動物の中でも、特に霊長類、チンパンジーが好きです。動物を中心に取り扱っています。傍ら英語学習をしていますので、英語についても触れていきたいと思います。
英文解釈は論理的整合性が非常に重要です。日本史の出来事の流れも因果関係の把握が重要です。生徒たちに知識の伝達をすることを生業としておりますので感覚で教えることは避けなければなりません。つまり、ありとあらゆる事象を論理的にそして首尾一貫して言語化しなければなりません。こうした中、言語化がいかに重要かをしみじみと感じております。 一方言語化の重要性を認識しているからこそ、言語化できないものには魅力を感じます。例えば絵画、彫刻、音楽などの芸術です。絵画はなぜでしょう、言語化しなくても鑑賞しているだけで状況が内に入ってきます。もちろん主観という色眼鏡を介入して捉えていますので、外部(他人)とは違った解…
定期試験は生徒にとって高温多湿のような存在で忌み嫌われています。理由を聞くと「勉強をしなければならないから」と言います。生徒にとって嫌な勉強を日頃よりもたくさん行わなければならない状況の到来に嫌気をさしているようです。では予告なく桶狭間の戦いのように奇襲をかけられたら生徒の反応はどうなのでしょうか。おそらくセコイです。一騎討ちに慣れている武将が元寇の際にやられた集団戦法を喰らったかのようです。 定期試験という「シン」とのバトル(ff10)の後に来るナギ節(ff10)の平穏な日々を夢見ています。生徒は定期試験期間というビリーズブートキャンプに参加して決戦に備えます。そして決戦中は決戦後のナギ節で…
無限の可能性。未来が明るくなる言葉です。選択肢が目の前にいくつもありどれを選ぼうか迷います。いや、ちょっと待てよ。選択肢が目の前にいくつもあるという状態は有限ではないのか。仮に選択肢が無数あったとしても、存在している以上数に限りがあるのではないか。数に限りがある以上無限の可能性は有限内での選択に落ち着いてしまうのではないか。子供の無限の可能性を潰してはいけないと耳にすることがありますが、この言葉はただ単に現子供の成長速度(学力、身体能力、芸術性)を極限まで速めることが目的で、その目的の邪魔をしないでもらいたいという親の希望や願望ではないでしょうか。無限の可能性という抽象的な言葉を使用することに…
「やられたらやり返す」ことによって均衡を保とうとします。機会の平等です。経済格差はそこまで躍起になって是正をしようとしませんが、平等に隔てなく国民全員に機会を与えることに関してはかなり気にします。給付金にしろ受験の採点、一見平等と捉えることに関して不平等と分かりましたら感情が爆発します。 日本人は機会の平等を壊されたら感情的になり、そしてマイナスを被った分だけの是正を求めるのではなく、そのさらにプラス方面の要求まで認識し始めます。平等を壊されたことによりマイナスになった。そのマイナスをゼロにするのは当たり前で、そのマイナスを生んだ分の補填までよこしなさいといった具合です。確かにこの感覚に違和感…
1930年代から宇宙に向かって無線電波信号を送っていますが、反応がありません。本当に地球外知的生命体は存在しているのでしょうか。「広大な宇宙なのだから人間と同じような地球外知的生命体がいてもおかしくない」「実はすでに地球に存在していて人間として生活し人間を観察している」などの説が立てられています。このような説を長年耳にしているせいか、効用の逓減により「満足度」が下がっています。何か良い説はないのでしょうか。勝手に考えて楽しみたいと思います。 [1つ目]相手にしない すでに地球外知的生命体は我々地球人が発している無線電波信号をキャッチしています。進化論を基にします。地球外知的生命体は、とうの昔に…
ホモ・サピエンスはあらゆる事象に名前を付けています。名前を付けることにより理解が深まり、他の事象との比較が出来てより詳細な研究が進みます。この細分化能力のお陰でよりよい世界が作られているのは間違いありません。 さて、この細分化についてですがどうやらホモ・サピエンス自身にも当てはめてしまっているようです。白人、黒人、黄色人種をはじめ、自国内での地理的細分化によるヒトの区別まで及んでいます。不思議なもので細分化されますと「壁」が出来上がります。その壁は物理的に存在しておりませんのでとても厄介です。 細分化による研究進展への寄与のはずが、区画を認識する手助けとなり、結果としてヒトの分裂を導いてしまい…
