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  • 児相ルートと民間ルートの違い(2)

    ● 子供の特長 児相ルートだと、新生児委託はまだまだ少ないです。 「まずは 乳児院に入れてから」という流れになっているようです。 ですので、紹介される子供は、それなりの期間を乳児院で過ごした子供になります。 以前、記事にも書きましたが、こうなると「愛着障害」の懸念が出てくるんですよね。 (※虐待を受けたなどでかなり養育が難しい子供の場合は、「専門里親」として認定された里親さんに紹介されるようですので、そこはあまり心配する必要はなさそうです) そして民間ルートだと、新生児の委託が中心になります。 望まぬ妊娠をしてしまい、「困った、どうしよう!!」と悩んだ実母さんが、ネットで検索し、検索トップに表…

  • 児相ルートと民間ルートの違い(1)

    さてここで、児相ルートと民間ルートの違いについて、実感を含めてご紹介したいと思います。 ● 費用 すでにちらっと書いておりますが、明確に違うのは費用です。 児相ルートだと、税金で賄われるので、養親が払う費用はありません。 それどころか、実子として入籍が済むまでは、養育費も支払われるという大きな違い! 民間ルートだと、団体によるようですが、けっこうな金額をお支払いすることになります。 ネットからお借りした参考画像を、以下に貼っておきます。 (「https://media.moneyforward.com/」より) 上記の参考資料によると、計300万円近くかかる団体もあるようで…。 今後、ゆっくり…

  • 受精卵を廃棄

    今朝男とあたしの愛の結晶(笑)である受精卵が、Bクリニックの冷凍庫に、まだ1個残っていました。 でも、ここまで養子についてあれこれ考えて進んできて、今さら、さらに大金かけて不妊治療を受ける気持ちはなくなっていました。 あたしは、そもそも「自分たちの血を引いた子じゃないと嫌だ」という気持ちはまったくないし、当初は養子なんて発想はなかった今朝男も、ここまで進んでくるうちに、まったく血のつながりは気にならなくなってしまったとのこと。 ということで、あたしたちの受精卵1個は、今後のご夫婦のための研究に使っていただくことにしました。 もしかしたらその1個を移植することで、妊娠・出産にいたったかもしれませ…

  • 民間団体Cに電話

    すみません、書き溜めしていた記事を消費してしまいまして…w でも養子を迎えるところまでは必ず書く所存ですので、気長にお付き合いくださいますとうれしいです♪ さて、絶賛後ろ向き中の今朝男に「ほんと面倒な男だな」と思いつつ、養子縁組斡旋団体Cに電話してみました。 「つかぬことをお聞きしますけど、御団体に正式に申し込めば、ほぼ確実に養子をお迎えできると考えて大丈夫でしょうか? 現在、児相経由で養子も待っているのですけど、まったくご縁がなくって…」 と質問したところ、 ● 面接に合格して、正式に待機家庭になったら、確実に養子のご紹介ができます● 通常、待機になってから半年以内で斡旋があります● ただ実…

  • 民間ルートに切り替え

    たまにしか来ない紹介に、養親として立候補しても、競争率が激しく候補夫婦として選ばれない現実・・・。 「養子が迎えられないかもしれない」 未来が視えない状況に、また今朝男の様子がおかしくなってしまいました。 今朝男はとにかく閉塞感や拘束感を感じるのがダメ。その過剰な拒否反応は、パニックに近いものがあります。 (発達障害の気があると思う。ま、あたしもだけど) そして家庭に関することで閉塞感を感じると、自分で抱えきれず、人、つまりあたしのせいにするんですよ! 「子供が持てない」「未来がない」「はなゑと一緒にいる意味がない」「一人になりたい」と追い詰められ、あたしを避けるようになるのです。これ、ほんと…

  • 候補夫婦に選ばれない理由(3)

    ● 希望する子供に条件をつけている あたしたちは「5歳以下がいい」「障害がない子がいい」「日本人がいい」と希望しました。 当然、その条件に合致した子の紹介しかもらえません。 里親研修で「実際に養親となった先輩の体験談を聞く」という時間がありました。 そのなかに、「高齢」「フルタイム正社員勤務」という奥様がいらっしゃいました。 本人も「どうして私が選ばれたのかわからないw」と言うほど、条件は良くありません。 でもお話を聞くと、子供への希望条件としてつけたのは、たった一つ。 「喘息を持っていないこと」。 それ以外であれば、何歳であろうと、障害があろうと、外国人であろうと、なんでもござれ、だったらし…

