南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
【時津港から船で長崎空港へ】キットカット廃止のスカイマーク[2302神戸サンダバ(4)]
長崎市街〜長崎空港でメインのアクセス手段が、空港リムジンバス。大村湾を隔てた世界初の本格的海上空港で、時津港から船が運行されています。西彼杵半島の西海市へのアクセスがメインです。スカイマーク長崎〜神戸便に搭乗、廃止されるキットカットサービスをご紹介します。
【敦賀延伸前の長野アクセス】金沢経由北陸新幹線で京都→長野へ![2312白いにちりん(1)]
東京経由と金沢経由の主に2ルートある、大阪・京都〜長野。特急サンダーバードと北陸新幹線を乗継ぐ、金沢経由ルートを実践してみます。新幹線敦賀延伸後には更に高速化、北陸ルートの利便性が向上すると思われます。ダイヤ改正前の現状、乗継割引を活用してみました。
【しらさぎ+新幹線】名古屋→京都を米原乗継でお得に! まもなく廃止の乗継割引で[2401-2トキエア(9)]
東海道新幹線が便利な名古屋駅〜京都駅。乗継割引で料金を抑えつつ、高速バス・在来線よりも快適性の高い、特急しらさぎ+新幹線の米原駅乗り換えのご紹介です。2024年春のダイヤ改正で乗継割引が廃止され、しらさぎ号は全車指定席になるため、料金的なお得度合いは低くなってしまいます。
【JR公式なのに誰も使わない!?】岡山→三ノ宮の最速ルートがおかし過ぎる!
JRは山陽新幹線のみ停車する新神戸駅。中心部の三宮へは地下鉄乗り換えが必要です。指定席券売機で岡山から三ノ宮を検索すると、折り返し2回の不思議なルートが最速ルートに。新神戸駅で新幹線を折返し乗車、最後には臨時特急かにカニはまかぜ号で締めます。一体どんな経路なのか、実際に乗ってみました。
【国鉄185系特急いしづち】ディーゼル特急で高松〜多度津特急 繁忙期の四国リレー
繁忙期に設定される、高松〜宇多津・多度津の特急。特急いしづち号に2000系・185系・2700系気動車が投入され、全区間電化なのにディーゼル特急が誕生しました。販売されない「ゆうゆうアンパンマンカー」はどのような扱いに?四国特急の並走も必見です。
【意外と高くない!?】サンライズ姫路折返し 往復割引と乗継割引で少しでも安く!
東京から京都へ帰るのに、寝台特急サンライズ瀬戸を利用。大阪駅や三ノ宮駅も通過するため、姫路駅で折り返す必要がありますが、往復割引を活用することで出費をかなり抑えられます。まもなく廃止の乗継割引も合わせて、東京から大阪の下りでも、サンライズの利用はかなり実用的です。
【ちぐはぐ停車パターン】敦賀通過なのに高槻停車!? サンダーバード46号の謎[2401北陸新幹線(7)]
2024年春に敦賀延伸を果たす北陸新幹線。国内最速の敦賀駅を通過する特急サンダーバードも無くなります。今回ご紹介するのは、福井〜京都ノンストップでありながら、新快速と同じく高槻駅にも停車するパターン。停車駅のちぐはぐさが面白い、あと1ヶ月だけのサンダーバードです。
【0系新幹線解体】博多総合車両所で保存されていた新幹線が解体! 作業の現状を見にいく
山陽新幹線の車両基地、博多総合車両所。ここで保存されていた0軽新幹線が、2024年2月13日から解体されました。特徴的な丸い鼻の枠だけ残っている状態、その現状の様子を見に行きます。WIN350や100系グランドひかりグリーン車も残りますが、今後が気になるところです。
【大分に783系】日豊本線でハイパーサルーン復活!臨時特急きらめき291号乗車記
JRグループ最初の新型車両、JR九州783系電車。特急みどり・ハウステンボスで活躍しています。かつて日豊本線にちりんでも走っていました。中津〜博多で臨時特急きらめき291号が設定。8両編成ハイパーサルーンが大分県に復活しました。佐世保線とは違う姿をお届けします。
【旧N'EXが千葉に復活!】空港特急のお下がりE253系 特急マリンきぬがわ乗車記
特急成田エクスプレスとして運行したE253系電車。E259系へ置換えられて長野電鉄に譲渡されたほか、新宿〜鬼怒川温泉・日光の特急きぬがわ号でも改造の上運行しています。京葉線の海浜幕張駅から、臨時特急マリンきぬがわ号を運行。千葉県にE253系が帰ってきました!
