南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
【福井県最初の新幹線駅】芦原温泉駅の内覧会で内部リポートハピラインふくいも
あわら温泉や東尋坊の玄関口で、新幹線駅ができる芦原温泉駅。 これから北陸新幹線の駅も設置されます。東京から福井へ新幹線で行くとき、最初にたどり着く県内の駅。見学会で公開された駅舎内の様子をお届けします。温泉街をイメージした、落ち着きのあるデザインです。
【大雪から復旧】通行止め解除直後の新名神高速 名古屋〜大阪JR高速バス[大寒波(4)]
大雪の影響で通行止めになった、新名神高速・名神高速。東名阪自動車道経由で運行予定だった高速バスですが、通行止めが解除された直後を走ります。休憩SAの変更や、渋滞も発生する名阪移動。JRハイウェイバス大阪線に乗って、鈴鹿山脈を越える様子をお届けします。
【唯一の新幹線単独駅】越前たけふ駅には何がある?内覧会で駅舎見学
2024年の北陸新幹線敦賀沿線で、唯一乗換路線が無い越前たけふ駅。特急サンダーバードが停車する武生駅から離れ、武生IC近くに設置されます。駅舎内が開放される見学会に参加し、越前和紙を中心にした伝統工芸を取り入れた駅舎内へ。通過線がある立派なホームを見学します。
【大雪でも走る!】東海道新幹線を襲う大寒波 現場はどうなっている?
関ヶ原の大雪で、減速して運行する東海道新幹線。東海道山陽新幹線では、30〜40分程度遅れとなりました。速度制限60km/hを受け、米原駅ではスプリンクラーで雪や氷を落とす様子も見ることができました。 大雪の中でも走る東海道新幹線の姿をお届けしま
【新幹線だけで金沢〜京都】サンダバ運休で迂回ルート 大雪遅れの東海道新幹線[2401大寒波(2)]
大雪で全便運休の特急サンダーバード・しらさぎ。金沢〜大阪では北陸新幹線・東海道新幹線による、東京経由の迂回ルートが設定されました。関ヶ原では速度制限がかかり、のぞみ号が60km/h台に。大寒波の中でも走れる新幹線を駆使し、迂回経路を利用してみました。
【大雪の金沢】大阪に行かないサンダーバード 臨時ダイナスターも敦賀へ!
大寒波により大雪に見舞われた北陸地方。特急サンダーバード・しらさぎが終日運休しました。その代替で、日中に臨時特急ダイナスターを運行。1本のみ七尾線の金沢〜七尾で、サンダーバード17号だけが運行です。普段とは違う金沢駅、その様子をお届けします。
【地上37mの巨大新幹線駅】敦賀駅の内部はどうなってる?特急乗換ターミナル駅に潜入
2024年春に敦賀延伸する北陸新幹線。終着駅の敦賀駅では、北陸新幹線と特急サンダーバード・特急しらさぎの上下乗換となります。のりかえ改札を通り、その所要時間を話題に。駅舎は高さ37mに及び、日本一大きな新幹線駅です。福井に誕生する大ターミナル駅、巨大な駅舎の内部を見学します。
【JR七尾線復旧】七尾行きサンダーバード17号復活!能登半島地震から運行再開した特急に乗車
令和6年能登半島地震で被災した、JR七尾線。七尾まで復旧し、特急能登かがり火号の一部と、特急サンダーバードが運行再開しました。大阪から和倉温泉を結ぶ特急も、七尾行きとして復活しました。普段は関西圏で表示されない七尾、放送や発車標など案内に注目します。
【空港のまちに新幹線駅】小松駅の新幹線駅を見学!伝統あふれる新しい駅とは…[2401敦賀(6)]
小松空港がある小松市、2024年春には北陸新幹線の駅が開業します。金沢から1駅で空港も新幹線駅もあり、非常に便利な立地。歌舞伎や九谷焼など伝統溢れるまちで、白山をイメージした新駅舎がオープンしました。見学会で見られた、新幹線駅の内部をご紹介します。