  • 候補夫婦に選ばれない理由(2)

    ● あたしたちの条件が優れているわけではなかった 絶対ではないが、「妻の年齢がまだ若く、かつ、専業主婦である」という条件は、やはり強いとのこと。 丸尾くんの母よりも、花輪くんのママに、ということですね。 ま、そりゃそうですよね~。アハハ! ええ、そこで争わないぐらいの丸さは身に着けておりますよ。 また、研修で隣の席になった女性から聞いた話。 彼女の知り合いのご夫婦は、里親登録後の初回の紹介で候補夫婦1位に選ばれ、すでに養子を迎えているとのこと。 そのご夫婦は、「妻が若い」「妻はフリーランスで在宅ワーカー」「夫は外国人だが日本に帰化済み」「夫は会社経営者」「世帯年収とても高い」「一等地に豪邸」「…

  • 候補夫婦に選ばれない理由(1)

    「あたしたちが選ばれるんじゃないかしら?」なんて調子にのっていたのに、ことごとく落とされ続けた理由について挙げてみます。 ● そもそも養子に出される子が少ない あたしたちは「養子縁組」を希望する「養子縁組里親」でしたので、実親さんが「子供の籍も手放して、完全に他所の子になってもいい」という意思を持っている子供でないと、紹介されなかったんですよね。 ひでえ話・・・ごほん、残念な話ですが、「自分では育てられないから施設で育ててもらう。でも籍はうちの子のままでいてほしい」という実親さんが多いのです。 海外は、子供の権利が優先され「自分で育てられないなら親権を手放せ。子供がかわいそうだろが!」的なスタ…

  • 児相ルートの現実

    やっと来た養子の紹介なのに、候補夫婦に選ばれなかった。 あたしは内心かなり選ばれるつもりだったらしく、バツの悪さと雲行きの怪しさを感じました。 もう件数は忘れてしまいましたが、 その後も、やっともらえた紹介に立候補しても落とされる、という状況が続きました。 「え?、え?、だって望まない出産で新生児を遺棄するニュースって多いよね?、乳児院や養護施設には子供が溢れて、スタッフさんの手が回らない状況なんだよね??、あたしたちってそんなにダメな夫婦なの??」 と思いました。 でもそういえば、里親研修でも説明されていました。 「子供の数に比べて立候補する夫婦の数が多過ぎる、というのが現状です」と。 しか…

  • 児相ルート1件目の結果

    児相スタッフさんに電話して、女児の養親として立候補する旨を伝えました。 ● 立候補夫婦のなかから、委託候補夫婦が3位まで選ばれる ● 1位の夫婦から順に面会が行われ、1位のマッチングがうまくいかなかった場合、2位、3位へと面会が行われる とのこと。 今から考えると、無知とおこがましさMAXで叫び出したいですが、あたしは 「うちが選ばれるんじゃないかな~☆ミ」 なんて思っていました。 自慢入りますが、世帯年収高め、学歴高め、病気なし、地価の高いエリアに持ち家、部屋の整理・掃除も申し分なし、妻が在宅勤務可、夫婦とも料理できて家庭的、夫婦仲良し(ケンカはするけど)、真面目で常識的な言動(ときどき失言…

  • 児相ルート1件目の紹介

    ある日の朝、やっと児相のスタッフさんから、養親を募集する電話がかかってきました。 (※フェイク入れ済み) ● 養護施設で育った23歳の女性が、乳児院に預けている1歳の女児を養子に出したいとのこと ● その女性は10代の頃から未婚のまま父親の違う子を3人産んでいて、上の子も養護施設に預けている ● すでに4人目がお腹にいる ● 女児妊娠中に喫煙あり、服薬・飲酒・感染症はナシ ● 女児の身長〇〇、体重〇〇、発達は今のところ問題なし etc… こんな情報をいただけました。 思わず「ずいぶんポコポコと産みますねえ」と感想を漏らしたところ、スタッフさんが固まってしまったのを感じ、あわてて「いや、その、何…

