10月25日よりAmazonPrimeOriginalで配信開始している龍が如く-Beyond the Game-が炎上している。 多分普通に楽しんでいる人の数もいると思うが、原作ファンからは怒りの声が沸いている。 龍が如くのゲームはプレイ
Amazonオリジナルドラマ「龍が如く Beyond the Game」がひどいと話題に 実際に観た感想
10月25日よりAmazonPrimeOriginalで配信開始している龍が如く-Beyond the Game-が炎上している。 多分普通に楽しんでいる人の数もいると思うが、原作ファンからは怒りの声が沸いている。 龍が如くのゲームはプレイ
映画「ラストマイル」解説・考察 ロッカーの文字の意味とまだ爆弾はあるの意味とは?
映画「ラストマイル」鑑賞してきました。この映画「MIU404」と「アンナチュラル」と世界線が繋がっているシェアード・ユニバース作品として話題の作品。 前の動画でもそれぞれのドラマシリーズの紹介と、映画のつながりについて解説していますが、これ
犯罪を犯して死刑になってもクローンが身代わりになってくれる映画 さて、生き残ったのは本物?それとも。。。 今回は、4月5日公開のインフィニティ・プールをレビューしていきます。 奇抜なホラーを観たい人向けの作品 映画「ポゼッサー」のブランドン
GODLAND/ゴッドランド 自然と宗教の対立を描いたアイスランド映画 ネタバレ解説・考察
デンマーク人の牧師がアイスランドの地を訪れ、言語・文化・信仰の違いによるコミュニケーションのズレを描いたドラマ。 舞台となる19世紀後半のアイスランドはデンマークの植民地。教会を建てるべくアイスランドの山奥の村へ向かい、旅を続けるロードムー
GODLAND/ゴッドランド 自然と宗教の対立を描いたアイスランド映画 ネタバレ解説・考察
デンマーク人の牧師がアイスランドの地を訪れ、言語・文化・信仰の違いによるコミュニケーションのズレを描いたドラマ。 舞台となる19世紀後半のアイスランドはデンマークの植民地。教会を建てるべくアイスランドの山奥の村へ向かい、旅を続けるロードムー
【ネタバレ】オッペンハイマーを100倍楽しむための登場人物を徹底解説
クリストファー・ノーラン監督の最新作「オッペンハイマー」。 海外では2023年に公開となったものの、そのセンシティブなテーマから日本での公開は延期されていました。 しかし24年春にとうとう公開。 オッペンハイマーが原爆を作った背景とその後を
「落下の解剖学」はフランス発のミステリー。転落死した夫は自殺か他殺かを巡って法廷劇が繰り広げられる人間ドラマ。 しかし、単なるミステリーとして観るには危険。アカデミー候補に上がるだけあって一筋縄ではいきません。 謎が解決し、スカッと気持ちの
映画「パスト ライブス」はピュアな恋愛物語 ネタバレ感想・解説
韓国に住むヘソンと、カナダに移住したノラ。お互いに想いを寄せていた2人が24年の時を経て再会する大人向けのラブストーリー。 A24配給の大人な恋愛ドラマです。 ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。二人は互いに惹かれ合う幼なじみでした
【徹底解説】「ボーは恐れている」は最高難度のアリ・アスター映画 ネタバレ考察
道を歩いていたら前から歩いてくる人間に急に襲われたりしないか、電車のホームの前に立っていたら後ろから誰かに押されないか、突然、飛行機が操縦を失い、墜落しないか。 そんなネガティブな思考をイメージしたことはないか? 「ボーは恐れている」は、身
こんなブラックで悪趣味な作品が世に出せるとは(褒め言葉)さすがは表現の自由に重きを置く国フランス。 ヴィーガンズ・ハムは、コメディアン出身のファブリス・エブエが、監督と主演を兼ね、肉屋の夫婦が繰り広げる人間狩りを描いたフランス発のブラックコ
映画「僕らの世界が交わるまで」はZ世代vs親世代を描いたエモーショナルなストーリー ネタバレ考察・解説
「僕らの世界が交わるまで」は2024年公開。A24製作のエモーショナル系映画。監督は2010年に「ソーシャル・ネットワーク」で主演男優賞にノミネートされた経歴を持つジェシー・アイゼンバーグ。自身の初監督作品だ。 Z世代の息子と、DVシェルタ
映画「NOCEBO」は2023年最後の気持ち悪いホラー ネタバレ考察・解説
「ビバリウム」のロルカン・フィネガン監督が、アイルランド家族を見舞った不幸を、東洋の呪いの演出とともに描いた禍々しいホラー映画。 ビバリウムではカッコウの習性を人間に置き換え、なんとも不気味な世界観を表現し、観る者たちを困惑させた。その気持
映画「ファースト・カウ」 ネタバレ考察・解説|ドーナツを売るだけなのにおもしろい
「ファースト・カウ」はA24が手がけたドラマで製作年は2019年。日本では2023年に公開された映画。監督はケリー・ライカート。アメリカのインディペンデント映画で有名な映画作家だ。 西武開拓時代。アメリカンドリームを目指してオレゴン州の未開
映画「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」ネタバレ考察・解説 ラストの結末が持つ意味とは?
