日々のできごとも、夫と妻の視点はこんなに違う!? 結婚十年余の夫婦がふたりで書いています。お金をかけない分、家事を協力しながら楽しくこなしています。ふたり暮らし、自炊、オーガニック、ねこ好きさんとは相性がよさそう。見に来てくださいね!
結婚生活は、毎日が異文化体験。江戸っ子の夫「もなか」(和菓子に目がない)と、雪国生まれの妻「タルト」(洋菓子好き)のふたりが、かわりばんこにブログを書いています。話題は、日々の生活や食べもの、健康、お買い物節約術、ときどき海外旅行など。毎日の料理や家事も、ふたりで話し合えば、いい知恵もわいてくるもの。「どうせやるなら、楽しく」を合言葉に、いつも夫婦でちょっとしたアイディアを出し合っています。
「ちょっと。やめてよ、嫌味だわ」結婚したての頃、わたしがそうじ掃除を済ませた直後に、夫が 小ぼうきでほこりを集めていたことがあった。「まだごみがある」と言わんばかりで嫌味だと言ったが、夫は きょとんとしている。 含みのない性格なので、仕事の後に他人にやり直されると、粗探しを されているようで不愉快だと感じることすら、ぴんとこなかっ たらしい。彼の方は意地悪でも嫌がらせでもなく、単純に取り残しのほこ...
「安売りの日だけは早く起きるのね」「早起きは2割引きの得って昔から言うだろう?」「そうだっけ?」今日は、近所のスーパーマーケットの開店10周年だ。先週配っていたチラシで、記念日の安売りを予告していた。このチラシはいつもの倍の大きさで、力が入っている。周辺の人達が押し寄せることは間違いなく、休みの日だからと いって、おちおち寝ているわけにはゆかない。開店時刻に間に合うよう、朝食も摂らずに自転車を走らせ...
自分では決して認めないと思うけれど、夫は完璧主義者だ。「する」となったら、徹底的にしたい。裏返すと、それまでは何もしない。この点わたしは、かなり基準がゆるいと思う。「無理なく」とは言わないまでも、できるときに、できる範囲のことを することにしている。夫は、家全体のそうじを一気にしたい。寝室から始めて、居間も、台所も、玄関も、家具をすべて動かして ほうきをかける。その後、板の間はモップでふいて、棚の...
「エビスビールがいくらだと思う?」「いや~、頼んだことがないんで…」「小瓶で2500円もするんだぞ。いいか、うちの近くのスーパー マーケットでは330㏄1缶が250円、まとめて買えば1缶当たり 220円だ。何で10倍もするんだよ!」(前篇からのつづき)オノダの困った様子が受話器を通してもわかったが、気にせず 話し続けた。
「来週、キャバクラに付き合ってくれませんか?」後輩のオノダが仕事で東京に来ることになり、連絡をくれた。東京から転勤になって初めての電話だった。「こっちにはキャバクラがなくて、寂しいんです」「キャバクラってどういうところなの?」僕はキャバクラに行ったことがない。「ホステスさんが隣に座って、話相手になってくれるんです」「キャバレーみたいなもの?」「そんな感じです」若い頃、先輩にキャバレーに連れて行かれ...
ある日テレビで、芸能人のお宅を訪問、という番組が放映されていた。立派な門構えに、豪華なシャンデリア、数々の調度品が映されて、女性レポーターが家の広さや家具・調度品の豪華さに驚いてみせたり、ほめちぎったりしている。見るともなしに、そばで見ていた夫がひとこと。「いやだなあ、こんな家。そうじが大変そうだ」-そ、そこがポイントですか!? 「シャンデリアなんか最悪だよ、まったく。高いところにあるから、脚立に...
「お米を切らしちゃった。買いに行かなきゃね」「じゃあ、今日はひっつみにする?」「ひっつみ」(すいとん)は妻の出身地の郷土料理で、 我が家の非常食。ピンチのときのメニューは「すいとん」小麦粉に水を加えて練り、小さくちぎって汁に入れる。汁は塩仕立て、醤油仕立て、味噌仕立て、何なら洋風でもよい。材料はうどんと同じだが、麺にしないので作るのが簡単。小麦粉を練るときに、塩を少し加えてもよい。しかし、こんなに...
「アボカドを買ってみるかい?」果物屋さんでオレンジを選んでいたら、夫がそう言った。いいよ、と答えたものの、わたしはアボカドにあまり なじみがない。「どうやって食べるの? ワカモーレ・ソースとか?」「そのまま食べてもいいし、パンに塗ってもいいんだよ」「パンに?」黒褐色のアボカドのごつごつした皮をむくと、きれいな黄緑色の 実が現れる。次に、真ん中の大きな種を取り出し、そのまわりを薄く削る。実はそのまま...
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