  • 待ち人来ず

    家庭訪問の結果、めでたく里親認定をいただけました。 「さあ、あとは里子の紹介が来たら今朝男と相談して、引き受けるかどうか意思決定すればいいのね~!」 ドキドキワクワクしました。 不妊治療と違い、こちらがマウントポジション。 断りさえしなければ必ず子供が持てるんですから♪ ネットで無料で読める漫画とか、YouTubeだので、里子・養子をテーマにしたストーリーやドキュメントを見ては、心の準備をして過ごしました。 ・・・んが! あ、あれ・・・? ぜんぜん連絡がこないんですけど・・・? 乳児院にも養護施設にも、養育を必要とする子どもが溢れているはずですよね??

  • 障害のある子を避けたい

    「愛着障害」ってご存知でしょうか。 ● 子供は社会的・精神的発達を正常に行うために、少なくとも一人の養育者と親密な関係を維持しなければならない ● 幼児は、生後6ヶ月頃~2歳頃、一貫して責任を持つ大人(養育者)に対して愛着を示す ● その時期に愛着を形成できなかった子供は、社会的・心理学的な問題を抱えるようになる つまり、愛着形成時期を乳児院で過ごした子は「愛着障害」になりやすいということです。 あたしは自分を根本から変える過程で「愛着障害」についても勉強しました。 よってそのたいへんさを比較的わかっている方なので、 「愛着障害のある子が来たらイヤだなあ」 と思っていました。 となると新生児じ…

  • 児相ルートの家庭訪問(2)

    希望する子供の条件は、こんな質問があったと思います。 ・性別 ・年齢 ・障害/病気の有無やレベル ・国籍 etc… 虚勢張ったり嘘ついたりするのは良くないだろうと、あたしたちは正直に答えました。 ・男女はどちらでも ・年齢は5才ぐらいまで ・障害/病気は軽めであれば、まずは話を聞いて検討したい ・まずは日本人で etc… 話しながらも、「子供の条件を選んでいる自分たちの姿勢」に違和感(やましさ?)を感じました。 しかし児相のスタッフさんからは、「後からムリとなる方が、子供にとって一番良くないことですから、どうぞ正直に」と言われ、彼らも淡々と「希望条件を聞く」という姿勢でいらっしゃいました。 そ…

  • 児相ルートの家庭訪問(1)

    家庭訪問を受けました。 確か男女合わせて3名いらしてくださいました。 事前に間取図を提出しており、全室を見られるのですが、我が家は金はかけてないけど細かい設計にこだわった注文住宅です。 (デザイン面というよりも、動線だの作業効率だのにこだわって設計した) ご案内するたびに「あらー、すごい良い!」「これは使いやすそうですねえ」などと褒めていただけるので、こちらもつい調子に乗って「そうなんですよ! ここをこうしたことですごく使いやすくってですねえ」と説明してしまい、家庭訪問というより建物探訪みたいでした。 建物探訪のあとは、椅子に座ってお話しの時間。 親からどういう養育を受けて育ったか(虐待する可…

  • 乳児院の見学(3)

    また、乳児院見学中にスタッフさんから聞いたこの言葉が、強く印象に残りました。 「子供には、自分だけをずっと一貫して気にかけてくれる大人の存在が必要なんです」 スタッフさんらは、乳をあげ、おむつを替えてやることはできる。 でも特定の子に愛着を持って、一貫して養育してあげることはできない。 それができるのは、あたしたちのように、特定の子を家庭で養育することを望んでいる夫婦だけ。 「すっとこどっこいなあたしたちは、素晴らしい親になれなくても、親として一貫してその子の幸せを気にかける存在にはなれる」 と思いました。 それと同時に、 「お父さんのこと嫌いだし、お母さんは病気だったし料理も下手だったしで、…

  • 乳児院の見学(2)

