コロナ禍の2020年11月、腹腔鏡下手術で子宮と子宮筋腫を取りました。
40代既婚有職子供無し。自由気ままに生きてます。
術後6か月の診察に行ってきた。 半年なんてあっという間だ。 コロナ禍で思い出に残るようなイベントもなく 日々淡々と過ごしているので余計にそう思う。 診察日と時間は去年の12月の診察の時に決められていた。 10時の予約なので9時40分には着いて待つこと1時間45分。 診察室に呼ばれたのは11時15分だった。 相変わらずロングヘアにお洒落眼鏡の主治医と久方振りの再会。 心の中は「わぁ、せんせ~、お久しぶりです~」のテンションだが 主治医の鉄仮面のようなクールフェイスを見て 聞かれたことだけに短めに回答するという模範的な患者に徹する。 膀胱炎的な症状はないが、頻尿は術前と変わらずということで 血液検…
健康診断で便潜血の検査結果が陽性で、要精検となった。 静脈注射で苦痛なしに大腸内視鏡検査をしてくれるクリニックが 近所にあったので早速予約を入れた。 最短でも1か月以上先の日付だった。 検査日までに一度診察に行かなくてはいけないので 予約日から1週間後に健康診断の結果を携えて行ってきた。 結果を持って行ったのは大正解で 「これコピーさせてくださいね」と言われた。 検査の説明を受けて、前日の食事や薬の飲み方の指導がある。 検査前日は三食普通に食べて良いが繊維の多い野菜や種のあるもの(苺、キウイ、トマトなど) 海藻やこんにゃくもNGだった。 色々調べて、朝はパンとヨーグルト、昼は餅とコンソメスープ…
加入している健保から入金が2件あった。 一つ目は傷病手当金。 仕事を休んだ11月19~27日(9日間)の請求期間に対して 11月22~27日(6日間)が支給対象になり、 通勤手当を日割り計算した分を減額して支給されているそう。 計算の根拠が正直よくわからないけど、とりあえず32,106円が 健保から直接、指定した口座に入金された。 そして、2つ目は一時負担還元金。 これは2万円を超えた医療費に対して支払われる健保独自の給付金だ。 差額ベッド代や食事代には適用されないけど、有難い給付だ。 これが66,100円。 しかしなぜかこちらは会社の給付金専用口座に入金され、 私の口座に入金する手数料440…
退院してちょうど3か月。 入院・手術という鮮烈な体験をして「一生忘れられないわ」くらいに思ってたのに あっさりと記憶が抜け落ちつつある。 術後の体はとても快調で、風呂上がりに手術跡に軟膏を塗るとき以外は 手術したことを意識することは無い。 2月初旬に会社の健康診断(内容としては人間ドック)があったのだが オプションで子宮頸がん検診を付けなくていいんだ、とか 手術歴に初めて記入をしてみたりとこれまでと違うことは多々あったけど。 バリウムが苦手なので、胃の検査は追加料金を払って胃カメラにした。 11月末に腹に穴をあけてんのに、胃カメラ突っ込んでもいいのか?って 一瞬思ったけど、ま、臓器が違うし大丈…
私は病院に通うのも入院するのも コロナ禍になってからの経験しか無い。 過去にお見舞いに行ったことはあるがここ数年は病院から遠ざかっていた。 記憶ではわりとオープンで、 診療科と病室がわかっていたら誰でも入って行けたと思う。 はるか昔には、病室の入り口に患者の名前の書いた札もあって 入る前に名前を確認した覚えがある。 個人情報なんて概念がなかったころの話だけど。 私が入院した病院では2020年の3月から原則面会禁止になっていた。 面会できるのは下記の条件をクリアした人だけだ。 面会条件:病状説明や容態悪化、手術などにより医師や看護師から連絡があった場合のみ 面会者:ご家族またはご親族のみ 人数:…
人生初の入院を経験してあっという間に6週間が過ぎた。 もうすでに手術したのを忘れるくらいの感じで生活している。 手術の跡も糸はすべて取れて、軟膏のおかげでだいぶきれいになってきた。 アラフィフの回復力もまだまだ捨てたもんじゃない。 退院時に一番気になっていた排尿問題は、 徐々にだけど良くなってきていると思う。 朝までトイレに行かずに眠れる日が増えてきたし 仕事に行ってる日は、トイレに行く回数もかなり減った。 引き続きお尻の穴をキュッと締めていこう。 **** 保険金還付額はしっかり書いたのに 入院費用がいくらだったのか書くのをすっかり忘れていた。 限度額適用認定証を提出していたので92,599…