【ホーム1つだけ】全国唯一の新幹線駅誕生!1面2線の福井駅を見学
2024年に敦賀延伸する北陸新幹線、福井県をE7/W7系が走ります。県庁所在地である福井駅は1面2線で、通過線や待避線もありません。日本で一番コンパクトな新幹線駅であり、県庁所在地の新幹線駅で異例の小ささです。駅舎やコンコースに施されたデザインなど、内覧会で公開された様子をご紹介します。
【EL120機関車もミュージックホーン】名鉄築港線の廃車回送を観察 6000系6両編成
名鉄6000系6両の廃車回送が行われ、名鉄築港線ではイベントが開催されました。牽引するEL120形電気機関車はミュージックホーンを鳴らし、東名古屋港駅へ至ります。1次車と4次車で6両編成を作る、非常に珍しい形。クレーンで吊られる最後の姿を拝みます。
【一部できてる東九州新幹線】博多〜大分の最速移動 のぞみ+ソニック乗継ルート
博多〜小倉〜大分の特急ソニック日豊本線ルートで計画される、東九州新幹線。山陽新幹線の重複区間を含み、一部完成している状態です。のぞみ号と最速達便の特急ソニック17号を乗継ぎ、博多〜大分の最短移動です。久大本線・四国新幹線ルートも考えられ、大分を取り巻く新幹線事情の中でも主要なルートになります。
【阪神淡路大震災の迂回】電化で変わった加古川線 廃線レベルのローカル線
1995年1月17日の兵庫県南部地震、阪神・淡路大震災。山陽本線も被災し、それまで加古川線や播但線経由の迂回ルートが使われました。当時は非電化路線だったため、災害時の輸送を担うため電化。速達性向上など利便性が高まり、利用者も増加しています。一方で末端部は1日8本のローカル線、赤字線区で廃止も考えられるところです。
【あの豪華座席が自由席に!】「みずほ」車両の臨時ひかり676号が乗り得すぎた
普段は16両編成のひかり号。山陽・九州新幹線のN700系8両編成が臨時ひかり号に。自由席が1〜5号車なので、4,5号車の2両は豪華座席の自由席になっています。みずほ・さくら号で人気のまるでグリーン席に、自由席特急券で乗れるチャンス。コンサート時運行の広島行きひかり号です。
【陸路最短ルート】福山のぞみで松山〜福岡 四国→九州しまなみライナーが便利!
豊予海峡に橋が架かっていない、九州と四国。松山から博多へ陸路最短ルートは、しまなみ海道を通る経路になります。特急しおかぜ号と、福山駅のぞみ号を繋ぐ高速バス。1日16往復のしまなみライナーで、両都市間の便利な移動をご紹介します。1日4便のJALに対抗します。
【稼働開始】名古屋駅に初めてのQRホームドア登場!工事状況を観察
2021年金山駅に設置された、JR東海在来線初のホームドア。2024年1月11日、名古屋駅6番線ホームでも運用が開始されました。QRコードを使ったドア開閉で、313系,311系に対応して開口部が広いものです。金山駅と同型ですが、工事状況とともにお届けします。
【関西→高松夜行】深夜1時フェリー個室で行く!ジャンボフェリーりつりん2乗船記
深夜1時に神戸を出港し、高松まで結ぶジャンボフェリー。深夜の真っただ中に運航するフェリーですが、関西と四国を結ぶ重要な航路として、多くの方が利用されます。最上級設備となる、シングル個室をご紹介。うどんコーナーや船内の様子、夜景などにも注目していきます。
【四国特急が並走!?】JR四国年末年始の本気!8両うずしお 対面並走を観察
お盆や年末年始の最繁忙期、JR四国の岡山方面の特急が増結されます。これにより高松方面の特急は連結されず、対面乗換方式に。2000系気動車がしまんと号に充当され、うずしお・南風が連結して8両ディーゼルが誕生します。高松〜多度津の特急が設定され、宇多津駅では同時入線も見られました。
