令和元年予備試験合格。令和2年法科大学院修了。同年司法試験受験。司法試験や予備試験の勉強方法について提案するブログです。
こんにちは!司法侍(@shihouzamurai)です! noteを始めました!というお話です。 note.com ブログには、主に勉強方法、試験に向けてどのような対策をとればいいか等について掲載しています。 noteには、勉強の話からは少し離れたコラム的なものや、頑張って書いたので有料にさせてほしい記事等を掲載していきます。 どれだけ活用するかは分かりませんが、参考にしていただけるとありがたいです。 Twitterはこちら! にほんブログ村
こんにちは!司法侍(@shihouzamurai)です! 予備試験の論文まであと1か月ですね。 時間がないと感じ、焦っている人もいるのではないでしょうか。 今回は、あと1ヶ月の勉強方法に悩んでいる方に、やるべきことを私なりにアドバイスできればと思います。 やるべきことが明確になっている人は計画通りに淡々とやりましょう。 この記事を読んでもよいですが、参考程度にとどめ、自分の計画を守ったほうが良いと思います。 計画の微修正のために参考にしていただけたら嬉しいです。 まずやるべきこと 過去問研究 過去問研究は終わったでしょうか?試験において過去問の傾向をつかむことは不可欠です。私も、過去問をじっく…
予備試験論文が1か月後に迫り、短答合格者の方々は模試を受けているころかと思います。 模試はとても良い教材です。受けっぱなしはもったいないです。 しっかりと活用して、自分の糧にしましょう。 私は、模試を受けてよかったと思っています。本番でも似たような論点が出て役に立ったからです。 しかし、模試を十分に活用できていなかったなと思う部分もあります。 模試を十分に活用していれば、上位合格を狙うことができたなと思っています。 今回は、自分の経験をもとに、模試の復習の仕方について書きたいと思います。 模試の復習の重要性 復習のポイント 自分の答案と向きあう 解答例と模範解答を読む まとめ 模試の復習の重要…
司法試験に限らず、勉強では「勉強に対する姿勢」が大事です。 どのような意識をもって勉強するかで、勉強の効率はかなり違います。 今回は、勉強に対してどのようなマインドで臨めばよいかについて話したいと思います。 目的を持つ 自分の実力を客観視する わからないことを吸収する意識 まとめ 目的を持つ 勉強をするときは、必ず目的意識を持つことが必要です。 例えば、問題集を解くとき、何を意識しますか? 論点を抽出できるか、規範が正確か、あてはめができているか等を確認するために問題集を解くのだと思います。 このことを、実際に意識していますか? この意識をもって勉強できるかで、身に着く度合いが違ってきます。 …
法科大学院(ロースクール)に入ると、それまであまり勉強していなかったであろう深い部分まで勉強することになると思います。 そうすると、予備校のテキストでは足らないと感じる人が少なくないと思います。 予備校テキストでは不十分だと考えてた人は、基本書中心の勉強に切り替えることを検討する人が少なくないと思います。 そこで今回は、ロースクールに入ったら、予備校のテキストではなく基本書中心の勉強に切り替えるべきかについて述べたいと思います。 予備校テキストの問題点 予備校のテキストの使用をやめるか 私の経験 まとめ 予備校テキストの問題点 予備校のテキストは、司法試験等の出題頻度をもとに作成されています。…
予備試験の論文には実務基礎科目があります。 実務基礎科目の民事で大きなポイントとなるものの一つは要件事実です。 要件事実についてしっかりと勉強していないという人もいらっしゃると思います。 そこで、今回は要件事実のポイントについて述べたいと思います。 実務科目の重要性 要件事実で問われること 訴訟物 請求の趣旨 請求原因・抗弁・再抗弁 要件事実のポイント まとめ 実務科目の重要性 実務科目は刑事と民事に分かれていますが、各50点ずつです。 他の各科目と同じ配点となっています。 他の科目の勉強をすることも大切ですが、実務基礎科目で大きな失点をしないようにしましょう。 実務基礎科目の中でも要件事実は…
「過去問はつぶしておくべき」というようなことを言われると思います。 しかし、過去問で何を学べばよいかを明確にしないまま過去問を解いている人もいるのではないでしょうか。 この記事では、私なりの過去問の勉強の仕方を紹介したいと思います。 大前提 何を分析するか 出題趣旨・採点実感 参考答案 自分の答案の復習 まとめ 大前提 過去問の解きっぱなしは無意味です。 多くの人は、過去問を解いて参考答案等を読むことまではやるでしょう。 しかし、それだけでは効果は薄いです。 必ず自分の答案を分析しましょう。 自分の答案と向き合うことで初めて成長します。 自分の答案と向き合うことはつらいと思います。特に初学者は…
