先日、古い刈払機を猟仲間から頂いてしまいました。軒下に放置してあったため「これ使えないの?」と。数年前にエンジンが掛からなくなり、新しい物を調達したそう。「直せるんなら あげるよ」とのことで頂戴することに。試しにスターターを引いてみると圧縮はあるため、エンジンは焼き付いていない様子。移設犬舎に持ち帰り、スパークすることも確認。ならばダメなところはキャブレターに違いない。「始動を試すこともなかろう」...
昨日は休暇中にも関わらず、出勤せざるを得ない状況に。土曜日の早朝とあって、通勤路沿いの海岸は多くの釣り人が遠投カゴ釣りを楽しんでいました。ルアー釣りの人もチラホラいる感じ。今の狙い目は、ソーダガツオとワカシ(イナダよりも小ぶりなブリの幼魚)、あとはシイラかな。この海は急深なので、海岸からでも回遊魚が釣れてしまうのです。釣果を確認しに行きたいところですが、職場に急がねば。そして職場ではシステムが復旧...
「今日の夕飯はイノシシ肉の焼肉にしてよ」早朝、そう言い残して家内はパートに向かいました。夏季休暇を先取りした私。家内は私が暇だと思っているよう。しかし・・・まだまだヤルことが沢山あるのだよ!でも、焼こう。それにしても、なんという暑さなのか。が、これはイカン・・・エアコンを入れた部屋で、換気扇を回しながら・・・肉を焼く。この様な無駄は許されないのであります。国家のエネルギー的窮状や、世界情勢を考えて...
生後7週間目に入り、さらに活発さを増した子犬たち。もう、囲いの中に納まる段階は完全に過ぎました。よって今日は、それを撤去。トイレも覚えてくれて、私の掃除がだいぶ楽になりました。行動範囲もどんどん広がり・・・脱走しちゃダメ。そこまで広げんでいいい。食事も、ドライドッグフードをメインで食べてくれるようになったため、随分と楽になりました。そんな中、カノが食べた物を吐き戻して、子犬たちに食べさせているのを...
休暇日が半分を過ぎてもなお、様々な作業に追われます。猟期が終わった後、3ヶ月間も毎週のように捕獲業務でバタバタしていたため、家のことが殆ど放ったらかし状態。昨日は風呂場の換気扇のモーターをオーバーホール。そして今日は、バイクのブレーキマスターASSYの交換。ブレーキレバーの作動がスムースに行えなくなってしまったのです。このままでは、またもや車に特攻してしまう。そんなことで、外装は左右の殆どがボロボロと...
今日で生後7週間目に入った三重地犬の子犬たち。順調に成長しています。今はペディグリーの子犬用缶詰とサイエンスダイエットのパピー、そこに人用の粉ミルクをを混ぜて与えています。それを一日3回。また母犬のカノには、同じくサイエンスダイエットのパピーと人用の粉ミルクを混ぜてを与えています。これは一日4回。カノの乳の出が抜群に良いようです。とりあえず今は、高いカロリーと成長期にマッチした栄養バランスが、母子...
昨日は、3回目のワクチン接種に行ってきました。接種会場までは約5km。半径5km以内は自転車で移動する決まりとなっている我が家。外気温が30℃以上で自転車を漕げば、体温が36℃台を超えてしまう可能性がある。ならば娘の新兵器を借りよう。パナソニックの電動アシスト付き自転車でGO!で、これがスゴイ!会場まで汗をかかずに到着。検温すると35℃台で平熱のまま。それにしても・・・スタッフの方々はとても親切で優...
これは勉強と同じかもしれません。成績の芳しくなかった私が言うのもなんですが。「何のために勉強をするのか」この目的意識は、射撃練習においても同じだと実感しています。要は、今風に言いますと「モチベーション」なるものをシッカリと考えておくことが大切なのです。まずは・・・「射撃が上手になりたい」それには弾を何発も撃ち込んで・・・鉄砲の構、引き金を引くタイミング、呼吸の整え方、スイング・リードの感覚を掴む等...
盆休みを分割して、明日から1週間ほど休暇を取ることに。やっと有害・管理捕獲が終わったと思った直後から仕事が忙しくなり、思うように休みが取れず。我が家も実家も、手を付けられなかった作業がテンコ盛り。よし、頑張るぞ!そうそう、あとワクチン接種にも行かないと。今年の初めに家内が新型コロナウイルスに感染して、私は7日間も自宅待機。その間、家内を看病するためにずっと一緒だったため、おそらく私も感染していた事...