「トーク・トゥ・ミー」は、2023年公開のA24発の映画。「ミッドサマー」や「パール」など変わり種のホラー映画を多数世に送り出しているA24が、「トーク・トゥ・ミー」ではわりと王道に怖いホラーを配給。 サンダンス映画祭で話題騒然となったオー
映画「VORTEX ボルテックス」ネタバレ考察・解説|認知症が引き起こす最悪を結末を描いた物語
世の中にはうまくいく夫婦といかない夫婦がいる。結婚してもすぐ別れてしまう夫婦、子どもがいても片親になる夫婦。子どもが成年するまでは我慢し続け熟年離婚する夫婦。 そんな中、死ぬ直前まで一緒に過ごし、年をとっても仲睦まじく愛し合っている関係を続
「LOVE LIFE」は距離がテーマの恋愛映画 ネタバレ考察・解説
人間に一貫性はない。どんな人間も良い面もあれば悪い面もある。 勧善懲悪の世界はおとぎ話や昔のマンガの世界にしかない。神様のような誰にでも愛される存在なんてものはなく、そういったイメージがついた人はメッキがはがれて炎上する。 いや、でもそもそ
ファイル共有ソフト「Winny」。2000年代前半を過ごした若者たちは少なくとも名前ぐらいは聞いたことあるだろう。 インターネットが一般家庭まで普及しはじめ、でもまだ全世帯に当たり前に存在するほどでもないギリギリの時期、Winnyというファ
映画「理想郷」実際にあった隣人トラブル事件をもとにした映画 ネタバレ考察・解説
「余生は田舎でスローライフを」 都会の生活に疲れた人に効果的な甘い文句。一度は耳にした人もいるだろう。実際に、競争社会に生きる人々にはその言葉が甘美なささやきに聞こえてもおかしくはない。 美しい自然に囲まれた田舎では、人々も優しく、お金に執
映画「ドミノ」は「インセプション」と「マトリックス」を組み合わせたアクションスリラー ネタバレ考察・解説
自分の今見えている景色はほんとうにリアルで起きていることなのか? 「ドミノ」は、現実世界と虚構の世界を行き来するスリラー/ミステリー。 行方不明の娘を探す刑事が、とある事件に巻き込まれ、現実と虚構の世界をさまよう話だ。 96分と短めながら、
映画「悪い子バビー」はただの胸糞映画ではない傑作 ネタバレ考察・解説
35年間。 外の世界を知らず、まともな教育を受けずに育った人間はどんな大人になるのだろうか。 虐待を受け育った子は、暴力的になってしまうのだろうか。 「悪い子バビー」は、生まれてからずっと薄汚い部屋で過ごしてきた男が、外の世界に出て刺激を受
映画「SISU/シス 不死身の男」はジョンウィックよりも強い ネタバレ考察・解説
無敵の男「ジョン・ウィック」を観たのはつい最近のこと。 しかし、今回はジョン・ウィック並み、いや、それ以上の強者を観てしまった。「SISU/シス 不死身の男」は2023年公開のフィンランド映画。 舞台は第二次世界大戦末期。ソ連や敗色濃厚のド
2023年も無敵のジェイソン・ステイサムを見たいなら「MEG2」か映画「オペレーション・フォーチュン」の2つがおすすめになりそうだ。 「オペレーション・フォーチュン」はガイ・リッチー監督によるアクション映画。無敵のステイサムは100億ドルで
映画「シック・オブ・マイセルフ」シグネの本当の病気はなに? ネタバレ考察・解説
北欧映画の印象は?と問われると何を想像するだろうか。 美しい自然、美しい家具、優しいパステルカラーで彩られ、どのシーンを切り取ってもオシャレ。こう感じる方は多いのではないだろうか。 観ているだけで自分にセンスがあるかのように感じてしまうほど
もし熊がドラッグを摂取したらぶっ飛ぶの? ふと疑問に思うような思わないような映画が爆誕。「コカインベア」は、2023年放映のコメディホラーだ。 チャーリーズエンジェルの監督、エリザベス・バンクスが手がけた「コカイン・ベア」は、コカインをあや
映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」に続編はある? ネタバレ考察・解説
「ジョン・ウィック コンセクエンス」は、ジョン・ウィックシリーズの第4弾にして完結編に位置付けられている作品。 シリーズ1作目から興行収入は右肩上がりに増加。それにつれて上映時間も長くなり、製作予算も増え、世界観も大きく広がっている。 「ジ
映画「ジョン・ウィック」はなぜ人気なのか?シリーズの順番を含めて徹底解説
2023年9月に公開の「ジョン・ウィック コンセクエンス」は、シリーズ4作目となり、興行収入も右肩上がりの人気作品。 引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、妻と死に別れ、忘れ形見である愛犬を殺されたことで復讐の鬼と化すクライムアクション。
「ダンサー イン Paris」はコンテンポラリーダンスがかっこいいフランス映画 ネタバレ考察・解説
「ダンサー イン Paris」は、2023年公開のフランス映画。 「スパニッシュ・アパートメント」や「パリのどこかで、あなたと」を手がけたセドリック・クラピッシュ監督が、実際に活躍するパリ・オペラ座のバレエダンサーを起用。エトワールをめざす
映画「恋のいばら」のキスシーンの意味と結末 ネタバレ考察・解説
「恋のいばら」は2023年に公開された城定秀夫監督による映画。 「アルプススタンドのはしの方」の城定監督が描く一風変わった恋愛映画。 元カノと今カノがひょんなことから出会い、彼氏に対する不信感に意気投合し、共犯関係になっていくという三角関係