    生活面で言えば、我が家で育てられるよりよかろう乳児院。 しかし心理面は・・・。 あたしが見学したとき、乳児室?には7人ぐらいの赤子が、それぞれ一人ずつカゴに寝かされていました。 そこには一人のスタッフさんしかおらず、カゴを自分の周囲に集めて、床に座っていました。 泣いている赤子が3人ぐらいいたのですが、スタッフさんは、泣いている赤子のカゴをそれぞれ順番にゆらしてあげていました。 抱き上げ、あやしてあげる余裕などないのです。 赤ちゃんの泣き声って、特に女性には?、たまらないですよね・・・。 もう老眼も始まったBBAの腕でよければ、駆け寄って抱き上げて、黄色く変色した歯をむき出しにして笑いかけ、あ…

  • 乳児院の見学(1)

    里親研修の一環で、乳児院の見学に行かされました。 乳児院・・・。 名前はよく知っているけど、実際どんなところなのか知らない。 初めて知りましたけど、乳児院って私立が圧倒的に多いのですね。そして私立だから、院ごとにかなり雰囲気が違うらしい。 (一か所しか見学していないので体験してはいないが、他の院の見学者との意見交換で知った) あたしたちが指定されたのは、宗教法人?が運営している乳児院でした。 だから地味・・・ごほん、楚々とした、繊細な優しさを感じる院でしたね。 (他の院の見学者曰く、こことは真逆で、インターナショナルで派手な院だったらしい) 乳児院の見学をしたことで、意外な感想を感じました。 …

  • 社会の闇

    里親研修では、里子に出される子供の背景事情についての話もありました。 別に上から目線とか、差別とか、そういう意味はありませんので、悪しからず。 やはり子供を里子に出す親というのは、なにかしらのネガティブな背景を抱えているのですね。 「両親とも揃った家庭で、5歳まで愛されて育てられていたが、不幸なことに両親と妹が交通事故で死亡してしまった。愛情持って養育してくれる養親を探している」 などという不幸話の類ではありません。 「精神疾患を抱えている女性が、誰彼かまわず性行為をして、父親がわからない子を身ごもった。中絶するという発想もなく、ましてや妊娠中も、薬・タバコ・アルコールを常用。性感染症にもかか…

  • 児相ルートの里親研修

    里親登録するには、自分たちの住んでいる地域を管轄する児相に申込みます。 里親研修を受け、家庭訪問を受け、認められたら、里親登録証をいただけます。 研修では、ネガティブな内容も含まれた講義を受けました。 やれ「試し行動」だの、やれ「養子を迎えると夫婦の幸福度は下がる」だの・・・。 覚悟したはずとは言え、やっぱりネガティブな内容を伝えられるとビビりました。 その後、民間団体の研修も受けたことで、「思い返せば里親研修では・・・」と気づいた点について書いちゃいます。 前にちらっと書きましたけど、民間ルートで養子斡旋を受けるとけっこうなお金を支払う一方で、児相ルートだと費用がかからないどころか、養子縁組…

  • 移植5回目(受精卵6個目)

    養子について行動を始めたとはいえ、まだ不妊治療を諦められたわけではありませんでした。受精卵も2個残っているし。 ということで、C団体の説明会を受けたり、児相に申込みに行ったりする傍らで、通算6個目の受精卵を移植してもらいました。 C団体や児相から「まだ不妊治療を継続中ですか?」と聞かれましたが、「もう諦めました」と嘘こきました。 ここまでNG判定が続くと、もうどうせできないだろ、という気持ちでしたしね。 結果は予想通りNG。 hCGの数値を見ると、かすりもしなかったもよう。

  • 養子を迎えるルート

    あたしは、決断できたら(その境地に到達できたら)、行動は早いんです。 すぐ養子を迎える方法について調べ始めました。 どうやら養子を迎えるには、公的機関(児童相談所)ルートと、民間団体ルートの、2つがあるらしい。 公的機関(児相)はいわずもがな1つですが、民間団体はたくさんあります。 現在だと「養子ナビ」というHPの「養子縁組の民間あっせん事業者についてまとめてみた」というページに掲載されている図がわかりやすいなと思いました。 とりあえず、すぐに説明会を受けられる民間団体Cにアプローチしてみました。 ただ、ヒッジョーに申し訳ない偏見だったのですが・・・ こういう慈善事業的な分野における民間団体っ…

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