少し前のことです。警察から私に電話が掛かってきました。その内容はと言いますと・・・獲物の残滓処理についてと、罠師同士のトラブルについてでした。開口一番に私はこう言います。「なんで私のところへと電話を掛けてきたの?誰に電話番号を聞いたの?」と。なんとも不可解な電話だったのです。電話の向こうの警察官は、口ごもっていました。話を聞いてみると・・・どうやら私の猟車が猟場の農道や林道で頻繁に見かけるとのこと...
さて、子犬たちとの長旅に備えてビッグホーンを万全な状態にしておかなくては。と、キーを捻ると・・・キュキュ、キュ、キュ・・・キュ、カチ、カチ・・・あれま、バッテリー上がり。これでもう3回目。ダメだな。あまりに乗らなさ過ぎたからでしょう。度重なる過放電により、バッテリーがついに逝ってしまいました。考えてみれば、年に数回の射撃練習で西富士射撃場に行く時と・・・たまに実家に荷物を届ける時と・・・三重県の犬...
なんでかな・・・和犬の猟犬の子犬は、どれもこんな感じなのかな。この子たちには「オン・オフ」しかないのです。コーシンの子の場合は、終始、穏やかでした。いつも3頭で仲良く遊んでいたのです。なのにナゼ・・・カノとユキカゼ号の子たちは、あまりに激しく強烈。7頭全頭の気質が全く同じなのも不思議。気の弱い子、逃げる子、尻込みする子、のんびり屋さんの子・・・などは皆無。「攻撃は最大の防御なり」「やられたら倍返し...
飼育しているカメや捕獲したカメが卵を産むことは意外に多いものです。普通の人なら「さて、どうしよう」と悩むはず。ところが、カメマニアの私は一味違うのです。ゆで玉子にして食べることにしています。な~んて言うのはウソ♪カメの種類によって対処は異なります。厄介外来種の場合は元から飼育しませんし、そうでない外来種などの場合は、孵化させても、放流場所を繁殖できない場所に限定。クサガメやミナミイシガメなどが、そ...
今日は私が夕飯を作る番。先々週はシカ肉カレーを作ったから・・・少し趣向を変えて、イノシシ肉カレーでも作るかな。。。「またカレーなの~」なんて家内と娘に言われそうだけど・・・夏といえばカレーなのです。そう言うことに しておきましょう。春夏秋冬、一年中、我が家はジビエ・カレーですから。と、気が付くと狭い台所に色々なモノが・・・左は空き缶だらけ。こう積まないと、中が乾燥しないのです。右の方は・・・猟犬た...
かねてから進めていた猟犬の存続における協力体制の構築。『食料捕獲作戦!』の じゃんさん と、お互いに苦労を重ねていたのです。しかし、私たちの思うようにはいかず。同じ猟芸であることを前提として・・・近親交配による累代弊害を絶対に避けるべく、正常な血筋を繋げるという事は、極めて困難であると痛感していたのは、じゃんさんも同じ。その中で「優秀な猟犬の血筋を存続させることの難しさに打ちのめされていた」と言って...
一斉清掃を行いますので、外に出ましょう♪はい、皆さん、この中へ・・・まずはランカーサイズをキャッチ。この子の名前はジャイアン。その後は全員を次々とキャッチ。『マッチ売りの少女』ならぬ・・・『子犬売りのオッサン』「子犬は いらんかえ~♪ 子犬は いらんかえ~♪」と、声も高らかに。あ~重い♪今日は1匹も売れなかったな。。。で、外の犬舎にリリース。よし、今のうち。タワシでゴシゴシ。水で流した後は、雑巾でキレイ...
狩猟を始めて間もない頃、幼犬期における良い猟犬の選び方を師匠に問うたことがあります。その質問に対して、師匠は笑みを浮かべるだけで、答えてはくれず。そして、こんなことを。「本当に良い犬に出会うのは、宝くじに当たるようなもんだ」と。今になって考えてみれば、私の質問は愚問であったと思う反面・・・良い犬のある程度の目安は、何となく見当がつくようになったため「そのレベルで良かったんだけど・・・」との思いも。...
