イタリア在住のヴァイオリン奏者です。 主に音楽やヴァイオリンの知識など、自分の体験談をブログにしています
音楽をするのに少なくともクラシックの世界だと楽譜を読める事が大前提です。 また、音楽に関する知識や決まり事を知る事は演奏にも役に立つといいます。 ソルフェージュや音楽理論が出来る事と演奏能力の関係はどうなのでしょうか。
私自身、そこまで沢山コンクールを受けてきたタイプではないのですが、その中でも思い出深いコンクールの話の一つを紹介します。 3年ほど前に受けたリピツァー国際音楽コンクールは、準備期間からコンクールを通して様々な事を学べたという意味や今後の成長の為にも良い経験が出来たと思っています。
これまで私が出演した演奏会の話をしていきます。 今回は主にイタリアに移住して1年目にあったソロと室内楽の活動を中心に紹介します。 出来たらオーケストラの話も含めてシリーズ化していければと思います。
去年の夏に私は音楽院を終えましたが、終えるまでの3年間は色々と大変でした。 今回は音楽院の実技関係からその他の試験まで簡単に紹介していきます。
私の働いているRAI国立放送交響楽団のメンバーはいい人達ばかりです。 皆仲が良く、面白い人達で、そんな彼らとの面白いエピソードをまとめていきたいと思います。
小さい子のお稽古事には音楽に限らず何かしら親のバックアップが必要です。 そして、大抵の場合親がその習い事を理解し積極的に関わってくる子の方が上達が早い傾向にあります。
今の時代、音楽をやっていて高いレベルを求めていくと大抵の人がコンクールを受けると思います。私自身も決して多くはありませんがコンクールを受けてきました。その中で最も思い出深いコンクールの思い出は全日本学生音楽コンクールです。今回はその当時の話をしていこうと思います。
音楽の学校に通っていれば必ず試験は必須となります。 学校によってそれぞれ試験内容が違い、そこからどの様な教育方針なのかというのが見えてくることもあります。 今回はソロの試験を中心に、私のこれまで通ってきた学校の試験がどんなものだったかご紹介します。
藝大入試に引き続き、イタリア編です。 イタリアで留学生として過ごす間、学校にいくつか通っていた訳ですが、勿論入試やオーディションがあります。 今回は留学の一番最初に受験した音楽院について書いていきます。
スカイプでのオンラインレッスンを始めて約1か月が経ちました。 お陰様で生徒さんが少しではありますが増えてきたのでレッスンの様子や状況を書ける範囲でご紹介します
東京芸術大学奏楽堂内 東京芸術大学は音楽、美術の道を選ぶ人達にとっては憧れの場所かもしれません。 とにかく受験が厳しく、毎年多くの受験生が受けては一握りの人が合格する狭き門です。 もう10年近く前に受験したので記憶が定かでない事や現在の情報と異なる事があると思いますが、私が東京芸大を受験した時の話を書いていきたいと思います。
ヴァイオリンの話をする=テクニックの話が中心になりがちです。 実際、音楽性は個人個人のものであって、正しい正解があるわけではないので結局教える側はテクニックしか教えることが出来ないという先生も多くいます。 音楽性や表現はある意味演奏者のメンタルやどう考えているかという所に関係してくると思います。 では、どの様に普段の練習から意識していけば良いのでしょうか。
レッスンをしていても、私自身が弾く時も音楽的な内容を考えると必ず右手の弓の問題について考えなければなりません。 ヴァイオリンを弾く上で必ず必要な弓の使い方。 ではどの様に考えていけば良いのでしょうか。
ヴァイオリンの左手は音程を取ったりビブラートをかける役割を果たします。 ギターの様にフレットがないので、特に音程をとる事は難しいです。 今回は主に音程についてどのように考えていけば良いか、練習方法等をご紹介していきます。
学校や仕事、他の習い事もしているなかでヴァイオリンをやっている人がほとんどでしょう。音楽を専門として学んでいる、仕事をしている人も同じく日々の練習時間の確保は常に大きな課題です。 それぞれ限られた時間の中でどの様な時間配分で行うかは人それぞれですが、私の普段の練習やレッスンから練習配分等でアドバイスするときに勧める時間の使い方を一部ご紹介していきます。
