犯罪を犯して死刑になってもクローンが身代わりになってくれる映画 さて、生き残ったのは本物?それとも。。。 今回は、4月5日公開のインフィニティ・プールをレビューしていきます。 奇抜なホラーを観たい人向けの作品 映画「ポゼッサー」のブランドン
映画「恋のいばら」のキスシーンの意味と結末 ネタバレ考察・解説
「恋のいばら」は2023年に公開された城定秀夫監督による映画。 「アルプススタンドのはしの方」の城定監督が描く一風変わった恋愛映画。 元カノと今カノがひょんなことから出会い、彼氏に対する不信感に意気投合し、共犯関係になっていくという三角関係
映画「ファルコン・レイク」クロエがラストにみたものとは? ネタバレ考察・解説
また1つ青春時代を思い出す映画が誕生した。未知の体験に高揚していく気持ちの昂りと、心を押し潰されるような苦しみ。少年時代には決して味わえないような大人の入口を体験できるのは、後にも先にもこのときだけである。 「ファルコン・レイク」は2023
映画「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」 ネタバレ考察・解説
「クライムズ・オブ・フューチャー」は2023年公開のデヴィッド・クローネンバーグ監督によるSF映画。 「ザ・フライ」を担当し、数々のアート的な映画を撮影してきたクローネンバーグ監督が、環境に適合した人類の未来を描く。 その未来は人類が痛みを
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犯罪を犯して死刑になってもクローンが身代わりになってくれる映画 さて、生き残ったのは本物?それとも。。。 今回は、4月5日公開のインフィニティ・プールをレビューしていきます。 奇抜なホラーを観たい人向けの作品 映画「ポゼッサー」のブランドン
デンマーク人の牧師がアイスランドの地を訪れ、言語・文化・信仰の違いによるコミュニケーションのズレを描いたドラマ。 舞台となる19世紀後半のアイスランドはデンマークの植民地。教会を建てるべくアイスランドの山奥の村へ向かい、旅を続けるロードムー
デンマーク人の牧師がアイスランドの地を訪れ、言語・文化・信仰の違いによるコミュニケーションのズレを描いたドラマ。 舞台となる19世紀後半のアイスランドはデンマークの植民地。教会を建てるべくアイスランドの山奥の村へ向かい、旅を続けるロードムー
クリストファー・ノーラン監督の最新作「オッペンハイマー」。 海外では2023年に公開となったものの、そのセンシティブなテーマから日本での公開は延期されていました。 しかし24年春にとうとう公開。 オッペンハイマーが原爆を作った背景とその後を
「落下の解剖学」はフランス発のミステリー。転落死した夫は自殺か他殺かを巡って法廷劇が繰り広げられる人間ドラマ。 しかし、単なるミステリーとして観るには危険。アカデミー候補に上がるだけあって一筋縄ではいきません。 謎が解決し、スカッと気持ちの
韓国に住むヘソンと、カナダに移住したノラ。お互いに想いを寄せていた2人が24年の時を経て再会する大人向けのラブストーリー。 A24配給の大人な恋愛ドラマです。 ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。二人は互いに惹かれ合う幼なじみでした
道を歩いていたら前から歩いてくる人間に急に襲われたりしないか、電車のホームの前に立っていたら後ろから誰かに押されないか、突然、飛行機が操縦を失い、墜落しないか。 そんなネガティブな思考をイメージしたことはないか? 「ボーは恐れている」は、身
こんなブラックで悪趣味な作品が世に出せるとは(褒め言葉)さすがは表現の自由に重きを置く国フランス。 ヴィーガンズ・ハムは、コメディアン出身のファブリス・エブエが、監督と主演を兼ね、肉屋の夫婦が繰り広げる人間狩りを描いたフランス発のブラックコ
「僕らの世界が交わるまで」は2024年公開。A24製作のエモーショナル系映画。監督は2010年に「ソーシャル・ネットワーク」で主演男優賞にノミネートされた経歴を持つジェシー・アイゼンバーグ。自身の初監督作品だ。 Z世代の息子と、DVシェルタ
「ビバリウム」のロルカン・フィネガン監督が、アイルランド家族を見舞った不幸を、東洋の呪いの演出とともに描いた禍々しいホラー映画。 ビバリウムではカッコウの習性を人間に置き換え、なんとも不気味な世界観を表現し、観る者たちを困惑させた。その気持