一見、貧弱に見えるこの壁。カノが授乳の際、またぐことが出来て、且つ、子犬たちが逃げられない絶妙な高さに設定。内側はオーバーハング状態のため、後ろ足を掛けることもままならず。今は鉄壁の防衛線でもあります。。。しかし、いつかは越えられてしまう。ところが・・・これを越えられた順に、猟犬としての機動力の高さが判定できるのです。。。さて、これを越える順番はどうなのか。ちょっと気になります。今日で生後1ヶ月と...
全世界的にウィズコロナに舵を取り始めた事もあり、にわかに仕事が忙しくなってきました。私としては、一刻も早く家に帰りたい心境なのですが。。。でも仕方がない。稼がないと。以前にも新規事業計画の事を書かせて頂きましたが・・・3年以内にそれを始める計画の中で、その障壁となるような出来事があったのです。職場の優秀な若手たちが、大手企業からのヘッドハンティングにより、次々と辞めてしまい、引継ぎ可能な社員が一挙...
以前、東京や福岡で仕事をしている時は電車通勤でした。よって、帰りは毎日にように居酒屋にて先輩たちと寄り道。しかし、その頃は「立ち飲み」なんてスタイルの居酒屋はありませんでした。でも今は、イノシシ肉の焼肉を台所で立って焼きながらの一杯。図らずも「立ち飲み」を楽しんでいます。そんな今日はイノシシ肉の生姜焼き。さすがに、これは「立ち飲み」には合わないかな。座ってジックリと頂きましょう。ところで・・・我が...
出撃じゃ~!この後、総員がプリッ♪と土の上で用を足してくれました。これを覚えてくれると楽なんですけどね。ペットシートは一日に4枚も使用。当初はメッシュ敷きにしてしまおうとも思いましたが、それはヤメ。用足しにおいても、幼犬期からの野性の習慣を呼び起こすことは、後の躾や仕込みに少なからずプラスに働くと考えての事なのですが。実際に、こんなに小さくてもトイレ場をシッカリと認識し、9割ほどのストライク率。大...
生後4週間を過ぎた子犬たち。食う。寝る。遊ぶ。遊んでいる時は「キャン キャン♪」「アン アン♪」と可愛らしく鳴いて・・・と書きたいところですが。実際のところは・・・「グㇽㇽㇽ グㇽㇽㇽ!」「ガウ ガウ!」と常に交戦モードの鳴き声。なので遊ぶというよりはバトル。食う寝るバトる。元気いっぱい♪ 糞尿いっぱい♪がんばれ~♪ もっと、気張れ~♪私は、お掃除オジサンに徹しておりマッスル♪応援ありがとうございます!にほ...
妹家族から息子へと送られた二十歳の祝いの品。「洒落たプレゼントだなぁ」と、私は感謝と共に感心せずにはいられませんでした。以前、私が妹の長男君に贈ったのは祝い金。思い起こしてみれば、味も素っ気もない贈り物でした。それに比べたら・・・この祝い品は息子の一生の友となることでしょう。セイコーのダイバーズウオッチ。なんと素敵な時計なんだろう。これを手にした時の、息子の嬉しそうな顔といったらありませんでした。...
この数日間、両親との連絡が取れず。どちらの携帯電話に掛けてもコールが鳴り続けるだけ。ところが両親からも着信がある。でも全く繋がらない。とりあえず生存はしている様子。やはり高齢者の場合は、固定電話は解約すべきではないように思った次第。以前にも似たような事があり、実家へとスッ飛んで行ったことがあります。その時は二人ともマナーモードのままで、その設定方法が分からず状態。私は心配のあまり、生きた心地がしな...
参院選を前に、我が家に一枚のハガキが届きました。「そう、こうでなくちゃ」と、ホッとした私。このダイレクトメールは、私にとっては希望のハガキ。狩猟の実状に沿った正常化への第一歩となるハガキでもあります。これは私たち猟師だけではなく、農業関係者の方々にとっても同じなはず。また、農家の方々が丹精込めて育てた農作物を頂いている一般消費者においても、重要なことではないかと。更には山の自然や生態系バランスの保...
今日で生後3週間となった子犬たち。徐々に行動範囲が広がってきました。また排泄物も多くなり、カノが処理しきれない様子。よって私が発見しては掃除を。まさしく、カノと私の二人三脚。コーシンの3頭の子の時とは全く違う大変さに、7頭のパワーを感じます。しかし普通のサラリーマンにとって、平日の日中のサポートは無理。ほぼカノに丸投げ状態。カノはだいぶ痩せてしまいました。ところが少し早めの離乳食で、カノに少し余裕...