特急ひだルートで行く関西→新潟の旅 北アルプスの雪景色[2401-2トキエア(1)]
鉄道だと遠回りになる、大阪〜新潟。10年前は夜行急行きたぐに号が走りましたが、現在は東京経由か北陸新幹線経由が陸路の主流です。今回は高山本線ルート、大阪ひだを使ってみます。冬の飛騨路から北アルプスを眺めつつ、素敵な車窓のもとで新潟駅を目指します。
【あと1ヶ月で廃止】3両の短すぎる北陸特急!おやすみエクスプレス乗車記[2401北陸新幹線(3)]
北陸新幹線敦賀延伸で、特急サンダーバードが無くなる敦賀〜金沢。平日1本運行する、通勤特急おやすみエクスプレスも廃止されます。特急しらさぎ号の681系を使用しており、付属編成の3両編成。全車自由席での運行となっており、北陸本線で異色の特急列車です。
【まさかの代走】キハ40形で花咲線の旅 日本最東端・根室本線を走破!
函館〜根室800kmの旅、北海道横断旧ルートを辿る最終回です。根室本線終着駅の根室駅を目指します。 H100DECMO花咲線ラッピングと、旭川から来て代走中のキハ40を乗継ぎ。まもなく乗れなくなる国鉄車両で、北海道最東端のローカル線を走ります。沿線にはシカだらけ、落石海岸の夕日は壮観です!
【まもなく廃線】根室本線代行バスで狩勝峠越え 北海道最長路線の旅
北海道最長路線の根室本線。2024年春に富良野〜新得が廃止されます。石勝線が開通するまでは、札幌から道東への主要ルートでした。2016年の台風被災で、東鹿越〜しんとくで代行バス輸送が続いています。石炭や木材輸送の専用線が数多く分岐する、貨物列車でも重要な路線でした。
【旧ルートで行く函館→根室】北海道新幹線開通で廃止の函館本線 キハ40と山線の旅
函館駅から根室駅まで北海道横断800kmの旅。函館本線と根室本線だけを経由する、かつての主要幹線です。石勝線や北海道新幹線の開通により旧ルートになり、並行在来線と富良野〜新得は廃止されます。今でもキハ40が走る函館本線と、スキー客でいっぱいのDECMOで函館〜札幌の旅です。
【北海道最長バス】釧路→旭川サンライズ号乗車記 北見経由7時間の旅
釧路から旭川まで、一本で結ぶサンライズ号。北見駅を経由する長距離バスで、北海道で一番長い昼行バスです。阿寒バス・道北バス・北見バスによる共同運行で、全区間7時間50分、300kmの旅になります。雄別鉄道や国鉄相生線の廃線跡から、鉄道が通った過去も無いところを走ります。
【九州最長普通列車】熊本発門司港行き区間快速 4時間15分鹿児島本線の旅[2312いしづち(3)]
熊本駅15:15発の区間快速門司港行き。1日1本運行している、JR九州最長普通列車です。鳥栖駅で後続列車と連結したりと、長距離運行だけでない見どころも沢山。青春18きっぷでもおすすめ、2022年9月のダイヤ改正以降、九州で一番長い普通列車の乗車記です。
【寒ブリ&氷見の日本酒】特急ひだ号で北陸富山へ!ゆったり特急列車の旅
名古屋から富山へJR高山線を走り、一本で富山まで結ぶ特急ひだ号。新型車両HC85系で4時間かけ、特急でゆったり鉄道旅です。高速バスでは味わえない呑み鉄から、富山では氷見の寒ブリと日本酒をいただきます。能登半島地震で観光需要の影響を受けた、北陸へ向かいます。、。
【通行止めの首都高】大雪で高速バスはどうなる?東京〜名古屋エアロキング乗車記
東京の大雪に伴い、首都高速や中央道、新東名高速など高速道路は通行止めになりました。バスタ新宿から出る高速バスも多くが運休に、昼から運行再開になりました。新東名高速道路の通行止め解除で、東京から名古屋のJRバスが走り始め、下道を走る最初の便に乗ります。
【100分遅れ大雪フライト】新千歳から羽田へANAで!引き返し可能性も…
大雪に見舞われた首都圏、羽田空港発着便の一部は欠航していました。札幌から東京の足であるANA新千歳〜羽田便で、大雪のフライトへ。1時間40分遅れでの到着ですが、引き返し可能性もある運航になります。除雪も行われた羽田空港へ、無事たどり着けるのでしょうか?
