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ミーミと愉快な仲間たち https://cats-mi-mi.hatenablog.com/

ミーミの妹分のカンナ。全盲でありながら、若くしてリンパ腫になりました。病気と闘いながらも明るく懸命に生きた記録。

飼い主である私は現役の動物看護師。母と猫たち10匹と暮らしています。

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2020/07/10

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  • 抗ガン剤治療開始

    手術で摘出した腫瘍の検査結果は Bリンパ球性高グレード悪性リンパ腫。 わかってはいたけれど、 最悪の結果を改めて突きつけられ萎えてしまいそうになる。 いや、まだまだ治療はこれからだ。 わたしを見つめてくるカンナは全然諦めていない。 そんな顔をしているように見えた。 手術が終わって、 少しずつ食欲を回復しつつあるように見えたが、状況は一進一退。 気持ち悪そうにして食べられない日もあった。 抗ガン剤までに少しでも体力をつけさせるために、鼻からカテーテルを入れて栄養剤を飲ませた。 カンナを保護したときに酷い風邪をひいていた後遺症で片方の鼻はカテーテルすら入らないほど中が潰れていた。 それでもカンナは…

  • いざ手術

    手術当日。 その後も食事がほとんど食べられずやつれた表情のカンナ。 手術を前にいろんな思いが込み上げる。 なんで末っ子のカンナがリンパ腫になったんだろう。 つい3ヶ月前には病院で輸血猫として活躍するほど元気だったのに。 今までたくさん辛いことに耐えてきたのに、なんでまたカンナなの。 考えてもしかたないけれど、やっぱりなぜ?って考える。 そうこうしているうちに、手術の時間を迎えた。 あれからもほとんど食べられず、鼻から入れたカテーテルで栄養剤をチビチビ入れてはいたものの、4キロあった体重はすでに3.3キロまで落ちていた。 私も助手として手術に参加し、カンナの一部始終を見届けた。 お腹を開けると腸…

  • ベストな治療

    誰だって愛する家族には長生きしてほしいと思う。 でも、それと同時に苦しませたくないって気持ちもある。 治療をすれば長生きできるかもしれない。 でも苦しい思いもするかもしれない。 相反する状況で悩んだ。 悩みに悩んだ末、母と二人でこのまま見守ると決めた。 私の仕事は動物看護師。 動物病院で勤務し、日頃からさまざまな家族をみてきた。 だからこそ、 ガンの治療が苦しいのも知っている。 ガンの治療がお金がかかることも。 私の勤務する病院は 小さな町の動物病院。 ガン治療をする動物もそれほど症例は多くない。 見守ると一旦は決めたが、心は揺らいでいた。 本当にこれがベストな選択なのかどうか。 大学病院で勤…

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