていますね。すみません。 では、不妊治療中の地獄の正月編、ヘビー級のできごとを書きたいと思います。 ギボの妹夫婦の息子が結婚するということで、挨拶に来ていました。 すると、私とシロー丸(旦那)の、すぐ目の前に座っていたギボが妹夫婦に向かって言いました。 「うちにはもう、子供ができることはないから、必要ないから全部持って行っちゃって」 これももう、確信犯ですよね。ギボの妹夫婦は、ギボの家の近くに住んでいるんだし、電話でもLINEでもして言えばいいのに、わざわざ私がいる時を狙って言ったとしか思えませんでした。しか
まだまだ、不妊治療中の義実家の地獄の正月話は続きます。 夕飯を終え、居間でみんなでだんらん中に言われたギフの暴言です。 シロー丸(旦那)には、兄がいて、私には義理の兄に当たるのですが、義兄には、子供が二人います。 その子供が、一人遊びしているのを眺めていたギフが話しかけました。 シロー丸はわかっていたのか、わからなかったのか、それともわからないフリをしていたのか、私にはわからないけれど。 ギフのその言葉は、すぐに私の事を言っているんだなぁと思いました。 そもそも結婚には猛反対されていたし、こうして何もなかったように振舞おうとしても、一生私は嫌われ者なんだな
2回目の移植も陰性判定をくらい、もちろん落ち込みも悲しさも晴れやしないけど、2週間後には年末年始がやってきました。 子供のいない私達にとっては、まさに地獄の正月です。 シロー丸(旦那)の実家が、都内からはだいぶ離れた所にあるため、宿泊を兼ねて帰省しなければいけないのですが、毎年あるイベントがまさに地獄です。 子供地獄なのです。まわりはまさに、生まれたばかり~小中高までの子供達がわんさか。大勢いるシロー丸の親戚の子供達です。 必ずある親戚の集まりに参加しなくてはならないのですが、もう毎年苦痛でしかない時間なのです。 一年に一度、顔を合わせる人達ばかりですが、きっと子供がで
なんだか、次々と思いもよらない辛い出来事とか起こり、本当に何にも救いのなかった不妊治療ですが、やっと天使のような先生の優しい言葉で、ちょっとだけ気持ちが救われた2回目の移植を終えました。 でも、風向きに反して、私の体は何も変化を感じませんでした。 一回目の時に感じたような、ちくちくとした痛みもなければ、波風いっさい立っていない感じで、心にもなーんにも感じない。 ついでに、プライベートでかなりしんどい事とかもあって、こりゃもうだめだな、すでにそんな答えすら予感させました。 気がつけば、不妊治療を始めようと個別説明を受けた日から、一年が経っていました。 そして、2回目の移植
大学病院は、不妊治療の患者も多いのか、普段はわからないけれど、一回目の陰性判定後、次の移植の予約がとれたのは、2カ月後でした。 でも、今度は内膜がうまく育たずに、一度見送りになりました。 エストラーナテープを増やして、やっと2回目の移植に漕ぎつけるまで、なんだかんだ3カ月くらい経っていました。 2回目の移植はもう、流れがわかっているので、ほんっとうに緊張もありません。ただ、心の中では、これが着床しなかったら、ここでの不妊治療ももうしないのかということを漠然と考えていました。 移植はまだ2回目だけど、それでもなんだか、色んな事がありました。 説明会のこと、色んな先生のこと
カンガルー親子に続いて、こんな日は、残酷な出来事が続くもので、またしても、私にとっては忘れられない傷口をえぐられる出来事が起こりました。 しばらくして呼び出し機が鳴り、中待ち合い室へ移動し、名前を呼ばれるのを待っていた時です。 私の目の前の扉から、楽しそうな親子が出てきました。 本当にくねくねとダンスを踊っていて、もう二人だけの世界という感じで。 そしてすぐにその親子は、私の目の前のソファーに座ると、「私の赤ちゃん!」と言いながら、エコー写真をその場にいる人達全員に見せつけるかのように、高く掲げました。 あまりに突然のできごとに、驚きもあったけど、瞬時に察して、
ちょっとここから、しんどい記事続きます。 地獄のような暴言の陰性判定を受けボロボロになり、午前中もめいっぱい泣き腫らして、それでも通院日だったので、病院へ向かいました。 婦人科のガンの手術後の経過観察の予約でした。 婦人科、そして不妊治療の科、産科とひとくくりの場所にあるので、待合所はどの科に通う人でも一緒なのです。 そんな待合所の椅子で座って呼び出し機が鳴るのを待っていると、真隣りにサッと誰かが座りました。 何気なく見てみると、赤ちゃんを抱いた母親でした。 その瞬間から、赤ちゃんと目が合い、赤ちゃんは興味深そうに私をじっと見てきました。 でも、私はつい昨日、酷
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