術後一か月の診察に行ってきた。 9時30分の予約だけど、呼ばれたのは10時。 パソコンの画面上で手術で取ったモノを見せてもらう。 子宮と子宮筋腫は、ざくっと刻まれたものが寄せ集められて塊になっていて 卵管には半透明の風船みたいな球体がくっついていた。 自分のお腹に入っていたものなので不思議と気持ち悪さはなく しげしげと見入ってしまった。 画像には650gと書かれていた。 手術前と比べて体重が1㎏以上減ったので 1㎏前後かなと思っていたから意外だった。 手術と共にいらないものが出てってくれたんだろう。 術部の痛みなどはないこと、 排尿は出来ているけど、一週間前位まで排尿時にツーンとする感じがあっ…
術後3週間、体の動きはほぼ手術前の感覚になっているが しゃがんでお腹に力が入る作業をすると「おうっ…」となる。 会社で、文房具が入っているキャビネットから、 最下層にあるフラットファイルを取るときに 横着して上に積んでるものを一旦よけずに引き抜こうとした時とか。 この動作がこんなに腹の傷に負担になるなんて思わなかった。 なので、まだ風呂掃除は旦那にやってもらっている。 しゃがまないとできないし、濡れてる床には膝をつけないしね。 できればこのまま一生風呂掃除は免除されて生きていきたい。 術部2か所は術後3日目にテープを剥がさされてからむき出しだけど 右下の切り傷の方は、ちょっと赤みを帯びてて一か…
昨日から通勤を再開した。 職場のある駅は乗降客がとても多いので、降りる時は緊張したけど 人の流れにうまく乗れて誰かにぶつかることもなく降りられた。 コロナ禍で良かったことがあるとすれば 電車の込み具合がましになって 朝、最寄駅から必ず座って行けるようになったことだ。 帰りも、運が良ければ職場のある駅から座ることが出来る。 電車で立っていると、どうしてもお腹に力が入ってしまうので 今の私にはとても有難い。 職場では、同じ部署の人にしか休むことを伝えてなかったので 「あら、なんか久しぶり?」なんて声をかけられる。 コロナ対応で、在宅勤務率が上がっているから 休んでいることが目立たなくて良かった。 …
昨日から、在宅で勤務をしている。 退院説明には、事務職は退院後一週間で勤務再開可能と書いてあったが 在宅なので通勤の負担がないから大丈夫だろうと前倒しをした。 月末月初に絶対にやらないといけない仕事があるので 「責任もって私がやり終えます」という職場に対してのアピールの意味もある。 出来ればずっと職場に行くことなく在宅勤務にしたいが、 未だ昭和の価値観が根強い会社なので在宅は週一が限度だ。 電話・来客応対も大事な仕事なので仕方がない。 ところで、11月27日にそれぞれ発送とオンライン申請をした保険会社2社から もう入金があった。 どちらも銀行からの入金連絡で知ったもので 保険会社からは何の連絡…
ベッドに入ってから朝起きるまでに3回もトイレに行った。 手術前よりも頻尿がひどくなっている気がする。 今は膀胱の修復期間と思って、焦らず自分の体と付き合っていこう。 今日は特に予定もないので、 旦那に食料品の買い出しに連れて行ってもらい お昼もテイクアウトで済ませる。 やっぱり飲食の場はコロナ罹患のリスクが一番高そうなので なるべく機会を減らそうかなと。 外食大好きなので寂しいけど。 車に乗る時はシートベルトが術部に直撃するのが怖いので クッションをお腹にあててからシートベルトをしている。 こういうことも経験しないとわからないことだ。 退院の時は、お腹に当たらないようにシートベルトを握りしめて…