【広島〜大阪 高速バス】昼行5000円で安く快適に!3列シートの寛ぎ座席[2401広島ひかり(3)]
広島から大阪のJR昼行バス、広島エクスプレス大阪号。山陽新幹線のバリ得ひかり・こだまと並び、安く両都市間を移動できます。夜行バスと同じ3列シート座席で、リクライニングも深く、コンセント付きです。5時間かけて5000円台、リーズナブルで快適な移動になります。
【雑魚寝で6000円!】阪九フェリー神戸→北九州の旅 スタンダード和室乗船記
神戸から新門司(北九州)を結ぶ夜行フェリー、阪九フェリーせっつ。最下等設備で雑魚寝スタイルの、スタンダード和室を利用します。 夜行バスよりも快適で、料金も安く抑えられました。フェリー乗り場へのアクセスやレストラン、瀬戸内海の景色などを解説します。
【芸術の北陸新幹線】新たな玄関口の加賀温泉 新駅舎があまりに美しすぎた![2401大寒波(7)]
山中温泉・片山津温泉・山代温泉へのアクセス駅で、北陸新幹線が来る加賀温泉駅。金沢の茶屋街にも用いられる紅殻格子をシンボルに、赤瓦や九谷焼などの伝統工芸を用いた待合室。金沢の「和」を示したかのような、芸術溢れる新幹線駅です。北陸新幹線延伸区間の中でも、最も派手で美しい駅になりました。
【遂に就航!】トキエア新潟→丘珠(札幌)初日搭乗記 15年ぶりの新航空会社
2024年1月31日、新航空会社「トキエア」が新潟〜札幌で就航しました。新潟空港を本拠地とし、佐渡空港にも就航する計画。地方航空路線とLCCのハイブリッドです。何度も延期をしながらも、遂に就航へこぎつけたTOKI AIR。初日に搭乗しまして、新たな航空の姿をお届けします。
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南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
ゴールデンウィークのUターンラッシュで、渋滞する東名高速道路。大阪〜東京の高速バスに乗車し、その様子を観察します。事故のためJAMJAMライナーが走る新東名経由からルートが変わり、迂回経路へ。約20kmの渋滞を越えて2時間遅れで、バスタ新宿に到着します。
普段は直通列車が走らない、名古屋本線〜三河線。団体列車トヨタヴェルブリッツ号が運行され、金山〜豊田市を直通しました。普段は通らない分岐部を走行し、山線へ。リニア中央新幹線に合わせ、三河線複線化と知立駅高架化により直通特急を走らせる計画もあります。
日本一運行時間が長い列車として知られる、臨時寝台特急サンライズ出雲92号。年に6回ほど設定されており、年々出雲市駅の発車時刻が早まっていました。遂に発車時刻は13時台へ。東京駅まで16時間半に及びます。新型やくも・381系復刻塗装と行き違い、追い抜きも見ることができました。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、乗り換えが必要になった大阪〜金沢と名古屋〜金沢。初めての帰省ラッシュとなる春の大型連休を迎え、敦賀駅での乗り換えが無事に行えるのか注目されていました。在来線特急とつるぎ号でペアの組まれたダイヤ設定。係員さんによる誘導にも注目されます。
新幹線敦賀延伸で、利用者が低迷している特急しらさぎ。東京〜福井のメインルートが北陸新幹線へ変わり、しらさぎの利用者は4割以上減っています。一方でGWの需要は大きいらしく、全車指定席が満席になっているところも。ガラガラの便も多くある中、一体どうなっているのでしょう。
大阪駅、三ノ宮駅で乗降できる、臨時サンライズ出雲92号。普段は乗れない大阪駅から出雲市駅、東京発の下りサンライズの寝台個室で行くこともできます。山陰まで在来線特急一本で結んでくれる、臨時列車。大阪から米子までソロ個室を朝だけで利用してみました。
ダイヤ改正で博多駅19時発へ繰り下げられた、のぞみ64号東京行き。新大阪駅の停車時間短縮によるもので、これを可能にしたのが臨時のぞみ488号でした。最繁忙期の数日間設定され、新大阪始発として設定。東京までの最終列車を分散しています。全車指定席の中、混乱無い運行です。
2024年3月に引退したSL人吉。50系客車をDE10形機関車で牽引し、久大本線で快速ゆふいんが運行されました。SL廃止後初めての、客車一般運行です。D&S列車としての車両デザインはそのまま、蒸気機関車時代と同様の雰囲気を楽しめます。特急ゆふいんより停車駅が少ない快速です。
久大本線のD&S列車として、新たにデビューした特急かんぱちいちろく。水戸岡鋭治さんではなく、鹿児島の建築デザインメーカーIFOOによるデザインです。これまでの観光列車とは異なる車内空間。食事やビュッフェ、初日ならではの駅おもてなしにも注目します。
あいの風とやま鉄道の観光列車、一万三千尺物語。通常は富山〜泊を走りますが、年1回だけえちごトキめき鉄道の糸魚川駅まで運行します。雪月花との相互乗り入れが行われており、今回は富山湾鮨コースで参加しました。立山連峰を見つつ車内で握ったお寿司を頂ける、素敵な列車でした。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、鯖江駅から消えた特急列車。北陸最大級のドームであるサンドーム福井の最寄り駅で、アクセス方法が注目されていました。ハピラインふくいは敦賀〜鯖江・福井〜鯖江ノンストップの臨時快速を運行。新幹線の越前たけふ駅からも、シャトルバスが設定されています。
木曽福島駅のさわやかウォーキング開催に伴い運行された、中津川〜木曽福島の臨時快速。315系電車が運用に就き、中津川以北で初めての営業運行となりました。最新通勤電車が木曽路の奥地を走る最初の機会。列車の案内や停車駅など含め,臨時列車としての様子もお届けします。
西鉄天神大牟田線で、臨時有料座席列車のNライナーが運行開始しました。週末やイベント開催時を中心とした多客時に運行します。300円で必ず座ることができ、かなり空いている状況。混雑する時間帯に快適な帰宅を支えてくれます。近年各都市で見られる有料座席、ライナーとして福岡を走る日常は来るのでしょうか?