【東京→静岡 本当の終電】こだま乗り遅れどうしたら…?延長運転の快速が神すぎる![2312中央線グリーン(6)]
東京から静岡への最終こだま813号。これを逃してしまっても、週末限定で静岡へ帰る方法があります。後続のこだま815号三島行きから、快速静岡行きが接続。これで東京からの終電が30分以上延長している形です。新幹線を乗り過ごした方にとって、救世主とも言える快速延長運転です。
【特殊な停車パターン】「さくら車両」臨時ひかり686号の停車駅が面白すぎた[2312-2401年末年始(9)]
Uターンラッシュの1月2日〜4日、山陽新幹線で臨時ひかり686号が設定されました。8両編成のN700系が充当し、普段停まらない東広島駅に停車しました。さらに速達ひかりとして、特別な停車駅。なぜこのような停車パターンになったのか、理由を探りながらの乗車です。
【臨時新幹線も】札幌→東京乗り継ぎ時刻表 復活したはやて546号
羽田空港航空機事故に伴い、欠航が相次ぐ東京便。Uターンラッシュピークを迎え、新幹線を中心に多くの臨時列車が設定されました。札幌・南千歳〜新函館〜東京の北海道新幹線乗り継ぎダイヤをご紹介。また、新函館北斗駅から終電延長の形で設定された、はやて546の様子もお届けします。滑走路が一部使えなくなり、Uターンラッシュのピークを迎える中、欠航が相次ぎました。 これに伴い、東海道新幹線や東北・北海道新幹線、JR北海道など鉄道各社では、臨時列車を設定しています。 今回ご紹介するのは、札幌駅から東京駅まで特
【Uターンラッシュ】混雑する新大阪駅 のぞみ全車指定でひかり号は?[2312-2401年末年始(7)]
2024年1月3日、年始のUターンラッシュを迎えた新大阪駅です。のぞみ全車指定席に伴い、際立つひかり号自由席の混雑。みどりの窓口や券売機、駅売店の状況を観察します。今後も最繁忙期に導入されるかもしれない、のぞみ全席指定席。GWやお盆の参考にも。
【能登半島地震】深夜1時の上越新幹線で列車ホテル宿泊 運休中の北陸新幹線は?
1月1日に石川県で発生した、令和6年能登半島地震。 北陸・上越新幹線では、長野〜金沢、越後湯沢〜新潟で終日運休となりました。 高崎駅より東京駅まで最後に着く新幹線を利用。 列車ホテルに宿泊しまして、一部運休が続くJR東日本の新幹線の様子を見ました。
【夜通し営業駅】終夜運転と臨時特急で深夜も賑わう!?千葉駅&成田駅を観察
大晦日からお正月にかけ、成田山新勝寺への初詣のため設定される、終夜運転。千葉駅と成田駅は眠らず24時間営業です。犬吠初日の出号や千葉〜成田での臨時快速など行き交う、深夜でも賑やかな駅。209系の休憩用車両も設定される成田線の様子を観察してみました。
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南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
ゴールデンウィークのUターンラッシュで、渋滞する東名高速道路。大阪〜東京の高速バスに乗車し、その様子を観察します。事故のためJAMJAMライナーが走る新東名経由からルートが変わり、迂回経路へ。約20kmの渋滞を越えて2時間遅れで、バスタ新宿に到着します。
普段は直通列車が走らない、名古屋本線〜三河線。団体列車トヨタヴェルブリッツ号が運行され、金山〜豊田市を直通しました。普段は通らない分岐部を走行し、山線へ。リニア中央新幹線に合わせ、三河線複線化と知立駅高架化により直通特急を走らせる計画もあります。
