読書感想:宮部みゆき様 「長い長い殺人」
しゃべるんです。ありえない物がストーリーころがしします。なんと、財布です。それで、主要人物の名前があまり書かれない。従い、読みながら、何がどうなっているのか、読み手の想像力をあおり考える必要が出てくる。多分、好き嫌いがはっきりしてる作品になるでしょう。この文章はつまんない人は、ある程度出てくる。 場面が短い間で変わります。ゆえに、通勤電車の中でも読めない事もない。ただし、確実にミステリーを読む醍醐味は薄れます。従い、この本も週末にお勧めします。 若い方には、わからないでしょうが、昔、携帯も防犯カメラもない時代に、保険金殺人の疑惑をかけられた、ある男がマスコミの寵児となった時期がございました。な…
2023/06/14 20:14