「ファースト・カウ」はA24が手がけたドラマで製作年は2019年。日本では2023年に公開された映画。監督はケリー・ライカート。アメリカのインディペンデント映画で有名な映画作家だ。 西武開拓時代。アメリカンドリームを目指してオレゴン州の未開
「トーク・トゥ・ミー」は、2023年公開のA24発の映画。「ミッドサマー」や「パール」など変わり種のホラー映画を多数世に送り出しているA24が、「トーク・トゥ・ミー」ではわりと王道に怖いホラーを配給。 サンダンス映画祭で話題騒然となったオー
世の中にはうまくいく夫婦といかない夫婦がいる。結婚してもすぐ別れてしまう夫婦、子どもがいても片親になる夫婦。子どもが成年するまでは我慢し続け熟年離婚する夫婦。 そんな中、死ぬ直前まで一緒に過ごし、年をとっても仲睦まじく愛し合っている関係を続
人間に一貫性はない。どんな人間も良い面もあれば悪い面もある。 勧善懲悪の世界はおとぎ話や昔のマンガの世界にしかない。神様のような誰にでも愛される存在なんてものはなく、そういったイメージがついた人はメッキがはがれて炎上する。 いや、でもそもそ
ファイル共有ソフト「Winny」。2000年代前半を過ごした若者たちは少なくとも名前ぐらいは聞いたことあるだろう。 インターネットが一般家庭まで普及しはじめ、でもまだ全世帯に当たり前に存在するほどでもないギリギリの時期、Winnyというファ
「余生は田舎でスローライフを」 都会の生活に疲れた人に効果的な甘い文句。一度は耳にした人もいるだろう。実際に、競争社会に生きる人々にはその言葉が甘美なささやきに聞こえてもおかしくはない。 美しい自然に囲まれた田舎では、人々も優しく、お金に執
自分の今見えている景色はほんとうにリアルで起きていることなのか? 「ドミノ」は、現実世界と虚構の世界を行き来するスリラー/ミステリー。 行方不明の娘を探す刑事が、とある事件に巻き込まれ、現実と虚構の世界をさまよう話だ。 96分と短めながら、
35年間。 外の世界を知らず、まともな教育を受けずに育った人間はどんな大人になるのだろうか。 虐待を受け育った子は、暴力的になってしまうのだろうか。 「悪い子バビー」は、生まれてからずっと薄汚い部屋で過ごしてきた男が、外の世界に出て刺激を受
無敵の男「ジョン・ウィック」を観たのはつい最近のこと。 しかし、今回はジョン・ウィック並み、いや、それ以上の強者を観てしまった。「SISU/シス 不死身の男」は2023年公開のフィンランド映画。 舞台は第二次世界大戦末期。ソ連や敗色濃厚のド
2023年も無敵のジェイソン・ステイサムを見たいなら「MEG2」か映画「オペレーション・フォーチュン」の2つがおすすめになりそうだ。 「オペレーション・フォーチュン」はガイ・リッチー監督によるアクション映画。無敵のステイサムは100億ドルで
「プー あくまのくまさん」は2023年のホラー映画。 多数のディズニー映画に登場し、その愛くるしいキャラクターが人気のくまのプーさんが、ホラー映画の主役となって登場。 幼少期の頃、100エーカーの森で一緒に遊んだクリストファー・ロビンが大学
映画プロデューサーになることを夢見て大手企業で働き始めた女性が、心を打ち砕かれていく日々のある1日を切り取った作品。 「MeToo」運動を覚えているだろうか。アメリカの映画業界をきっかけにはじまり、様々なセクハラを訴えたこの運動は、多くの闇
ウーマン・トーキング 私たちの選択は、2023年公開の映画。 アカデミー賞脚色賞にも輝いた本作は、実際にあった連続レイプ事件をもとに書かれた小説が原作。 南米ボリビアが事件の舞台だが、本作はキリスト教のとある村に設定を変え、男たちが女性を次
「aftersun/アフターサン」は、2023年の洋画。 思春期になりかけの11才の娘ソフィーと、31才の父親カルムが、トルコで一夏のバケーションを過ごす話。 「11才の頃、30才になったら何をしていると思ってた?」 この言葉にドキリとした
「ある男」は2022年に公開された邦画。日本アカデミー賞において8部門を獲得した「蜜蜂と遠雷」「愚行録」の石川慶監督作品。 不慮の事故により亡くなった夫が名乗っていた名前は全くの別人だった。その衝撃の事実から徐々に真相に迫っていく過程を描い