映画「ファルコン・レイク」クロエがラストにみたものとは? ネタバレ考察・解説
また1つ青春時代を思い出す映画が誕生した。未知の体験に高揚していく気持ちの昂りと、心を押し潰されるような苦しみ。少年時代には決して味わえないような大人の入口を体験できるのは、後にも先にもこのときだけである。 「ファルコン・レイク」は2023
映画「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」 ネタバレ考察・解説
「クライムズ・オブ・フューチャー」は2023年公開のデヴィッド・クローネンバーグ監督によるSF映画。 「ザ・フライ」を担当し、数々のアート的な映画を撮影してきたクローネンバーグ監督が、環境に適合した人類の未来を描く。 その未来は人類が痛みを
映画「オオカミの家」は実話をもとにしたホラー童話 ネタバレ考察・解説
映画「オオカミの家」。 クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャの二人組による初の長編アニメ。 チリに実在したドイツ人のコミュニティ「コロニア・ディグニダ」を、インスパイアしたホラー映画となっている。 アニメーションとストップモーションを
ネタバレ考察|映画「少女は卒業しない」本当の理由を原作の違いを踏まえて解説
「少女は卒業しない」は、2023年に公開された邦画。 卒業を前日に控えた高校で、4人の女生徒にフォーカスを当て、別れを前にそれぞれが抱える想いを形にしていく青春オムニバスストーリー。 人間の心の奥底をえぐっていくのがうまい朝井リョウ原作だが
映画「イノセンツ」ネタバレ解説・考察 童夢にインスピレーションを得たサイキックバトル
「イノセンツ」は2023年公開の北欧映画。 大友克洋の「童夢」に影響を受けたという異能の力をもったサイキック映画は、北欧らしい雰囲気をまとい静かなるスリラーに。 ノルウェーにある団地で仲良くなった小学生の子供たちが、能力を開花させたことで、
「ラーゲリより愛をこめて」は、2022年公開の映画。 第二次世界大戦後、シベリア捕虜として強制収容所に連れていかれた日本人たちの過酷な労働環境を舞台に、そこでも生きる希望を捨てなかった男の半生を描いた作品。 実話ベースに展開が進む本作は、当
映画「大いなる自由」ネタバレ考察・解説 世界から否定された男がラストに起こった悲しい現実
映画「大いなる自由」は2023年公開のドイツ映画。 自分が今いる世界の価値観で作られた法律は本当に正しいのか? 今の目線から見ればバカバカしく見える法律が、その時代の正義だった。正義に裁かれた者はすべからく悪なのか? この映画は自分のアイデ
映画「CLOSE クロース」ネタバレ考察・解説|レミの死の真相は?思春期を経験したもの全てに刺さる衝撃のヒューマンドラマ
「CLOSE / クロース」は、2023年公開のフランス映画。 第75回カンヌ国際映画祭(2022)でグランプリを受賞し、第95回アカデミー賞(2023)では国際長編映画賞にノミネートされた注目の作品。 思春期のちょっとした出来事をきっかけ
映画「Pearl パール」は「X エックス」の続編 スプラッターホラー ネタバレ考察・解説
パールは2023年のホラー映画。2022年に公開された「X エックス」のタイ・ウェスト監督が制作したA24フィルム。 「X エックス」の続編にあたる作品であり、前日譚という位置付け。「X エックス」で登場した狂気の老女パールの若かりし頃を描
映画「ノック 終末の訪問者」ラストの結末とキリスト教の関係 ネタバレ考察・解説
ノック 週末の訪問者は2023年に公開されたM・ナイト・シャマランの映画。 結論から言うと、シャマラン好きなら言わずもがなで見ればいいし、そうでなければ過度な期待は厳禁な映画。 シャマラン好きなら慣れているだろうが、良くも悪くも期待を裏切ら
「プー あくまのくまさん」ネタバレ考察・解説|著作権の大切さがわかる映画
「プー あくまのくまさん」は2023年のホラー映画。 多数のディズニー映画に登場し、その愛くるしいキャラクターが人気のくまのプーさんが、ホラー映画の主役となって登場。 幼少期の頃、100エーカーの森で一緒に遊んだクリストファー・ロビンが大学
映画「アシスタント」は性的暴力事件を扱った実話 ネタバレ考察・解説
映画プロデューサーになることを夢見て大手企業で働き始めた女性が、心を打ち砕かれていく日々のある1日を切り取った作品。 「MeToo」運動を覚えているだろうか。アメリカの映画業界をきっかけにはじまり、様々なセクハラを訴えたこの運動は、多くの闇
映画「ウーマン・トーキング 私たちの選択」現代社会に起きたおぞましい実話 ネタバレ考察・解説
ウーマン・トーキング 私たちの選択は、2023年公開の映画。 アカデミー賞脚色賞にも輝いた本作は、実際にあった連続レイプ事件をもとに書かれた小説が原作。 南米ボリビアが事件の舞台だが、本作はキリスト教のとある村に設定を変え、男たちが女性を次
映画「aftersun /アフターサン」カルムはラストにどうなったのか? ネタバレ考察・解説
「aftersun/アフターサン」は、2023年の洋画。 思春期になりかけの11才の娘ソフィーと、31才の父親カルムが、トルコで一夏のバケーションを過ごす話。 「11才の頃、30才になったら何をしていると思ってた?」 この言葉にドキリとした
