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桑炭会 島根県伝統の炭焼き  https://blog.goo.ne.jp/sohtankai

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。<br>メインテーマは自然環境保全。

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2020/02/16

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  • 桑炭会つうしん No.117

    桑炭会つうしんNo.117

  • 年末恒例の門松立て

    今年は大きな節目のスタートラインに立ったとして記され、記憶されていくことになるのではないかと思う。病気に罹った人を健康な人が詰(なじ)る。病気になった人を我が身も振り返らず治療・お世話している人に敬意を示すことなくばい菌扱いする。雇用を守るために支援制度を作ればそれを悪用するさもしい殻が続出。年始当初から指摘されていたPCR検査能力、円滑な病院支援、防疫強化、特措法の不備修正など政治がすべきことは山積みなのに何が怖いのか国会は早々に店じまい。国民が国家的な危機と感じているのに政治は鈍感・・・・・こんなことを多くの国民が感じていると評論する人がいた。全く同感だ。苦しい一年だったが後ろばかり向かないで来年こそは少しでも明るくなるよう念じつつ恒例の門松立てを行う。手慣れたもので持ち寄った材料を使って飾りつを終えるのに...年末恒例の門松立て

  • 今年最後の山仕事

    雪が終わったと思ったら雨が断続的に降り、構えると急に陽が差したり実に『うざい』天気が続いている。今年、最後の山仕事は過日、伐採し途中になっていた材料の回収と炭木づくりを行った。大雪の予報を受け雪のない内に材料の確保をしておこうと精力的に山行きをしている。昨日もぐづついていた天気、今日はピンポイントの作業日和となったものの朝露で仕事がし難いかと思いきや、なんの支障もなかった。材料の大半は既に炭木サイズにカットされており、それらを人力とキャリアーで運び出す。手入れのない廃田に少し水が溜まりぐずぐずした所をイノシシが出没し余計にぐずぐず、奥の方にはイノシシのオリ、山際にはワイヤーの罠が仕掛けれてある。材料は軽トラ5台分をお持ち帰りになったところで午前のお仕事は終了。午後には始末しきれない枝類を炭小屋まで持ち帰り焼却す...今年最後の山仕事

  • 雪起こし

    窯を籠めた時は既に陽が落ちて真っ暗、空の様子はよく見えないが雲に覆われていて今にも崩れ落ちてきそう。それから数時間するとゴロゴロと雷が鳴りだした。雪起こしと言われる『ぼちぼち雪を降らすぞー』という点からのお告げ。明ければ冷たい雨が降り、霙混じりとなり、霰と判定のつけにくい寒々とした日中になる。今宵は本格的な雪の洗礼を受けるとのことだ。昨年は勘弁してもらっていたが今季は覚悟が要りそう。さて、窯は昨日の続きで目塗りを行う。窯土に灰を混ぜて液状に近いものを焚口、煙突跡に塗り密閉度合いを上げる。次回の炭焼きは新年になってからのこと、どのようなドラマが待っているのか楽しみにしたい。煙突跡の目塗り雪起こし

  • 炭焼き6日目、窯を籠める

    朝5時30分のチェックで214度、これから夕方までに150度近くまで上げることを目標にしているので煙突・通風孔を開放の方向で調整していく。炭木を燃焼させるために通風孔から空気を送り、その燃え具合は煙突を塞ぐことで調節していく。これまで煙突・通風孔ともに塞いできたので今度は温度を上げるため前述の『開放』に向けていくが問題はそのスピードであまりにも急上昇でもゆっくり過ぎてもいい炭にはならない。ここら辺りが炭焼きの肝と言われる部分だろうが桑炭会は120時間近くで仕上げるよう努力している。いつものことながら、私たちの意思と窯の意思は異なるので・・・・・今回は夕方に350度辺りを目標にして細目な調整を繰り返す。心配は前回の最終温度が320度と低めだったので窯に何かの不具合があり温度が上がりにくくなっていることはないかとい...炭焼き6日目、窯を籠める

