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准胝院のブログ https://ryona.hatenadiary.jp/

准胝佛母の密教祈願道場「准胝院」のブログです。天台寺門宗教師「亮和」が祈願について語ります。

亮和
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2020/03/31

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  • 未開敷蓮華のさらに前

    『ちょっと箱が大きいので注意してください』 そう宅配業者から言われて受け取ったのは、高さが60~70cm程もある段ボール箱。 昔の私なら「仏像」を注文してこのような大きなサイズの箱は時折、配達されてはいたのだが、最近は仏像は自作するので「はて?何を注文したっけ?」となった。 送り状を見ると『茶碗蓮』と書いてある。 「蓮」の文字は気になったが、「茶碗蓮」という名前に見覚えはない。 「あ、私が頼んだの」 法名が「蓮奈」と「蓮」の文字があるからだろうか?どうやら妻の「蓮奈」が注文していたらしい。 なんと「茶碗蓮」とはつまり茶碗に入った栽培用の蓮のことだった。 「へえ」と私が感心した。 小さな3LDK…

  • 緑と白と黄色の尊格

    今日は少しマニアックな記事。 以前に准胝仏母と混同されるヒンドゥーの女神「ドゥルガー」の異名として「ジャングリー(janguli)」があることを記事にした。 ryona.hatenadiary.jp 日本では「襄虞梨童女(じょうぐりどうじょ)」という天部尊がそれ。 ただ先の考察では、このジャングリーはドゥルガーよりも弁才天に近いということが分かった。 師僧の「襄虞梨童女(じょうぐりどうじょ)七面弁才天と同体という考察も興味深いのでご覧になってください↓ konjichouin.hatenablog.com さて、一度記事にしたことを、なんでまた?と思われると思うが、今回少しチベットに伝承されて…

  • 仏教の下(もと)にある「気づき」とは?

    仏教、禅、瞑想の説明で「気づき」というキーワードをよく聞く。 スピリチャルも、自己啓発でも「気づき」「気づき」と連呼しているので少し辟易しているひともいるかもしれない!? さて、その「気づき」がなぜそんなに皆が皆、連呼するのだろうか? 私なりに少し考えてみた。 「気づく」ことは誰でも日常あると思うのだが、ここでいう「気づき」は普段我々が使う「気づき」とは少し違ったニュアンスを含むように思う。 例えば仏教徒であれば、禅、瞑想に限らず日々のお勤めや修法を行っている時、または神社仏閣を参拝したときでもいいでしょう。そんな「仏教」に関わっている場面で、つまり心が神仏に向かっている時は、無意識という名の…

  • 「土」を起点に生命力を感じる。

    最近、我が家の小さな庭が可愛らしい花々で賑やかだ。 私も妻も元々園芸がすきという訳ではなかったのだが、春に「ミックスフラワー」と題する種のセットを買って、庭に蒔いておいた。 特に何の手入れもしていないのだが、ご覧の通り様々な花々が庭を賑やかに彩ってくれている。 花が咲けば、虫も寄ってくる。 小さな小さな命。花々の彩ともに、殺風景だった小さな庭に生命力を運んでくれるているようで心も上向きになる。 「土」を起点に生命力を感じる。 人間の原初の本能は、どうやらそれを「プラス」のエネルギーとして感じるらしい。 毎朝、庭の花を愛でる。 たったそれだけのことで、人間は心が安らぐということをいまさら実感する…

  • 引き寄せたご縁も、実は元からのご縁

    信者の方々は、日々思い思いの「礼拝」をされていると思う。 信者時代の私がそうであったように、通常の在家勤行要集のお勤め以外に、お気に入りのご尊格ごとに勤行要集を作って拝まれている方もいるように思う。 私の場合は、このブログでも何度か紹介した通り「准胝仏母」「荼枳尼天」「尊星王」「焔摩天」がそうであった。 今にして思うと、当時よく拝んでいたこれらのご尊格が、ご本尊の准胝仏母を筆頭に道場を開いてからもお力を頂けているご尊格になっている。 少し前に師僧の兄弟弟子であられる先生にお話を伺った際に、「ご尊格との縁には2種類あって、元々ご縁があるご尊格と、こちらから拝み倒してご縁を結んでいただけるご尊格が…

  • 信仰する者のオーラ

    先日、会社の仕事で、ある病院で講習会を行ったときのこと。 その病院はキリスト教会の医療事業からスタートしている病院だったので、敷地内には教会があり、私が行った講習会もまさにその教会のホールだった。 受講者は看護師の方だったが、講習会が始まる前に「感謝の祈り」を捧げてからのスタートとなり、その文言の中には「講師の方にも感謝いたします」ともあった。 おそらくこの病院の職員の方々は、ことあるごとにこのような祈りを捧げているに違いない。 仏教徒だから、キリスト教徒だから、という議論は置いておく。 ここで話たいことの本質は「そこ」ではない。 この方たちにしたら「あたりまえ」のことかもしれない。しかし日常…

  • 多羅菩薩さまの祈願札・御影

    先にご案内しました多羅菩薩さまへの「お手紙」祈願の件です。 ryona.hatenadiary.jp 遅くなりましたが発送の準備が整いましたので、ご到着まであと数日お待ちください。 「お手紙」は封を開けずにそのままお返ししますので、願いが叶うまで、もしくは思いが伝わったと実感するまで同封した多羅菩薩さまの御影(以下のような盾に入れてご送付します)をお祀りして、そのに御前にお手紙を置いてご自身でもお祈りいただければと思います。 また、「お手紙」ではなく、多羅菩薩さまの御祈祷をご希望される方もいるようですので入力フォームは少し変更しました。 多羅菩薩に想い(願い)を届ける祈願申し込みフォーム ★ご…

  • 日常の「苦しい事」と独部法の修行

    先日の独部法を伝授された方から、途中報告をいただけたのでご紹介します。 『今朝で6万回念誦となりました。回数が増えるにつれ、准胝仏母様との会話ができるようになってきている気がしており、日々の苦しいこと(といっても小さいことですが)から抜け出せるようにお救い頂いている感じです。7月二週目には10万回になる予定ですが、ここからが信仰の始まりととらえているので、早く10万回…と気持ちははやりますが、日々の気づきを大事にしながら、静かに修行を続けて行きます。』 私が「ああ、これはいいな」と感じたのは「日々の苦しい事」を毎日の修行で准胝様にお話しするという「習慣」です。 「修行中に自身のお願い事をしてい…

  • 信者さまから『准胝独部法 10万遍萬行報告』がありました

    またまた、ブログが滞っており申し訳ございません。 少しづつ、前のペースに戻しておきますので、今しばらく生温かい目で?見守って抱けると幸いです(^^; さて、タイトルにある通り、先月「伝授会」を開催させていただいた准胝独部法ですが、早速「10万遍萬行」のご連絡をいただきました。 まずご報告の内容を以下、掲載いたします(ご本人の許可をいただいています)。 本日、6月10日午後をもって准胝仏母陀羅尼10万遍を満行いたしましたことをご報告いたします。 半分を超えたあたりから、准胝様との親近感を感ずるようになりました。 一方で、念誦時に無性に怒りが湧いたり、悲観的になったりすることがありました。 ですが…

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