「ある男」は2022年に公開された邦画。日本アカデミー賞において8部門を獲得した「蜜蜂と遠雷」「愚行録」の石川慶監督作品。 不慮の事故により亡くなった夫が名乗っていた名前は全くの別人だった。その衝撃の事実から徐々に真相に迫っていく過程を描い
「ソフト/クワイエット」はワンショット撮影された胸クソ映画 ネタバレ考察・解説
「ソフト/クワイエット」は2023年の映画。 私が過去に見た作品の中で、印象に残っているセリフにこんなものがある。 「強い光が差すところには必ず濃い影も浮かぶもんだ。影に飲みこまれんなよ」 ドラマ「BORDER」より引用 正義と悪を相対して
映画「TAR / ター」は意味がわかると怖い話 ラストの意味までネタバレ考察・解説
「TAR/ター」は2023年公開の映画。 ドイツのオーケストラ・ベルリンフィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ターの栄光と凋落の物語。 異常なまでの演技力が魅力的なケイト・ブランシェットと緻密なまでに練られた脚本により、
映画「EO イーオー」のテーマとは?ラストの意味をネタバレ考察・解説
ポーランドのイエジー・スコリモフスキ監督・脚本による7年ぶりとなる最新作「EO イーオー」が2023年に公開。 サーカス団で平和に暮らしていたロバ。ある日、動物愛護団体にサーカス団を潰されたことで放浪の旅に出るという話。 人間のエゴから始ま
映画「母性」原作との違いやラストの意味までネタバレ考察・解説
映画「母性」は2022年の邦画。 女性の心の闇を描かせたら右に出るものはいない湊かなえのイヤミス小説が原作。 娘を愛せない母親と、母親の愛情を受けたい娘のそれぞれの視点が交差する作品。 湊かなえ作品は小説だったりドラマ、映画でいくつもの作品
「ザ・ホエール」は2023年に公開された映画。 ボーイフレンドを亡くし、過食症になってしまったチャーリー。病院へ行くことも拒否し、死期を悟った彼が、8歳から疎遠になっていた娘のエリーと再び出会うヒューマンドラマ。 「ノア」や「ブラックスワン
「Search/#サーチ2」は2023年の映画。 前作では、PCをはじめとしたデジタルの中だけで完結する編集は今回も健在。 母親が南米の旅行先で突如失踪。母親を探すために娘のジューンはiPhone、スマートウォッチにスマートホーム、SNSと
PLAN75は2022年に公開された邦画。 超高齢化社会となった日本。75歳以上になったら自分の生死を選べる制度が国によって制定された。 働けない老人、生活を維持できない貧困層は死を受け入れる以外ないのか。可能性がゼロとは思えないのは、この
映画「エスター ファーストキル」は奇をてらいすぎていて怖くない ネタバレ考察・解説
「エスター ファーストキル」は2023年の映画。 前作から13年。 不幸のあった夫婦がエスターを養子として迎え入れるところから始まる「エスター」。 「エスター ファーストキル」では、孤児になる前の前日譚が描かれ、前作では少し触れられただけの
映画「女神の継承」はちゃんと怖い この車は赤いの意味とは? ネタバレ考察・解説
女神の継承は、2022年公開のホラー映画。「哭声/コクソン」のナ・ホンジンが原案、製作したスピンオフスリラーだ。 タイの東北部で崇められている精霊をテーマにしたホラー映画は、人類を超越した存在、呪いによる恐怖を描く。 邪悪なナニカに体を乗っ
映画「フェイブルマンズ」は2023年のスピルバーグ監督による作品。 「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」などの名作を生み出し、近年でも「レディ・プレーヤー1」など面白い作品を次々に世に送り出す鬼才・スピルバーグ監督による半自伝的作品。 幼少
映画「エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス」はマルチバースを使った壮大な親子ゲンカ ネタバレ考察・解説
あのとき決断していれば、あのときソレを選ばなければ、こうしていれば、あぁしていれば。 人間なら誰しも陥りがちな選択による過去の後悔。諦め。もしくはやってよかったと思う肯定。いずれにせよキリのないタラレバの世界。 そのすべての分岐で世界が分か
映画「逆転のトライアングル」はブラックユーモアたっぷりの現代喜劇 ネタバレ考察・解説
「逆転のトライアングル」は2023年公開の映画。 アカデミー賞作品賞3部門にノミネートされ、注目を浴びるスウェーデンのリューベン監督による作品。 セレブを乗せた豪華客船が沈没し、無人島に漂着。そこで起こったのはヒエラルキーが逆転した清掃員の
「ボーンズ アンド オール」はエモーショナルなカニバリズム映画 ネタバレ考察・解説
「ボーンズ・アンド・オールは2023年の映画。人を喰らう人間たちを描いたカニバリズムムービー。 ホラー、スリラージャンルに入るかと思いきや、想像以上にエモーショナルな描き方がされていて、私たちが肉や魚を欲するように人肉を欲してしまう人間たち
映画「別れる決心」でソン・ソレがラストにとった行動の意味は?をネタバレ考察・解説
「別れる決心」は2022年公開の韓国映画。 「オールド・ボーイ」で話題となったパク・チャヌク監督が、捜査官と被害者の妻との恋愛関係をミステリー要素交えて描く。 山頂から転落死した男性の事件を解決するために捜査に乗り出した刑事ヘジュンと、男性
