プロは、「努力をしている」などと言うことは禁句の世界です。 by貴乃花(元横綱) 元大相撲力士で第65代横綱だった貴乃花さんの名言です。 昨今はあまりテレビで姿を見かけず、また弟子たちの不祥事をめぐるニュースもありました。 巻いているマフラーも茶化されたりしていたので、マスコミの行き過ぎた報道もあった気がしています。 名言紹介に際しては個々のニュースについて触れたくはありませんが、私としてはこの先何があったとしても、良いと思った名言は紹介させていただきますし、特段、今までの記事を改めることもしません。 ただ少し書かせてもらうと、結局、会ったことのない人、有名な人であればあるほど、その人の印象は…
「負けました」といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。辛い瞬間です。でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいい加減にしている人は上に行けません。
「負けました」といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。 辛い瞬間です。 でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。 これをいい加減にしている人は上に行けません。 by谷川浩司(将棋棋士) 将棋棋士である谷川浩司さんの名言です。 淡々とした名言ですが、考えてみると深い意味のある言葉です。 「負けました」と言って頭を下げるのが正しい、と言うからにはやはり、そうではないプロもいるということでしょう。 「負けました」と言って頭を下げるのはすなわち「負けた」ということを自分自身に認めさせ、その現実と向き合うということを意味しています。 従って、「負けました」と言わなかったり、頭を下げなかっ…
事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない。
事を遂げる者は愚直でなければならぬ。 才走ってはうまくいかない。 by勝海舟 勝海舟の名言です。 勝海舟の名言は以前にも紹介しました。 勝海舟の名言は好きです。 表現が面白いと思います。 本日の名言、「事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない。」。 才走っては事は遂げられない、愚直でなければと。 本来、何かを大きなことをしようと思えば、「才」が必要だと思ってしまいます。 でも勝海舟は、それは違うと言っています。 言い換えれば、才走ればかえって愚直になれないということかもしれません。 なぜ才走れば愚直になれないのか、それは才走ってその愚直さに意味が無いと考えるからです。 才走…
少(わか)くして学べば壮にして為すことあり、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず。
少(わか)くして学べば壮にして為すことあり、 壮にして学べば老いて衰えず、 老いて学べば死して朽ちず。 by佐藤一斎(幕末の儒学者) 幕末の儒学者である佐藤一斎の名言です。 生涯を通して学ぶことの大切さ、そして学ぶことはタイミングも何もなく、どんな時に学んでも必ずそれは活きてくる、そのようなことを伝えたかったのだと思います。 「少(わか)くして学べば壮にして為すことあり」 これは、子どもの時に学んでいれば、大人になってからその学びが活き、何か出来ることがある(増える)、と。 「壮にして学べば老いて衰えず」 これは、大人になってからも学べば歳をとっても衰えない、と。 「老いて学べば死して朽ちず」…
事業には信用が第一である。世間の信用を得るには、世間を信用することだ。個人も同じである。自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。
事業には信用が第一である。 世間の信用を得るには、世間を信用することだ。 個人も同じである。 自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。 by渋沢栄一(実業家) 渋沢栄一の名言は以前にも紹介しました。 大河ドラマや2024年からの新一万円札の顔としても話題の渋沢栄一の名言です。 「世間の信用を得るには、世間を信用することだ。」 「自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。」 そりゃそうだと頷きたくなる名言ですが、この名言の特に後半「自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。」というのは、意外に出来ていない事が多いです。 私の仕事でも往々にして思い当たる…
主人は無理をいうなるものと知れ。 by豊臣秀吉(戦国武将) 戦国武将である豊臣秀吉の名言です。 豊臣秀吉の名言は以前にも紹介しましたね。 戦国時代、極めて厳しいと言われた織田信長の下について出世をしていった豊臣秀吉。 無理難題だとされる指示を遂行し、おまけに一歩先のことまでやる、豊臣秀吉ならではの名言だと思います。 そもそも主人は無理をいうもの、だから何とも思わない。 それが当たり前で、だからどうするかを考える。 何で無理を言うのかなんて考えない、考えてもしょうがない、だってもともと主人はそういうものだからと。 本日の名言は、無理をいう主人についての格言のようなものですか、この「もともとそうい…
底浅き小川は音をたてて流れ、満水の河は、おのずから静かに流る。
底浅き小川は音をたてて流れ、 満水の河は、おのずから静かに流る。 byブッダ(スッタ二パータより) ブッダの名言として紹介していますが、この名言が載っているのは「スッタニパータ」というスリランカに伝えられた仏教の経典のようです。 本日の名言ですが、川(河)を例えとした深みのある人間と無い人間の違い、とでも言えばよいのでしょうか。 名言の通り、底の浅い小川は水の流れる音がします。 しかし、底の深い川、この名言で言う「満水の河」は静かです、同じように水が流れているのに音はしません。 仏教の経典ということで、恐れ多いのではありますが、この例えはさすがですね。 深みの無い人間は、小言を言ったり、愚痴を…
自分の仕事を愛し、その日の仕事を完全に成し遂げて満足した。軽い気持ちで晩餐の卓に帰れる人が、世にもっとも幸福な人である。
自分の仕事を愛し、 その日の仕事を完全に成し遂げて満足した。 軽い気持ちで晩餐の卓に帰れる人が、世にもっとも幸福な人である。 byジョン・ワナメイカ―(経営者) アメリカの経営者であるジョン・ワナメイカ―の名言です。 「幸せは休日ではなく、平日にあり!」でしょうか。 これはわかる気がします。 休暇を楽しみに平日の仕事を頑張る、働く意欲の刺激にも効果的です。 私もそうです。 もちろん、休暇というまとまったものだけでなく、映画を観たり、散歩したり、読書をしたり、音楽を聴いたりすることも同じことです。 どれもいわゆるストレス発散とか、疲れを癒すものと言われますが、このストレスや疲れはどこから出てくる…
旅をすることは、 他国に対する間違った認識に気づくことである byクリフトン・ファディマン(作家) 作家であるクリフトン・ファディマンの名言です。 旅をすることで他国に対する間違った認識に気付く、確かにわかる気がします。 でも一番なのは旅をするのではなく、住むこと。 私は今、インドネシアに住んでいます。 そして、住んでみて思ったのが、東南アジアは旅行が楽しい国ではあるが、住むのは全くの別問題!ということでした、旅行だけではこの考えは絶対に生まれませんでしたからね(笑)。 とはいえ、住むのは旅行と違って難しいので、現実的な方法では無いですよね。 だから旅でも良いと思います、十分です。 旅でも一度…
恐れは、あなたの中にしまっておきなさい。でも、勇気は、人々と分かち合いなさい。
恐れは、あなたの中にしまっておきなさい。 でも、勇気は、人々と分かち合いなさい。 byロバート・ルイス・スティーヴンソン(小説家) 小説家であるロバート・ルイス・スティーヴンソンの名言です。 ロバート・ルイス・スティーヴンソンの名言については以前にも紹介しました。 本日の名言ですが、勇気は人々と共有した方が良いけど、恐れは共有しない方が良い、ということですね。 これは単に、勇気が出るようなことであれば、共有して皆も勇気を感じてくれればいい、でも、恐れは皆と共有して増やしたって良いことがほとんど無いからだと思います。 そして、その恐れが誰も関心の無いことだったり、不確定要素が多いことであれば尚更…
「ブログリーダー」を活用して、BINGO616さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。