仕事を休むのは今日までなので、保険の手続きを終わらせる。 A社は事前に書類を取り寄せていたのでそれに記入し、 B社はオンラインで申請を行う。 どちらも診断書を書いてもらう必要がないのを事前に調べていたので、 病院の明細書のコピーやら画像の添付で完了。 家のプリンターをコピー・スキャン機能付きのにしておいて ほんとに良かったと思う。コンビニまでわざわざ行くのは今の体では辛い。 午前中に頑張りすぎたのか、昼ご飯を食べたあたりからまた頭痛がする。 でも、親が柚子を送ってくれていて はやく使わないと悪くなるから柚子ジャムを作る。 作り終わったら頭痛がさらにひどくなり葛根湯を飲んでベッドで本格的に寝る。…
朝、出勤する旦那を見送ることなくベッドで過ごす。 家の布団とベッドは落ち着くけど、手摺がないから寝返りを打つ時と 起き上がるときに注意が必要。 お腹に力を入れないように過ごすのは意外と大変だ。 午前中は色んな片付けをして過ごす。 両親はGoToトラベルを利用して来ていたので クーポンを使うために最寄り駅にランチを食べに行く。 通勤で使う駅なので、どのくらい時間がかかるか把握するために 普段通りの道を歩いて行ってみる。 手術前は15分の道のりが、今回は30分かかった。 ほんとにゆっくりとしか歩けないし、途中で一回休憩しようかと思った。 ランチは、両親も好きな中華料理店に行ったのだが、 12時過ぎ…
爆睡ってわけにはいかなかったけど、爽やかに目覚める。 片づけられるものはスーツケースにしまって行く。 朝御飯はペロッと完食。 上げ膳据え膳もこれで最後と思うと名残惜しいくらい。 主治医が挨拶に来てくれて、 「お尻の穴をキュッキュキュッキュしめる」という 有難い言葉を残していった。先生、私、常にお尻の穴に注意を払います! 婦人科の部長で忙しいのに、日曜日以外、毎日一度は来てくれた。 やっぱり顔を見ると一番安心するので、主治医の力は大きいな~。 8時30分には事務の方が、会計の為の書類をもってきてくれる。 9時になったら支払いが出来ます、終わったらお薬と次回の予約票を渡すので ナースコールを押して…
今日は新しい患者さんが2人病室に入ってきた。 4人部屋を3人で利用することになる。 1人は70代くらいのおばあちゃんで、 ちょうど病室に来たタイミングで私がトイレから戻ってきたので 挨拶を交わすことになった。 今までは、同じ病室にいてもみんなカーテンを閉じていて なんとなく患者同士で顔を合わすことがない様に タイミングを計っていたので顔を見ることも挨拶することもなかった。 看護師さんとの会話は聞こえてくるので声の感じでは 30代くらいの人が多かったように思う。 おばあちゃんは、とにかく開けっ広げで カーテンはフルオープンスタイルだった。 心の中ではオープンさんと呼んでいたのだけど 挨拶をして私…
手術の時の看護師さん(若くてとっても可愛らしい)が 術後の経過を聞きに来てくれる。 その時初めて手術の時間が5時間もかかってたことを知る。 そして、手術後は病室に戻ってきてからしか記憶がないけど 手術室で麻酔から覚めてるんですよねと聞いたら 「しっかりお返事されてましたよ」と。 「全く覚えてないです」と言ったら「みんなそうですよ」と笑顔。 次は薬剤師さんが来て入院中に処方されていた漢方薬(大建中湯)の 説明に来てくれる。 お腹に力を入れなくても排便できるようにと 主治医が処方してくれてたのだけど これがほんとに体に合って、すごく良かったので 退院後の分も処方してくれるように頼んでいたのだ。 大…
23日に尿管を外して何より気がかりだったのは またおしっこが自力で出せなくなったらどうしよう、だった。 看護師さんからは溜め過ぎず、かと言ってトイレに行き過ぎずという とても難しいアドバイスをもらっていた。 尿管を外してから2時間後くらいに 尿意を感じたのでトイレに行ったら 普通におしっこが出た、泣きそうだった、嬉しくて。 おしっこでこんなに感動する日が来るなんて。 看護師さんに報告したら 量が少ないので(90ml)残尿量を測るのは次にしましょうと。 次回、150mlの尿量を取れたので、残量測定1回目。 看護師さんは「痛いでしょ」と恐縮しながらカテーテルを付けてくれるのだけど カテーテルで救わ…