「ソフト/クワイエット」は2023年の映画。 私が過去に見た作品の中で、印象に残っているセリフにこんなものがある。 「強い光が差すところには必ず濃い影も浮かぶもんだ。影に飲みこまれんなよ」 ドラマ「BORDER」より引用 正義と悪を相対して
「TAR/ター」は2023年公開の映画。 ドイツのオーケストラ・ベルリンフィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ターの栄光と凋落の物語。 異常なまでの演技力が魅力的なケイト・ブランシェットと緻密なまでに練られた脚本により、
ポーランドのイエジー・スコリモフスキ監督・脚本による7年ぶりとなる最新作「EO イーオー」が2023年に公開。 サーカス団で平和に暮らしていたロバ。ある日、動物愛護団体にサーカス団を潰されたことで放浪の旅に出るという話。 人間のエゴから始ま
映画「母性」は2022年の邦画。 女性の心の闇を描かせたら右に出るものはいない湊かなえのイヤミス小説が原作。 娘を愛せない母親と、母親の愛情を受けたい娘のそれぞれの視点が交差する作品。 湊かなえ作品は小説だったりドラマ、映画でいくつもの作品
「ザ・ホエール」は2023年に公開された映画。 ボーイフレンドを亡くし、過食症になってしまったチャーリー。病院へ行くことも拒否し、死期を悟った彼が、8歳から疎遠になっていた娘のエリーと再び出会うヒューマンドラマ。 「ノア」や「ブラックスワン
「Search/#サーチ2」は2023年の映画。 前作では、PCをはじめとしたデジタルの中だけで完結する編集は今回も健在。 母親が南米の旅行先で突如失踪。母親を探すために娘のジューンはiPhone、スマートウォッチにスマートホーム、SNSと
PLAN75は2022年に公開された邦画。 超高齢化社会となった日本。75歳以上になったら自分の生死を選べる制度が国によって制定された。 働けない老人、生活を維持できない貧困層は死を受け入れる以外ないのか。可能性がゼロとは思えないのは、この
「エスター ファーストキル」は2023年の映画。 前作から13年。 不幸のあった夫婦がエスターを養子として迎え入れるところから始まる「エスター」。 「エスター ファーストキル」では、孤児になる前の前日譚が描かれ、前作では少し触れられただけの
女神の継承は、2022年公開のホラー映画。「哭声/コクソン」のナ・ホンジンが原案、製作したスピンオフスリラーだ。 タイの東北部で崇められている精霊をテーマにしたホラー映画は、人類を超越した存在、呪いによる恐怖を描く。 邪悪なナニカに体を乗っ
映画「フェイブルマンズ」は2023年のスピルバーグ監督による作品。 「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」などの名作を生み出し、近年でも「レディ・プレーヤー1」など面白い作品を次々に世に送り出す鬼才・スピルバーグ監督による半自伝的作品。 幼少
あのとき決断していれば、あのときソレを選ばなければ、こうしていれば、あぁしていれば。 人間なら誰しも陥りがちな選択による過去の後悔。諦め。もしくはやってよかったと思う肯定。いずれにせよキリのないタラレバの世界。 そのすべての分岐で世界が分か
「逆転のトライアングル」は2023年公開の映画。 アカデミー賞作品賞3部門にノミネートされ、注目を浴びるスウェーデンのリューベン監督による作品。 セレブを乗せた豪華客船が沈没し、無人島に漂着。そこで起こったのはヒエラルキーが逆転した清掃員の
「ボーンズ・アンド・オールは2023年の映画。人を喰らう人間たちを描いたカニバリズムムービー。 ホラー、スリラージャンルに入るかと思いきや、想像以上にエモーショナルな描き方がされていて、私たちが肉や魚を欲するように人肉を欲してしまう人間たち
「別れる決心」は2022年公開の韓国映画。 「オールド・ボーイ」で話題となったパク・チャヌク監督が、捜査官と被害者の妻との恋愛関係をミステリー要素交えて描く。 山頂から転落死した男性の事件を解決するために捜査に乗り出した刑事ヘジュンと、男性
「コンパートメントNo.6」は2022年の映画。ドイツ、フィンランド、エストニア、ロシアによる欧州によくある合作映画。 モスクワから世界最北端の駅ムルマンスクまで向かう道中の列車で出会った男女2人を描くロードムービー。 コンパートメントとは