日本一運行時間が長い列車として知られる、臨時寝台特急サンライズ出雲92号。年に6回ほど設定されており、年々出雲市駅の発車時刻が早まっていました。遂に発車時刻は13時台へ。東京駅まで16時間半に及びます。新型やくも・381系復刻塗装と行き違い、追い抜きも見ることができました。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、乗り換えが必要になった大阪〜金沢と名古屋〜金沢。初めての帰省ラッシュとなる春の大型連休を迎え、敦賀駅での乗り換えが無事に行えるのか注目されていました。在来線特急とつるぎ号でペアの組まれたダイヤ設定。係員さんによる誘導にも注目されます。
新幹線敦賀延伸で、利用者が低迷している特急しらさぎ。東京〜福井のメインルートが北陸新幹線へ変わり、しらさぎの利用者は4割以上減っています。一方でGWの需要は大きいらしく、全車指定席が満席になっているところも。ガラガラの便も多くある中、一体どうなっているのでしょう。
大阪駅、三ノ宮駅で乗降できる、臨時サンライズ出雲92号。普段は乗れない大阪駅から出雲市駅、東京発の下りサンライズの寝台個室で行くこともできます。山陰まで在来線特急一本で結んでくれる、臨時列車。大阪から米子までソロ個室を朝だけで利用してみました。
ダイヤ改正で博多駅19時発へ繰り下げられた、のぞみ64号東京行き。新大阪駅の停車時間短縮によるもので、これを可能にしたのが臨時のぞみ488号でした。最繁忙期の数日間設定され、新大阪始発として設定。東京までの最終列車を分散しています。全車指定席の中、混乱無い運行です。
2024年3月に引退したSL人吉。50系客車をDE10形機関車で牽引し、久大本線で快速ゆふいんが運行されました。SL廃止後初めての、客車一般運行です。D&S列車としての車両デザインはそのまま、蒸気機関車時代と同様の雰囲気を楽しめます。特急ゆふいんより停車駅が少ない快速です。
久大本線のD&S列車として、新たにデビューした特急かんぱちいちろく。水戸岡鋭治さんではなく、鹿児島の建築デザインメーカーIFOOによるデザインです。これまでの観光列車とは異なる車内空間。食事やビュッフェ、初日ならではの駅おもてなしにも注目します。
あいの風とやま鉄道の観光列車、一万三千尺物語。通常は富山〜泊を走りますが、年1回だけえちごトキめき鉄道の糸魚川駅まで運行します。雪月花との相互乗り入れが行われており、今回は富山湾鮨コースで参加しました。立山連峰を見つつ車内で握ったお寿司を頂ける、素敵な列車でした。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、鯖江駅から消えた特急列車。北陸最大級のドームであるサンドーム福井の最寄り駅で、アクセス方法が注目されていました。ハピラインふくいは敦賀〜鯖江・福井〜鯖江ノンストップの臨時快速を運行。新幹線の越前たけふ駅からも、シャトルバスが設定されています。
木曽福島駅のさわやかウォーキング開催に伴い運行された、中津川〜木曽福島の臨時快速。315系電車が運用に就き、中津川以北で初めての営業運行となりました。最新通勤電車が木曽路の奥地を走る最初の機会。列車の案内や停車駅など含め,臨時列車としての様子もお届けします。
西鉄天神大牟田線で、臨時有料座席列車のNライナーが運行開始しました。週末やイベント開催時を中心とした多客時に運行します。300円で必ず座ることができ、かなり空いている状況。混雑する時間帯に快適な帰宅を支えてくれます。近年各都市で見られる有料座席、ライナーとして福岡を走る日常は来るのでしょうか?