学説には様々あります。 ロースクールでは反対説も紹介され、どの立場に立つべきかを迷う方がいるかもしれません。 この記事では、どの説に立つべきかについて私見を述べます。 基本路線 判例がある場合 判例がない場合 まとめ 基本路線 基本的には、判例・通説に立てばよいでしょう。 理由は、教科書に載っていることが多いからです。 複数の教科書に載っていることが多いので、勉強がしやすいです。 また、多くの人がとっている立場なので、議論がしやすいです。 判例がある場合 判例がある場合には、判例の立場に立つべきです。 司法試験は実務家になるための試験です。 実務は基本的には判例の立場に従う以上、判例の立場に従…
ロースクールに入ると、「法律は暗記ではない」というようなことを先生がよく口にします。 私は、このことは正しさ半分、嘘半分ではないかと思っています。 詳しく説明します。 本当の部分 嘘の部分 先生方が本当に言いたいこと まとめ 本当の部分 司法試験は、暗記「のみ」では合格できません。 論証を丸暗記したとしても、それを使いこなせなければ合格は難しいと思います。 論証を適切に使用し、正確に論じなければ、採点者にすぐにばれます。 先生方は、暗記した論証を書くのではダメで、法律を「理解」して、それを「表現」できなければ、司法試験に合格することはできないと言っているのだと思います。 法曹になるには、法律を…
勉強法の一つとして、「論パを回す」と表現される勉強法があります。 主に試験の直前にやられる方が多いでしょうか。 今回は、論証を回す時の注意点等について述べたいと思います。 論証を回す目的 論証の優先事項 論証を回す場合の注意点 問題意識を意識する まとめ 論証を回す目的 論証を回すことの目的は、規範を覚えることと、理由づけを覚えることだと思います。 当然、規範を覚えなければ、論文を書くことは難しいです。 特に判例が提示している規範は覚える必要があるでしょう。 また、規範の方向性を覚えるだけでもそれなりの答案にはなりますが、本番で時間を短縮するためにも、できる限り正確に再現できるようにしておきま…
予備試験の現場でどのような思考をすれば良いかを考えておくことは重要です。 答案戦略を練ることが、本番でも冷静に問題を解くポイントだと思います。 今回は、私が実際に行った答案戦略について述べたいと思います。 時間配分 わかる論点とわからない論点 日本語を書く 答案戦略をどのように考えるか まとめ 時間配分 時間を科目で割ると1科目あたり70分なので、70分で区切るようにしていました。 憲法70分→行政70分というような感じですね。 全部の科目に目を通して答案構成をしてから書き始めるという友達もいましたが、最初の科目の内容を忘れてしまい記憶喚起に時間がかかると思い、この方法は採用していませんでした…
司法試験と予備試験の日程が決まりましたね! どうやら例年通りのようです。 http://www.moj.go.jp/content/001328142.pdf http://www.moj.go.jp/content/001328143.pdf 予備試験の最終合格者の発表が令和3年2月8日なので、司法試験まで約3ヶ月です。 意外と時間がありません。 この記事では、予備試験に合格した場合の司法試験への対応について、少し私見を述べたいと思います。 論文試験後についての記事なので、時間がない方は読まずに論文の勉強に集中しましょう。 予備試験後が気になる方は、ざっと読んでいただけると嬉しいです。 選択…
予備試験短答、お疲れ様でした。 先日、合格発表がありましたね。 不合格だった方、ひとまずお疲れさまでした。 すぐに勉強を再開しろとは言いません。しかし、出来る限り早く来年に向けて再出発しましょう。 この記事では、私の経験をもとに、短答では何を意識すれば良いかについて書きたいと思います。 私の点数の変動 ゴールから逆算する 点数 内容 私の従来の勉強法 合格年の勉強法 まとめ 私の点数の変動 私は、予備試験を4回受け、4度目で合格しました。 なぜ合格できたというかときかれたら、「本気で合格しようと思ったから」と答えます。本気で合格しようとしたのは、4回目だけでした。 合格しようという気持ちは大切…