ヴァイオリンには様々な教本があり、練習曲も多様です。 その中でも初心者から中級レベルの基礎を取り扱いながら36の短い曲から成り立っているカイザーを例に練習法をご紹介します。
私は音楽院やアカデミーで自分の先生の助手をしていました。 つまり同じ門下の子をレッスンしていた訳です。現在もその延長で私の元に時々レッスンに来てくれたりします。 そんな中でレッスンをしていて良くある質問やどの様なレッスンをしたかまとめてみました。
現在どこもかしこもコロナウイルスの話題で、この話題をいつ書くべか迷っていて暫くこの記事を下書きにしたままにしていました。 イタリアでの感染源のロンバルディア州の隣、ピエモンテに住んでいる私の体験の上でコロナの影響でこれまでに起こった事、そして現在の状況について書きたいと思います。
何事にも必ず基礎はつきもので、ヴァイオリンもその例外に漏れず、基礎を学ばなければ良い音は出せません。 ではヴァイオリン弾きはどの様な教本、教材を使って演奏技術を学ぶのでしょうか? 世界中には様々な基礎を学べる本があり、先生のレッスン方針によって勿論使い方も千差万別です。 あくまで私の勉強してきたものですが、ご紹介していきたいと思います。
音楽をする上で様々な所から入る情報は意外と重要です。それはレッスンで教わる情報だけでなく、本や人の演奏、はたまた日常や音楽と関係ない出来事が演奏に影響されたりします。 そんな中で最も手軽でヒントになる情報源と言えば本だと思います。私の読んだ本の中でいくつかおすすめの音楽家向けの本をご紹介したいともいます。
この記事では、私が体験したオーディションの話をまとめています。 私が今働いているRAIのオーディションにどのようにして挑んだか、書類的な話も含めて説明したいと思います。 オーディションのシステム等、イタリア独自のシステムを採用していたり、日本や他の国との違いもあり、もしイタリアのオケを受けたい、興味があるという方の為の参考にもなればと思っています。
トリノという街は決して大きい街ではありませんが、中心地は非常に栄えています。 イタリア全体で言える事ですが、日本と比べて芸術・文化活動が盛んな気がします。演奏会を企画したり演奏家を支援する財団や団体がトリノだけでも数多くあります。 その中でも特に重要で知名度の高いものをご紹介します。 記事内にいくつか団体、財団等のリンクを貼っておりますので、もしトリノに訪れる際には一度チェックしてみてください。
芸大を卒業する年度の夏にイタリアに初めて行った事から私のイタリアに対する関心は高まりました。 イタリアに留学をして、どの様に音楽を学んできたか、イタリアの留学でどの様な可能性があるかをこの記事では書いていきます。
以前の記事で私の経験してきたオーケストラでほんの少しミラノ・スカラ座アカデミーについて触れましたが、今回は少し詳細に書いていきたいと思います。 私が在籍していた時期は2018年と2019年の約二年間です。 その時の出来事などをいくつかご紹介いたします。
私は現在の仕事の大半をオーケストラでの活動に充てています。 オーケストラは様々な人がいて様々な音色の楽器があり、一人で弾くまたは少人数で弾く事とはまた違う世界があります。 オーケストラは音楽教室の子供のための弦楽オケのクラスから始まり様々なオーケストラに参加してきました。 最初からオーケストラがすごく好きだったかと言うと、多分そうでもなかったと思いますが今仕事をしていてやっぱりオケをやっていて良かったと思っています。 今回は主に私がプロオケに関わるまでの事を順を追って書いていきたいと思います。
私は講師を始めて約8年程です。 音大時代からヴァイオリン講師を始め、現在も本業のオーケストラ奏者の傍ら音楽教室やスカイプレッスンで講師をしています。 最初にヴァイオリン講師を始めたのは19歳の時で、音大卒業後イタリアに移住してからもイタリアで音楽教室に所属したりプライベートなどでレッスンをしています。 そんな私の細々とした講師歴の中での体験談を日本での経験とイタリアでの経験の両方を踏まえていくつかご紹介したいと思います。 あくまで私の体験談ですので全ての音楽教室、先生が記事の通りとは限りません。 尚、生徒さんや教室のプライバシーの為に詳細に書けない部分もありますがどうかご了承くださいませ。
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