富良野線から函館運輸所へ転属した、キハ150形気動車。キハ40引退へ向けた置き換えによるもので、道南いさりび鉄道への譲渡も考えられているのではと予想されます。苗穂編成はラベンダー色へ塗装変更も行われました。キハ40と比較しつつ、車内の様子や乗り鉄の楽しみ方をご紹介します。
2024年コナン映画『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』、舞台は北海道函館市です。観光地として知られる市内が、至るところで描かれています。函館運輸所の戦闘シーンは、鉄道ファンも必見。丸1日掛けて函館市・北斗市の聖地をなるべく多く巡ってきました。
有明海が隔てる熊本〜長崎には、フェリーや高速船が就航しています。鉄道では遠回りが必要な両都市間ですが、有明海をを横断する九商フェリーが最短ルート。島原鉄道と合わせて長崎まで移動し、かなり便利なルートです。新幹線による鉄道ルートと比較してみます。
北陸新幹線敦賀延伸後、大阪・名古屋からも速達性が向上した富山。高速バスの独壇場と化した名古屋〜富山でも、比較的便利になっています。終電では敦賀駅の乗り継ぎ時間が8分で、最短乗換時間に。名古屋から最速2時間35分を記録しており、速達性に貢献しました。
伯備線特急やくもの新型車両273系電車。セミコンパートメントが導入され、フルフラットで足を伸ばせる昼行寝台列車のようです。デビュー初日にグリーン車と2人用・3〜4人用セミコンパートメントに乗車。山陰への旅をより楽しくしてくれる、素敵な車両でした。
武豊線にデビューした315系電車。大垣駅から走っている、武豊・浜松行きの連結運用についても、315系と313系の併結となりました。315系電車が他系列と一緒に始めて走る、最初の例です。LCD案内や肉声放送など、普段の315系とは違った姿を見られます。
播但線・山陰線経由の特急はまかぜ。1日 1往復だけ大阪〜鳥取を結ぶ便が設定されています。2023年春のダイヤ改正で、臨時かにカニはまかぜのダイヤへ変更。明るい時間帯に車窓を楽しみながら、4時間以上の長距離特急に乗車できるようになりました。スーパーはくとにはない楽しみを提供してくれます。
非常に速い気動車特急として名高い、特急スーパーはくと。行き着く先の山陰本線でも高速の特急列車が走っています。それがキハ187系気動車によって運行される、特急スーパーまつかぜ号です。鳥取県と島根県が出資した山陰本線高速化事業により、120km/h運転を実現しています。
特定地方交通線に指定され、多くの路線が廃止された北海道の鉄路。その中で唯一、第三セクターで残されたのが国鉄池北線でした。北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は、道東の池田駅〜北見駅を結ぶ140kmに及ぶ長大路線。廃止から14年後も街の中心に位置する、廃駅の現在を観察します。
かつて上野〜金沢を結んでいた在来線特急はくたか号。北越急行ほくほく線を走る160km/h最速特急へ引き継がれ、北陸新幹線の種別に移りました。GWの臨時列車として、上野行きはくたか582号として復活。富山の次が上越妙高という、普段見られない停車駅も面白いです。
GW最終日、伯備線が大雨により運転を見合わせ、定期寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号が全区間運休に。一方で臨時サンライズ出雲91号の運行日。西出雲への回送も兼ねるため、臨時便のみ運転されました。JR神戸線、伯備線では徐行運転のため、遅れ増大の運行です。
16両編成で運行される東海道新幹線。必ず新大阪〜東京に乗り入れる新幹線のぞみ号は、16両編成と決まります。しかし、ゴールデンウィークの臨時列車では山陽新幹線完結ののぞみ616号が設定。さらに8両編成のみずほ車両が使われる、かなり珍しい運用となりました。