家内がこんなことを私に言ってきました。「子供にお乳をあげている時は、汗だくになったわよ」と。赤ちゃんは体温が高い上に密着しているため、尚更に自分の体温が上がってしまったと。なるほど、母犬カノも同じような状況に陥っているはず。実際にカノの授乳後の息遣いは苦しそうでもあります。それに伴い、授乳時間や回数も減ったよう。子犬たちが鳴くようになったのです。体重増加率も下がり出します。これは由々しき事態。とこ...
今日は待ちに待ったアルミコンテナ設置の日。敷地内の地ならし作業を行いながら運搬トラックの到着を待ちます。と、時間ピッタリにトラックのエンジン音が。むむ、さすがは社っちょさん。デキる男は違います。お互いに挨拶を交わして、早速、作業開始。運搬担当のお兄さんもテキパキと。やはりプロは違います。あっと言う間にアルミコンテナを吊り上げて・・・指定した場所へと下ろします。あとは水準器で確かめながら、油圧ジャッ...
これは、こちらの地域での話になります。実際には、猟場面積の割に狩猟者の多い地域では、同じような状況だと思われますが。伊豆半島やその周辺の地域では、大物猟を行う以上、猟場の縄張りを持つことは大切です。この事は既に何度も書いていますが、中には、それを考えていない人が時折見られるようで、各猟友会支部の会長さん方が頭を抱えています。また多くの新人ハンター方が、縄張りの大切さを考えていない状態で狩猟を始めよ...
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先日、古い刈払機を猟仲間から頂いてしまいました。軒下に放置してあったため「これ使えないの?」と。数年前にエンジンが掛からなくなり、新しい物を調達したそう。「直せるんなら あげるよ」とのことで頂戴することに。試しにスターターを引いてみると圧縮はあるため、エンジンは焼き付いていない様子。移設犬舎に持ち帰り、スパークすることも確認。ならばダメなところはキャブレターに違いない。「始動を試すこともなかろう」...
猪や鹿の肉を美味しくいただくには様々な配慮が求められます。また捕獲時の状態に応じた処理、その後の解体作業における注意点や技術など含めて一定の考察力も必要です。残念ながら、これらを理解して実践できている者は ごく一部に限られると感じています。仕留めることと同等に解体も大切なのに。とにかく狩猟者である以上は、獲るだけでなく、その肉を全力で美味しく食べることにも拘って貰いたいものです。見ていると、射術向...
もう3日も断続的に大雨が降っている。近頃は予報で「線状降水帯」と耳にすると、まずは通勤手段を考えてしまいます。とにかく至る所で冠水が発生するため悩むのです。その点ではベトナム仕込みのディオ110は意外と心強い。機動力に優れる上に、20㎝くらいの水深なら走破できる。それにしても心配。また内水氾濫しなければいいのだけれど。おまけに移設犬舎への行き来も大変。それに盛大に泥だらけとなったサカエとホマレが「遊ぼ~...
早朝から元気に駆け回り、それが終わると同時に始まるワンプロ。移設犬舎の訓練区画では早朝と夕方の1日2回 猟犬たちを放ち、力いっぱい運動させています。その間に個々の呼び戻しやコマンドに対する服従等の躾も行い、犬たちが常に私の制御下にあるかを確認。これは安全狩猟の上でも大切だと実感しているため欠かせません。そんな中、訓練区画内の植物に目が留まり凝視。茎がオニヒトデのようにトゲトゲなのです。ネットで調べる...
猟場内に猪と鹿が混在している場合、猟犬は逃げ惑うだけの鹿を追いたがるもの。こんな話をよく耳にしますが、その度に「そんなことはないよ」と実際の状況を説明します。確かに これだけ鹿の生息密度が高ければ、真っ先に鹿を発見して追ってしまうのは仕方のないこと。でも「追ってしまう」と「追いたがる」は別の話で、それを混同してはいけない。勢子が上手く導けば「猟犬は、むしろ猪を追いたがる」と実感しているだけに冒頭の...
今年も子犬の世話でバタバタしていましたが・・・気がつくと、もはや制御不能なほどに激しくなってきた今回の2頭。もうワルワルなんてもんじゃない。生後3ヶ月半の子犬ってこんなに強烈だったかな。お婆ちゃん犬のコーシンが子犬だった頃のことを思い出してみると…確かにワルワルだった。先輩犬のヤマがノイローゼになるほどにコーシンも激しかったのを思い出します。でもヤマは幼いコーシンに揉みくちゃにされても決して怒らなか...