点滴がないと動くのが楽になる。 動かし方によっては刺さるような痛みを感じることもあったので。 朝からベッドの上をきれいに整え、 落ちまくっている髪の毛を拾い集めて捨て、 顔を洗って化粧水で保湿する余裕ができる。 今日からは普通食。 朝御飯はパン。好きなものはペロリと食べられる。 8時ごろ主治医が顔を出してくれる。 尿管は今日外して、定期的におしっこは抜きましょうということに。 入院中、最後の診察を後でしますね~と言われたので 病室を抜けてることが無い様にしたいから 「何時くらいからですかね」と聞いたら「う~ん、午前中かな」と。 そしたら、30分後ぐらいに看護師さんが呼びに来た。 「すぐやないか…
朝起きるたびに、回復しているのを感じる。 点滴と尿管はつけているものの動くのがだいぶスムーズになる。 尿管を付けているのでトイレに行く必要がなく、それはそれで楽。 でも、排尿障害が続くことへの恐怖は消えない。 今日からご飯が全粥になる。 朝御飯はお粥と味噌汁と野菜の炒め物にバナナ一本と牛乳という 病院でしかないだろうな~という組み合わせ。 バナナと牛乳は丸ごと残し、お粥も半分くらい残してしまう。 モンスターさんは朝から「寒くて眠れなかった」だの 「寒くてもう一枚着るから着替えを手伝え」だの 「○○病院に変わりたい」だのわめき倒していた。 でも、私が朝の散歩としてフロアを周回して帰ってきたら 個…
22時の消灯時間を過ぎてから 病室に新しい患者がやってきた。 こんな時間に珍しいなと思っていたら、急な入院だったよう。 この患者さん、声の感じでは60~70代の女性なんだけど 思ったことを言わずにはおれないタイプみたいだった。 看護師さんに不平不満を言い続ける。 「寒い」「痛い」は繰り返し言っていて、 暖房を入れろと言って看護師さんを困らせていた。 (4人部屋なので無理、個室なら可能) 「痛い」は病気のせいではなく 点滴の針が痛いらしく、ず~っと看護師さんを責め続けていた。 「そんなに痛いなら痛み止めを飲みますか」って聞かれると 「飲みません」って突っぱねて 看護師さんも思わず「飲まないんだ」…
6時にようやく点灯し、病院の一日が始まる。 朝御飯は無し。 まだしんどくて携帯を見る気にもなれずボーっとする。 看護師さんがベッドを起こしてみましょうと言って 私の状態を確認しながら角度を付けていく。 60度くらいの角度になっても問題なかったので、「歩いてみましょうか」となる。 立ってもふらつくこともなく、その場で足踏みが出来たので 点滴棒とともにゆっくり歩いてみる。 すんなりと歩けたので、回復しているのを実感する。 主治医の診察があるので看護師さんと歩いて診察室に向かう。 内診台に上がると、尿管を取ってくれる。 膣エコーに触診に「気持ち悪いよ」との言葉とともに お尻からの診察がある。 何をさ…
手術開始時間は8時50分。 6時までは水を飲んでもいいよと言われていたけど、 寝る前に飲んでからは飲水しなかった。 朝御飯も食べられないし手持無沙汰なので 早めに手術着に着替えて弾性ストッキングを履く。 ストッキングは思ったよりきつくなくて心地良いサポート。 8時過ぎに、病棟フロアの診察室に呼ばれる。 内診して、主治医が「今日は頑張りましょう」と声をかけてくれる。 「よろしくお願いします」と頭を下げていったん病室へ。 付き添いがいないので貴重品入れの鍵を看護師さんに預けて封をしてもらう。 そして、手術室へ。 てくてく歩いて向かうと意外と明るくて開放的な手術フロアだった。 3番の部屋に入り、手首…
ついにこの日が来た。 普段通り起きて洗濯とお風呂掃除をしてしまうと、 出発まで気もそぞろで落ち着かない。 荷物も多いし病院まで初めてウーバーを使ってみたら、 微妙に違うところにお迎えの車が来て、でかいスーツケースひきずって走る羽目に。 でも、2000円割引のクーポンがあって、なんとタダで行くことが出来た。 入院用の窓口に行って手続きを済ませて、病棟へ案内される。 設備や病棟のことは事務の方が、 明日の手術についてや今後のスケジュールは担当の看護師さんが説明してくれる。 荷物を整理したりしてたら、お昼の時間になる。 病院食って初めて食べるけど、ちゃんと温かいし味も薄すぎることなく美味しかった。 …