映画「コンパートメントNo.6」はスローだが飽きないロードムービー ネタバレ考察・解説
「コンパートメントNo.6」は2022年の映画。ドイツ、フィンランド、エストニア、ロシアによる欧州によくある合作映画。 モスクワから世界最北端の駅ムルマンスクまで向かう道中の列車で出会った男女2人を描くロードムービー。 コンパートメントとは
映画「FALL/フォール」は高所恐怖症でなくても怖い ネタバレ感想・解説
FALL/フォールは、2023年の映画。 地上600mの古びたテレビ塔に登ったクライマーの女性が、ハシゴが壊れて降りられなくなってしまう話。 海底に落ちて帰還できなくなった女性2人組を描いた「海底47m」のスタッフが、今度は地上600mの高
映画「イニシェリン島の精霊」なぜ指を切り落とすのか?6つの疑問をネタバレ徹底解説・考察
イニシェリン島の精霊は2023年公開の映画。 「スリービルボード」でアカデミー賞を受賞したマーティン・マクドナー監督が5年ぶりの新作として世に出したこの映画は、ゴールデングローブ賞で3冠を受賞し、またも注目を浴びている。 一度見ただけでは絶
ピンククラウドは2022年公開の映画。 2020年ごろに世界各地で起きたパンデミックが、激しいロックダウンをもたらしたのは記憶に新しい。 映画公開時点では当時に比べれば落ち着きをみせているし、慎重な姿勢をとる日本でもかなり多くの人が外出して
【2023年1月最新版】おすすめ映画レンタルランキング 実際に見た洋画、邦画を紹介
この記事では、2023年にレンタル・動画配信が開始された映画の中で人気作品をランキング形式でご紹介。 ランキングはFilmarksの観られた人数と点数に当サイトの点数評価を加えて独自の基準でランキングを作成した。 みんなの注目度に 当サイト
「ノースマン 導かれし復讐者」は2023年公開の映画。 「ウィッチ」「ライトハウス」のロバート・エガース監督による北欧神話をモチーフにした壮大な歴史スペクタクルである。 9世紀ごろのスカンジナビア半島やアイスランドで活躍したヴァイキングにま
映画「NOPE/ノープ」の正体とチンパンジーとの関連性をネタバレ考察・解説
NOPE/ノープは、2022年のSFホラー映画。 エイリアンの侵略映画は多々あるが、いまだ現実世界には現れていない。この映画は、UFOに魅了され、富や名声を得るために正体を追いかけた人間たちの話である。 オプラというアフリカ系アメリカ人のよ
映画「MEN 同じ顔の男たち」ネタバレ考察・解説 進撃の巨人に影響を受けた怪物ホラー
夫の死の瞬間を目の当たりにした女性が、心を癒すために訪れたイギリスの田舎で、不気味な男たちに出会う異質な超常ホラー。 「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランド監督がA24とタッグを組んで手掛けた映画は、イギリスの田舎風景に広がる自然と歴史
Amazonプライムビデオのレンタルとは?料金・支払方法・ダウンロード手順まで徹底解説
Amazonプライムで映画を観ようとすると、見放題ではない作品が表示されたりしませんか? Amazonプライムビデオは月額500円で映画見放題ですが、対象外の有料作品も表示されることがあります。 この記事では見放題と有料の見分け方や有料作品
【映画特化】おすすめのサブスク動画配信サービスを年50本以上観る私が紹介
この記事では、毎年映画を50本以上観てレビューを書き続けている私が、実際に色々なサービスを使ってわかったおすすめするサブスクの動画配信サービスをご紹介。 あおいサブスクって結局どれがいいのか分からない。。 それぞれのサブスクサービスもジャン
U-NEXTは有料動画ばかりで見放題が少ない?強みはなに?デメリットを含めて紹介
U-NEXTを利用していると、有料作品ばかりという残念な声が多く聞こえてきます。 私自身、見放題を利用しようとしても観たいものは有料であることが多いように感じます。 しかし、見放題の映画もたくさんあるんです。そう見えてしまうのはU-NEXT
U-NEXTに安いプランはある?ギフトコードを使ってお得に利用する方法
月額2,000円以上するU-NEXTの動画配信サービス。 毎月1200ポイントもらえるので、有料サービスを使う人にはお得なのですが、もう少し安くならないかな?と考えたことのある人向けに記事を書いています。 U-NEXTはギフトコードを使うと
【2022年11月最新版】U-NEXT おすすめ配信開始映画ランキング
21万本以上の映画やアニメ、ドラマが見放題のU-NEXT。ポイントで最新作も観ることができるのがU-NEXT最大の強みですが、どれを観て良いか迷いますよね。 この記事では、U-NEXTが配信する最新映画をランキング形式にしてご紹介。 ランキ
映画「死刑にいたる病」殺人の目的と真犯人とは? ネタバレ考察・解説
「死刑にいたる病」は2022年公開の映画。 櫛木理宇(くしきりう)の同名小説を白石和彌監督が映画化。24人を殺害し、うち9件で罪を問われて死刑判決を受けた犯人。しかし、最後の1人だけは自分がやってないと主張し、その背景を調べていくうちにおぞ
映画「LAMB ラム」羊の父親の正体とは? ネタバレ考察・解説