「熱中症になるのは気合いが足らないからだ!気合いだ!気合いだ!」と、いつも声高に言っている私。でも熱中症は気まぐれ。熱中症になりそうな時にならなくて、熱中症にならなさそうな時になったりもする。日中の気温が30℃にもなる初夏の捕獲業務で大汗をかきながら真面目に頑張る勢子の私。でも以前のように熱中症で尾根で倒れて、カラスの餌食になることは無くなりました。。暑さに慣れて、体力もレベルアップしたのでしょう。...
狩猟で酷使している私の猟車。林道での横転や大木への激突などもありました。もはや満身創痍の状態。でも猟車のスズキ キャリイは一生乗り続けるつもです。ところが…猟場の下見中に岩に乗り上げてしまい、下回りを強打したことが原因で面倒なことになってしまいました。フロントのシャフトブーツが破れて、取付金具も変形。そこで、いつもお世話になっている整備工場で直してもらうことに。すると驚きの事実が判明。純正品のシャフ...
この日曜日のニホンジカ管理捕獲は県境の標高の高い奥山。私はこの地域には苦い思い出があるため、長らく猟犬を引いていません。「なんだ、犬を連れて来なかったのか」と言われても、頑なにすっとぼけ続けた8年間。「いや、また皆さんに迷惑をかけちゃうんで」と。鹿の大群を猛追した猟犬たちが隣の県まで行ってしまい…回収したのは日が暮れてから。数十名の隊員たちが その帰りを待っていてくれたのです。そして先輩方が「お疲れ...
一ヶ月ほど前に移設犬舎の訓練区画で捕まえたヒキガエルの亜成体。雌雄の判別をしてみると、メスの特徴が出始めていたため「ヒキ美ちゃん」と命名。観察も兼ねて しばらく飼育してみることにしました。エサやりは専ら自然任せ。古家の玄関灯下に飼育ケージを置くと、勝手に蛾や小さな甲虫がその中へと落ちるため、ヒキ美ちゃんはせっせと舌を伸ばして お食事を。舌の伸ばす際に「ペチッ」と舌の発射音がするのが面白い。射程距離は...
不思議なもので、世の中にはウリ科の食物が大好きな人と全くダメな人が居るようです。考えてみれば、どんな食べ物にも好き嫌いはあるものですが、ウリ科の食物は身近なだけに その違いが目立ちます。我が家でも息子は大のウリ科嫌い。キュウリだけではなく、メロンやスイカもダメ。あの共通したニオイが受け入れられないのだとか。カットしたマスクメロンを前に「いらない」と皿を押し戻す姿の何と気の毒なことよ。その瞬間「待っ...
毎年、猟犬たちの体調や仕上がり具合に応じて出猟や予防接種のタイミング等を調整しています。しかし、ここ3∼4年は豚熱の影響もあって猪狩りの方は休止状態。また勢子役が激減する中で、各猟隊が協力し合っての合同猟が増えため、一銃一狗や少人数での出猟は減る一方。そんな中で一時期は日本犬(三重地犬)のみの飼育に徹して、その中から個々の特性や気質を鑑みて一銃一狗に使う犬と巻狩りに使う犬とに分ける予定でした。しかし...
猟場の事前調査の努力に応えてくれるかのように、遠方からも多くの猟師たちが応援に駆け付けてくれた昨日のニホンジカ管理捕獲。まさに鉄壁の布陣と言えます。隣山への逃走ルートを塞ぎ、前進守備の中タツには凄腕猟師たちを配置。その布陣はまるで大阪の陣の真田丸が如く。全員が赤備えで気合いもバッチリ。いや、オレンジ備えか…そして尾根上には全国大会上位者のライフルマンたち。つまり極めて優秀な狙撃兵を見通しの良い場所...
巻狩りにおいて、囲み役や その配置場所を「タツ」「マチ」「タツマ」などと呼びます。また、これらタツの目安となるのが「通り」「ウツ」と呼んでいる獲物の通り道。山から山への日常的な移動に使う通りや、水を飲みに行くためにだけ使う通り等々。一般的には日常的な移動の通りを逃走ルートとするため、その見極めは大切です。そんなタツの場所が決まったら、次に考えることはタツ役同士で撃ち合わないための位置取りやバックス...