富良野線から函館運輸所へ転属した、キハ150形気動車。キハ40引退へ向けた置き換えによるもので、道南いさりび鉄道への譲渡も考えられているのではと予想されます。苗穂編成はラベンダー色へ塗装変更も行われました。キハ40と比較しつつ、車内の様子や乗り鉄の楽しみ方をご紹介します。
2024年コナン映画『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』、舞台は北海道函館市です。観光地として知られる市内が、至るところで描かれています。函館運輸所の戦闘シーンは、鉄道ファンも必見。丸1日掛けて函館市・北斗市の聖地をなるべく多く巡ってきました。
有明海が隔てる熊本〜長崎には、フェリーや高速船が就航しています。鉄道では遠回りが必要な両都市間ですが、有明海をを横断する九商フェリーが最短ルート。島原鉄道と合わせて長崎まで移動し、かなり便利なルートです。新幹線による鉄道ルートと比較してみます。
北陸新幹線敦賀延伸後、大阪・名古屋からも速達性が向上した富山。高速バスの独壇場と化した名古屋〜富山でも、比較的便利になっています。終電では敦賀駅の乗り継ぎ時間が8分で、最短乗換時間に。名古屋から最速2時間35分を記録しており、速達性に貢献しました。
伯備線特急やくもの新型車両273系電車。セミコンパートメントが導入され、フルフラットで足を伸ばせる昼行寝台列車のようです。デビュー初日にグリーン車と2人用・3〜4人用セミコンパートメントに乗車。山陰への旅をより楽しくしてくれる、素敵な車両でした。
武豊線にデビューした315系電車。大垣駅から走っている、武豊・浜松行きの連結運用についても、315系と313系の併結となりました。315系電車が他系列と一緒に始めて走る、最初の例です。LCD案内や肉声放送など、普段の315系とは違った姿を見られます。
国内最長距離・最長運行時間を誇る特急列車、にちりんシーガイア。博多〜宮崎空港を5時間48分で走破する、下り列車に全区間乗車します。戦前に建設された歴史ある幹線には魅力が沢山。個室も人気のグリーン車より、飽きること無い日豊本線の車窓をお届けします。
播但線・山陰線経由の特急はまかぜ。1日 1往復だけ大阪〜鳥取を結ぶ便が設定されています。2023年春のダイヤ改正で、臨時かにカニはまかぜのダイヤへ変更。明るい時間帯に車窓を楽しみながら、4時間以上の長距離特急に乗車できるようになりました。スーパーはくとにはない楽しみを提供してくれます。
非常に速い気動車特急として名高い、特急スーパーはくと。行き着く先の山陰本線でも高速の特急列車が走っています。それがキハ187系気動車によって運行される、特急スーパーまつかぜ号です。鳥取県と島根県が出資した山陰本線高速化事業により、120km/h運転を実現しています。
特定地方交通線に指定され、多くの路線が廃止された北海道の鉄路。その中で唯一、第三セクターで残されたのが国鉄池北線でした。北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は、道東の池田駅〜北見駅を結ぶ140kmに及ぶ長大路線。廃止から14年後も街の中心に位置する、廃駅の現在を観察します。
かつて上野〜金沢を結んでいた在来線特急はくたか号。北越急行ほくほく線を走る160km/h最速特急へ引き継がれ、北陸新幹線の種別に移りました。GWの臨時列車として、上野行きはくたか582号として復活。富山の次が上越妙高という、普段見られない停車駅も面白いです。
GW最終日、伯備線が大雨により運転を見合わせ、定期寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号が全区間運休に。一方で臨時サンライズ出雲91号の運行日。西出雲への回送も兼ねるため、臨時便のみ運転されました。JR神戸線、伯備線では徐行運転のため、遅れ増大の運行です。
16両編成で運行される東海道新幹線。必ず新大阪〜東京に乗り入れる新幹線のぞみ号は、16両編成と決まります。しかし、ゴールデンウィークの臨時列車では山陽新幹線完結ののぞみ616号が設定。さらに8両編成のみずほ車両が使われる、かなり珍しい運用となりました。