「LAMB ラム」は2022年公開の映画。アイスランドに住み、羊飼いを営んでいる夫婦が異形と出会うホラー。 ある日、羊から生まれてきたのは、羊ではなかった。2人はソレを育てようとするが、、という話。 あらすじが、ホラーに寄せているので、もっ
映画「グリーン・ナイト」は意味がわからない?原作の説明とラストまでネタバレ考察・解説
「グリーン・ナイト」は2022年に公開されたA24の手がけた映画。 中世の騎士道を描いたアーサー王物語を原作とし、そのシリーズの1つである「ガウェイン卿と緑の騎士」を「ゴースト・ストーリー」のデビッド・ロウリー監督がダークファンタジーとして
映画「流浪の月」の気持ち悪さの原因と文の病気 ネタバレ考察・解説
映画「流浪の月」は2022年公開の映画。 李相日監督が「怒り」から6年、再び広瀬すずを起用したヒューマンドラマ。 「流浪の月」は、2022年公開の李相日監督作品。 2016年公開の「怒り」では、衝撃的な演技を見せつけた広瀬すず。今回は女児誘
「アフター・ヤン」は2022年公開のSF映画。 舞台は近未来。テクノと呼ばれる人型ロボットが一般家庭にまで普及し、世界はロボットとの共存が当たり前の時代。ロボットネイティブ時代を生きる少女ミカは、兄のように慕っていたロボット、ヤンの故障を目
映画「ハッチング-孵化-」怪物の正体とラストの意味をネタバレ完全解説・考察
「ハッチング」は2022年のフィンランド映画。SNSで発信するために幸せな家族を演出することに熱を込める母親と、その家族に訪れる悲劇を描く。 母の言うことに逆らえず、言いなりになるしかないストレスと、それでも母の愛情を受けたい子ども心の思春
【ネタバレ考察】映画「林檎とポラロイド」の張り巡らされたラストへの伏線を徹底解説
「林檎とポラロイド」は2022年公開のギリシャ映画。記憶喪失がパンデミック化した世界で生きる人々の姿を、悲壮感を漂わせながらも、どこか俯瞰的に描いていく。 ある日、突然記憶を失った男が覚えていたのはリンゴが好きなことだけ。戻らない記憶。待て
「秘密の森の、その向こう」は、2022年公開のフランス映画。カンヌ国際映画祭を受賞した「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督作品。 祖母との別れを経験した8歳の少女ネリーの喪失感を、おとぎ話のような不思議な体験とともに描く。実にフランスっ
映画「余命10年」はどこまでが実話なのか? ネタバレ感想・解説
「余命10年」は2022年の映画。監督は「ヤクザと家族」「新聞記者」の藤井道人。 難病にかかり未来を諦めていた女性が、同窓会でのある出会いによって生きることの喜びを再確認してしまうと同時に、先の短い人生を憂い葛藤する恋愛映画。 お涙頂戴もの
映画「キャラクター」ラストシーンの結末と双子の考察 ネタバレ解説
映画「キャラクター」は2021年の映画。 リアルなキャラクターを作れずに漫画家の道を諦めようとした男が、一家殺人の現場に出くわす。そのときに目撃した犯人を主人公にした漫画を描きヒットを飛ばす。しかし、今度は漫画を模した事件が次々と起こり、、
映画「THE BATMAN-ザ・バットマン-」リドラーの正体とは? ネタバレ感想・解説
「THE BATMAN -ザ・バットマン-」は2022年の映画。 クリストファーノーラン監督によるバットマントリロジー以来10年以上ぶりとなる新生バットマン。 DCEUのベンアフレック版バットマンではなく、「TENET テネット」のロバート
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映画「ボイリング・ポイント/沸騰」ワンショットで撮影した理由とは ネタバレ感想・解説
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映画「燃えよ剣」がおもしろくないと感じる理由 ネタバレ感想・解説
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映画「ちょっと思い出しただけ」のラストはハッピーエンドなのか? ネタバレ感想・解説
「ちょっと思い出しただけ」は2022年に公開された邦画。男女の出会いから別れを描いた恋愛映画。他と違うのは、別…
「わたしは最悪」は恋愛脳にオシャレをかけ合わせたエモい映画 ネタバレ感想・解説
「わたしは最悪」は、2022年公開の映画。 恋人との恋愛はうまく行っているはずなのに、なにか物足りないと感じた…
映画「前科者」は原作をうまく改変した良作 ネタバレ感想・解説
映画「前科者」は2022年に公開された邦画。 前科を持つものが仮釈放される際、保護観察対象者の社会生活への復帰…
「さがす」は2022年公開の映画。 駅や交番に懸賞金のかかった指名手配の張り紙を一度目にしたことがあるだろう。…
映画「ブルー・バイユー」は想像よりも泣ける ネタバレ感想・解説
「ブルー・バイユー」は2022年に公開された映画。 アメリカの養子縁組制度に焦点を当てた映画で、80年代に養子…
映画「スペンサー ダイアナの決意」で知っておくべき7つの事実 ネタバレ感想・解説
映画「スペンサー」は2022年公開の映画。 1995年に事故で亡くなったダイアナ妃。波乱に満ちた人生の中でとり…
「FLEE フリー」はアニメ調のドキュメンタリー映画 ネタバレ感想・解説
「FLEE フリー」は、2022年公開のデンマーク映画。アフガニスタン生まれで、戦争の影響で難民になってしまっ…
