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  • ととのう

    親不知の抜歯→花粉症のコンボで免疫系がいかれていた3月。建設的な行動と思考の意地が叶わず、ひたすらソシャゲをして暮らしていた。こんな体たらくでも、それまでの11ヶ月の貯金で期末のMVPを取れて、自分が執筆した記事が少しだけ脚光を浴びたりもして、舞台に上がることがあった。人の視界に入る機会を重ねると、普段福岡でひとりやさぐれていた心も若干ほぐれ、しゃんとした気持ちになった。本を読みたくなり、身体を鍛えたくなり、発言する意欲が湧く。姿勢を整え、呼吸を意識し、咀嚼を十分に行う。一つ一つの所作を丁寧に行いたくなる。人の生命力を削ぐ最も有効な手段は隔離である、ということを痛切に感じる。ただ、現代はweb…

  • てめえに据えるお灸はねぇ

    本調子とは言えないものの、なんとかそつなく日々を過ごせる最低限の健康状態にはなってきた。そんな矢先の東京出張にいま来ている。社員総会なので致し方ない。しんどいなぁ。今期の振り返りと来期に向けた意識合わせ、一体感の醸成が狙いだと思うが、ここ数年まともに機能したことがなく、実質的な意味のない集まりになっている。そのことが気を塞がせる要因だ。機能をしない、と評価するのは、まともに振り返りができないことに起因する。まずは、会長の鳴物入りで始めた新規事業の大爆死。営業にノルマを課して2年間も販売を続けているのに1000万の売り上げにもなっていない。そもそもマネタイズの設計がほとんどなされていないし、プロ…

  • 2025/3/25

    引き続き体調が悪い。微熱と寒気と咳がなかなか改善されない。免疫系がいかれているのだろうか。今日は給料日だというのに、大して心が踊らなくなってしまった。身体が不自由だと、どうせなににお金を使っても、それを愉しむだけの心のゆとりがない。まあ健康だったとて、自分のために使える額もしれているし、使いたい対象もない。結婚は人生の墓場というが、まず心が死ぬ。喜びを感じなくなり、希望がなくなる。目の前で過ぎてゆく一連の変化をただ傍観するだけなのだ。自分の人生で自分が主人公でなくなる、というのはかなりしんどい。このまま病に蝕まれて朽ちてしまいたい。

  • ブログの更新が止まっているが、生きてはいます。親知らず抜歯による負傷、妻の生理による暴動、花粉症に継続的な微熱、と日常生活を送るのすらままならない日々を過ごしています。ほんと、健康第一、家内安全、ですよ。慢性的な体調不良は創造性と向上心を奪う。日常の些細な出会いから喜びやおかしみを見つけるのが渡世なわけだが、些細なものを些細としか受け止められない。感情が平板になっている。会社で理不尽な目に遭ったり、家庭で冷酷な仕打ちを受けたり、子どもの卒園という親人生の節目に向き合ったりと、さまざまな感情が揺れ動いてしかるべき時期だったのだが、どの出来事も機械的、作業的にこなしてしまったように思う。自分の人生…

  • ラスト・オヤシラズとの戦い

    先週の水曜日に4本目の親不知を抜いてきた。抜いたと言っても、随分と奥深くに埋もれていたものを、3カ所切開の上細切れにして少しずつ除去してもらったため、どちらかというと「粉砕した」に近いかもしれない。約1時間の手術。取り除いた歯は6つくらいの欠片になっていた。道理で手術中、火葬場みたいな匂いがするなぁと思っていたが、自分の歯がカルシウム粉末にされて空気中を漂っていたのだと思う。下顎に麻痺が残るかもしれないといわれめいたが、幸いにしてそのような症状は現れなかった。しかし、術後2日目から顔の左下半身が漫画のように腫れだした。人相が変わるくらい腫れるとむしろ笑えてくる。しかし痛い。今日で術後丸5日経つ…

  • 本当の両面思考とは何か

    先日社内提案した、隣接部署との基盤システム合流プランについて、頓挫したプロセスについて土日の間回想を続けていた。自分の案が採用されなかったことを根に持っているだけではあるが、何か他にうまい手があったかなと将棋の感想戦のごとくネチネチと振り返ってみたところ、最善手を打ててはいたのでもう致し方ない結果だと悟った。ネチネチと振り返って気づいたことがある。もともとは既存のシステムに追加投資するA案が走っていた。そこに私の部署のシステムと統合するB案を持ち込んだ。そしてB案が否決、A案が採用されて、A案の稟議が即日完了した。これって私が対案を持ち込んだことにより結果的にA案が速やかに実行されたのではない…

  • 歴史の分岐点に立ち続けること

    ここ1、2カ月計画を進めていた、隣接部署との基盤システム統合の構想が上層部により否決された。 隣接部署は基盤システムの改善のために予算を計上していたが、既存のシステムをアップデートするのではなく、私の部署で使っているシステムに合流しましょう、という提案だった。隣接部署の既存システムはユーザビリティが著しく悪く、顧客、当社スタッフ双方が無用な手作業を強いられていた。根本的な設計が事業ニーズを満たしていないものを無理やり使っているので、追加投資をしたところで抜本的な改善が見越せないことが明らかだった。そんなものにお金を使うより、より親和性がある仕組みをすでに搭載しており、相乗効果も見込める私の部署…

  • リスクを取る勇気は稀少品

    先月から、自分の隣の部署のサービスと自分の部署のサービスを同一のシステム上で管理しよう、という社内調整を延々と続けている。隣の部署のサービスは運用を始めてかれこれ8年経つのだが、4年前に劣悪な課長がメンバーの意見もろくに聞かずに基幹システムを切り替えた、という事件があった。以来、その部署のメンバーは、使いにくいシステムをなんとかやりくりしながら、以前よりも非効率で不毛な業務に苦しめられていた。簡単に言うと、システムなはずなのに、サービスの運用上必要な業務がシステム上で網羅されておらず、手作業やエクセル管理などで補完しなければならない箇所が多すぎるのだ。そして、直感的に使いにくく、ヒューマンエラ…

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