博多駅線路切り替え工事により、一日限りで特急リレーかもめ二日市行きが誕生しました。博多まで一本で繋がっていない西九州新幹線。しかし、長崎駅の新幹線発車標には特急リレーかもめと一体化して博多行きと表示するのが通常です。いつもと違う新幹線や在来線特急の様子をご覧ください。
年に数回運行される臨時サンライズ92号。出雲市から東京行きの寝台特急は運行される日本一長時間走る特急です。これが2023年GWの臨時便より、14時発にダイヤ改正されました。さらに長い間寝台個室の旅を楽しめるようになった理由である、追い越しや行き違いなど運転停車のダイヤをご覧いただきます。
北海道最長路線の根室本線。末端部の花咲線と特急おおぞらが走る区間の、冬景色を堪能します。日本で一番美しい車窓と言っても過言では無く、四季折々異なる良さを持ち、エゾシカの大量発生地です。太平洋沿岸の疾走感とともに、北の大地の自然も感じられます。
883系青いソニックのグリーン車には、パノラマキャビンが設定されています。130km/h運行を行い、国内有数の評定速度を誇る列車。パノラマ車両を売りにする列車では、国内最速の特急です。歴史ある幹線の日豊本線、2時間立ちっぱなしでお楽しみいただきます。
北陸新幹線開業以前は、多く設定されていた和倉温泉行き特急サンダーバード。多くが金沢発着の能登かがり火号に役割を移し、大阪から七尾線へ直通する特急サンダーバードは1日1本だけになりました。非常に長距離を走るサンダーバード、金沢駅が途中駅になる貴重な列車です。
国内有数の酪農地、根釧台地を走っていた標津線。中標津から根室本線まで南北に結ぶ、厚床支線を根室交通のバスでたどります。2023年9月の路線廃止による減便が報道。朝の通学時間帯、高校生の需要も観察しました。廃線跡を歩くフットパスも楽しめる路線です。
釧網本線から酪農が盛んな根釧台地を走ったJR標津線。2025年には標茶〜西春別が廃止予定とされており、廃線代替バスも無くなってしまいます。根室中標津空港があり、鉄道が無くなった後も栄えていることで有名な中標津町へ。その利用状況も共に観察します。
外国人観光客にも人気の観光路線、釧網本線。オホーツク海の流氷も見られ、駅舎にカフェが入居していたりと大きな魅力が詰まっています。釧路から標茶駅で折り返す、リニューアルしたSL冬の湿原号も観察。消火栓からの給水や、後ろ向きでの発車など面白いポイントが沢山です。
西九州新幹線開業後、特急かもめが走らなくなった長崎本線。肥前鹿島駅は新幹線ルートから外れました。鹿島市は特急かささぎの運行を求め、今後23年間は維持されます。地味な列車に思われますが、博多への通勤時間帯の需要を観察。乗車中途中からの利用者も見てみます。
1日限定で設定された臨時のぞみ619号。みずほの列車番号を乗っ取って、福山駅に停車します。新大阪〜博多だけで運行する山陽新幹線完結のぞみ。設定された理由はももクロ春の一大事イベントにあります。4打点チャイムと肉声放送を組み合わせた、昔の新幹線を思わせる車内でした。
2010年に廃線代替バスが撤退した湧網線。佐呂間町中心部から網走へ抜けるバスは、週1水曜日に1往復だけ運行される、ふれあいバス網走線だけです。停留所は病院にだけ設定されており、完全に通院バスと化しています。公共交通機関で走破するのが困難な路線です。
中湧別と網走を結んだ湧網線。1987年の廃止後、網走バスが廃線代替バスを運行していましたが、2010年にこれも廃止。湧別町から佐呂間町を結ぶバスは無くなり、町営バスとふれあいバスを乗り継ぎ間を歩くことになります。史上最長片道切符の旅最大の難関とも言えます。
福知山駅から園部駅を結ぶ西日本JRバス、園福線。国鉄バスを引継いだ路線バスで、当時自動車駅として活躍した桧山駅が大きな魅力です。廃止検討もされており、2022年12月には存続困難と申し出がありました。コミュニティバスなどに転換される可能性がある路線です。