まずは玉ネギとニンジンを炒めて、先に煮込みを開始。主役の猪肉は、塊のまま表面を軽く焼いて肉汁の流出をストップ。塊肉のまま鍋に投入します。ちょっと猪肉の量が多かったかな。で、30分ほど煮たら塊肉を取り出します。やはり1.5kgは多かったな。カレールーの箱裏に書いてあった量の3倍だもの。でも取り出した塊肉は煮る前と殆ど同じ大きさで、肉汁を蓄えたまま火が通った状態。小さく縮んでしまった肉とは違って筋繊維間の空間...
「シェー! もう やめてほしいザンス!」「そんな つぶらな瞳で見つめてもダメ」でもヤメられない止まらない地底探検への穴掘り。懸命に掘り進めるホマレ。そこへ作業効率をアップさせようと、サカエが連結。ツインパワーで土をかき出します。その後ろで様子を見ていたコーシンの顔に土が直撃。ほら出入口が土だらけになっちゃたじゃない…って、脱走禁止!よし、言うことを聞かないのなら奥の手じゃ。父ちゃんを侮るでないぞ。前...
まだまだ続くニホンジカ管理捕獲。県担当者と猟友会上役の方々から新たなる実施区域の調査依頼を受けて、猟仲間たちと共にタツ配置のマーキング等を行いに猟場へと向かいました。標高400m程の低山を囲む巻狩りとなるため、今回も かなり大がかりな捕獲となります。こんな事もあろうかとタツ配置場所に通じる林道を復旧整備しておいて正解でした。基本的には猟場に詳しい先輩に教えて頂きながらの調査。次々とマーキングして行きま...
雨降る森の中、移設犬舎の古家で一人黙々と焼く猪肉。半径200m以内には自分しか居ないとのヘンな優越感。森を独り占めした気分になれるのです。そして森の一部にもなっている。そんな森から授かった恵みを力いっぱい美味しくいただく。猪肉は やはり焼肉が一番。今回の部位は肩ロース肉とホホ肉とタン。そう言えば未だに食器を用意していなかったな。学生の頃から使っていたラーメン鉢が一つあるだけ。我が家の食器は全てセットな...
体をかがめて暗闇の中を進んで行く。まるでノストロモ号の排気ダクトの中でエイリアン狩りを行っている感じ。そして「ぐわぁ~っ!」と、自分が狩られる…でも私はダラス船長とは違って経験豊富な凄腕猟師だから大丈夫。。まずは強力なライトで視界を確保!武器は火炎放射器…ではなくて草刈り鍬と炭スコップ。これは何となく負けている気がする…なので強力掃除機で撃退!って吸ってどうするの。ゴーストバスターズじゃあるまいし。...
「積載量 積めるだけ」なんてステッカーが貼ってある貨物車を時々目にします。そんな茶目っ気ある文句に微笑ましい気持ちにもなりますが、これがインドやパキスタンだったら大変。彼らは本当に積めるだけ積みます。とにかく怖いもの知らず。また、スクーターならベトナムやタイだって凄い。家族全員でスクーターに乗ったり、荷台に大きな豚を積んだりもする。私の愛車、ベトナム・ホンダ製のディオ110は、それら過積載を想定しての...
東電が老朽化した鉄塔を建て替えるとのことで、私の職場は9日間も送電がストップ。主要なところは自家発電機で凌ぎますが、それは職場の中のほんの一部。なので私を含めて殆どの社員は夏季休暇を取ることに。その上で職場が9日間もクローズするということは、その前後が大忙しになるということでも。人手不足や新型コロナ感染者続出の影響と相まって、バタバタが続いていました。そんな中で父の容体が悪化。今は元気を取り戻しまし...
なんともグッドなタイミング。アマゾンプライムデーで目星を付けていた溶接機がほぼ半額になっていたのです。製造国は中国ですが迷わずに「ポチッ」とな♪中国製品でも優れた物は沢山あります。もちろん残念な商品も沢山。大切なのは、それを見抜く選択眼を有しているかどうか。以前に購入した㈱高儀の中国製チップソー。同レベルの日本メーカー品の半額以下でしたが、性能や使い勝手は遜色なしで耐久性も十分。我が家と犬舎移設地...
伊豆半島に移住を決めた両親に合わせて、私も移住を決断したのは およそ30年前。将来的に両親の面倒を見るために退職して、近くに住む可能性が高いと考えたからに他ならないのですが。また当時の転勤に次ぐ転勤では、家族にも負担が掛かり続けてしまうと考え「早いに越したことはない」と行動に移したのでした。その思い描いていた人生の流れは的中し、今日に至ります。つまり両親の面倒を本格的に見ることとなったのです。それに...