博多駅線路切り替え工事により、一日限りで特急リレーかもめ二日市行きが誕生しました。博多まで一本で繋がっていない西九州新幹線。しかし、長崎駅の新幹線発車標には特急リレーかもめと一体化して博多行きと表示するのが通常です。いつもと違う新幹線や在来線特急の様子をご覧ください。
年に数回運行される臨時サンライズ92号。出雲市から東京行きの寝台特急は運行される日本一長時間走る特急です。これが2023年GWの臨時便より、14時発にダイヤ改正されました。さらに長い間寝台個室の旅を楽しめるようになった理由である、追い越しや行き違いなど運転停車のダイヤをご覧いただきます。
北海道最長路線の根室本線。末端部の花咲線と特急おおぞらが走る区間の、冬景色を堪能します。日本で一番美しい車窓と言っても過言では無く、四季折々異なる良さを持ち、エゾシカの大量発生地です。太平洋沿岸の疾走感とともに、北の大地の自然も感じられます。
883系青いソニックのグリーン車には、パノラマキャビンが設定されています。130km/h運行を行い、国内有数の評定速度を誇る列車。パノラマ車両を売りにする列車では、国内最速の特急です。歴史ある幹線の日豊本線、2時間立ちっぱなしでお楽しみいただきます。
北陸新幹線開業以前は、多く設定されていた和倉温泉行き特急サンダーバード。多くが金沢発着の能登かがり火号に役割を移し、大阪から七尾線へ直通する特急サンダーバードは1日1本だけになりました。非常に長距離を走るサンダーバード、金沢駅が途中駅になる貴重な列車です。
国内有数の酪農地、根釧台地を走っていた標津線。中標津から根室本線まで南北に結ぶ、厚床支線を根室交通のバスでたどります。2023年9月の路線廃止による減便が報道。朝の通学時間帯、高校生の需要も観察しました。廃線跡を歩くフットパスも楽しめる路線です。
釧網本線から酪農が盛んな根釧台地を走ったJR標津線。2025年には標茶〜西春別が廃止予定とされており、廃線代替バスも無くなってしまいます。根室中標津空港があり、鉄道が無くなった後も栄えていることで有名な中標津町へ。その利用状況も共に観察します。
外国人観光客にも人気の観光路線、釧網本線。オホーツク海の流氷も見られ、駅舎にカフェが入居していたりと大きな魅力が詰まっています。釧路から標茶駅で折り返す、リニューアルしたSL冬の湿原号も観察。消火栓からの給水や、後ろ向きでの発車など面白いポイントが沢山です。
西九州新幹線開業後、特急かもめが走らなくなった長崎本線。肥前鹿島駅は新幹線ルートから外れました。鹿島市は特急かささぎの運行を求め、今後23年間は維持されます。地味な列車に思われますが、博多への通勤時間帯の需要を観察。乗車中途中からの利用者も見てみます。
1日限定で設定された臨時のぞみ619号。みずほの列車番号を乗っ取って、福山駅に停車します。新大阪〜博多だけで運行する山陽新幹線完結のぞみ。設定された理由はももクロ春の一大事イベントにあります。4打点チャイムと肉声放送を組み合わせた、昔の新幹線を思わせる車内でした。
2010年に廃線代替バスが撤退した湧網線。佐呂間町中心部から網走へ抜けるバスは、週1水曜日に1往復だけ運行される、ふれあいバス網走線だけです。停留所は病院にだけ設定されており、完全に通院バスと化しています。公共交通機関で走破するのが困難な路線です。
中湧別と網走を結んだ湧網線。1987年の廃止後、網走バスが廃線代替バスを運行していましたが、2010年にこれも廃止。湧別町から佐呂間町を結ぶバスは無くなり、町営バスとふれあいバスを乗り継ぎ間を歩くことになります。史上最長片道切符の旅最大の難関とも言えます。
福知山駅から園部駅を結ぶ西日本JRバス、園福線。国鉄バスを引継いだ路線バスで、当時自動車駅として活躍した桧山駅が大きな魅力です。廃止検討もされており、2022年12月には存続困難と申し出がありました。コミュニティバスなどに転換される可能性がある路線です。