部屋を出て「次は入院ですね、今日は処方箋出てます」と言われ、 主治医の診察は無しで会計に向かった。 えらいあっさりしてるな~と思いつつも、 病院を出てすぐのマツモトキヨシに処方箋を出しに行く。 病院で何の説明もなく、私も全く見ずに処方箋を出してしまったのが悪いんだけど 出された薬を見たら「貧血三点セット(鉄剤・胃薬・ビタミンB)21日分」だった。 薬剤師さんに 「来週入院なんですけど、病院に持ち込んで飲むんですか?」って聞いたら 「病院に確認しますね」って連絡してくれた。 結果、入院当日までってことで9日分になった。 無駄な薬代を払わされるところだったよ、うかうかできんな。 病院でちゃんと処方…
「過去の手術で使ったことはない」と主治医が言っていたが 400mlの自己血貯血をしなくてはいけない。 しっかりご飯を食べて、500ml程度の水分を用意するように言われていたので ちゃんと準備して貯血に臨む。 過去に採血で気分が悪くなったことがあって やばそうなときは採血すらベッドでしてもらう私は若干嫌な予感はありつつも みんな気軽に献血してるし、いけるっしょと気楽に考えるようにしていた。 いつもの診察室ではなく、奥の小部屋に呼ばれると 主治医ではない女医さんと看護師さんが待っていた。 左腕から取ることにしてベッドに横になると 「これをゆっくりニギニギしてくださいね」と 手にすっぽりおさまるしず…
19日に入院を控えて諸々準備をしている。 まずは限度額適用認定証の取寄せ。 私が加入する健康保険組合は、 「申請書を受理した月の1日から有効なものを作成します」 ということなので、11月に入ってすぐに申請を行う。 1日に申請書を発送して、7日には認定証が簡易書留で届いた。なんて速いんだ。 自己負担限度額が57,600円ポッキリの枠になると思いきや 自己負担限度額80,100円+(総医療費-267,000円)×1%の枠になってて驚く。 給与明細を見直したら4~6月だけ所得が多くて、月々の保険額も9月から上がってた。 前月と比較しなかったから気付かなかった。ちゃんと見ないとな。 来年の4~6月は出…
患者支援センターでは、誓約書などの記入書類一式、高額療養費制度の説明、 入院のパンフレットなどを渡されて事務の方から説明を受ける。 入院日の集合場所や時間などを聞くと、 「ほんとに入院するんだな~」っていう実感がわいてくる。 大部屋と個室のどちらにするか聞かれたので、大部屋と即答する。 個室代に一泊13200円かけるなら、元気になってから旅行に使いたい。 入院セット(病衣・タオル)の説明も受けるけど、意外と高いし、 使い勝手があまり良くないのでコインランドリーを使うことに決める。 あと、病院にはWi-Fiがないことも判明する。PC持ち込む場合はテザリングかな。 今、お見舞いは一切できず、荷物の…
診察室に入ると先生に「一人?」と聞かれたので 「はい、一人で聞きます」と私。 「手術の時はどうする?本人さえよければ手術の時も立ち会いなしでもいいよ。 来てもらってもコロナ対策で病棟には入れないしね」 「いいんですか!じゃあ、手術の時も立ち会いなしかもしれません。 旦那の仕事の都合次第になります」 とりあえず、手術の立ち会い問題はクリア。良かった。 そして、図を使って術式の説明。 私の手術名は腹腔鏡下子宮摘出術、両側卵管切除術になった。 卵巣は基本的には両方残すけど、異常があれば取ることもある。 子宮と他の臓器が癒着していたら、その部分を残して切除になることもある。 ここまでは想定内でふんふん…
手術前に麻酔科の受診が必要とのことで、 リュープリンの3回目の日にセッティングをしてくれたのだが予約時間が11時40分。 婦人科の予約は15時。 予約担当さんから「これでも待ち時間が一番短くなるように取ったんです…」 と申し訳なさそうに言われたので、受け入れるのみ。 全身麻酔の説明の時に、怖い話を色々されると先人達のブログで読んでいたので 身構えていたら若くてとっても感じの良い女性医師さんが スラスラ~っと不安がらせることなく説明をしてくれた。 驚いたのは硬膜外麻酔をしないこと。 腹部に局所麻酔薬を注入し、神経ブロックを行うことによって痛みを軽減させるそう。 体につながる管が一つ減るのは嬉しい…