この記事では、2022年にNetflixで配信開始されたでの映画をご紹介。 みんなの注目度に当サイトの評価を上…
映画「サマーフィルムにのって」は舞台劇としておもしろい ネタバレ感想・解説
「サマーフィルムにのって」は2021年に公開された映画。 元乃木坂46の伊藤万理華を主演に高校の映画部を舞台に…
映画「明け方の若者たち」がつまらない理由はこれが原因 ネタバレ感想・解説
明け方の若者たちは2021年の年末に公開された映画。 大学卒業前に出会った女性と恋に落ち、同期の友人とともに少…
【2022年配信開始】Amazonプライムおすすめ映画ランキング
この記事では、2022年にAmazonプライム配信開始されたでの映画をご紹介。 みんなの注目度に当サイトの評価…
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10月25日よりAmazonPrimeOriginalで配信開始している龍が如く-Beyond the Game-が炎上している。 多分普通に楽しんでいる人の数もいると思うが、原作ファンからは怒りの声が沸いている。 龍が如くのゲームはプレイ
映画「ラストマイル」鑑賞してきました。この映画「MIU404」と「アンナチュラル」と世界線が繋がっているシェアード・ユニバース作品として話題の作品。 前の動画でもそれぞれのドラマシリーズの紹介と、映画のつながりについて解説していますが、これ
犯罪を犯して死刑になってもクローンが身代わりになってくれる映画 さて、生き残ったのは本物?それとも。。。 今回は、4月5日公開のインフィニティ・プールをレビューしていきます。 奇抜なホラーを観たい人向けの作品 映画「ポゼッサー」のブランドン
デンマーク人の牧師がアイスランドの地を訪れ、言語・文化・信仰の違いによるコミュニケーションのズレを描いたドラマ。 舞台となる19世紀後半のアイスランドはデンマークの植民地。教会を建てるべくアイスランドの山奥の村へ向かい、旅を続けるロードムー
デンマーク人の牧師がアイスランドの地を訪れ、言語・文化・信仰の違いによるコミュニケーションのズレを描いたドラマ。 舞台となる19世紀後半のアイスランドはデンマークの植民地。教会を建てるべくアイスランドの山奥の村へ向かい、旅を続けるロードムー
クリストファー・ノーラン監督の最新作「オッペンハイマー」。 海外では2023年に公開となったものの、そのセンシティブなテーマから日本での公開は延期されていました。 しかし24年春にとうとう公開。 オッペンハイマーが原爆を作った背景とその後を
「落下の解剖学」はフランス発のミステリー。転落死した夫は自殺か他殺かを巡って法廷劇が繰り広げられる人間ドラマ。 しかし、単なるミステリーとして観るには危険。アカデミー候補に上がるだけあって一筋縄ではいきません。 謎が解決し、スカッと気持ちの
韓国に住むヘソンと、カナダに移住したノラ。お互いに想いを寄せていた2人が24年の時を経て再会する大人向けのラブストーリー。 A24配給の大人な恋愛ドラマです。 ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。二人は互いに惹かれ合う幼なじみでした
道を歩いていたら前から歩いてくる人間に急に襲われたりしないか、電車のホームの前に立っていたら後ろから誰かに押されないか、突然、飛行機が操縦を失い、墜落しないか。 そんなネガティブな思考をイメージしたことはないか? 「ボーは恐れている」は、身
こんなブラックで悪趣味な作品が世に出せるとは(褒め言葉)さすがは表現の自由に重きを置く国フランス。 ヴィーガンズ・ハムは、コメディアン出身のファブリス・エブエが、監督と主演を兼ね、肉屋の夫婦が繰り広げる人間狩りを描いたフランス発のブラックコ
「僕らの世界が交わるまで」は2024年公開。A24製作のエモーショナル系映画。監督は2010年に「ソーシャル・ネットワーク」で主演男優賞にノミネートされた経歴を持つジェシー・アイゼンバーグ。自身の初監督作品だ。 Z世代の息子と、DVシェルタ
「ビバリウム」のロルカン・フィネガン監督が、アイルランド家族を見舞った不幸を、東洋の呪いの演出とともに描いた禍々しいホラー映画。 ビバリウムではカッコウの習性を人間に置き換え、なんとも不気味な世界観を表現し、観る者たちを困惑させた。その気持
「ファースト・カウ」はA24が手がけたドラマで製作年は2019年。日本では2023年に公開された映画。監督はケリー・ライカート。アメリカのインディペンデント映画で有名な映画作家だ。 西武開拓時代。アメリカンドリームを目指してオレゴン州の未開
「トーク・トゥ・ミー」は、2023年公開のA24発の映画。「ミッドサマー」や「パール」など変わり種のホラー映画を多数世に送り出しているA24が、「トーク・トゥ・ミー」ではわりと王道に怖いホラーを配給。 サンダンス映画祭で話題騒然となったオー
世の中にはうまくいく夫婦といかない夫婦がいる。結婚してもすぐ別れてしまう夫婦、子どもがいても片親になる夫婦。子どもが成年するまでは我慢し続け熟年離婚する夫婦。 そんな中、死ぬ直前まで一緒に過ごし、年をとっても仲睦まじく愛し合っている関係を続