趣味の工作で金属を接合する場合は、それを職場に持ち込み、昼休みに工務室にて溶接作業を行っています。本当はダメなのですが、工務課の課長が笑顔で「いいですよ」と言ってくれるので、イイのです。。。とにかく職場の工務室は素晴らしい。200Vの溶接機が各種揃っているのです。アーク溶接、ノンガス半自動溶接、TIG溶接の交流と直流、そしてアセチレン溶接機も。なので材質や大きさは何でもござれ。ところが大きな物はどうにも...
我が家の犬舎横の道端に生えていた謎の植物。大きく育ってしまい ご近所さんの通行の妨げとなりだしたため、刈ることに。ところが庭にその植物を捨てたところ、犬たちが引っ張り出してムシャムシャと食べだしたのです。「もしや♪」と葉を齧ってみると、これが結構イケル♪粘り気があるあたりはツルムラサキにも似ている。でも毒性は大丈夫なのだろうか。今までに野草で このような植物を見たことが無かったため、調べてみることに。...
三重地犬の子犬、シオちゃん♪マチちゃん♪そして フミ君!みんな可愛い顔して もうワルワル!子犬が複数頭であっても躾のコツを掴んでいる私は、今まで全頭上手くいったと実感しています。ところが、このワルワルな3頭には そのコツが通用しない。とにかく激し過ぎるのです。そこでジックリと観察を続けたところ、あることに気が付きました。今までは数頭に一頭の割だった斬り込み隊長のような怖いもの知らずの子犬。それが今回の子...
私は素人の一狩猟者であってプロ猟師ではないため、獲物肉の販売に関する許可は得ていません。よって猪肉や鹿肉の販売はできず。また猟犬の繁殖は血筋存続が目的であり、販売を目的としていません。したがいまして、血筋存続に協力して下さる方にのみ子犬や仕込み犬を差し上げている状況です。そんなことなので、ブログ写真においては誤解を招かぬように解体場面などは極力掲載しないようにしています。以前に何度か猪の解体シーン...
私の職場では新型コロナウイルスによる病欠者が目立つようになってきました。エアコン使用による部屋の閉め切りが それを助長しているのかもしれません。いずれにしても夏季の第一次長期休暇を前に職場はテンテコ舞い。人材不足が深刻な問題となっている中で、更に人が足りない状況となり、皆がバタバタ。でも長期休暇は何が何でも休んでみせる。休日返上なんてまっぴらごめん。私は出勤日より休日の方が断然に忙しいため、休日は...
先日、近所のスーパーで半額にて購入した 丸のままのボイル豚足。1本はその日のうちに美味しく頂きました。ところが残りのもう1本はチルドルームに入れていたのに 3日ほどで残念なニオイに。ただでさえ悪くなるのが早い豚足。半額品ともなれば最大級の警戒をしつつ、早めに食べるべきでした。普段から「SDGs 命!」などと声高に言っておいて、これでは豚ちゃんに申し訳ない。とりあえず丸のまま洗ってみましたが・・・まだ少し臭う...
今年の冬で9歳になるビープロのメスのコーシン。発情期が来たものの、どうやら排卵はしていない様子。でも発情フェロモンはプンプンに発散しているようで、オス犬たちはメロメロ。犬もある程度の歳になると排卵は止まるようですが、発情は一生続くとのことで、なんだか不思議。その生態に意味があるのだろうか。祖先であるオオカミの存続において、この状態に優位性があったからに他ならないとは思うのですが。コーシンは早めに引...
最高気温が40℃とは何事なのだ!あまりの暑さにバリカンで頭を丸刈りにしてしまいました。ついでに子犬たちも丸刈りにしてあげたいくらい。暑すぎて大人しくなってしまったのです。今は扇風機で何とか凌いでいる状態ですが。でも少し体が冷えてると、大人しくしていた分を取り返さんとばかりにハッスルするのは如何なものか。子犬は冷やし加減が難しいのです。。。脱走禁止!エサも今は猛暑仕様。獲物肉と野菜を煮て一旦冷まし、後...