子宮筋腫で入院することを知っているのは限られた人だけだ。 旦那と実親、大事な友達一人、 どうしても話す必要がある仕事関係の人にしか言っていない。 秘密にしておきたい訳ではないけど、 このコロナ禍で、連絡を取り合う機会が減っている中 わざわざ自分から連絡してお知らせする必要はないと思っている。 入院する病院は、コロナ対応の為に基本的に面会禁止で 術前説明や手術時などの立ち合いも家族・親族のみ2名までと決められている。 荷物や洗濯物の受け渡しも病院職員にお願いすることになっている。 いわゆるお見舞いってのは出来ない。 旦那は自分の都合で休みが取れないので、 この状況じゃなかったとしてもお見舞いは無…
リュープリン2回目は14時からの診察予約。 その前に術前検査をするから、13時には来るように言われる。 まず検尿と血液検査。 この病院の看護師さんは誰にあたっても採血の痛みがない。 移動してレントゲン。 ぼーっと立ってると技師さんがサクサク撮影して即終了。 次は心電図。 これも健康診断で受けるのと同じなので寝てたら終わる。 肺活量は初めて測るし、修造的熱血指導を受けた諸先輩方の 話を聞いていたから楽しみだったんだけど 若い女性技師だったからか 淡々と指示されただけだった。 しかも結果が悪くてやり直しもさせられたし。 私は口が小さくて、歯科でも「もうちょっと開けて」と よく怒られるんだけど、 肺…
前回、生理を出す薬を処方され、その夜から飲み始めた。先生の説明では飲み終えてから2~3日で生理が始まるということだった。8月16日には始まるだろうと思っていたのに、何の気配も感じられないまま19日になった。夕方になって、予約票を確認したところ「前日になっても生理が来てない場合は予約の取り直しが必要」の文章が…。しかも、既に予約変更の受付時間が過ぎていた。まずいぞ、と思ったものの「リュープリン初回は生理時に限らない」というブログを読んでいたのでしれっと「生理になりました」って言って打ってもらおうと決めた。そして、翌日の朝トイレに行くと、うっすら血が!生理になってガッツポーズをとったのは初めてかも…
当初13時30分からの予約を提案されたが スケジュール担当さんに頼み込んで 最終の診察予定の15時30分からにしてもらった。 病院通いで遅刻・早退が増えてるので 少しでも勤務時間を長くしたかったのだ。 「診察時間が遅くなればなるほど 待ち時間も長くなりますがそれでもいいですか」と釘を刺されてはいたが 診察室に呼ばれたのは16時30分を過ぎていた。 鉄剤を4週間真面目に飲んだにもかかわらず 前回の血液検査の結果ではまだ貧血だったので 鉄剤を処方される。 そして、手術まで4週間に一回注射を打つのだけど 初回は生理中じゃないといけないと説明される。 (子宮筋腫ブログを読み漁ったおかげで リュープリン…
手術に向けて、スケジュール担当の人が 予定を組んでくれたのだが トップバッターがMRIだった。 「予約が詰まっていて 最短でもこの日になります」と言われると 異議申し立ては一切できずうなずくのみ。 病院初受診の日から10日後の10時30分に MRIを受けることになった。 注意書きには、つけまつげやラメの入ったメイクはNGと 書いてあったが ネイルについては触れてなかったので トップコートだけにしておく。 受付で、金属類を外すことなどの注意点を聞いて 甚平のような上下に着替える。 部屋には静かにBGMが流れていたのだが オルゴールバージョンの「CAN YOU CELEBRATE? 」かかっていた…