勉強を教えていますと、生徒からこの知識は役に立つのかどうかといった類の質問を受けます。勉強から逃げ出したい生徒からの質問が大半ですが、勉強ができる生徒からも受けます。勉強が役に立つかどうかの質問に対しては役に立つと答えます。しかし、勉強から逃げ出したい生徒はそう簡単には引き下がりません。ピンポイントで質問をしてきます。歴史の年号を暗記して何の役に立つのですか、将来使いますか、と切り返してきます。抽象(勉強)から具体(年号)への変換質問は素晴らしいです。生徒自身はこの変換自体に気が付いていないことがしばしばです。こういった質問ができる生徒は定期試験の得点が低くても物事に対しての捉え方が悪くありま…
「なぜ日本語の勉強をするのですか」と生徒から質問を受けました。私は「自分のアイデンティティの確立の一要因となってくれた日本語を勉強するのは至極当然です」と回答致しました。 小学校で英語が必修科目となり、中学生にとっては英検が内申アップの術、高校生に関しては大学入試で英語が出来なければ志望校の合格が難しい状況となっております。英語の重要性がかなり目立っております。こんな状況でしたら日本語よりも英語の勉強をしたくなるのも頷けます。 日本語は全教科の土台となる力、日本語のベースがあって初めて英語の実力が上がるなどは周知の事実ですので、あえて生徒には物事を別の視点で考えてもらいたく思い「アイデンティテ…
学校の先生方の仕事量は膨大で何もかもを押し付けられている風潮があります。子供の成長に関する事柄なのだから拒否がしづらい体裁を理由にどんどん膨張しております。その一方で待遇面は変わらない。世間的には先生だからというより、公務員だからといった視点で見ていて、結果公務員だから仕方がないよねと完結してしまっている状態です。 子供の成長に関して塾も同じ気持ちを持っています。子供の成長のために精を尽くす。勉強を何とか出来るようになってもらいたい一心で休日をなくしている状況です。 さて、私の考えの根底にあるものは「同じ種族」です。同じ種類の生物なのだから一致団結、共に成長すれば良いだけです。お互いに扇動、補…
大学入試のための英語を教えていて感じていることは、文章解釈も重要ですが、何よりも知識(教養)の吸収が必要だということです。第1段階は英単語暗記や文章解釈。第2段階は文構造解釈。第3段階は知識(教養)の吸収。この第3段階にどれだけ生徒に貢献できるかが講師の務めでもあります。 第1段階と第2段階は勉強という感じがしますので生徒自身が達成感を味わえます。しかし、第3段階の知識吸収は、範囲が広すぎて英文読解に役に立つのか、役に立たないのかが分かりづらく重要視しにくい分野でもあります。確かに内容がたわいのない会話、誰かの日記などはその内容の吸収が必要ではないと思いますが、経済、政治、生物、工学などがトピ…
生命が誕生して以来進化論的に時が流れております。その進化論的な時間の流れを感じることは現生命体には至極難しいことです。否、不可能なことかもしれません。つまり、現生命体の感覚知の幅は有限であり枠組みの外へと自身を移すことは夢物語と言えます。たとえ外の世界に身を置けたとしても、有限内で構築された生命体の構造ではその世界を感じることは出来ないでしょう。 進化論的な時間軸は本当に存在するのでしょうか。そもそも時というものは積み重なるのでしょうか。生命体の誕生・死は時間の上に存在するのでしょうか。一見成長が時間の蓄積と捉えることが出来るかもしれませんが、成長とは摂取された物質と体内との相互作用を表すので…
★賛成意見です。 インターネット利用と言いますと、ハッキング、詐欺、アダルトサイト、スパム、ウイルス感染、ゲームの課金トラブル、ダークウェブなど負のイメージが先行してしまいます。よって、そのような先入観から「知識を伴っていない小学生にはインターネット利用の制限は当然だ」という意見が出てきます。確かに大事なお子様を守るためにはそのような「悪」から遠ざけてしまうことが一番の解決策だと感じます。インターネットを「悪」と定義しているということは、インターネットを性悪説という立場で捉え、ルールで縛る必要があるとお考えだと思います。この立場でしたら年齢制限というルールで縛るというのは妥当です。お子様の周囲…
勉強を能動的に捉えるのか受動的に捉えるのかで学力差がますます開いてしまう現状です。ご家族一緒にお子様とテーブルやソファに座りながら一緒に勉強をしていくことが理想ですが、核家族化の進行、共働き世帯の増加を汲み取りますと「理想」を実現しましょうと、ある意味表面的な宣言だけではお子様の学問的問題は解決致しません。しかし、一方の学校の勉強進度は決して待ってはくれません。勉強を疎かにしてしまいますとその未修得の負荷が学年が進むにつれて大きくなります。それはまるで元金が一向に減少しない借金のようです。学問は積み重ね。奇跡的な逆転劇は残念ながら起こりません。勉強を一生懸命しない限り、勉強ができるようには決し…
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