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ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/

 スサノオ・大国主建国論から縄文時代に関心を持っており、全国各地のまちづくり計画の仕事をしてきたこともあり、主に宗教論・母系制社会論・産業論・建築論・言語論・航海論・日本民族起源論などから縄文社会を解明したいと考えています。 

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2020/01/06

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  • 縄文ノート111 9万年前の骨製銛からの魚介食文明論

    1 9万年前の骨製の銛 人類進化関係の『別冊日経サイエンス』を図書館でまとめて借りたところ、1998年4月の122号の『DNAから見た生物進化』に、9万年前の骨製の銛がコンゴ民主共和国(ザイールは1971~97年の国名)のセムリキ川(エドワード湖から北に流れアルバート湖に注ぐ)で見つかったという記事がありました。 私はこのエドワード湖とアルバート湖のほとりの高地湖水地方に20000~8000年前頃のイシャンゴ文明があり、穀類を粉にする石臼・粉砕用石器とともに多くの骨製の銛と魚骨を伴い、糖質・魚介食であったということを『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』(木村愛二著)から引用しましたが、その骨製…

  • 縄文ノート110 縄文社会研究会・東京の第2回例会

    国際縄文学協会主催の今井一氏の「国民投票」の講演を聞きに行ったのですが、なんと、京大工学部建築学科西山研究室の大先輩の上田篤氏(当時、助教授)の講演が同時に行われたのです。その40年ぶりの偶然の出会いから私が上田さん主宰の縄文社会研究会に参加したのは2013年のことでした。 年4回の例会ではいろんな分野の方を講師に招いており、スサノオ・大国主建国論に取り組んでいた私は「古代国家形成からみた縄文時代―船・武器・稲作・宗教論」「卑弥呼(霊御子)モデルの4人のアマテラス神話」から縄文社会を見るという提案を行いました。 その後、上田さんがご高齢のために京都と東京に分かれて会を持つことになり、東京では2…

  • 縄文ノート109 日本列島そば好きラインー蕎麦と焼畑

    私は小学校までは岡山、中高は姫路で育ちましたが「そば」を食べた記憶がなく、大学の京都、その後の奈良・大阪でもほとんど食べることはなく、埼玉に引っ越してから少しずつソバを食べるようになり、ソバを主に食べるようになったのはかなりたってからです。 ただ基本的にはうどん好きであり、それも昆布の出汁を飲む関西風の出汁が染みやすい、柔らかいうどんが大好きです。コシのある讃岐うどんは仕事で香川県に通うようになって食べ始めて小麦のおいしさを感じるようになったのですが、関東の鰹節ベースの出汁やつけ汁のうどんは今でも好きではありません。 「三つ子の魂」で子どもの頃に覚えた味は忘れられないもので、「そば好き」の食文…

  • 縄文ノート108 吹きこぼれとポンガ食祭からの縄文農耕説

    妻が午後の犬散歩中で近くの小学校の裏手でマテバシイ(ブナ科の常緑高木)の実が大量に落ちているのを見つけたので、翌朝の犬散歩の時に拾いに行き、炒って食べ、冷蔵庫に保管しておきました。 ウィキペディアは、マテバシイについて「炒って食べるとおいしく食べられる。・・粉状に粉砕してクッキーの生地に混ぜて『縄文時代のクッキー』として味わうこともできる」と紹介しています。 縄文論・日本列島人起源論・人類誕生論の探求の大きなヤマを越しましたので、「マテバシイ粉を煮て食べられるか?」「マテバシイ粉を炊くと、吹きこぼれができるか?」の実験を行いました。 というのは、私は縄文土器の縁から盛り上がったデザインの縁飾り…

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    重複削除 - ヒナフキンの縄文ノート

  • 縄文ノート107 ドーパミンからの人類進化論―窮乏化進化か快適志向進化か

    ユダヤ教・キリスト教・イスラム教などの「終末論」や仏教の「末法論」、マルクス主義の「窮乏化革命論」などの影響かもしれませんが、サルは地球寒冷化による熱帯雨林の食料危機により、サバンナに出て二足歩行を始め、槍という石器道具を手に入れ、肉食によって脳を発達させて人間になった、という進化説が広く信じられています。 このような「人類滅亡論」からの「危機回避進化史観」「肉食脳発達史観」「闘争・戦争進化史観」「オス主導進化説」の文明発達史観に対して、私は「熱帯雨林人類誕生説」「浸水漁撈二足歩行説」「糖質・魚介食脳発達説」「母子・メス言語コミュニケーション脳発達説」「子育て家族・氏族社会形成説」「共同・和平…

  • 縄文ノート106 阿久尻遺跡の方形柱列建築の復元へ

    私は建築の実施設計はやっていませんが、その前段階の建築基本計画(ニーズ調査・建築基本理念・基本方針・施設構成・規模・施設配置・アプローチ・環境景観・イメージ図など)や地区・地域・再開発計画はかなりやっており、阿久尻遺跡の方形柱列巨木建築の復元には興味があります。 中ツ原遺跡の8本柱や三内丸山遺跡の6本柱の建物の再現が中途半端に終わり、出雲大社の復元模型が誤っている点については、縄文ノート「33 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』」考」「50 縄文6本・8本巨木柱建築から上古出雲大社へ」「78 『大黒柱』は『大国柱』の『神籬(霊洩木)』であった」で指摘してきましたが、阿久尻遺跡方形柱列の建物…

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