人間に一貫性はない。どんな人間も良い面もあれば悪い面もある。 勧善懲悪の世界はおとぎ話や昔のマンガの世界にしかない。神様のような誰にでも愛される存在なんてものはなく、そういったイメージがついた人はメッキがはがれて炎上する。 いや、でもそもそ
ファイル共有ソフト「Winny」。2000年代前半を過ごした若者たちは少なくとも名前ぐらいは聞いたことあるだろう。 インターネットが一般家庭まで普及しはじめ、でもまだ全世帯に当たり前に存在するほどでもないギリギリの時期、Winnyというファ
「余生は田舎でスローライフを」 都会の生活に疲れた人に効果的な甘い文句。一度は耳にした人もいるだろう。実際に、競争社会に生きる人々にはその言葉が甘美なささやきに聞こえてもおかしくはない。 美しい自然に囲まれた田舎では、人々も優しく、お金に執
自分の今見えている景色はほんとうにリアルで起きていることなのか? 「ドミノ」は、現実世界と虚構の世界を行き来するスリラー/ミステリー。 行方不明の娘を探す刑事が、とある事件に巻き込まれ、現実と虚構の世界をさまよう話だ。 96分と短めながら、
35年間。 外の世界を知らず、まともな教育を受けずに育った人間はどんな大人になるのだろうか。 虐待を受け育った子は、暴力的になってしまうのだろうか。 「悪い子バビー」は、生まれてからずっと薄汚い部屋で過ごしてきた男が、外の世界に出て刺激を受
「落下の解剖学」はフランス発のミステリー。転落死した夫は自殺か他殺かを巡って法廷劇が繰り広げられる人間ドラマ。 しかし、単なるミステリーとして観るには危険。アカデミー候補に上がるだけあって一筋縄ではいきません。 謎が解決し、スカッと気持ちの
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こんなブラックで悪趣味な作品が世に出せるとは(褒め言葉)さすがは表現の自由に重きを置く国フランス。 ヴィーガンズ・ハムは、コメディアン出身のファブリス・エブエが、監督と主演を兼ね、肉屋の夫婦が繰り広げる人間狩りを描いたフランス発のブラックコ
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「ビバリウム」のロルカン・フィネガン監督が、アイルランド家族を見舞った不幸を、東洋の呪いの演出とともに描いた禍々しいホラー映画。 ビバリウムではカッコウの習性を人間に置き換え、なんとも不気味な世界観を表現し、観る者たちを困惑させた。その気持
「ファースト・カウ」はA24が手がけたドラマで製作年は2019年。日本では2023年に公開された映画。監督はケリー・ライカート。アメリカのインディペンデント映画で有名な映画作家だ。 西武開拓時代。アメリカンドリームを目指してオレゴン州の未開
「トーク・トゥ・ミー」は、2023年公開のA24発の映画。「ミッドサマー」や「パール」など変わり種のホラー映画を多数世に送り出しているA24が、「トーク・トゥ・ミー」ではわりと王道に怖いホラーを配給。 サンダンス映画祭で話題騒然となったオー
世の中にはうまくいく夫婦といかない夫婦がいる。結婚してもすぐ別れてしまう夫婦、子どもがいても片親になる夫婦。子どもが成年するまでは我慢し続け熟年離婚する夫婦。 そんな中、死ぬ直前まで一緒に過ごし、年をとっても仲睦まじく愛し合っている関係を続
人間に一貫性はない。どんな人間も良い面もあれば悪い面もある。 勧善懲悪の世界はおとぎ話や昔のマンガの世界にしかない。神様のような誰にでも愛される存在なんてものはなく、そういったイメージがついた人はメッキがはがれて炎上する。 いや、でもそもそ
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無敵の男「ジョン・ウィック」を観たのはつい最近のこと。 しかし、今回はジョン・ウィック並み、いや、それ以上の強者を観てしまった。「SISU/シス 不死身の男」は2023年公開のフィンランド映画。 舞台は第二次世界大戦末期。ソ連や敗色濃厚のド
2023年も無敵のジェイソン・ステイサムを見たいなら「MEG2」か映画「オペレーション・フォーチュン」の2つがおすすめになりそうだ。 「オペレーション・フォーチュン」はガイ・リッチー監督によるアクション映画。無敵のステイサムは100億ドルで
北欧映画の印象は?と問われると何を想像するだろうか。 美しい自然、美しい家具、優しいパステルカラーで彩られ、どのシーンを切り取ってもオシャレ。こう感じる方は多いのではないだろうか。 観ているだけで自分にセンスがあるかのように感じてしまうほど
もし熊がドラッグを摂取したらぶっ飛ぶの? ふと疑問に思うような思わないような映画が爆誕。「コカインベア」は、2023年放映のコメディホラーだ。 チャーリーズエンジェルの監督、エリザベス・バンクスが手がけた「コカイン・ベア」は、コカインをあや
「ジョン・ウィック コンセクエンス」は、ジョン・ウィックシリーズの第4弾にして完結編に位置付けられている作品。 シリーズ1作目から興行収入は右肩上がりに増加。それにつれて上映時間も長くなり、製作予算も増え、世界観も大きく広がっている。 「ジ
2023年9月に公開の「ジョン・ウィック コンセクエンス」は、シリーズ4作目となり、興行収入も右肩上がりの人気作品。 引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、妻と死に別れ、忘れ形見である愛犬を殺されたことで復讐の鬼と化すクライムアクション。