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  • the fear feeling of middle age [so exit]

    きのうからきょうに及ぶ膨大な挫折 そしてよりどころない中年の危機 恐怖とともにステップを踏み、 そして転落するなにかが おれのなかで走る きょうも在宅作業をやり終えた このところはずっと楽器の録音で、 来月には市内の作業所が集まってイヴェントをやる おれはガットギターで弾き語りだ、 きのうもきょうも『野焼き』という曲に悩まされる ピッキングは不安定、そして声も不安定だった それでもようやくミキシングをやって、 きょうで霜月も終わり 長い夢のなかで、なにかが弾け飛んだ それがじぶんの顔だったかも知れずにずっとさ迷いつづける この技法の終着点を教えてくれ たったいま子供たちが泣きわめく、 いやいや…

  • and dreaming again(in a motion pictuer sound track)

    こんなにも寂寞な冬の日、 きのうはblogの閲覧数が53もあった、 いったいなにがあったのかと訝る きょうは18で、 なにが注目されたのか、 それはわからない おお、淑やかな獣たち おれの内奥を喰い荒らして、 涼しい顔で去ってしまうまでに どれだけの経験があったのかを 公衆電話から伝えろ 右に尖塔、 左には風見鶏、 そそり立った男が、 ゆっくりと落下する夢 連続を失った映画が、 おれのなかで夢を見る ひととひとが抱き合い、 そしていなくなる 遠ざかる景色のなかで 琺瑯の鍋がガンボを煮詰め、 おれは慄く おれは戦慄く 小さな駅がまるで大きな主語のように 都市郊外に建設され、 まるで辞を失ったかの…

  • 長篇小説『裏庭日記/孤独のわけまえ』について

    最初で最後の長篇小説、『裏庭日記/孤独のわけまえ』を刊行しました。自伝小説と、犯罪小説、そして詩が混在するという形式を採りました。二部構成で、前者が『裏庭日記』、後者が『孤独のわけまえ』となっています。以下のリンクより全文立ち読み可能です。 www.seichoku.com この小説は3歳時の最古の記憶から、’18年の2月までを書いています。わたしという人間がどういった過程で、現在のじぶんになったのかを描いています。育成歴、犯罪歴、病歴、職歴と、じぶんの人生の私家版をつくったということです。特に初恋への執着、親との歪んだ関係性、社会との不適合さなどを明らかにしています。 そのいっぽうでアメリカ…

  • 夜でなく、夢でもない。/中田満帆掌篇小説集

    わたしがいままでに書いた掌篇小説をあつめて本をつくった。作風は短篇とはちがい、散文詩で培った自動筆記的な手法を多く取り入れている。現実と冥府とを繋ぐパイプのようなものになっていればいいとおもっている。特に冒頭の『夢のなかの同窓会』、最後の表題作が気に入っている。文藝誌『東京荒野』でも順次掲載予定なので、そちらもチェックして欲しい。最初で、最後の掌篇集を愉しんでもらいたい。 www.seichoku.com 収録作= 夢のなかの同窓会──6 カスタマー・サービス──16 鴨歩きの正しいステップ──22 悪魔の私娼──30 アルパカを逃がせ──38 ペーパーナイフの冒険──44 砂漠963──53…

  • Don't after midnight

    このごろずっと、午前2時過ぎに眠って、次の日の15時あたりに起きてる。きょうは16時18分だった。なんてこった、楽器に触れる時間もない。時間の空費。そして時間があっても、手淫さえやる気にはなれない。冬がちかづくと、どうにもやる気が削がれる。岸田繁がどっかで「上達するには1日6~8時間必要」といってた。でも、おれにはなにもできそうにない。ものごとに集中できないし、どうにも投げ出してしまう。最近は、セックスについて考えなくなった。性行為、そして愛されることについて諦めがついてしまった。マスを掻くのも怠いと来る。ここまで来るとなにもかもが真っ暗だ。エロスに充ちた空想なんか、もう数年してない。金がない…

  • 旅路は美しく、旅人は善良だというのに

    収録作 旅路は美しく、旅人は善良だというのに *9 れもんの若い木々 *36 愛についてのみじかく、そして淡いなにか *53 ディック・フランシスを読んだことがない *58 家出娘 *69 ひと殺し *71 からっぽの札入れとからっぽのお喋り *80 インターネットと詩人たち *85 小説のあいまに *89 おもしろおかしく生きて死にたい *95 みずから書き、みずから滅びるってこと。(Reprise)*112 オイルサーディンによって書かれた詩論 *135 パンケーキの墓 *141 エセ詩学の半ダース・パック *155 それはまるで毛布のなかの両手みたいで *181 光りに焼かれつづける、う…

  • ガリバートンネルの閉鎖

    歌誌『帆(han)』は、けっきょく三浦氏の復帰と、3号の延期ということで片がついた。まあ、現時点で原稿が埋まっていないということもあるし、それでいいだろうとおもってだ。12月までにいったい、どれほど紙面が埋まってくれるのかはわからないが、ともかく少しは前進だ。 ところで三宮駅まえのガリバートンネルがとうとう閉鎖されたと、「神戸ジャーナル」の投稿で知った。写真を撮っておいてよかった。次の『帆』のジャケットにしようかとおもっている。 kobe-journal.com それにしてもフィルムの値段が高騰している。いつも使っているロモグラフィのISO800は、¥4,000未満から¥8,000以上になって…

  • 索漠とした気分、寂滅たる時間。

    先月末にはじめてひとまえでmodularを演奏した。作業所でだ。ファンクションキーを押し忘れたので自動演奏がうなくいかなかったが、なんとかやり終えた。きのうから作業所に復帰。はじめてライン録音でVolcaシリーズを録音した。なかなかのできだったとおもう。しかし、Volca2台の同時録音にオーディオインターフェイスが対応してないらしく、別録りしてミックスした。 www.youtube.com soundcloud.com 今月は初っぱなから買いもので、ほんとど使ってしまった。活動のほうはRCAケーブル、ギターシールド、写真の現像、そして恵送用の本の発注に遣い、趣味のほうではLP2枚(はっぴいえん…

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みずから書き、みずから滅ぶってこと。
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