120回目「フォロウィング」(クリストファー・ノーラン監督)
クリストファー・ノーランの映画は、『メメント』を最初に観て、「へぇ。けっこう面白いやんけ」と思い、以降も何本か観ているが、どうも最初に観た『メメント』を超える作品はなく、大作になればなるほど、面白さは下降気味で、『インターステラー』とか『テネット』なんかは、世間の評価は高いけど、自分の中では「最後まで観るのが苦痛な映画」に位置していて、最新作『オッペンハイマー』は、「原爆」というシリアスなテーマにノーランお得意の編集遊びが合ってない感じがして、もうちょっと真正面から正々堂々と撮ってくれよと思いつつ、でも、まぁ、見応えはあったよなぁ、くらいの感想で、面白いけど自分の中でずっと残り続けるような映画…
2024/08/28 15:54