実直な猟犬のミカサ。人に例えるならば「真面目な働き者」といった感じで、私に似ています。。。今日はそんなミカサが猟師仲間さんへの元へと旅立ちました。その役目は先導犬として頑張ってもらうため。猟師仲間さん宅には生後4ヶ月になるプロットハウンドが飼われています。名前はスカイちゃん。とても可愛い女の子。そのスカイちゃんの先生役がミカサなのです。なんかイヤな予感がする。禁断の愛が。。。ミカサ、教え子に手を出...
狩猟を始めるにあたっては、まずは猟友会の先輩方を頼るのが一般的。右も左も分からぬ中で好き勝手に猟を始めれば、トラブルを引き起こすであろうことは誰でも察しがつくでしょうし。猟友会の会員になることは、狩猟を始める第一歩でもあるのです。問題は そのあと。「良好な人間関係の先に本来の狩猟がある」と私は強く感じています。「狩猟を行うために人を頼る」ではなく、あくまでもお互いに信頼し合えるような人間関係を構築...
生後3ヶ月半となった三重地犬の子犬たち。そろそろ躾を始めようかと考えて、1頭ずつ分けることにしました。初めのうちは寂しいのか、互いに鳴き合ったりもしましたが、程なくすると静かに。食事をゆっくりと取れるため「単独も悪くない」と気が付いたようにも見えます。毎度のことではありますが、単独飼育に移行した方が断然飼いやすい。やはり1対1だと互いの距離が一気に縮まります(これは物理的に)。マチちゃん近いよ。そして...
趣味的なことにアレコレと手を出す私ではありますが、実は一番の趣味は釣りなのです。小学二年生の時に貯水池でフナを釣って以来、もう釣りに どハマり。あの日の記憶は今でも鮮明に残っています。その後、進路においては紆余曲折あったものの、最終的には 釣り→魚類→水産との流れで その道を突き進み、挙句の果てには原点に立ち返り 脱サラして釣具屋を共同経営。傾きかけた釣具屋を買い取り、懸命に働き続けたところ、スタッフた...
昨日は3年ごとの狩猟免許更新のための講習に行ってきました。周りを見渡すと、今回が最後の更新になるであろう ご高齢の先輩方も多い。「歳なんだから やめろって家族がうるさいんだよ」と少し寂しそう。でも ご家族のお気持ちも十分に理解できます。狩猟は危険を伴いますから。人生の区切りのためにも、3年ごとの更新は意味があるのでしょう。昼過ぎに講習が終わると、同席していた会長が役場からの捕獲要請を伝えてきました。猪...
猟犬用のGPS発信機と受信機は今や無くてはならない存在です。狩猟事故防止や猟犬の命を守るにおいて、これほど心強いモノはありません。「便利なモノを手に入れてしまった以上、人類はもう後戻りはできない」との お決まりの流れに当てはまる物の一つに。つまり車や電話やパソコンといった利器と同じ。その運用のために法律が新しく制定され、今もなお改正が続いているのです。ところが運用上の不備における法律改正の狭間で、理不...
我が家の三重地犬の血筋存続計画において、次なる段階に入りました。まずは将来に向けての我が家の繁殖可能なメスが3頭となり、猟師仲間の元へと貰われて行った4頭を含めると7頭となったことで「最後の1頭」との危機的な状況は脱しました。そこでオスたちを別猟隊へと旅立たせ、武者修行を行いつつ、そちらの方の各系統の種親となってもらうことに。せっかく猪犬に仕込み上げても、こちらの地域では豚熱の影響が長引いたこと等によ...
これで三日目。日曜日は休診日なのにもかかわらず、父を診て下さった主治医の先生。抗生剤と栄養剤の点滴が父の窮地を何度救ってくれたことか。毎度のことながら感謝の言葉しかありません。父は今年で89歳。心臓弁の手術から10年以上が経過し、本人は「座して死を待つのみ」と雑音の混ざり出した心音に腹を決めています。「死の迫った老人でありながら、国家に高額な医療費を支出させてはならない」と。しかし今回の急性前立腺炎は...
今日の昼休みに母からの電話がありました。父が倒れたと。持病の急性前立腺炎が再発して、またもや動けなくなってしまったようなのです。仕事を早目に切り上げたものの、行く手を阻む線状降水帯による強烈な雨。車がアチコチで立ち往生する中、水しぶきを上げて突き進む愛機インターセプター。「マジで浮く!」と焦りながらも、なんとか実家へ到着。バイクは冠水に強い。その間、病院には家内が連絡を。こともあろうに母のスマホの...