予備試験の直前は、それぞれ違う勉強方法があると思います。 ですが、迷ってる時間はあまり無いと思います。 そこで、私が行った勉強法、あるいは他に考えられる勉強法を紹介します。 六法への書き込み なぜおすすめなのか 具体的なやり方 優秀答案の読み込み 論証パターンの繰り返し まとめノートの作成 まとめ 六法への書き込み これは、私が司法試験直前に実際に行った勉強法です。自分の頭の整理ができたので、とてもおすすめです。 なぜおすすめなのか 論文式試験で参照できるのは、六法のみです。なので、頭の思考を六法と紐付けることは、本番でとても役に立ちます。 頭の中ですぐに論証等が出てくる方もいるかもしれません…
予備試験短答合格者の方々は、過去問を解いているかと思います。 どのくらいとけば良いかがわからないという方も少なからずいると思います。 そこで、過去問を何年分解くべきか、私見を述べたいと思います。 具体的な予備試験の勉強の仕方は、こちらの記事もご参照ください。 shihouzamurai.hatenablog.com 過去問をなぜ解くか 私が解いた年数 何年分解くべきか 基礎力が不十分な人 基礎力が十分な人 まとめ 過去問をなぜ解くか 前提として、過去問をなぜ解くかということが重要になると思います。 私は、過去問を、本番で出る形式に慣れることを目的として解いていました。 具体的には、何が書かれて…
司法試験や予備試験の勉強法にはさまざまなものがあります。私が導入してよかったと思う勉強方法の一つとして、iPadを活用する方法があります。 iPadの利点は、iPadに必要なものを一元化できる点です。 私が実際にやっていた使用方法と、考えられる使用方法をご紹介します。 私が使用しているもの 過去問研究 短答のまとめ 気になったところ確認ノート 論証ノート まとめ 私が使用しているもの 私は、iPad(無印)第7世代の128GBを使用していました。 【最大1万円OFFクーポン配布中★9月10日なら買いまわり+0の付く日★9月10日がおトク】タブレットPC Apple アップル iPad 10.2…
予備試験模試には本気で取り組むべきです。 模試は、本番を意識して練習する唯一の機会です。 本番と同じマインドで取り組むことで、本番ではどのように行動すれば良いかが見えてきます。 具体的に、どのようなことを意識すれば良いかを解決します。 模試への準備 模試への準備も、本番を意識すべきです。 いざ本番になると、前日にどのような準備をすべきか、1週間前には何をやれば良いか等がわからなくなってしまいます。 すると、本番前にきちんと準備できない可能性があります。本番直前に何をすべきか把握できるようにするためにも、模試に対する準備は、本番同様に行うべきです。 例えば、直前には論証を確認する人が多いのではな…
論文式試験では、1科目あたり、1ページ22行の答案用紙4ページ分(裏表で1枚)配られます。 答案用紙に書く分量は、どのくらいが適切なのでしょうか。 私の場合 目安は3ページ 自分の答案との向き合い方 まとめ 私の場合 私は、1科目あたり、1行30文字ほどで3ページ書きました。 本番では、唯一刑法が4ページ目の最後の方までいきました。しかし、評価はあまり良くなかったです。なので、分量を書いたからといって評価につながるわけではありません。当たり前ですが。なので、分量はあまり気にしなくていいと思います。 もっと大事なのは、中身です(当然ですが)。 ちなみに、A評価をもらった民事訴訟法は、3ページ弱ほ…
論文に向けて 遅くなりましたが、予備試験短答お疲れ様でした。 合格推定の点数を取られた方々、おめでとうございます。 論文まで時間がありません。対策をどんどん進めましょう。 これまで論文対策をしてこなかった方々もいるかと思います。 そんな方々も、十分に合格可能性はあります。 私は予備試験に合格しましたが、短答までは一度も過去問を解いたことがなく、どのような問題が出るかも知りませんでした。 どのような対策をすれば良いか悩んでいる方々の参考になるように、私がやっていた勉強法及びやっておけばよかった勉強法を紹介します。 論文に向けて 論文対策をすべき人 過去問 勉強方法 まとめ 論文対策をすべき人 短…
このブログの目的 このブログでは、司法試験受験生や司法試験予備試験受験生の手助けになるようなことを発信していきたいと思います。 法律に関する内容については既に沢山の教材があるため、本ブログでは、主に勉強方法についての提案をしたいと思っています。 このブログの目的 自己紹介 本ブログの方針 自己紹介 簡単に自己紹介をします。 ・某県立高校出身 ・某予備校で浪人 ・某国立大学法学部出身 体育会に所属していたため、勉強は二の次。2年次から伊藤塾を受講。 勉強時間はあまりなかったものの、なんとか法科大学院に合格。 ・某国立法科大学院出身 初めの頃は授業についていくのがやっと。2年次の成績は中の中。 3…
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