  • 炭焼き5日目、温度抑え込み

    昨夕から朝一まで温度上昇を抑え込めれば、と期待した通りに125度で推移。何の調節をしないままで9時には160度に上昇は少しペースが速いかと心配したが検討の結果、夕方までに200度を目指すことにする。その後もごく小さな調節をするだけで17時には186度。明日、籠めることになるが最終350度前後までの上昇を予測しながら今晩をどのように過ごすのか小田原評定。明日の5時頃の温度で煙突調整の塩梅を判断することになった。何度、炭焼きをしても条件が異なるためか経過にも紆余曲折が、何処かの出来の悪い政府のように『総合的かつ俯瞰的な判断』が必要になる。どちらが難しいかと言えば炭焼きの方がずっと難しい?いずれにせよ、明日は天王山なり。9時頃17時頃、煙が薄く見える炭焼き5日目、温度抑え込み

  • 炭焼き4日目、温度上昇

    昨日の流れからすれば今朝にかけても大きな変化はないはずだったが朝6時のチェックで92度と予想より10度以上高めに推移している。煙突、通風孔を絞り上昇を抑える調節するも9時、111度と更に煙突の枝を増やす。12時になると119度となり更に煙突の調整。15時、124度となり通風孔を1/10開とかなり絞り込む。17時、128度、煙突の枝も1/10開位にまで調整してありこれで今晩、明晩を越させなければならない。窯内部の温度を下げることはできないので上昇速度の調節により明日の夕方に270度あたりにいてくれればいいのだが。9時ころ17時ころ炭焼き4日目、温度上昇

  • 炭焼き3日目、点火を確認

    本格的な冬天気が来そうとテレビが頻りに予想する。それまでに外仕事はできるだけやっておこうとごそごそ動く。どうもあと1~2日ほどの猶予しかなさそうで、その後は冬将軍もお越しになるかもしれない。雪がちらつき始めてから慌ててスタッドレスに交換、世間の通り相場だが勤めをしている人などは早めに。昔むかしから変わらない。雪が降ると道路が混む。誰もが分かっていることなのに同じことを繰り返している。まるで政府のコロナ対策のように。朝5時30分と早起き鶏よりも早い時間のチェック、昨夕にしっかりと詰め込んだ焚木は燃え尽きてオキが残っていた。煙突とさんだらぽっちの間を枝1本から2本と少し広げ、通風孔の密閉から少しだけ空気を通すように調節。9時に70度になったので点火を促すため、通風孔、煙突ともに全開にし軽く焚木を追加する。2時間後、...炭焼き3日目、点火を確認

  • 炭焼き2日目、窯の温め

    炭を出してから間もない炭焼きのため窯内部は幾分かの残熱があり新たに火を焚き始めると温度上昇の速度は速い。昨年度以前のペースでやっていたら今日の昼頃には点火していたと思われる。通風孔を絞れるだけ絞り煙突はさんだらぼっちで塞いでいるため火力は抑えられ内部温度はゆっくりと上げられる。明日の点火を目標にして、温度の変化は?15時に68度、17時に70度と、これが昼間なら今日は点火の日となる。慌てず騒がず、焚木を追加して『ゆったり』と炭焼きを楽しむことにしよう。9時ころ煙突からでる勢いのいい煙♬カラスと一緒に帰りましょうのころ炭焼き2日目、窯の温め

  • 2回目の窯出しと窯立て

    段々と冬に向かっていくと天気予報。そんな予報の狭間、晴天とまではいかないながら作業するには丁度いい塩梅の天気。まずは仕上がった炭出し作業から開始する。焚口を壊し中を覗くと奥から入口まできれいに仕上がり、普通は焼失してしまう入り口付近の雑木に至るまで黒々とし形も崩れることのない状態で残っている。しかも途中や下部で割れることもない。窯籠めの時の最終温度が322度と低めだったため、その影響で何か不具合でも出てこないかと心配していたが全くの取り越し苦労だった。総出炭量は347Kgだったがもっと多くの量だったような感覚の仕上がりだった。窯籠めから9日間経過しているが窯の中は熱が残っているため作業をしているとうっすらと汗が滲んでくる。尤も、薄手とはいえ上下の雨カッパに長靴・長手袋にマスクの完全防備だから内外で保温状態。午前...2回目の窯出しと窯立て

  • 桑炭会つうしん No.116

    桑炭会つうしんNo.116

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