レディースクリニックに行った翌日、 心の準備も整わないままバタバタとS病院へと向かう。 下手に時間があくと色々考えすぎてしまうから勢いで行けて良かった。 受付時間は8時30分からだけど、 余裕をもって早めに家を出たら8時過ぎには着いてしまう。 中に入ることが出来たので、患者支援センター受付へと向かう。 紹介状と記入書類を提出してひたすら待つ。 患者支援センターの受付では診察券の発行や予約の確認をする。 そこで分かったのはレディースクリニックでは予約はしてくれてなくて、 外来診療の予約が優先だから診察が何時になるかはわからないという事実。 今日は予約が多い(部長先生の診察日だから?)から 長く待…
鉄剤を飲み続けた2週間の間につらつら考えた。今の状態が何年も続くのはしんどいから筋腫を摘出したい、でも医者がそのままでいいと言っているのに異を唱えていいものか。悩んだがすっきりしたい気持ちが勝った。そして、前回からきっちり2週間後、「先生、筋腫を取りたいんですけど…」と恐る恐る切り出してみた。そしたら先生、満面の笑みで「そう!取ったら楽になるよ~、手術した人みんなそう言ってる」って。なんだ、それなら前回そう言ってよ~、手術はお勧めしない雰囲気だったからダメなのかと思ってたよ。そこからの展開は早くて、「手術するならS病院だね、いつ行く?明日は産婦人科の部長先生の外来診療日だから明日はどう?」とサ…
検査結果が出る2週間の間に、子宮筋腫のブログを読みまくった。 開腹、腹腔鏡、UAEにFUSと治療法も覚えすっかり耳年増。 10cm超えてるから腹腔鏡は厳しいのかな、でも家から一番近い市民病院はほとんどの手術を腹腔鏡でやってて、症例数も多いしここで手術がいいな、診療の時はチャリンコで通えるし。なんて勝手に病院も治療法も決めてた。 そして、ぴったり2週間後に診察に行って「なんて言われるんだろう」ってドキドキしていたら、「悪性ではないね、でも貧血がひどいからまず貧血を治しましょう、鉄剤出すから朝晩飲んでね」という結果だった。 てっきり「摘出ですね。病院を紹介します」って言われるとばかり思っていたので…
家から近く、仕事が終わってから通いやすいという条件で検索して、何件か出てきた中で選んだ決め手は、診療内容のトップが更年期障害治療だったからだ。 ホームページの雰囲気も落ち着いていて、妙齢のご婦人がターゲットって感じなのが良かった。で、実際に行ってみたらその通りだった。居心地良し。 予約制じゃないので行ってみてひたすら待つ。家庭画報とかご婦人向けの雑誌が充実してるので待ち時間も苦にならなかった。 小一時間待って、診察室に呼ばれると穏やかそうな年配の男性医師が座っていました。威圧感はなくて話しやすい雰囲気だったので、お腹に大きな塊があって気になることを伝えました。 まずは見てみましょうということで…
病院嫌いで、めったなことでは医者にかからない私が、婦人科に行く気になったのはあまりに下っ腹が出てきたからだ。 病気よりも見た目の悪さの方が解決に向けての動きが早い。 ほっとけば便秘になるので、腸の動きをよくするセルフマッサージをしていたのだが、その時に臍の下あたりに固い「ブツ」の存在は感じていた。 でもしばらく便秘のせいにしていた。実際、下剤を飲んですっきりするといい感じにお腹もへこんでいたからだ。 しかし、春頃から、出しきってるはずなのに(体重も減っているのに)、お腹が妊婦状態でこれはヤバイと必死で調べました。婦人科のハードルは高いからなるべく内科でなんとかならんかと調べるものの、知れば知る…
10年以上前から婦人科検診のたびに「ありますね~」と言われていた子宮筋腫。 お腹の中でむくむくと存在感を増してきた時に、私がまずしたのはネットで「子宮筋腫」と検索することでした。 症例や術式、医師の解説を一通り目を通した後は、いろんな方の子宮筋腫の手術についてのブログを読みました。 経験した人じゃないと書けない本音の話が何よりも参考になりました。 私はこれから子宮と子宮筋腫を取る予定ですが、これまでとこれからを綴っていけたらと思います。 今、ちょうど「子宮筋腫」と検索してる人と情報共有できる場になれば嬉しいです。
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